スポーツ
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スポーツ 2011年01月08日 12時30分
それを言っちゃあダメ…? プロ野球ビックリ解説
野球中継を見るときに選手のプレイばかりに注目しているのはもったいない。実は解説者の中にはこれまで驚くような発言をしたものも少なくない。 “浪花の春団治”と呼ばれた元阪神の川藤幸三氏。テレビ解説をしていた川藤は、首位打者争いについてアナウンサーに訊かれた際に 「わしゃ、規定打席に達したことがないからわからん」 と返答。アナウンサーはただ苦笑いするしかなかったとか。 西武ライオンズの黄金期のエースであった東尾修氏は、1994年のオールスターゲーム第1戦の解説者としてテレビ出演した際、 「投手は(同じリーグの)外国人選手と仲良くしておいた方がいいですね、殴られなくて済むから」 と発言する。現役時代に外国人選手から試合中に暴行を受け顔面を負傷した経験もある東尾ならではのアドバイスかもしれない。 そして数の多さではナンバーワンなのが福本豊氏だ。“世界の盗塁王”と呼ばれた現役時代、2543安打と1065盗塁と阪急の主力として活躍した彼だが、有名なのが阪神対横浜戦、投手戦となり0が並んだスコアボードをみて 「たこ焼きみたいやね」 さらに、阪神が大型連敗を脱出して 「(黒星が続いた後に白星が1つ付いて)オセロならひっくり返るんやけどね」 そして、アナウンサーの「福本さん、今のプレーどうですか?」に対して、 「ごめん、見てへんかった」 挙げていくときりがないが、数々の迷言を生み視聴者を野球の試合楽しませてくれた。 最近では、「ボクは野球中継の時は音を消している。解説者の声なんてうるさいだけだもんね」と玄人ぶる方もいるらしいが、せっかくの中継、どんなびっくり発言が飛び出すか解説にも注目してみてはいかがだろうか。
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スポーツ 2011年01月08日 12時00分
ガッツワールド新春興行1・10北千住大会迫る! 悪のデビルワールドが解散懸け、社長軍と激突!
成人の日はガッツワールド観戦で決まり! 例年通り、ガッツワールド新春興行が1月10日の成人の日に、北千住シアター1010で開催される。 メーンイベントは梁和平(リャン・ウーピン)率いる社長軍と、悪の限りを尽くすガッツ石島率いるデビルワールドの4対4全面戦争。対戦カードは梁&gosaku&マスクド・ミステリー&レオナルド高津(角刈海坊主改め)対石島&円華&CHANGO&アミーゴ鈴木。ルールは敗者が脱落し、どちらかのチームが全員失格となるまで続くイリミネーションマッチ。完全決着にふさわしいルールだ。 この試合でデビルワールドが敗れた場合は軍団解散。社長軍が負けた場合は、もともと坊主の梁は坊主禁止、gosakuは坊主、ミステリーはマスクを脱ぎ、高津はトレードマークの角刈禁止のペナルティが科せられる。その上、全員が雑用係として、デビルワールドでの下働きが強要される非常な条件が付けられている。 社長軍のうち、ミステリー以外の3人は、つい最近までデビルワールドに属していただけに、ガチガチの遺恨マッチとなるのは必至だ。 また、セミファイナルには昨年12・4新木場で復帰戦を飾った元UWFインターナショナルの中野巽耀(たつあき)が再び登場。“業師”松崎和彦と組み、STYLE-Eの柴田正人&那須晃太郎と対戦。12・4新木場で健在ぶりをアピールした中野と、UWFの遺伝子であるSTYLE-E勢との闘いに注目が集まる。 さらには、GWC認定シングル王者・ダイスケと、STYLE-E無差別級王者・竹田誠志が王者タッグを結成し、田村和宏&大石真翔と激突。他にもアイスリボン女子プロレス提供試合、“未来のエース”吉野達彦とSECRET BASE勢の対戦など、みどころたっぷりのカードが揃った。