スポーツ
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スポーツ 2014年06月03日 11時00分
「W杯toto」のオススメの賭け方
6月12日から始まるサッカーW杯で注目されているのが、国内で販売される『ワールドカップtoto』。 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)によれば、販売されるのは通常の13試合の結果を予想する『toto』、5試合の予想のみとなる『mini toto』、3試合のゴール数を予想する『totoGOAL3』の3種類で、販売開始は5月31日(第700回)。全6回の販売となるが、オススメは、日本代表戦が3試合含まれる第701回『mini toto A組』(6月1日販売)だろう。 対象試合は以下の5試合。(1)コロンビア対ギリシャ(2)コートジボワール対日本(3)日本対ギリシャ(4)日本対コロンビア(5)ギリシャ対コートジボワール つまり、日本代表が一次予選突破できるかどうかを予想する内容だ。“応援”で日本全勝にマルを付けるのも良し。ただし、注意したいのは『対象5試合』が6月15日から同25日の10日にまたがっていること。(1)と(2)は6月15日、(3)は20日、(4)(5)は25日。『mini toto』は5試合全てを当てなければならないので、外国同士の(1)(5)は勝ち、引き分け、負けの三つ全てを塗り潰し、日本代表の予想に集中した方が楽しめるだろう。 しかし、今大会での日本代表に対する海外メディアの評価は決して高くない。 「コートジボワールは4年前の親善試合で対戦し、そのときは日本が2失点で敗れました。『若手の突き上げが著しい』と評されているものの、中核選手は4年前とほぼ変わっていませんし、今大会はより攻撃に重点を置いた選手選考をしています。この初戦が日本の試金石になると目されています」(専門誌記者) 日本が勝利するには先制が理想的だが、パスを供給するMF・長谷部の右膝負傷が気掛かり。また、ギリシャ、コロンビアは「長友への徹底マーク」を宣言しているという。 “日本の負け”に賭けた方がよさそう!?
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スポーツ 2014年06月03日 11時00分
遠藤に頼りきりが続く大相撲
新横綱・鶴竜の誕生で13年ぶりに3横綱で迎えた大相撲夏場所だったが、やはり特に前半、場所を引っ張り盛り上げたのは、入幕5場所目、やっと頭に小さなチョンマゲが乗ったばかりの遠藤(23)だった。 「人気は横綱級。館内で売られているグッズの売れ行きも上々。初日、75個もあったザンバラ髪の携帯ストラップ(650円)も、チョンマゲを結ったことで希少価値が上がってわずか2時間で売り切れ、ネットオークションでは1400円の値がつきました。2カ所に置かれている遠藤モデルのお姫さま抱っこパネルも人気で、いつも長蛇の列ができています」(担当記者) この番付を超越したモテモテぶり、上位陣にとっては何ともしゃくの種に違いない。場所前の春巡業では3横綱に目の敵にされ、ぶつかり稽古で頭のてっぺんまで砂まみれになるまで可愛がられた。その回数、10日間でなんと4回も。このあからさまなイジメにはさすがに遠藤も、「すごい打率。これなら巨人でレギュラーが獲れる」と苦笑いしていた。 どうしてそんなに遠藤ばかり集中して可愛がるのか。3横綱の中でトップの2回も引っ張り出した日馬富士は、「遠藤が出てくると客席が沸く。お客さんが喜ぶのが一番だから」と答えている。いかに自分たちの人気がないかを浮彫りにするような言葉で、とんだ盛り上げ役にされた遠藤はいい迷惑。しかし4日目、鶴竜を破って史上最速2位となる入門8場所目の金星を挙げたときの喜びようは大変なものだった。 「横綱に勝つことは夢ではなくて目標。それが達成できた。稽古をつけてくれた横綱に少しでも成長したなと思ってもらえたらうれしい」と声を弾ませ、「(勝ち残りの)土俵下から横綱の相撲を見るのもいいものですね」と胸を張った。 3横綱以上に、今後の場所も遠藤にオンブに抱っこ状態が続くことは間違いなさそうだ。
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スポーツ 2014年06月02日 22時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第24R 本来の力を出せなかった不遇の帝王〈ボブ・バックランド〉
