スポーツ
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スポーツ 2014年10月15日 15時00分
名采配か迷采配か 原監督が優勝のために費やした功罪
3年連続リーグ優勝を決めた巨人だが、その代償は計り知れないようだ。 「リーグMVPが巨人以外から選ばれる可能性が再び高くなってきました。全選手が前年よりも成績を落としたと言っていい。強いて候補者を挙げるならば菅野(智之=24)でしたが、2度目の故障離脱はいただけません」(スポーツ紙記者) 代走専門の鈴木尚広(36)も有力候補というのだから、巨人選手個々の成績がいかに悪かったかは推して知るべしだ。 「原監督の采配を巡って、後年の評価が別れるでしょうね」(球界関係者) 巨人はペナントレースを選手層の厚さで逃げ切った。優勝と同時に各メディアが盛んに報じたのが『原采配の妙』と『決断力』である。特に褒め称えられたのは、チームリーダーの阿部慎之助(35)の一塁コンバートだ。 原辰徳監督(56)が優勝後に明かしたところによると、阿部の不振は予測していたという。キャンプから体力温存を図ったのか、練習不足が続き、「ヤバイ」と思っていたそうだ。当然、大黒柱の不振はチーム全体に影響する。そして、ペナントレース後半に喝を入れるため、『一塁手阿部』を決断した。 「セ・リーグは投手が打席に立つため、バントシフトの守備が複雑になりがちです。そのため、守備力の高い選手に一塁を守らせないと1点を争う場面で痛い目に遭う…」(プロ野球解説者) 巨人キャンプを見学した者なら分かると思うが、阿部は時折、気分転換で一塁の守備に入ることがある。だから複雑なバントシフトにも対応できるはずだ、と見越しての起用だった。だが、この『一塁手阿部』を原采配の成功と言い切れない理由は、第二捕手の小林誠司(23)にある。失点には繋がらなかったものの、バッテリー間での小さなミスは数多くあった。ビッグネームだらけの巨人投手陣と組んだのだから、緊張するのは仕方ないとしても、「序盤戦でもっと場数を踏ませておくべきだった」という声がベンチ内で漏れた。 また、最後まで固定できなかった打線に関しても、こんな指摘が聞かれた。 「四番も務めた村田(修一=33)は不振懲罰で八番まで経験させられました。長野(久義=29)も四番を任されましたが、2日と続けて打たせてはもらえませんでした。選手たちの精神的ダメージが懸念されます」(前出記者) 全日程を終了し、DeNAへの負け越しが決定した。2005年以来の屈辱である。2位の阪神と、3位の広島に勝ち越したが、それは両チームの終盤戦での失速によるもの。交流戦(16勝8敗)がなければ優勝はあり得ない状況だった。チーム平均打率の2割5分6厘はリーグ5位。チーム防御率3.61はリーグトップだが、12年2.16、13年3.21と年を追うごとに数値を下げている。 「巨人が10月上旬の時点でドラフト1位に考えているのは有原航平(早大)です。原監督のお願いで『即戦力投手』に変更になりました」(同) 原采配の功と罪。野球は個人成績ではなく、チーム力ということを証明したシーズンでもあった。だが、本当の評価は来季以降、不振だった主力選手が立ち直るか、今季日本一まで駆け上がることができるか否かで決まりそうだ。
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スポーツ 2014年10月14日 15時30分
大きかった関西と広島の温度差 プロ野球セCS視聴率で明暗
プロ野球セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)ファーストステージは、昨年と同じ阪神対広島戦(甲子園球場)となり、レギュラーシーズン2位の阪神が1勝1分けで勝ち抜けて、初めてファイナルステージ進出を決めた。 2戦ともに緊迫した投手戦となり、第1戦(10月11日)は1-0で阪神が薄氷の勝利。第2戦(12日)は両軍譲らず0-0のまま延長12回表を終え、大会規定によりコールドで引き分けとなった。 両試合の視聴率が14日、明らかになり、関西地区は第1戦(読売テレビ=日本テレビ系/午後1時54分〜)が9.7%、第2戦(ABCテレビ=テレビ朝日系/午後2時〜)は12.1%と低調だった。 一方、広島地区は第1戦(広島テレビ=日本テレビ系/午後1時54分〜)が21.9%、第2戦(広島ホームテレビ=テレビ朝日系/午後1時55分)が20.1%で、2戦ともに大台の20%超え。関西地区のほぼ2倍の視聴率をマークし、両地区での温度差が大きかった。 ただ、観客動員に関しては、第1戦が4万6721人、第2戦が4万6815人の大観衆を集めており、熱狂的なファンはテレビ観戦ではなく、球場に足を運んだようだ。 CS制度が導入されてから、これまで4度、ことごとくファーストステージで敗退してきた阪神。ようやくつかんだファイナルステージでの闘いは、15日、東京ドームで開戦する。日本テレビ系列では第2戦(16日)以外は地上波で放送予定。第2戦はNHK BS1が放送する予定となっている。 ファイナルステージの中継はゴールデン帯。関東、関西両地区での視聴率がどう推移するか、注目が集まる。(落合一郎)
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スポーツ 2014年10月13日 15時30分
不景気ですが… プロ野球・広島、オリックスの観客動員は激増!