●「ガッツワールドプロレスリング vol.45」1月10日(月・祝)東京・北千住シアター1010ミニシアター(12時開場、12時半開始)※JR、東京メトロ、東武、各線北千住駅直結(丸井10階)<チケット>スーパーシート=4000円、指定席=3000円(当日券は各500円増)<取扱所>チケットぴあ(Pコード:817-880)・水道橋チャンピオン<問い合わせ>ガッツワールド http://guts-world.com/●対戦カード・メーンイベント 4対4イリミネーションマッチ 時間無制限梁和平&gosaku&マスクド・ミステリー&レオナルド高津 対 ガッツ石島&円華&CHANGO&アミーゴ鈴木・セミファイナル 45分1本勝負中野巽耀&松崎和彦 対 柴田正人&那須晃太郎・第3試合 30分1本勝負ダイスケ&竹田誠志 対 田村和宏&大石真翔・第2試合『アイスリボン提供試合』 20分1本勝負真琴 対 星ハム子・第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負吉野達彦&山田太郎 対 小川内潤&黒シャチ
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スポーツ 2011年01月07日 13時00分
二男・亀田大毅 WBA世界フライ級王座返上に潜む亀田ファミリーの思惑
1月6日、亀田3兄弟の二男・亀田大毅(亀田=22)が、保持するWBA世界フライ級王座を、1月1日付けで返上したことを明らかにした。理由は減量苦のため。 大毅は昨年12・26さいたまで、同級14位のシルビオ・オルティアーヌ(ルーマニア)の挑戦を受け、2-1の僅差で判定勝ち。2度目の王座防衛に成功したばかり。この一戦では減量に苦しみ、王座返上につながった。 次戦はひとまず、1階級上のスーパーフライ級で試合を行なうが、大毅は「今年の目標はベストの体重を見つけること」と語り、2階級上のバンタム級も視野に入れる。 一方、兄で長男の亀田興毅(亀田=24)は、昨年12・26さいたまでのWBA世界バンタム級王座決定戦で、同級5位のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)を破り、同王座を奪取。フライ級から飛び級して、日本史上初の3階級制覇を果たしている。興毅は大毅とは逆に、近い将来スーパーフライ級に落とすことを示唆している。 ここに、亀田ファミリーの思惑が見え隠れするのだ。 ベテランのスポーツライターのA氏は、「兄・興毅がいつまで、バンタム級でやるかによりますが、興毅がスーパーフライ級に転級した場合は、弟・大毅が空席となるバンタム級に飛び級して上げてくる可能性があります」と語る。 ボクシング界では連続防衛記録が大きなステータスとなるが、亀田ファミリーはそんなことには目もくれない。「兄弟でコロコロ階級を変えて、複数階級を制覇していくのが、亀田ファミリーの狙い。ですから、今後も安易な返上は続くでしょう」(前述のA氏) 大毅の防衛回数は2。興毅は3階級制覇しても、通算防衛回数はわずかに1。亀田ファミリーは防衛回数など意に介さず、ひたすら複数階級制覇を狙っていくことになるのであろう。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2011年01月06日 18時00分
イチローまでが斎藤人気に便乗