『ニューヨークの帝王』『超新星』などと称されたボブ・バックランド。しかしWWF王者だったころも周囲からの評価は決して芳しいものではなかった。 「優秀なアマチュア」と言ったのは、一時期バックランドをコーチしたこともあるカール・ゴッチだ。 「欧州式のシュートな関節技こそが至高であり、それを身に付けてこそ本物のプロ」というゴッチの思想からすれば、全米大学王者の経歴を持つバックランドのレスリングテクニックがいくら優れていようとも「それはアマチュアの域を出るものではない」ということなのだろう。 「ストロングスタイルのなんたるかを理解していない」と酷評したのはアントニオ猪木。大技を繰り出した直後、相手に合わせるようにリング上で伸びているバックランドに対しての言葉である。ただ、これは後の四天王プロレスでもよく見られた光景だし、観客に大技の余韻を伝える効果もあるわけだから、単に好みの問題とも言えそうだ。 それらよりももっと否定的なのは「実力はあるが客は呼べない」というキラー・カーンの言葉であろう。一時はマディソン・スクエア・ガーデンの同じリングに上がっていたカーンの言葉だけに真実味は高い。 見るからに優等生風の外見で、お決まりの攻めを繰り返すバックランドの試合スタイルは、なるほど刺激に薄く、観客からの人気は決して高くなかった。“悪のオーナー”ビンス・マクマホンに、そのアスリート色の強いスタイルが「新時代のプロレス」と気に入られて王者となったまでは良かったが、実際に観客からの人気を集めたのは大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントであり、WWFの全米侵攻に際してはニュースターのハルク・ホーガンにその王座を(アイアン・シーク経由で)譲らされることにもなった。 また、そうした扱いはアメリカだけのことではなく日本でも同様で、バックランドのプロレスラーとしてのパフォーマンスは横に置かれ、世界王座保持者という肩書きだけを重宝するカード編成がまま見られた。 新日時代でいえば、1982年の元日に行われた藤波辰爾との試合などはその最たるものと言えよう。世界タイトル戦にもかかわらず、メーンは猪木vsローラン・ボックに譲ってのセミファイナル。しかもその決着は、藤波が後方回転エビ固めを仕掛けている最中にマットに肩がついていたとしてレフェリーが3カウントを入れるという、実に不透明なものとなった。 藤波にとってヘビー級転向直後の『飛龍十番勝負・第1戦』という大事な試合であったとはいえ、時の世界王者にまともなピンフォール勝ちを与えないというブックは、いかに新日がバックランドを軽視していたかの表れだろう。 「でもU系に出場するようになってからは、もっと悲惨でしたよ。船木優治(現・誠勝)にミサイルキックを食らってなぜか反則勝ちの裁定を受けたり、Uインターでの高田延彦戦では金的への蹴りで秒殺されたり…」(プロレス誌記者) いずれもバックランドのかつての名声を利用して日本人選手の格上げを図り、なおかつ不透明決着とすることでバックランド自身の商品価値は落とさずに使い続けようという、フロント側の意図が透けて見えるようではないか。 U系に参戦していたころは時代状況も悪かった。 「UWFではゴッチ直伝の関節技こそが最上の価値とされ、また見栄えの良さから打撃が重視されていました。そんなふうだからバックランドの本来持ち合わせたレスリングテクニックは評価の対象外。地味な中堅選手にすぎなかったころの安生洋二にすら、打撃で圧倒されるような試合をさせられていましたからね。だけど、後に総合格闘技でタックルなどが最重要視されるようになったことから考えれば、本来“何でもあり”ならバックランドは相当に強かったハズです。少なくともUWF勢に不覚を取るレベルではなかったでしょう」(同・記者) 持ち前のレスリングテクニックを存分に生かすことなく、力任せのパワーファイターとしての闘いを余儀なくされたバックランド。四半世紀生まれるのが遅ければ、プロレスと総合格闘技を股にかける真の王者として君臨していたのかもしれない。〈ボブ・バックランド〉 1949年、アメリカ出身。大学のレスリング選手権で優勝した後、'73年プロデビュー。翌年、全日プロに初来日。'79年以降はWWF王者として新日プロに参戦。'90年代初頭にはUインター、WARなどのリングにも上がった。
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スポーツ 2014年06月02日 15時30分