景気が上向いているといわれながらも、一向に庶民の生活は良くならない。 かつては国民的スポーツだったプロ野球だが、近年はサッカーに人気を奪われがち。地上波でのテレビ中継もほとんどなくなってしまい、CS(クライマックスシリーズ)でさえ、BS、CSでしか放送していないような状況だ。 そんななか、プロ野球の今季の観客動員数が発表されたが、セ、パともに、昨年よりアップしたことが分かった。 総観客動員数はセが1261万6873人で、1試合平均(各球団72試合)は2万9206人で、前年比3.4%増。パは1024万2478人で、観客動員が実数発表となった05年以降、初めて1000万人を突破した。1試合平均は2万3709人で、前年比4%増。この不景気のなか、両リーグともに観客動員を伸ばした。 球団別にみると、セでは3連覇を達成した巨人が301万8284人(1試合平均=4万1921人=前年比0.3%増)で05年以降最多となり、3年連続トップ。阪神は268万9593人(同3万7355人)で、前年比3%減。2年連続Bクラスに沈んだ中日は2年ぶりに200万人を超え、200万912人(同2万7790人)で前年比0.1%増。 飛躍的に観客動員を伸ばしたのは、開幕ダッシュに成功した広島で、190万4781人(同2万6455人)を動員し、球団史上最多となり、前年比は21.7%の大幅増。今季は終盤に失速したが、来季最後まで優勝争いをすれば、初の200万人超えも夢ではない。 DeNAも156万4528人(同2万1730人)を動員し、05年以降最多となり、前年比9.7%アップした。順位は昨季と同じ5位だったが、終盤までAクラス入りの可能性を残したことが動員につながったようだ。 2年連続最下位のヤクルトは143万8775人(同1万9983人)で、前年比0.4%増で、これも05年以降最多となった。 一方、パは優勝したソフトバンクが246万8442人(同3万4284人)でトップとなり、前年比2.5%増。昨季最下位から3位に浮上した日本ハムは、189万7789人(同2万6358人)で前年比2.3%増。 最後の最後まで、ソフトバンクと激しい優勝争いを繰り広げたオリックスは170万3734人(同2万3663人)を動員し、前年比18.4%増となり、伸び率ではパで最高。 西武は149万8365人(同2万811人)で前年比6.4%減。前年の優勝から最下位に急降下した楽天だが、こと観客動員に関しては、145万233人(同2万142人)で前年比13.2%もアップした。リーグ最低はロッテで、122万3915人(同1万6999人)で前年比2.9%減だった。 また、来季から削減される交流戦の動員は、セ主催試合が総計206万6368人(同2万8700人)で0.3%減。パ主催試合が総計185万49人(同2万595人)で2.8%増。両リーグ計では1.1%増。球団別では、広島が21.8%増、楽天が13.1%増、オリックスが10.9%増だった。 総じて、広島とオリックスの飛躍的なアップは、各リーグ、球界全体の動員増に大きく貢献した。両チームとも、ここ数年低迷していただけに、優勝争いをしたことが、大幅な観客動員アップにつながった。 近年、野球人気の下落が叫ばれ、地上波テレビでの放送も激減したが、観客動員を見るかぎり、その人気はまだまだ健在のようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年10月13日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第41R リング外からプロレスを支えた“鬼軍曹”〈山本小鉄〉
山本小鉄といえば選手としてではなく、ワールドプロレスリング中継の解説者やレフェリー、あるいは新日道場の鬼軍曹との印象を強く持つファンが多いだろう。引退は新日がタイガーマスクの登場により第2次黄金期を迎える前夜の1980年。このとき小鉄はまだ38歳で、当人としては現役続行の意思があったものの、総帥・アントニオ猪木直々の「テレビ中継の解説者として技の凄味や痛みを伝えてほしい」との命に従う形でリングを下りた。 「猪木は、レスラーとしての経験もない人間から見当違いの論評をされることを嫌い、その当時には自らメディアコントロールをしたいという考えでいました。東京スポーツ記者だった永島勝司氏(後の新日取締役)に“新日発信の新聞媒体発行”を持ち掛けるなどもしています。小鉄を解説者にというのも、それと同様の考えからのことです」(プロレスライター) そうしてみれば、猪木はレスラーとして以上のものを小鉄に求めたのだともいえるし、小鉄もまた、その要望にしっかりと応えてみせた。