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不景気ですが… プロ野球・広島、オリックスの観客動員は激増!

 景気が上向いているといわれながらも、一向に庶民の生活は良くならない。

 かつては国民的スポーツだったプロ野球だが、近年はサッカーに人気を奪われがち。地上波でのテレビ中継もほとんどなくなってしまい、CS(クライマックスシリーズ)でさえ、BS、CSでしか放送していないような状況だ。

 そんななか、プロ野球の今季の観客動員数が発表されたが、セ、パともに、昨年よりアップしたことが分かった。

 総観客動員数はセが1261万6873人で、1試合平均(各球団72試合)は2万9206人で、前年比3.4%増。パは1024万2478人で、観客動員が実数発表となった05年以降、初めて1000万人を突破した。1試合平均は2万3709人で、前年比4%増。この不景気のなか、両リーグともに観客動員を伸ばした。

 球団別にみると、セでは3連覇を達成した巨人が301万8284人(1試合平均=4万1921人=前年比0.3%増)で05年以降最多となり、3年連続トップ。阪神は268万9593人(同3万7355人)で、前年比3%減。2年連続Bクラスに沈んだ中日は2年ぶりに200万人を超え、200万912人(同2万7790人)で前年比0.1%増。

 飛躍的に観客動員を伸ばしたのは、開幕ダッシュに成功した広島で、190万4781人(同2万6455人)を動員し、球団史上最多となり、前年比は21.7%の大幅増。今季は終盤に失速したが、来季最後まで優勝争いをすれば、初の200万人超えも夢ではない。

 DeNAも156万4528人(同2万1730人)を動員し、05年以降最多となり、前年比9.7%アップした。順位は昨季と同じ5位だったが、終盤までAクラス入りの可能性を残したことが動員につながったようだ。

 2年連続最下位のヤクルトは143万8775人(同1万9983人)で、前年比0.4%増で、これも05年以降最多となった。

 一方、パは優勝したソフトバンクが246万8442人(同3万4284人)でトップとなり、前年比2.5%増。昨季最下位から3位に浮上した日本ハムは、189万7789人(同2万6358人)で前年比2.3%増。

 最後の最後まで、ソフトバンクと激しい優勝争いを繰り広げたオリックスは170万3734人(同2万3663人)を動員し、前年比18.4%増となり、伸び率ではパで最高。

 西武は149万8365人(同2万811人)で前年比6.4%減。前年の優勝から最下位に急降下した楽天だが、こと観客動員に関しては、145万233人(同2万142人)で前年比13.2%もアップした。リーグ最低はロッテで、122万3915人(同1万6999人)で前年比2.9%減だった。

 また、来季から削減される交流戦の動員は、セ主催試合が総計206万6368人(同2万8700人)で0.3%減。パ主催試合が総計185万49人(同2万595人)で2.8%増。両リーグ計では1.1%増。球団別では、広島が21.8%増、楽天が13.1%増、オリックスが10.9%増だった。

 総じて、広島とオリックスの飛躍的なアップは、各リーグ、球界全体の動員増に大きく貢献した。両チームとも、ここ数年低迷していただけに、優勝争いをしたことが、大幅な観客動員アップにつながった。

 近年、野球人気の下落が叫ばれ、地上波テレビでの放送も激減したが、観客動員を見るかぎり、その人気はまだまだ健在のようだ。
(落合一郎)

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