風向き変わった! メッツ・松坂大輔にローテーション入りの好機到来
今季、慣れないリリーフでの起用が続くメッツ・松坂大輔投手(33)に、先発ローテーション入りの好機が転がり込んできた。 6月4日(日本時間5日)のカブス戦で、今季2度目の先発登板が決まったのだ。松坂は5月31日(同6月1日)のフィリーズ戦で1回を投げており、中3日での強行軍となる。 松坂はオープン戦で、若手のヘンリー・メヒア投手(24)と先発5番手を争ったが、首脳陣は若いメヒアを選択し、松坂はマイナースタートとなった。4月16日(同17日)にメジャー昇格を果たしたが、与えられた役割は中継ぎ要員だった。 結果が残せなかったメヒアがローテーションから外され、5番手枠に松坂も候補として名が挙がったが、首脳陣が指名したのは、3Aラスベガスから昇格した若手のラファエル・モンテロ投手(23)。 ところが、モンテロは4試合に登板し、0勝2敗、防御率5.40と不調で、マイナー降格が決定。そこで、5番手候補として、白羽の矢が立ったのがリリーフで結果を残している松坂だった。 松坂は6月1日(同2日)現在、17試合に登板。29回1/3を投げ、2勝0敗1セーブ、防御率2.45の安定した投球を続けている。 5月25日(同26日)のダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー第2試合で、今季初先発した松坂は6回2失点の好投で勝利投手となっている。しかし、この起用は日程変更に伴う谷間を埋める役割にすぎず、その後はリリーフに戻っていた。 だが、今回は風向きが変わった。モンテロの降格で、松坂が5番手に収まる可能性が出てきたのだ。ただ、それに関して、現状、首脳陣は口を濁しており、松坂は次回の登板で結果を残す必要がある。 さらに、追い風も吹いている。現在、故障者リストに入っている開幕投手のディロン・ジー投手(28)の復帰が遅れそうで、松坂が先発で結果を残せば、このままローテーション入りする可能性も十分。 2度目の先発に向け、松坂は「言われたところで準備するのは(救援と)変わらない。先発の準備をするだけ」と静かに闘志を燃やしている。(落合一郎)
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スポーツ 2014年06月02日 13時38分
自民党の経済成長戦略に「プロ野球16球団構想」 賛成? 反対?
5月22日、自民党日本経済再生本部(本部長・高市早苗政調会長)が発表した政府への提言「日本再生ビジョン」に、現在12球団のプロ野球を16球団に増やす構想が盛り込まれた。 同提言は「成長の実感と実現を地方から」の項目に組み込まれ、「地元愛、地域愛高揚による地方の活性化」として、「地域に本拠を置くプロスポーツチームの隆盛は、地域意識を高揚させ、さらに大きな経済効果も生み出し得る」とされている。静岡県、北信越、四国、沖縄県などに球団の空白地域が残っており、プロ野球市場の拡大とそれを通じた地域活性化の可能性があるとしている。 提言によれば、日本プロ野球は55年前から12球団のままだが、MLBでは55年前は16球団だったが、現在は30球団に増え、それぞれの球団運営も地域に根差した事業として成功しているという。 自民党は同26日、成長戦略の政策提言を安倍晋三首相に提出。この提言に対し、安倍首相は「地域活性化のためには結構いいんじゃないか」とまんざらでもない反応を見せたとされる。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「プロ野球『16球団』構想をどう思う?」との意識調査を、5月22日〜6月1日に実施。9万5135票(男性=89.0%、女性=11.0%)の回答があった。 その結果は、「賛成」が5万3047票(55.8%)で、「反対」の4万2088票(44.2%)を上回った。 地域活性化の点では、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスが地域に根差し、その活性化、経済効果を生んでいる。首都圏や関西圏は飽和状態だが、野球熱が高く、球団がない四国や新潟、沖縄といった地域なら、成功する可能性も十分というわけだ。 ただ、自民案では4リーグ制としているが、MLBにならい2リーグ制で各リーグ8球団ずつ、それを東西に分けて、プレーオフを行い、勝者チーム同士が、日本シリーズを争うといった制度が理想的だと思われるのだが…。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年06月02日 11時00分
