スポーツ
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スポーツ 2014年10月20日 15時00分
千葉ロッテが手本のドラフト戦略
10月23日に行われるプロ野球ドラフト会議。今年は「将来性はともかく、ビッグネームの1位候補が少ない」とされ、どの球団も抽選失敗後の“外れ1位”のセレクトに奔走している。そんな中「去年の千葉ロッテはウマくやった」のボヤキも聞こえてきた。 昨年、千葉ロッテは吉原正平投手、井上晴哉内野手の2人の社会人・日本生命所属選手を指名した。日生は巨人・小林、DeNA・柿田を1位指名でプロ野球界に送り出したが、同じ球団へ複数人はロッテだけ。 「日生は社会人野球の強豪ですが、どの会社も経営状態が厳しい。乱暴な言い方ですが、野球で入社した“社員”を引き取ってくれるのならありがたいでしょう」(球界関係者) いわれてみれば、日生は解禁となったプロ野球二軍との交流・親善試合にも積極的。社会人チームは 「社員の引き取り手を」、大学は“就職先”の狙いも秘めて同試合に臨み、スカウト陣も「簡単に実力を見極められる」と大歓迎なのだ。 「今年から千葉ロッテの本拠地・QVCマリンの看板広告に新たに『日本生命』が加わりました。広告投資は2選手も引き取ってくれたお礼だなんて冗談も聞こえています(笑)」(同) 看板広告の年間契約料は当然、設置場所にもよるが高いところで推定3000万円。野球部社員の年収を仮に400万円とすれば、昨季ドラフトで送り出した4人分で1600万円。約2年分の人件費という計算になる。また、日生はプロ野球交流戦の冠スポンサーでもある。交流戦は今季、優勝賞金が5000万円から3000万円に減額されたが、日生から新たな“収入”を得たのは千葉ロッテだけともいえなくはない。 社会人チームに恩を売るドラフト指名も悪くないということか!?
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スポーツ 2014年10月20日 14時00分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(福岡ソフトバンク編)
「2チーム分のローテーションが組める」−−。これは、今春の宮崎キャンプ中に囁かれた“ジョーク”だ。他球団の追随を許さない、圧倒的な資金力で巨大戦力を編成。だが、ペナントレースでは苦戦を強いられた。2ケタ勝利も期待されたウルフ、寺原隼人が離脱。左腕でいえば、1年を通して投げきった先発投手はゼロ。先発ローテーションの主軸になり得る骨太な投手が欲しい…。そんな心境だと思われる。 他球団関係者がホークススカウト陣の動向を教えてくれた。 「有原(航平)を中心に調査を続けているのは間違いないが、山崎福也(明大/左投左打)、石田健大(法大/左投左打)にも熱視線を送っていました」 ホークスはFA、トレード、外国人選手の補強にも積極的だ。しかし、ドラフトを『チーム作りの根幹』と捉えている。したがって、手腕左腕の不振があったからと言って、チーム編成の中・長期ビジョンを大きく変えることはしないはずだ。有原指名で抽選に参加し、外れた場合は先発タイプの大学投手か、社会人を獲る。お目当ての即戦力投手が残っていなかったときは、地元・福岡の小野郁(西日本短大付高/右投右打)の指名順位を繰り上げるのではないだろうか。 「今年のドラフトは即戦力投手が少ない。でも、磨けば光る原石がいないわけではない。ただ、各チームとも『支配下登録』の人数枠があるから、将来性の高校生を大量に指名できないんです」(在京球団スカウト) 戦力層が厚いからだろう。ホークスは高校生投手にも密着していた。ホークススカウトの動きとして、興味深い証言が得られた。「東京・雪谷高の右腕、鈴木優をマークしている」というのだ。 「ホークスは、安楽と同じくらい、鈴木を高く評価しているようですね」(在京球団職員) 右肘に爆弾を抱えた安楽智大(済美高)が1位候補から消えない理由のひとつに、「エースの風格」なるものがある。鈴木にもそんな天性の素質(風格)があるそうだ。ゆったりとした始動、しなやかな腕の振り、自信にあふれたマウンドでの立ち振る舞い…。専門誌では鈴木の快速球と縦のスライダーを称賛していたが、各スカウトが惚れたのはエースの立ち振る舞いだ。しかし、こんな評価も聞かれた。 「一軍に定着するまで3年は掛からないと思う。でも、将来のために最低1年は体作りに専念させたい。そこが体のガッチリした安楽クンとの違いです」(在京球団スカウト) 鈴木を指名リストに入れた球団は少なくないが、戦力的に余裕のあるホークスは、他球団よりも上位で指名できそうだ。 また、今年のホークスは投手中心の指名になるそうだ。