新聞発行については、アントンハイセルなど別事業への投資がかさんだため実現には至らなかったが、小鉄の解説者転身は上々の結果を果たすことになる。 いかにも謹厳実直で、時にふがいない試合をする選手を厳しく叱咤するその語り口は、テレビの中で繰り広げられる試合に重みを与えた。 「“パイルドライバーはリングの下の鉄骨の通った硬いところを狙って落とす”など、小鉄の解説でプロレスの奥深さを知って、よりディープな新日ファンが育つことになりました」(同・ライター) レフェリーとしては、決して技量面で優れていたわけではなかったが、生真面目に反則を注意する姿は、これもまた新日のストロングスタイルによく似合っていた。 道場長として数多の選手を育成したこともその大きな実績だ。特に厳しくシゴいたのが後に新日を離脱することになったUWF勢で、中でも前田日明のことは後々まで気に掛けていたという。家族の前でも常にその名前を挙げていたようで、それもあって小鉄の葬儀の際には新日関係者をさておき前田が弔辞を読んでいる。 “ヒザを故障したならスクワットで鍛え直せ”というその指導法は、今の科学的トレーニングの知見からすれば根拠の薄い精神論であったかもしれないが、その下で優れた選手が育ったこともまた事実なのである。 では、選手としてはどうだったかといえば、こちらも決して凡百の類ではなかった。身長170センチと小柄なために一度ならず入門を断られながらも、力道山に直談判をしてその最後の弟子となった。 そうしてデビューを果たした日本プロレス時代、ベストバウトとして挙げられるのが、第11回ワールドリーグ戦における対ゴリラ・モンスーン戦だ。 ボボ・ブラジルと並ぶ外国人エースとして来日したモンスーン。リング上で対峙した小鉄との体格差は、観客からどよめきが起こるほどだった。 だが「中堅どころの小鉄ではとても勝ち目なし」という大方の予測は見事に裏切られる。 モンスーンが必殺のダイビングボディープレスを自爆したところ、体を入れ替えるようにして押さえ込んで3カウント奪取。テレビ中継されたこの試合で、小鉄の歓喜の涙は全国の茶の間に大きな驚きを与えることになった(なお同シリーズでは猪木が初優勝を果たしている)。 「新日ではマクガイア兄弟との大小対決など脇役に甘んじることが多かったけれど、星野勘太郎とのヤマハ・ブラザーズとしては本場アメリカで評判を得た実績もある。中堅選手としての需要はまだまだあったでしょう」(スポーツ紙記者) 小鉄自身も「まだやれる」との気概から自身のトレーニングを欠かすことはなく、現役時代と変わらぬボディーを後年まで維持し続けた。引退後はテレビのバラエティー番組に出演することも多かったが、そのときの小鉄の厚みあるガッシリとした身体は、プロレスラーの凄味を示すアイコンともなった。 リング上からではなくとも、その周辺からプロレスの魅力を伝え続けた小鉄もまた、レジェンドの一人といえるだろう。〈山本小鉄〉 1941年、横浜市出身。'63年デビュー。星野勘太郎とのタッグ「ヤマハ・ブラザーズ」として人気を得る。'71年、アントニオ猪木に追随して新日旗揚げに奔走。引退後は解説者、レフェリー、コーチとして活躍。2010年死去。享年68。
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スポーツ 2014年10月13日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(東北楽天編)
昨年、楽天は9人を指名したが、8人は投手だった。“唯一の野手”、2位指名の内田靖人(19)は登録こそ捕手だが、イースタンリーグでは主に三塁を守ってきた。正捕手・嶋基宏がいるが、捕手で入団した岡島豪郎(25=11年4位)も外野にコンバートしており、捕手の手薄感は否めない。即戦力投手の抽選に外れた場合、超高校級捕手の清水優心(九国大付)、東京新大学野球連盟で圧倒的な存在感を見せる捕手の寺嶋寛大(創価大)が浮上してくるのではないだろうか。 「楽天サンも即戦力投手を欲しがっていますが、有原航平(早大)、山崎康晃(亜大)、石田健大(法大)、山崎福也(明大)、岩佐海斗(東京ガス)など評価の高い投手は1巡目で全員消える可能性が高い。楽天サンは抽選に外れた場合を強く恐れているようですね」(在阪球団スカウト) 昨年は“主役”松井裕樹の獲得に成功したが、先発ローテーション入りはできなかった。田中将大の抜けた穴は最後まで埋まらず、優勝戦線から完全に脱落してしまった。森雄大(12年1位)、釜田佳直(11年2位)、片山博視(05年高校生ドラフト1位)、菊池保則(07年同4位)など有名どころの高校生投手を過去に指名してきたのは、「自前で育てる」の方針があったからだが、今年はそれをいったん棚上げするという。