キューバ勢の日本球界での目的
巨人に続いてDeNAもグリエル内野手(29)の獲得を発表するなど、球界はキューバ旋風に沸いている。果たしてペナントレースを一変させるような大活躍を期待できるのだろうか。 「キューバ代表の主軸だったセペダ外野手(34)は、いきなり4番で登場しましたからね。スタメンが発表された瞬間、東京ドームのファンがざわめきました」(スポーツ紙記者) セペダは巨人史上第80代4番でデビュー。国際試合での実績から考えれば不自然ではないが、来日して4日目のこと。5月15日の一軍合流での打撃練習を見た原辰徳監督が出場登録を即決したというが、「スタメン4番」には巨人ナインもビックリだった。 これまで、海外でのプレーを公式に認めていなかったキューバ政府が方針を一転、両選手の海外移籍は「アメリカ以外」の条件付き。となると、韓国、台湾、メキシコよりも高額年俸を支払える日本がその恩恵を最も受けることになるが、こんな見方もある。 「セペダとの契約と前後して、巨人はキューバ政府と友好協定を締結しました。しかし、キューバ選手と自由な入団交渉ができるのであれば、投手補強に着手したのではないでしょうか。キューバ政府が裏でプロテクトリストを作っていたのは想像に難くない」(同) そもそも、「セペダはキューバ国内ではピークを過ぎた」(スポーツ紙メジャー担当)とされている。 過去、中日がリナレスを獲り、社会人のシダックスに野球留学した選手もいた。シダックス入りした元キューバ代表のキンデランは、帰国後に代表監督に就任。一発に頼らず、右方向への打撃で1点ずつを積み重ねる攻撃スタイルは、キューバ国内でも分析の対象にされたという。 「セペダの“NPB派遣”にも、そんなキューバ政府の期待が秘められているのです」(同) あくまで“留学”目的であれば、それほどの活躍は期待できそうにない。
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スポーツ 2014年06月01日 11時00分
W杯直前現地緊急レポート ザックジャパンを襲う3つの“見えない敵”
「サッカーの本場でワールド杯を生観戦したい!」 ザックジャパン“決勝トーナメント進出の力”となるだろう日本からのこんな熱きサポーターたちが、相次いでブラジル行きを断念している。開催に伴う汚職や公費無駄遣いに抗議する大規模デモが国内各地で続き、交通麻痺や治安の悪化が一向に収まる気配を見せないからだという。 「いよいよワールド杯が近付き、一気にデモの激しさが増しました。これがスタジアムや宿泊施設の完成遅れという事態も招き、国中が大混乱している。この異常事態に日本人サポーターも二の足を踏んでいるのでしょう。実際、ブラジル国内はワールド杯どころじゃなく、チケットはだぶついており、日本戦もたやすく買える状況です。コロンビア戦だけは一応完売になっていますが、これは隣国コロンビアのサポーターが大量に購入しているから。日本人サポーターは数えるほど、しかも右も左もコロンビア人のスタジアムで、日本代表は実力を発揮できるかどうか。こういう試合の経験が少ない日本にとっては緊急事態ですよ」(サンパウロ在住の商社マン) 日本の試合日程は、現地時間の6月14日にコートジボワール戦(レシフェ)、19日にギリシャ戦(ナタル)、24日にコロンビア戦(クイアバ)が決まっているが、いずれも大都市のリオデジャネイロ、サンパウロから数百キロも離れており、名前を聞いてもチンプンカンプンだ。 「ブラジルの治安の悪さは有名ですが、中でもレシフェは犯罪発生率の高さではトップクラスです。殺人事件や強盗事件も多く、ホテル環境も十分に整備されていません。日本人サポーターの多くはレシフェでの宿泊を避け、北におよそ300キロのナタルを拠点に、そこからレシフェのコートジボワール戦に向かうようです。簡単に300キロといっても、東京から名古屋や仙台へバス移動するような距離。高速道路も十分に整備されておらず、半日はかかる上、しかも蒸し暑い環境での往復。当初はそれでもワールド杯を生観戦できればいいと思っていた人たちも、本番が近付くにつれますます悪化する現地の情報に、さすがに躊躇するようになったようです」(同) ギリシャ戦のあるナタルは温暖なビーチリゾートとして知られ、比較的治安が良いとされるが、それでも日本と比べると格段に悪い。