神戸で自主トレを公開したマリナーズ・イチローが、日本球界の話題を独占する日本ハムのゴールデンルーキー・斎藤佑樹を手放しで絶賛、思惑通りにスポーツ紙の1面ジャックに成功した。それにしてもイチローまでが斎藤人気に便乗するとは…と思われたが、裏には遠謀深慮があるという。 イチローが所属するマネジメント会社入りした斎藤だけに、ご祝儀の意味もあって、リップサービスをするのは見え見えだった。が、ここまで言うかとあきれるくらいのヨイショの独演会だった。再録すると、そのすさまじさが改めてわかるだろう。 「対ピッチャーとして見てみたいということ。それはありますよ。夢に出てきたことがありますし。対戦したの、対戦したんですよ!」。 なんと本当の夢の中でのドリーム対決実現を言い出したのだから、絶句するしかない。さらに、その内容がまるで劇画のようだ。 「勝敗は難しいですけど、真っ二つになったバットで僕は打たなきゃいけなかった。160キロぐらい投げていた」というのだから、人気漫画家も真っ青のイチロー夢物語のハイライトシーンだろう。想像を絶するドリームマッチ告白の後には、斎藤佑樹絶賛のオンパレードだ。 「人間としても興味がある。僕がなにを言っても嫌みに聞こえるけど、(斎藤は)そうは聞こえない。(自分と)真逆、対極のイメージ。でも、一番対極にある関係とはどこかで通じるものがある」と最大の賛辞。 「人間がどうできたのか興味が出ることはあまりない。アスリートというくくりでもなかなかない」というイチローが、斎藤だけは別格だと強調、礼賛しているのだ。「(重圧に)おかしくなるようなタマじゃない」と、ハート面にまでお墨付きを出している。 ここまで熱く語れば、斎藤人気に便乗のイチローの思惑はわかっていてもスポーツ紙の大半は飛びつかないわけにはいかない。 『I LOVE 佑 イチ絶賛!』『斎藤はできる男イチ押し!』『佑に負けたよイチ』。スポーツ6紙のうち3紙が1面で派手に報道している。もう1紙は『佑3月30日デビュー』と、斎藤の公式戦デビューを1面に持ってきている。日本球界は、今や何はなくても斎藤佑樹だ。時代の流れに敏感なイチローが、飛びつくのも当然だろう。 「これまでもイチローは清原引退が注目された時には、清原との男の友情をアピールしてみたりと、機を見る敏な男だから、今が旬な斎藤を見逃すはずがない。『そのうち接触するでしょう』と、斎藤とのツーショット予告までしている。今年1年は何かと斎藤人気に乗って自らの宣伝をするでしょう。斎藤のオープン戦デビュー、公式戦デビューなど節目、節目でコメントしてマスコミに露出するでしょう。昨年も10年連続シーズン200安打を打ち、自らの持つ大リーグ記録を更新するなど実力は衰えを見せていないが、もうサプライズがなく、37歳のイチロー1人だけでは新鮮みがなくなっている。常に新しい話題作りが必要になっているのが現実だ」 イチローのマスコミ操縦術を知り尽くすテレビ局関係者はこう語る。が、広告代理店関係者は遠謀深慮の今後のイチロー戦術を予測する。 「イチローが所属するマネジメント会社は、オリックス時代の広報担当がイチローのために立ち上げ、ここまでイチロー1本で食ってきている個人会社のようなものだが、37歳のイチローはいつまでも今のように働けない。ポスト・イチロー育成が急務になっている。だから、斎藤獲得に躍起になっていた。スポーツマネジメント会社だけでなく、大手芸能プロダクションまで入り乱れ、大争奪戦を繰り広げた結果、イチローという金看板の威力で斎藤を獲得したわけだから、これからもイチロー・佑ちゃん最強コンビを最大限にアピールしていくだろう。斎藤は将来メジャー入りの夢も持っているし、目先のことだけでなく、中長期的な営業戦略を練っているだろう」 現在の斎藤人気に便乗するだけでなく、自らの引退後のことまで考え抜いたイチローの遠謀深慮があるというのだ。そのためには、何がなんでも斎藤に成功してもらうしかない。ターニングポイントでは必ずイチローが前面に出て、斎藤にスター街道をばく進させるシナリオが描かれているのだろう。
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スポーツ 2011年01月06日 17時00分
女子ゴルファーの登竜門 第9回グアム知事杯女子ゴルフトーナメント 2011年2月3日(木)〜2月5日(土)に開催!