かといって、将来性の高校生投手を指名しないわけではない。大学、社会人を含め、『不安要素のない投手』に限定してくるようだ。 『不安要素』とは、故障歴だ…。 「今季、ほとんど投げていない有原、回復具合が不透明な安楽智大(済美)の指名を避けるようです」(前出・同) 早川実スカウトグループマネージャーは一部メディアに、「昨年は指名したいと思う上位候補の名前がポンポン出たけど、今年は…」とこぼしていた。 指名した選手には確実に戦力になってもらいたいと思っている。その定理からすると、亜大・山崎、タフネス左腕・石田の1位入札も考えられる。今年、故障が癒えて復活マウンドに挙がった岩佐をどう判断するか分からないが、指名人数も抑え、『少数精鋭の指名』を行うのだろう。 また、星野仙一監督がフロント要職に着任することが明かされている。『星野戦略』を継承するならば、二遊間の再強化の課題にも着手するものと思われる。早大・中村奨吾二塁手がクローズアップされている。 8月27日、早大グラウンドでソフトバンク三軍との交流試合が行われ、ここで中村は大場翔太からクリーンヒットを放っている。大場は調整中とはいえ、同行した永山勝スカウト部長(ソフトバンク)は「プロで通用する」と太鼓判を押した。ソフトバンクがこの中村の指名を3位以下で考えているのなら、少数精鋭路線の楽天が『外れ1位』か、2位で強奪する可能性もある。 「12年2位の則本昴大のケースが思い出されます。(則本の)三重中京大は中日スカウトのお膝元。中日スカウトは3位での指名を予定していましたが、楽天が指名順位を繰り上げ、2位指名で強奪しました」(球界関係者) 前オーナー兼球団社長の島田亨氏が海外赴任前、島袋洋奨(中大)を直接視察したという。編成トップならまだしも、このクラスの直接視察は異例中の異例だ。島袋は進路について長く悩んだが、プロ志望届を提出した。島袋の心を動かしたのは楽天かもしれない。
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スポーツ 2014年10月12日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(埼玉西武編)
ライオンズは『甲子園スター』と縁のある球団だ。清原和博、松坂大輔、菊池雄星、森友哉と超高校級と称された注目の高校球児を指名してきた。 「実務的な指名になる」と今年の西武のドラフトを予想する声もあるが、甲子園スターも指名リストの上位に入っているらしい…。 松本裕樹(盛岡大付高)。最速150キロ強&通算54アーチの大谷翔平に継ぐ“二刀流”だ。安楽智大(済美)、高橋光成(前橋育英)と比べ、ネームバリューはちょっと落ちるが、今年、もっとも高い評価を受けた高校球児は松本である。 巨人・山下哲治スカウト部長、同・原沢敦球団代表兼GM、阪神・中村勝広GM、同・池之上格スカウト課長、広島・苑田聡彦スカウト統括部長、中日・中田宗男スカウト部長、DeNA・吉田孝司スカウト部長、ヤクルト・鳥原公二チーフスカウト、楽天・早川実スカウトグループマネージャー、同・福田功スカウト副部長、ロッテ・林信平本部長、同・松本尚樹編成統括、ソフトバンク・永山勝スカウト部長、オリックス・中川隆治チーフスカウト、日本ハム・山田正雄GM…。 スポーツ新聞等で「何球団が見に来た」とスカウトの人数が報じられるが、松本に対しては編成トップ、スカウト部長クラスが自ら視察しているのだ。人事決定権を持つ球団要人をこれだけ集めた球児は松本だけである。「ヤクルトが1位候補に残している」(在京球団スカウト)との情報もあるが、近年、西武の1位指名はこの奥薗満編成部長が出向いている。菊池、森も直接視察した。その傾向からして、西武の1位は松本ではないだろうか。 「投手・松本は良い意味で太々しい。走者を得点圏に背負うまでは力を抜いており、窮地になってから本気を出すというか…。甲子園を席巻したときの荒木大輔、水野雄仁もそうだった。二刀流の先輩である大谷クンは剛速球で力勝負を挑んでいたが、投手らしい投手は松本クンの方」(在阪球団スカウト) 西武は9月24日にスカウト会議を開き、「指名は5、6人」と明かしている。指名リストには50人ほどが記載されたという。 「西武サンは、地元埼玉の平成国際大に所属する佐野泰雄クン(左投左打)の視察に熱心だった」(前出・同) 佐野はスリークオーター気味の投げ方で、変化球の持ち球も多い。関甲新学生野球連盟では1年から活躍していたので、他球団の地区担当スカウトも長く追い掛けてきた。新聞紙上では「直球とスライダーが良い」と紹介されていたが、西武を始めとする地区担当の各スカウトを釘付けにしたのは、佐野の『カーブ』だという。