全体での指名人数は「多くても7人」(関係者)とも言われているが、うち2、3人が高校生投手になるだろう。また、「現有戦力とタイプが異なる」という意味で、ヤマハの技巧派左腕・竹下真吾(24)もチェックしているそうだ。九州・大分高の速球派右腕、佐野皓大も高く評価されている。三振を奪えるのが最大の魅力だが、こちらもホークスが難なく下位指名できるかもしれない。 「佐野クンの直球は、ちょっと特異。どういう意味かというと、近年、速球派で知られたドラフト候補の真っ直ぐには『角度』があったんです。佐野クンはリリースポイントが低く、ボールにスピンが掛かっていてホームベース付近で浮き上がってくる軌道です。この種のストレートを投げる投手は、近年現れませんでした。河原純一以来(94年巨人1位)ではないか(笑)」(ライバル球団職員) 近年現れなかったタイプなので、他球団は“慎重”だ。 野手では、早大の二塁手・中村奨吾(右投右打)、駒大の外野手・江越大賀(右投右打)を高評価している。江越は今春リーグこそ打率2割を切る絶不調ぶりだったが、長崎県・海星高時代から「3割、30本、30盗塁を目指せる右のスラッガー」と言われてきた。守備範囲も広い。左バッターだが、同じタイプの外野手・野間峻祥(中部学院大)がいる。巨人と地元中日は野間にラブコールを送っていたが、DeNA、日本ハム、東京ヤクルト、広島などは江越の方を高く評価している。ソフトバンクが心底から「他球団にさらわれたくない」と思っているのは、この江越だとの情報も聞かれた。『外れ1位』の可能性もゼロではない。
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スポーツ 2014年10月19日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第42R 昭和プロレスを創った“神様”〈カール・ゴッチ〉
1971年当時、“プロレスの神様”は何とハワイで清掃員として働いていた。このときの年齢は40代半ば。既に全盛期を過ぎていたとはいえ、隠居するにはまだ早い。 そんな神様をリングに呼び戻したのは、国際プロレスの吉原功社長だった。同団体で売り出し中だったビル・ロビンソンの超絶テクニックに対応できる所属選手がいなかったために、その対抗馬としてゴッチを招聘したのだ。 そんな期待に応え、第3回IWAワールド・シリーズに参戦したゴッチは、ロビンソンとの5度の対戦において華麗な欧州式レスリングの技の応酬を披露し(結果はすべて時間切れ引き分け)、さらにはモンスター・ロシモフ…後のアンドレ・ザ・ジャイアントにジャーマンスープレックスを決めるという伝説も残した。 それほどの実力を持つゴッチが、なぜ一時的にもリングを離れることになったのか。 「最大の要因はルー・テーズとの一件ではないでしょうか」(プロレス研究家) '63年から'64年にかけて、ゴッチはテーズの持つNWA王座に都合9度挑戦しているが、その6戦目、ゴッチはバックドロップを仕掛けられた際に全体重を浴びせかけて、テーズに肋骨骨折の重傷を負わせている。 この試合自体は(事前のブック通りに?)テーズがダブルリストロックで勝利を収め、また試合後にはゴッチが「つい本気になってしまった」と正直に謝罪をしたこともあり、少なくとも表面上は大きな問題とはならなかった。その後も両者のタイトル戦が組まれたことからも、遺恨はなかったと見てよかろう。 ただ、いくら選手同士が納得しても、プロモーターとなると話は違う。「大事なチャンピオンにケガをさせるような選手は怖くて使えない」となるのは仕方のないところだ。 そのためゴッチはテーズとの一連のタイトル戦を終えるとNWAを離れ、日本に活路を見出そうとする。 「'68年には日本に移住までして、日本プロレスの若手のコーチ役に就任しています。ただ、当時エースのジャイアント馬場のスケールの大きな試合スタイルとテクニック主体のゴッチでは相性が悪く、試合で重用されることはなかった。その以前の来日で、いったんインターナショナル王座への挑戦が決まりながらゴッチの負傷のため中止になっていますが、この再戦が行われることもありませんでした」(同・研究家) そんな冷遇もあって選手生活に見切りをつけ、冒頭の清掃員ということになるわけだが、しかし日プロでのコーチ業という裏方仕事が“神様”としての復活につながることになる。国際プロレスへの参戦の後、新たに旗揚げした新日本プロレスが、かつて猪木に卍固めを授けた師匠格であるゴッチを大々的に売り出したのだ。 「もちろんそのテクニックへの信奉はあったのでしょうが、それ以上に、目玉の外国人選手のいなかった新日にとっての苦肉の策という意味合いが大きかったのではないでしょうか」(同) 旗揚げ興行、猪木戦の解説では早速、『ゴッチはかつてアメリカで王者になりながら強過ぎて相手がおらず王座返上した』などと“ゴッチ最強神話”を喧伝している。 