最終日にはプロアマトーナメント「JTBコンチャカップ」を開催!! 出場者を一般募集中。 「グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」は、グアムでのゴルフ振興、ゴルフを通じた自然環境保全活動、観光誘致を目的に、グアム政府観光局が主催するゴルフトーナメントであり、過去に開催した同トーナメントでは、茂木宏美プロ(2004年第2回大会)や、上田桃子プロ(2006年第4回大会)など、現在第一線で活躍中のプロゴルファーが優勝し、輝かしい経歴を始動させる登竜門として広く知られている。また、毎年参加者が増え、トーナメントシーズン開始の大会としての評価も高い。 第9回を迎える2011年は、2月3日(木)から2月5日(土)までの期間、「オンワード タロフォフォ ゴルフクラブ」での開催が決定した。最終日の2月5日には、アマプロトーナメント「JTBコンチャカップ」を開催することで、このトーナメントへの出場者を一般募集している。なお、大会開催概要および参加者申し込み要項は下記のようになる。大会開催概要大会名称:第9回グアム知事杯女子ゴルフトーナメント主催:グアム政府観光局(大会名誉会長 グアム知事)競技運営:グアム知事杯ゴルフトーナメント委員会開催日:2月1日(火)午後指定練習日 2月2日(水)午後指定練習日、ウエルカムレセプション 2月3日(木)プロトーナメント初日 2月4日(金)プロトーナメント最終日、表彰式 2月5日(土)プロアマトーナメント「JTBコンチャカップ」、表彰式開催場所:オンワード タロフォフォ ゴルフクラブ◎プロトーナメントへの出場資格:(1)LPGA(日本女子プロゴルフ協会)会員、LPGA登録プロ(2)ファイナルQT出場格研究生、またはファイナルプロテスト出場研修生(3)プロアマ出場資格:本戦トーナメント上位20位までと当委員会推薦プロ賞金:賞金総額 51,000ドルプロトーナメント:優勝10,000ドル 2位 5,000ドル 3位3,000ドル(以下35位タイまで)シニア部門:優勝2,000ドル 2位1,000ドル 3位700ドル(以下10位まで)その他参加奨励金等優勝副賞:高級婦人用バッグ、ホテル宿泊など特別賞:ホールインワン賞3,000ドル(2月4日最終日のみ)◎プロアマトーナメント「JTBコンチャカップ」、一般(アマチュア)参加申込要項競技方法:「JTBコンチャカップ」は、本戦(グアム知事杯女子ゴルフトーナメント)上位および当委員会推薦プロと一般参加者によるチーム戦「JTBコンチャカップ」問合せ先http://www.coconuts-shin.com/guam/topics/news_id-1475.html
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スポーツ 2011年01月06日 14時30分
新日本プロレス1・4東京ドーム大会は成功!?
新日本プロレスの年間最大のイベント、1・4東京ドーム大会が終わった。 メーンイベントでは棚橋弘至(新日本)が、小島聡(フリー)を破り、IWGPヘビー級王座を新日本の手に奪還した。 この1・4東京ドーム大会は、92年にスタートして慣例化。今年でちょうど20年目を迎えた。最盛期には年3回の東京ドーム大会を開催していた新日本だが、06年からは1・4のみの年1回に縮小された。 今年の1・4にはプロレスリング・ノア、ZERO1、パンクラスミッション、DDT、米TNA、メキシコCMLLからもトップ選手が参戦し、豪華ラインナップが揃っていた。 発表された観客動員数は42,000人(主催者発表)で、前年の41,500人をわずかながら上回った。これは、年1回の開催となった06年以降では、06年の43,000人次ぐ動員だった。この5年間ではいちばんの入りに、数字的には成功といえよう。 ただ、プロレスの観客動員数は水増し発表が当たり前。プロ野球やJリーグのように、水増し発表したら、誰かに叱られるなんてことはない。すべては、主催団体の良識次第。「今年は2010年だから、主催者発表2010人」なんて、笑えるような発表が普通にある世界なのだ。従って、他の団体と、「どちらが入っていたか」などと比較するのは意味をもたない。 額面通りに受け取れば、上々の結果ながら、新日本・菅林直樹社長は、「1・4については、大阪、福岡でという話しもある。検討中です」と意外なコメント。すっかり、プロレスファンに根付いた1・4東京ドーム大会を、やめてしまうのはあまりにも惜しい気がするが…。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2011年01月06日 08時00分