たしかに、緩急もあり、曲がり具合も大きかった。 プロ野球スカウトの間には左投手を見定める基準の1つに、「カーブを上手に扱えるかどうか」というものがある。その条件をクリアした“稀少左腕”とも言えるが、四球で自滅する悪癖もある。変化球の種類によって、投球モーションが違うのは素人目にも分かる。腕の振り、そのスピードが明らかに違っていて、高校時代からチェックされていた彼が大学に進んだ理由はこのへんにあるのだろう。 ほかに西武サイドから聞こえてきた情報では、指名が重複した場合は菊池、大石達也を引き当てた渡辺久信シニアディレクターが抽選のステージに立つという。松本への指名も重複は必至。有原航平(早大)、安楽智大(済美)、高橋光成(前橋育英)も1位候補なのはもちろんだが、加藤貴之投手(22=新日鐵住友かずさ/左投左打)に対しては、鈴木葉留彦球団本部長が「上位候補」と言い切っている(スポーツ報知/9月2日付)。高校生野手では健大高崎高・脇本直人(外野手)も指名リストに残ったそうだ。今年のドラフトでは、投手力のレベルアップをはかりたいところだが…。(一部敬称略)
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スポーツ 2014年10月12日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(6) 第二部・100を切るゴルフ 「コースマネジメント」
前回から第二部「100を切るゴルフ」がスタート。その1回目は「補強トレーニング」について綴っていきましたが、皆さんは如何でしたか? 普段、筋トレを始めて「補強」など行わないと思いますが、意外にこの練習は大事です。 さて、今回は実践編。「コースマネジメント」について私なりの見解をご紹介しようと思います。今日ご紹介する項目のうち、どれか一つでも役立てば嬉しいです。《左足上がりのライ》 ゴルフ場は河川敷も含めて全面平坦というコースはありません。必ずどこか傾斜になっていたり、ボコボコと凹凸があったりします。ここでいう《左足上がりのライ(球のある場所)》は左足に傾斜がある、「打ち上げ」のコースを指します。「打ち上げ」の場合、何も意識しないで普通にショットすると必ず、ダフります。 そうならない(ダフらない)為には、クラブを斜面に沿って救い上げる様に打つ。ここがポイントです。普通に打つとスイングの途中で傾斜に捕まり地面ごと打ってしまいます。それを傾斜の角度に合わせてスイングすると傾斜をクラブが撫でる感じになります。当然、地面を掘る事が防げるので、球を遠くに飛ばす事が出来る訳です。ただ、バンカーの場合は傾斜がキツく又、身体が開きやすい。それからも分かるようにバンカーショットと左下がりのライは性質が全く異なります。又、意識しすぎるとテンプラ(クラブヘッドの上部=クラウン部分=に球が当たり意思に反して高く球を打ち上げてしまう事)になってしまう。過敏にならない事がコツです。 因みに私は、(1)斜面を意識する、(2)気持ち(ほんの少し)クラブを短めに持つ事を心がけています。《左下がりのライ》 一般的にアイアンで打つ時はボールを右足と左足の間…身体の真ん中に置きますよね。スイングした時、クラブがライに接するところが真ん中。よってボールの位置が身体の中心ラインにあって不思議では無いですね。 ところが左下がりのライでは身体の中心は真ん中にありません。左半身に重心が乗るため、それを補おうと少し右寄りに中心を持っていこうとします。要するに左足は足が伸びきっているのに対し、右足は若干、膝が折れている状態。両足を伸ばそうとすると下がっている左足方面に倒れてしまいます。そうならない為に、やや右寄りでバランスを取ろうとします。中心が、やや右なのでスイングした時、クラブがライに接するところは中心よりも、やや右寄り。ボールの位置はここ(やや右寄り)になります。随分、手前に打つ感じになりますが、実はここがベストポジションです。 知らないで右足と左足の中間に置く人が多いですが、ここですとボールがクラブの芯を食わない(当たらない)。ボールの下に当たってしまいます。左下がりの時はボールを右寄りに置いて、ライが高いところで打つ様にしましょう。 《前上がりのライ》 平地と同じ感覚で打っても大丈夫です。とはいえ、前に上がっている分、自分とボールの距離が短い。これは構えた時に実感出来ます。距離が短いので私は敢えてグリップを短く持ちます。クラブを短く持ち、普通に打つ事が鉄則ですね。《前下がりのライ》 これは《前上がりのライ》と真逆。今度は自分とボールとの距離があるので、長いクラブを選択します。サンドウェッジよりも6番アイアンの方が(尺が)長いのでそちらにする。