また、決勝トーナメント進出が懸かるクイアバのコロンビア戦は、先に述べたようにコロンビアのサポーターで満パイが予想され、日本は完全にアウェー状態。 コロンビアではマフィアが大掛かりなサッカー賭博を行っているといわれており、16年前のワールド杯アメリカ大会では、オウンゴールを献上した選手が射殺されるという悲劇も起きている。空気の読めない日本人サポーターがバカ騒ぎすると、思わぬ事件にもなりかねない。 さらに追い打ちを掛けるのが、最終キャンプを張るイトゥの整備遅れだ。サンパウロの北西約100キロの距離にある『スパ・スポーツ・リゾート』だが、これがいまだに未完成。日本サッカー協会の再三のクレームにも「6月8日には完成する」とマイペースで、どうやら滞在する施設の空調、風呂、インターネット環境などは間に合わない可能性が高いという。 国賓ともいえる代表チームからしてこのありさまだから、一般ファンへの対応は容易に想像できる。ブラジル政府の調べで「外国人観光客の25%がブラジル行きをキャンセル」していることが判明、大会組織委員会のアドバイザーを務める元ブラジル代表のペレ氏(73)は5月19日、“開催危機宣言”を発した。 「昨年ブラジルで行われたコンフェデレーションズカップ(プレワールド杯)のときの準備不足の状況から、本番もこうなることは予想されたはず。このままデモが続けば、ワールド杯は台無しになる」と政府の無策を批判するとともに、ブラジル国民に自制を求めた。しかし、市井の人々は世界中が注目するこのワールド杯を“国をまともな方向に変える千載一遇のチャンス”と捉えており、デモが収まる気配はない。 未完成の合宿所、現地入りをためらうサポーター、完全アウェーのスタジアム−−。ザックジャパンは、果たしてこの“3つの見えない敵”を返り討ちにできるだろうか。
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スポーツ 2014年06月01日 11時00分
選手は即戦力にあらず? キューバ政府が一人勝ちする選手供給策
『来日即4番』で日本デビューした巨人の新外国人フレデリク・セペダ外野手(34)だが、10試合を消化した時点での成績は打率1割9分7厘、本塁打2、打点6。四球8を選んでいるように、選球眼の良さは前評判通りだが、対戦投手はさほどの脅威を感じていないようだ。DeNAもユリエスキ・グリエル内野手(29)を発表したが、セペダの空砲ぶりのせいか、さほど盛り上がっていない。 「キューバ・ルートは、将来への投資と思った方がいい」(球界関係者) セペダは契約金5000万円、年俸1億5000万円で、契約期間が1年。年俸の30%をキューバ政府に納めるという。一部では50%とも言われていた“政府納税”だが、亡命を経ない正規ルートでの来日であり、巨人とDeNAは“受け入れの実績”を作ることで「本当に欲しい選手を自由交渉できるようにする」と目論んでいるのだろう。 「池田純・DeNA球団社長が『キューバ政府と接触できたのは13年12月』と話していました。当然、チーム補強と編成は終わっていました」(スポーツ紙記者) 巨人も限られた条件のなかでセペダ獲得を決めたようだ。13年夏、キューバ政府の要人が来日し、巨人は移籍解禁の旨を内々に伝えられたという。その際には移籍容認の選手リストなるものもできていた。巨人、DeNAの戦況を考えれば、両球団が補強すべきは投手。だが、キューバ選手獲得には制限もあり、米メジャーリーガーのように自由交渉はできないのだ。 「正規ルートではありませんが、日本ハム、ソフトバンク、オリックスにもキューバ出身選手がいます。今後、キューバ政府との正式な交渉も念頭にあるようです」(前出・関係者) また、キューバといえば、02年に社会人シダックスに国際試合の経験を持つオレステス・キンデラン、アントニオ・パチェコが来日した。キンデランは帰国後に指導者となり、『ラン・エンド・ヒット』などの進塁打重視の日本スタイルを導入している。だから、「セペダにNPBを経験させ、WBCなどに対応させるのではないか?」との見方もある。しかし、こんな指摘も聞かれた。 「中日も02年にオマール・リナレスを獲得しましたが、戦力にはなりませんでした。目下、中日は森繁和ヘッドコーチがドミニカ共和国との強力なパイプを持っており、今回のキューバ選手の来日には全く関心がありません」(前出・スポーツ紙記者) ドミニカに野球学校を持つ広島カープも、興味を示していない。メジャーのビッグネーム獲得に成功している楽天も同様で、無名でも日本球界向きの外国人選手を連れてくる西武、ヤクルトもキューバとの接触を考えていないそうだ。キューバ選手獲得に対し、NPBは二極化しそうだが、儲かるのは“キューバ政府だけ”である。