日本ハム・斎藤公式戦東京ドームデビューの波紋
5日、親会社の日本ハムの東京支社(東京・品川)で行われた念頭式典に出席した梨田昌孝監督が、注目発言。ゴールデンルーキー・斎藤佑樹の公式戦デビューに関して「素晴らしいルーキーを活用するのも監督の使命。東京でたぶん、先発するんじゃないか」と語ったのだ。 開幕戦は3月25日から札幌ドームで西武との3連戦。その後に29日から東京ドームで主催するオリックスとの3連戦での先発を示唆したことになる。「ウチの先発で決まっているのは、ダルビッシュ、ケッペル、武田勝の3人だけ。4番手以降は空いているので、ぜひとも先発陣に入ってきて欲しい」。入団発表の時から斎藤にこうエールを送っていた梨田監督が、初めて公式戦のデビューXデーに関し、触れたのだから、注目されて当然だろう。 これまで言っていた通り、先発4番手以降の立場からスタートさせるには、開幕2カード目のオリックス3連戦の先発は妥当とも言える。が、本拠地・札幌ドームのファンにしたら、「なぜ東京ドームでデビュー戦なのか」と、ブーイングしたくなるだろう。 日本ハムのかつての本拠地・東京ドームだが、関係者が明かす経緯がある。「東京ドームの高い家賃を払えずに、札幌ドームに引っ越しして、大成功。すっかり札幌に定着した地元密着の球団になっているだけに、札幌のファンの怒りの声は当然だろう」と。 人気だけなら「ミスタープロ野球・長嶋茂雄の再来」とまで言われるゴールデンルーキーの斎藤だけに、デビュー戦は本拠地・札幌ドームでというのは、球界の常識だろう。いくら日本ハムの主催試合とはいえ、高い球場使用料が払えずに、夜逃げ同然に後をしたかつての本拠地・東京ドームで斎藤をデビューさせる義理はない。 「いや、日本ハム球団首脳とすれば、東京ドーム側に対して、『どうだ、日本ハムはこんなにお客さんを呼べるんだぞ』というところを見せつけたいのではないか。斎藤の公式戦デビューとなれば、巨人戦以上の話題になるし、札止め超満員は間違いないからね。しかも、不況の世の中になった今になって東京ドーム側は、スケジュールを埋めるのが大変で日本ハムを追い出した計り知れないダメージを嘆いている。日本ハムサイドでも『札幌ドームの使用料も思ったほど安くない。球団経営に響いている』という声が漏れている。斎藤の東京ドームでの公式戦デビューが本当ならば、裏に日本ハムと東京ドームの復縁話があるのでは…」 こういううがった見方をする球界関係者もいる。確かに、全くあり得ない話ではない。日本ハム球団、東京ドーム双方の声は事実だからだ。いずれにしろ、大変なのは現場を預かる梨田監督だ。昨シーズンBクラスに転落しているだけに、今季は優勝を求められている。人気先行のゴールデンルーキー・斎藤の扱いは、正直言って頭が痛いだろう。 東京ドームでの公式戦デビューを示唆しながら同時にこうも言っている。「(予告制度の)先発で使えば、その日は入るだろうが、いつ投げるかわからないのもいいかも」と、救援での起用法もほのめかしているのだ。 平成の怪物と呼ばれた西武・松坂大輔(現レッドソックス)のルーキーイヤーがそうだった。松坂の先発の時には熱気にあふれ、球場は満員になる。が、それ以外の試合は反動もあってか閑古鳥が鳴く。リリーフならば、あらかじめ登板は決まらないから、斎藤見たさにファンは連日、球場に詰めかけるという計算だが、机上論で現実にはそうはいかない。この不況下でいつ投げるかわからないのに、毎試合きてくれるほどファンは甘くない。 しかも、人気、実力を兼備していた松坂と違い、斎藤は人気先行でどれだけやれるか疑問符が付く。勝ち負けのハッキリする公式戦での賞味期限がいつまでもつか、日本ハム球団首脳、梨田監督も予測不可能だろう。それだけに、デビュー戦の成否はより重要になってくる。梨田監督が口にした東京ドームでの公式戦デビューに波紋が広がるのは避けられない。さて、現実にはどうなるのか。まずは沖縄・名護キャンプ、オープン戦で斎藤の実力度をじっくり鑑定するのが先決か。実力不足で嫌でもリリーフでしか使えないこともあるのだから。
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スポーツ 2011年01月05日 19時00分
今オフは集団メジャー行き、どうなる日本球界