重心が前のめりになりますが、そこは踏ん張り普通にスイングする事に努めます。 今回の《コースマネジメント》項目はここまでにして、最後にコースマネジメントの重要性を少し綴ります。 スコアとショットは当たり前ですが直結しています。ショットが安定しないとスコアも安定しない。勿論、日々の練習は不可欠ですが、コースマネジメントを出来ていないとせっかくの練習も本当に無意味と化してしまいます。私の場合は、その日の調子でコースの感覚が分かる時もあります。ただ、それは極稀。実は(私には)得意なホールというのがあります。後、凹凸がない真っ平らなコースはスコアを稼げるホール。このホールは、「パーを取るゾ」「バーディーを取るゾ」と言う様に強い気持ちで臨みます。 逆に苦手なのは打ち上げのホール。打ち上げのホールでパー4の場合、「ここはボギーで抑えれば大丈夫」「ダボ(ダブルボギー)でもOKとするか」など最初から控え目な設定にします。自分に合ったコースを見極めて計画通り事を進めるのが大事ですね。 初めてのコースではスコアカードをしっかり見ておく事をお薦めします。スコアカードには1〜18ホールまでのコース内容が書かれています。池の位置、バンカーの位置なども書かれてあります。最近では計測付きのカートもありますね。カート内の画面があり「池まで何ヤード」とポイントまでの距離が表示されます。 私の必殺技はスコープ。「あそこの木まで何ヤードだろう?」と思い、望遠鏡みたいなスコープをのぞきます。距離計測のボタンをピッと押すと測定してくれます。そのおかげで得手不得手のコースが分かる時もあります。「この距離は苦手だから手前で刻もうかな」などスコープで確認する場合も多いです。この様に練習と並行して大事なのがコースマネジメント。これをしっかり攻略すればスコアが間違いなく伸びると思います。
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スポーツ 2014年10月11日 16時51分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(阪神編)
有原(航平=早大)か、それとも、安楽(智大=済美高)か…。即戦力投手が少ないとされる今年のドラフト戦線において、阪神の1位選手の絞り込みでカギを握っているのは中村勝広GMだろう。言うまでもなく、編成トップであり、早大出身ということで有原に関しては他球団以上の『情報収集ルート』を持っているはず。しかし、阪神スカウト陣が比重を置いてきたのは安楽の方である。 「魅力溢れる投手。パワーピッチャー。オレは好きなんだ!」 中村GMは今年6、7月の同校の練習試合にも足を運び、記者団にそう答えていた。安楽は右肘の故障から復帰したばかりだった。編成トップのラブコールから考えるに、阪神は「有原よりも安楽」と見ているのではないだろうか。 中村GM自ら視察した投手が、もう1人いた。北海道六大学リーグの風張蓮(東農大北海道/右投手)だ。「カザハリ」と聞いて、ピンと来たドラフトフリークも多いのではないだろうか。斎藤佑樹(現日本ハム)、大石達也(現西武)など大学生投手の当たり年と言われた4年前、「岩手に粗削りの速球投手がいる」とも報じられた“剛腕”だ。こちらも中村GM好みもパワーピッチャーではあるが、他球団スカウトも東農大北海道に進学してからも追い掛けてきた。「上位指名候補」という言い方をするスカウトも多く、おそらくは阪神以外も『外れ1位』にリストアップしてくると思われる。 「日大の左腕・戸根千明も上位候補と見ていい。スリークオーター気味の投げ方で、ちょっと変則の投手です。体重90?強のレスラー体型、クイックが早くないものの、9月下旬の秋季リーグ戦で急に彼を再チェックし出した球団もありました」(スポーツ紙記者) 9月29日東都二部リーグ戦に7球団が視察に訪れたと報じられていた。とくに熱い視線を送っていたのが阪神である。 また、阪神二軍は京都大学と練習試合を行い、同大学の田中英祐(右投手)を「ホレ直した」とも言う。「関西学生野球連盟ではトップ投手」と評するスカウトも多く、こちらも最速149キロの剛腕タイプだ。九州産業大の左腕・浜田智博、金沢星稜大の右腕・江口大樹もリストアップされたと聞く。 江口は阪神二軍との交流戦でリリーフ登板し、1イニング2奪三振と“結果”を出した。 風張以下の指名候補を改めて見てみると、ストレートに特徴のある投手ばかりだ。一軍投手でストレート勝負のできる投手は、藤浪、呉昇桓だけ…。中村GMがパワーピッチャーにラブコールを送るのはその影響だろう。※江口大樹投手(金沢星稜大)は10月8日時点で『プロ志望届』を出しておりません。