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スポーツ 2014年05月31日 11時00分
東大野球部新コーチ招聘で 特別コーチ桑田が面目丸潰れの“戦力外通告”
高校野球界に『データ野球』を持ち込んだ異才、横浜高校の小倉清一郎・元部長(69/現コーチ)が今夏で勇退する。小倉氏は同校監督の渡辺元智監督を影で支え、松坂大輔や涌井秀章の育ての親とも言われてきた。年齢を考えれば勇退は必然だが“次の仕事先”も決まっているという。連敗記録のワーストを更新中(5月26日時点)の、東京大学野球部だ。 「小倉氏のデータ解析は本当にすごい。横浜高校といえば、松坂大輔で夏の甲子園を制した1998年の2回戦、PL学園との延長17回の死闘が有名です。PLのOBに当時の話を聞きましたが、小倉氏は各打者の打球の方向まで横浜ナインに指示していたそうです。PLのOBたちは松坂との死闘を誇りとし、同時に小倉氏のデータ解析に恐怖のようなものを抱いていました」(スポーツライター・美山和也氏) そのデータ解析は『小倉メモ』とも呼ばれる。スコアラーとしてスカウトしたプロ野球チームもあるそうだが、正確な言い方をすると、小倉氏は「東大野球部も指導する」ということ。投手を育てる手腕も折り紙付きで、全国の高校から要望があれば“出張指導”していく予定。その皮切りが東大野球部となる。 「桑田真澄氏が東大ナインを教えていますが、効果は表れていません。要するに桑田氏ではダメだから小倉氏にすがったわけです」(アマチュア野球関係者) 確かに桑田氏は東大が71連敗のワースト記録更新となった際、「勝つ喜びを知ってほしい」としか言えなかった。インテリ集団の東大ナインにマッチするのは、理論派で指導実績もある小倉氏の方だろう。 「桑田氏はヤクルト、DeNAの次期監督候補に挙がったようだが、表に出てこないのはダメ出しされたからでしょう。東大での評判? 語り口はソフトで好評ですが、内容は精神論がほとんどのようです」(同) 巨人帰還の話も全く聞かれない。混乱の続く母校・PLの指導者説も具体化しない。小倉氏の招聘は、桑田氏への事実上の戦力外通告ということか。
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スポーツ 2014年05月30日 15時30分
浮気の代償は大きかった! 新日本プロレスのタイチが不倫相手との騒動で処分へ
浮気の代償はあまりにも大きかった! 新日本プロレス所属のタイチ(34=本名・牧太一郎)が、交際していた女性とのトラブルが元で同団体から処分されることになった。 タイチは独身ではなく、KAIENTAI-DOJO所属の元女子プロレスラーの「お船」と結婚しているが、既婚者でありながら、ファンの女性と交際していた。 5月下旬に別れ話となったが、そのもつれから、女性が26日から、タイチとの抱擁、キス写真や、「LINE」上での露骨な文面をインターネット上に暴露。 このウワサはまたたく間に拡散し、28日に同団体が事情聴取したところ、ネット上に流布している件について認めたため、同団体は公式ホームページで「今後、さらに詳細な事実関係を調査・確認の上、タイチ選手に対し、然るべき処分を行いたいと考えております」と発表した。 同団体では、エース格の棚橋弘至が02年11月に別れ話のもつれから、交際女性に背中を刺され重傷負うトラブルがあった。棚橋は“二股交際”していたともいわれたが、当時は独身。今回のタイチの場合は既婚者だけに、ファンの女性との火遊び発覚には、大きな代償を支払わなければならなくなったようだ。 タイチは80年3月19日生まれ、北海道石狩市出身。02年に全日本プロレスに入門し、同年12月に石狩太一のリングネームでデビュー。05年2月、同団体を退団しフリーとなり、さまざまな団体でファイト。09年に新日本に入団し、リングネームをタイチに改めた。13年10月には、TAKAみちのくとのタッグで、IWGPジュニアタッグ王座にも君臨している。現在は、ヒール軍団の鈴木軍で、“世界一小ズルい男”として活躍していた。(落合一郎)
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