12球団で構成される日本プロ野球組織(NPB)が5日に仕事始め。動き出した2011年プロ野球界だが前途は多難だ。シーズン終了後には各球団の主力選手が大量にメジャーへ流出する危機に直面するからだ。史上最多の8人もの日本人選手がメジャーに挑戦する可能性が出ている。日本プロ野球界は大丈夫か? ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー入りを今オフに1年間先送りしたのが、日本球界を代表する日本ハムのエース・ダルビッシュ有と、アスレチックスとの交渉が決裂して今オフに今度は海外FA移籍する楽天のエース・岩隈久志。この2人の流出だけでも日本球界にとっては、大きな痛手になる。 昨年の交流戦で上位6球団がすべてパ・リーグだったのに象徴されるように、「パ高セ低」という言葉が定着したのは、ダルビッシュ、岩隈に代表される本格派のスター投手の存在が大きい。「なんでパ・リーグばかりにダルビッシュ、岩隈はじめ西武・涌井、楽天・田中、ソフトバンク・杉内らいい投手が集まっているんだ。セ・リーグはやっと去年、広島・前田健太が現れたが…」。セ・リーグOBたちはこう嘆き、パ・リーグOBたちは対照的に胸を張った。 「セ・リーグの投手は本当にレベルが低いよ。巨人・長野が新人王を取ったことなど信じられないよ。力のあるパ・リーグのエース級の投手が体に近い内角を思いきって攻め、外角へ鋭い変化球を投げれば、全く手も足も出ない。ラミレスだって同じだよ。あのバッターに打たれること自体が理解できない」。 もちろん、パ・リーグのファンも鼻高々だ。「その昔は『人気のセに実力のパ』と言われたが、今では『人気も実力もパ』だからね」と。そんな「パ高セ低」の日本プロ野球界を支えてきているダルビッシュ&岩隈コンビがいなくなれば、大打撃は免れない。ファンのパ・リーグ離れが起きかねない。 さらに、新たなポスティング組がいる。中日の左腕エース・チェンは今季1年契約で、早々とオフのメジャー行きの権利を獲得している。ポスティングを希望して拒否されたが、再度今オフの確約を求めて契約更改を越年させた西武・中島裕之。昨シーズン、ここ一番で自らが打たれ、もう一歩でV奪回に失敗したためにポスティングを断念した阪神・藤川球児も、今季、6年ぶりのリーグ優勝を果たせば、念願のメジャー行きを正式に言い出すのは必至だろう。 球団が止めようのない選手の権利の海外FAで堂々とメジャー挑戦する選手もいる。昨シーズン終了後に国内FAの権利を獲得しながらいっさい興味を示さず、今オフの海外FAでメジャー入りを目指している川崎宗則、和田毅のソフトバンクコンビ。国内FAの権利を行使せずに1年契約で横浜に残留した村田修一も、国内だけでなく、今オフはメジャー行きを視野に入れている。 セ、パ合わせてなんと最多のケースで8人もの選手がメジャー挑戦する可能性がある。これまでで一番多かったのは、07年オフの5人だ。カブス・福留孝介(元中日),ドジャース・黒田博樹(元広島)、インディアンス・小林雅英(元ロッテ、現オリックス)、ロイヤルズ・藪田安彦(元ロッテ)、レンジャーズ・福盛和男(元楽天)が、一度にメジャー入りしている。 前年の06年オフに、総額100億円のポスティングと日米球界で大きな話題になったレッドソックス・松坂大輔(元西武)、さらにヤンキース・井川慶(元阪神)、レイズ・岩村明憲(元ヤクルト、現楽天)の2人もポスティングでのメジャー入り。レッドソックス・岡島秀樹は日本ハムからFA移籍。この流れが07年のピークに結びついている。 その07年を大きく上回る可能性がある今シーズン終了後の大量のスター選手のメジャー流出の危機だけに、お家の一大事になるのは当然だろう。もし、8人が全員揃っていなくなれば、日本プロ野球界の屋台骨が大きく揺らぐことになる。ファンとすれば、最悪の事態を想定、今季で見納めと覚悟して、せっせと球場に足を運ぶしかないか。
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スポーツ 2011年01月05日 15時00分
CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONも移動! 若き二冠王者矢野啓太。ベルトを、観客を、そして時代をも自らに引き寄せる