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スポーツ 2014年10月11日 15時00分
球界裏クライマックス 巨人・松井監督“完全消滅”の全内幕
今年5月29日に他界した父親・貢さん(東海大学グループ総監督)の思い出が詰まった横浜スタジアムで、巨人の原辰徳監督が現役時代の背番号と同じ8度、宙に舞った(9月26日)。その舞台裏では“次期監督”松井秀喜氏の入閣をめぐり、日米間で大混乱が起きていた。 ポスト原監督の松井氏はニューヨークのヤンキー・スタジアムでNHK-BS放送のゲスト解説。26日(日本時間)は今季の本拠地ゲームの最終戦で、試合は現役引退を表明しているデレク・ジーター内野手の劇的なサヨナラ打で幕を閉じた。今季最多4万8613人のファンが、ピンストライプ姿の偉大なキャプテンに惜しみない拍手を送り、松井氏も「それをやるのがデレク・ジーター」と珍しく涙を浮かべ称賛した。 その松井氏は11月16日に、川崎市のジャイアンツ球場で開催予定の東日本大震災のチャリティー野球イベントに参加することが決まっており、このジーターと連れ立って来日することになっていた。帰国は今年3月以来で、球界雀の間では、「このイベントこそ松井新監督のお披露目の舞台」と噂されていた。 「被災した福島県の中学生ばかりでなく米軍基地からも学生を招待し、松井とジーターが日米両チームの監督を務め、試合することになっていたのです。これが松井“新監督”デビューとなる筋書きで、巨人サイドは何らかの準備をしていました。実はその開催要項の発表が、優勝の決まった同じ先週の26日に予定されていたのですが、直前になって中止となることが決定した。はっきりした理由はわかりませんが、何か大きな動きがあったのは確かです」(大手広告代理店) 一方、原監督の周辺からは「原監督は日本一を花道に辞任する可能性が高い」「父親であり野球の師匠でもあった貢氏の死を弔う時間を設けるために、一区切りつけるのでは」などの声が漏れ伝わっていた。おいの菅野智之投手がエースの座を獲得したこと。そして2020年東京五輪へ向けて安倍政権から、初代スポーツ大臣の期待が寄せられていることも理由だという。 「読売新聞社にしても、ライバルの朝日新聞が慰安婦問題や吉田調書で誤報を重ね、大きく部数を落としていることから、今こそ松井氏投入の好機と捉えていた。渡辺恒雄本社グループ会長、長嶋茂雄氏が高齢なこともある。監督、助監督は問わず、ゴジラ人気に期待していたのです」(日本テレビ関係者) ところがどっこい、巨人が3年連続、通算45度目の優勝を果たした26日に事態は大きく動いた。松井氏が来日するイベントを白紙に戻すとともに、白石興二郎オーナーが「来季の原監督の続投」を明言。返す刀で松井氏のコーチ就任についても「要請を見送る」ことを決めたからだ。 「原監督が続投をためらう素振りを見せていたのは、松井助監督を突き付けられることが嫌だったからですよ。次期監督がベンチにいられては指揮系統が混乱する。選手たちは松井になびくだろうし、とりわけ主将の阿部は完全な松井のシンパ。内部崩壊しかねないと危惧したのです。結果からいえば、球団側が松井の入閣要請を見送ったことで原監督は続投を受け入れた。逆に松井は今後、必然的に巨人と距離を置くことになるでしょう」(スポーツ紙デスク) そんな巨人の動きと時を同じくして、本誌に仰天情報が飛び込んできた。 原監督の続投が確定したことで、松井氏が読売との“完全決別”を決意すると見越した阪神タイガースが、何と招聘に動き出したというのだ。 石川県出身の松井氏は少年時代からの阪神ファン。星稜高校時代には5打席連続敬遠という伝説を作り、甲子園球場とは縁が深い。しかも、この話の出所が和田豊監督周辺だというから面白い。不穏な状況を一気に巻き返すべく、松井氏に「助監督」を持ち掛け、来オフには「阪神松井監督」というシナリオだという。 阪神は来季監督をめぐってスッタモンダしている。今季で3年契約が満了する和田監督について、球団は「契約延長」方針を公表しているものの、額面通りに受け取る在阪のマスコミはいない。各スポーツ紙は、次期監督のスクープ合戦を展開中で、日刊スポーツが岡田、金本、矢野の3氏を候補に挙げれば、デイリーとサンスポは掛布に一本化。二軍監督の平田、さらにはオマリー氏の名前も紙面を飾り、もちろん和田監督の続投論もある。 このままでは空中分解と懸念してか、交通整理に乗りだしたのが最大の“圧力団体”でもある阪神OB会。しかし「この大混乱を収拾できるのは川藤幸三会長以外にいない」と川藤擁立案までが急浮上する始末。大混乱というありさまだ。 「球団としてはCS敗退までは和田続投の方針を変えないが、CS敗退→新監督発表の準備は着々と進めている。しかし、これだけ候補が乱立していては誰が監督になっても周りは抵抗勢力。そこで和田監督を続投させ、ファンの誰もが納得するヘッドコーチを付ける。そうやって凌ぎたいが阪神OBにはいない。そこで、他球団の大物を物色というわけです」(トラ番記者) その筆頭が松井氏だという。もともとの右打ちを左に変えたのは、憧れの“もう一人のミスター”掛布雅之氏をまねたからという筋金入りの虎党だけに、あながち仰天情報ともいえないかもしれない。
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スポーツ 2014年10月10日 16時00分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(オリックス編)
今オフ、オリックスバファローズの最重要案件はエース・金子千尋(30)の慰留問題である。救援の平野佳寿(30)も国内FA権を取得した。金子ばかりが騒がれているが、平野はパ・リーグのセーブ王であり(10月6日時点)、『5年連続60試合登板』も果たしたタフネス右腕だ。しかも、近年では少なくなったストレートを武器にできる投手だ。 「平野のようなタイプはなかなか現れませんよ。今年のドラフト候補にストレートで勝負できそうな投手も何人かいましたが…」(チーム関係者) 金子、平野の流出も念頭に入れたドラフト指名になるのだろうか。 オリックススカウト陣は8月19日に高校生の指名候補を30人に絞り込んだという。直近のスカウト会議は10月3日。大学、社会人も含め、60人の指名候補リストを作成したという。 「加藤君に任せてあるから」 瀬戸山隆三・球団本部長は事ある度にそう答え、記者団をはぐらかしている。 その加藤康幸氏とは、昨年まで楽天のチーム統括本部長を務めた“敏腕のベースボール・マネージャー”。ダイエー時代のホークスで球団マネジメイトを学び、スポーツメーカーを経て、楽天へ。ホークスOBの先輩でもある瀬戸山本部長が『球団本部副本部長兼編成部長兼国内グループ長』としてオリックスに招聘したのだ。 その加藤氏の方針だろう。スカウト陣は今年から『身体能力の高さ』に重点を置いた調査を行ってきた。 10月のスカウト会議を終えた直後に漏れ伝わってきた情報では、1位候補は3人。4月にチーフスカウトが早大・有原航平を直接視察しているので、筆頭候補と見て間違いないだろう。明大・山崎福也、済美高・安楽智大、前橋育英・高橋光成に対しても複数制で視察していた時期が長かった。『1位候補3人説』が正しければ、有原に山崎、安楽、高橋の3人のうち2人が残ったと思われる。 こんな情報も聞かれた。 「甲子園も経験した菰野高の投手、山田大樹もオリックスの上位リストに入っているはず。オリックスは同校出身の西勇輝を08年ドラフトで3位指名しており、信頼関係もできています」(在阪球団職員) 山田は175センチ。投手としては小柄だが、今夏の三重県大会で6試合に登板し、3完投。単なるタフネス投手ではなく、変化球で“抜く”ことも知っている。安楽、高橋は超高校級と称されるように『力の差』を相手打線に見せつけてきた。山田は彼らとはタイプが異なり、下位打線が相手のときは変化球でゴロ・アウトを稼ぎ、次イニングに向けて体力を備える。奪三振、球速などの数値を含め、安楽、高橋らほど騒がれなかったのはそのためだが、プロのスカウトは「投球のコツを知っている」と高く評価していた。 西勇輝を育て上げた実績からしても、オリックスはこの山田を上位指名してくるだろう。 また、リップサービスを控えてきた瀬戸山本部長だが、野球専門誌のインタビューでこう答えている。「一芸に秀でた選手を集めても」−−。 一芸で光った逸材といえば、非凡な打撃センスを甲子園でも見せつけた智弁学園・岡本和真、『超』の付く強肩捕手・春江工の栗原陵矢、体操選手のような機敏なスピードを誇る横浜隼人の内野手・宗佑磨が予想される。 この宗は昨春、松井裕樹(現楽天)から2安打を放っている。 「広角に打てるスピードプレーヤーは人気を集めやすい。でも、プロでやっていくには、あまりにも体が細すぎる。体力トレーニングをしたら、『筋肉=体重増』で長所を消してしまうかも。宗の評価は真っ二つに割れています」(前出・在阪球団職員) オリックスは数年後の二遊間を託せる内野手も探している。 「大阪ガスの猿渡眞之(右投右打)は真っ直ぐ勝負ができ、社会人では主に救援で活躍してきました」(前出・同) オリックスもこの猿渡に熱視線を送っていたそうだが…。 今年は上位指名で投手を、下位で身体能力に長けた高校生を集め、数年後のチーム作りにも着手するようだ。
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