2010年下半期。地下プロレスはこの男を中心に回ったといっても過言ではない。その男の名とは…、矢野啓太。ご存知、ご存じ初代WALLABEE TV CHAMPIONであり、先日の高田馬場『ALAISE』における『EXET-56 WANABEE』でのタイトルマッチで、地下の守護神的存在・富豪2夢路を撃破したのも、まだ記憶に新しいところ。 その矢野啓太がこの日、もう一つのシングル王座に挑戦。それがCAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのベルトだ。ただ、タイトルマッチの開催は事前に発表されていたものの、例によって対戦相手は依然未発表のまま当日を迎えた。そして入場テーマ曲が鳴り、まず矢野が登場。続いて第8代CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPION“地下の悪童”ジョータが登場してきたのを見て、観客は初めてこの試合がCAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONSHIPであることを知ったのである。 地下プロレスが日本に上陸するずっと以前。日本において“地下”と名のつく試合が、知る人ぞ知るといった形で密かに開催されていた。それが「地下室マッチ」である。CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのベルトには「UNDERGROUND CATCH WRESTLING」との刻印がなされ、黒とシルバーのみでデザインされたそのベルトは“漆黒の闇の闘い”の王者にふさわしい地下の称号でもある。矢野にとってそれは、WALLABEE TV CHAMPIONのベルト同様に、まさしく何がなんでも手中に収めたいベルトであろう。 このベルトは、かつて地下室マッチを戦場にしていた富豪2夢路も腰に巻いたことがあるベルトであり、そしてその夢路を破ったのがジョータであった。その後、CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのベルトは地下プロレスのリングへと場所を移し、まさしく強者の象徴として幾多のレスラーの腰を渡り歩くことに。ベルトはジョータから梅沢菊次郎、小笠原和彦へと移り、再びジョータのもとへ戻ってきていた。矢野自身もデビュー当時に地下室マッチのリングに参戦していた過去を持ち、今にして思えば地下室マッチの“リング”は、矢野がプロの洗礼をひたすら浴び続けた懐かしの学び舎ともいえる。そうした忘れ形見が、まさにCAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのベルトなのだ。 テーマ曲が鳴って入場してきた矢野の姿を見て、観客は何とも言えない驚きの表情を見せた。それは、この日の矢野のコスチュームが地下プロレス初使用の“ドインク”のコスチュームであったからだ。“道化師”のデザインをあしらったドインクコスチューム。一見、殺伐とした地下プロレスのリングとは不釣合いなコスチュームにも映る。では、なぜ矢野は数あるコスチュームの中で、CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのタイトルマッチの日にこのコスチュームを選んだのか? また、これまでこのコスチュームを着る時、矢野は必ず顔にピエロのペイントを施していたのだが、地下のリングではあくまで素顔のままである。“地上の闘い”と“地下の闘い”で、矢野がどのような想いでこうした細かな部分を使い分けているのか。観客への謎かけ? いや、それ以前に王者ジョータに対して巧みな心理戦を仕掛けていたのかもしれない。“革命王子”矢野啓太はこの日、“革命道化王子”として、忘れ形見のタイトルマッチに臨んだのであった。 さらに気になることがもう一つ。偶然か否か。矢野は入場時に富豪2夢路がしたのと同様に、IVANOV ROGOVSKI Jr.指名リングアナウンサー“カナディアンタイガー”ブラック・トムキャットを一瞥したのである。はたしてこの行為が意味するものは、いったい何なのか? 一方、ジョータはリングサイドの観客が食べていたフライドポテトをひょいとつまんでそれを口にくわえ、尻で手を拭きながらリングイン。これもまた、王者の余裕ゆえの行動なのか? 試合は腕の取り合いからスタートし、足首の極め合いからジョータのスープレックスからの腕ひしぎ逆十字固めで、矢野がロープエスケープ。矢野はこの試合、ジョータのサソリ固めでもロープに逃れ、ロープエスケープは計2回に。反面、王者のジョータは、矢野の腕ひしぎ逆十字固めを逃げた1回のロープエスケープのみで済んだ。一方ダウンは、グラウンドで上になった矢野にジョータが下から顔面を蹴ってカウント8のダウンを奪ったのを皮切りに、シャイニングハイキックでカウント9のダウンを、そしてハイキックでカウント9のダウンを奪った。これに対してジョータが奪われたのは、エアプレーンスピンからドロップキックを受けてのカウント8のダウン1回きり。数字だけを見ればロープエスケープは矢野2回、ジョータ1回。ダウンは矢野3回、ジョータ1回と、明らかにジョータの方が優勢だ。 だが、勝利の女神は最終的に矢野に微笑んだ。ハイキック2連発からWARスペシャルにつないだジョータだったが、これでは決まらないと見るや自ら技をほどき、ヒザ立ちの状態の矢野の後頭部に強烈なキックを決めてダウンを奪った。だが、カウントが数えられるのを待たずに、カウント1の時点で矢野に馬乗りになって拳を振り下ろし、止めを刺そうと攻撃をたたみかけたのだが、矢野が下から絡みついて体勢を入れ替えカールシックルを極め、これでもかと思いきり体を反らした瞬間、ジョータはたまらずタップ。11分27秒、激闘に終止符が打たれ、22歳の若き二冠王者がここに誕生したのである。CAPTURE INTERNATIONAL CHAMPIONのベルトを渡された矢野は、何を思ったかベルトを抱きしめたまま、リングサイドそばの客席のテーブルに飛び乗ってベルトに祝福のキスをし、会場の雰囲気を一気に自らに引き寄せた。ある意味、ナルシシズムにも映る行為だが、これが時代を引き寄せた王者としての美意識なのであろう。 二冠王者がリングを去った後、IVANOV ROGOVSKI Jr.指名演舞人のIshtaria(イシュタリア)が登場し、地下の戦士たちへ捧げる鎮魂の舞を踊った。実はあまり知られてない事実だが、“Ishtaria”とは「戦いと豊潤の女神」を意味する名前である。はたして矢野に微笑んだ勝利の女神が彼女たちだったのかどうかは、あくまで謎のままだ。そしてそれは若き二冠王者・矢野啓太がリングに残した、最後の謎かけでもある。二本のベルトを駆使し、矢野啓太は2011年も地下のリングを縦横無尽に駆け巡る。(印束義則)地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/
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スポーツ 2011年01月05日 11時30分
スター不在のK-1 救世主に“アニメオタク”長島☆自演乙☆雄一郎が浮上!
視聴率下落で明らかなように、低迷するK-1。 ヘビー級では武蔵、中量級のMAXでは魔裟斗と、エース格が引退し、10年はスター不在に泣いた。大みそか「Dynamite!!」への出場候補だった人気者の山本“KID”徳郁は、米国の最大手格闘技団体のUFCと契約し、もはやあてにできなくなった。 K-1、DREAMを主催するFEGは経営的にも窮地に陥った。現在は会社を再生中で、今春には新体制が発表される見込み。 今のK-1に必要なのは、一にも二にも武蔵や魔裟斗に続くスターの出現。だが、スターは一朝一夕にはつくれない。ただ、強ければいいというわけにもいかない。現状の京太郎や佐藤嘉洋では、とてもK-1をけん引はできない。 そんななか、昨年末の「Dynamite!!」で救世主になり得る男が出現した。それは、長島☆自演乙☆雄一郎。長島は「Dynamite!!」で、DREAMライト級王者・青木真也とMIXルールで対戦。この試合はK-1ルールと総合ルールを交互に行なうものだったが、長島は総合ラウンドで青木にKO勝ち。絶対的に不利な相手の土俵で、DREAMの現役王者を葬った長島は、一躍ヒーローとなった。文句なく、今回の「Dynamite!!」のMVPであった。 アニメオタクの長島は、コスプレファイターとして、かねてから注目を浴びていた。昨年3月のK-1 MAX ジャパン・トーナメントを初制覇し、着実に実力も付けてきた。そして、今回のド派手な勝利で、否応なしに脚光を浴びることになった。NJKFでキックボクシングを始める前には、総合格闘技の素養もあり、今後、総合の試合のオファーがあれば、K-1との両刀使いも視野に入れる。 状況は整った。スターになるチャンスをモノにするかどうかは、本人次第である。(ジャーナリスト/落合一郎)
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