「実際にはAWA系のローカル王者になっただけだし、挑戦者が名乗り出なかったなどという事実もない。そもそもテーズの王座に何度も挑戦して勝てなかったのに“無冠の帝王”と呼ぶのもおかしな話です」(同) だが、最強神話が宣伝によって作られたものだとしても、そのことはゴッチの実力をおとしめるものではない。テーズもゴッチに対しては「私を最も苦しめた挑戦者」と高く評価をしているし、そうした敬意がなければ、たとえ日本でのこととはいえ“世界最強タッグ”を名乗って同格のチームを組むわけがない。 そして何より、その教えを受けた面々の顔ぶれだ。 前田日明、藤原喜明、佐山聡、船木誠勝、鈴木みのる等々…。 宮本武蔵を敬愛したゴッチは、常在戦場の精神でいまわの際まで自らにトレーニングを課したという。ややもすると日本人でも忘れがちな侍魂が、ゴッチを通じて日本のプロレス界に伝承されたのである。〈カール・ゴッチ〉1924年、ベルギー出身。レスリング五輪出場の後、'50年にプロレスデビュー。初来日は'61年の日プロ。以後、国際参戦を経て新日で選手兼ブッカー兼コーチとして活躍する。引退後もゴッチ道場で多くの日本人選手を育成した。2007年死去。享年82。
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スポーツ 2014年10月19日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(7) 第二部・100を切るゴルフ 「4つの『C』」
今回は実践から少し外れますが私にとって最重要テーマをご紹介しますね。とっても大事なお話を忘れていました。私はゴルフをする時、常にキモに命じているキーワードがあります。それは「4つの『C』」。 一体何事? と思われますが、この『C』とは、《concentration集中》《confidence自信》《control自制》《commitment傾倒》と、いう事です。 「4つの『C』」について7回目は綴っていこうと思います。 この「4つの『C』」で私が一番苦手なのは《集中》です。一般的に18ホールを回り終える時間は約4時間半。込んでいる日曜日は5〜6時間くらいです。つまり、多い時には5〜6時間、ずっと集中している事になります。これだけの時間、集中するには無理があります。とはいえ、集中している時と気持ちが切れた時ではスコアが全然違います。 そういう時、私は気分転換に「飴を舐める」。脳に糖分を入れ気持ちを落ち着かせます。マラソン選手もスペシャルドリンクは全て甘い飲み物と言われています。集中力を高める時こそ、甘いモノは不可欠です。私に関しては単に「甘いものが好き」という事もありますが…。私は、最初の1〜2ホールで調子が悪くても3ホール目からは気持ちを切り替えて、集中できることが多いです。その後、スコアが改善されれば不思議なもので最終18ホールまで集中出来たりします。 ところが、スコアが改善されず、逆に悪化の一途を辿っていくようですともう、大変。途中から投げやりになってしまい「もういいや…」と…。特にパットは集中力が勝負。適当に打つと、案の定、3パット、4パットは当たり前。必然的にそのホールは9、10という結果になります。 パットの極意は「2つ」を完璧に押さえる事。「2つ」とは「方向」と「強さ」。これさえクリア出来たら絶対、入るものです。例えば、グリーン上、ピン手前に落とすとします。プレーヤーは浜道を歩いてボールの元へ進みます。そうすると、ボールをそのままピン目掛けて打ちます。ところが、それではボールはカップを捕らえ切らない。いきなりボールを目指してはダメ。まずは、360度グリーンを歩いて傾斜の確認。それを頭に入れてからパットを打つ様にしましょう。まさに集中力。この様な些細な事も集中力が途切れると忘れがちになります。 グリーンは誰でも読めます。極論ですが、地図さえ読めれば大丈夫。因みに私は地図を読めません。それでもグリーンは読めますからね。スコアを崩して前半、集中力が途切れた場合はお昼休みを利用しましょう。後半の巻き返しを考えるか−−それとも違う目的に切り替えて、後半はその目的をクリアする事だけに集中しましょう。 次に《自信》について。パットで例えてみましょう。「これは下りのフットライン。下りはボールが早くなるから、弱めに右側に打とう」一般的にプレーヤーはイメージを確立します。ところが、「いざ、打とう」となると、なぜか躊躇してしまう。ここが問題です。自分のイメージが確立したら迷わず打つ。決めたら打ちましょう。信念を貫く、これが全てです。「あれ? スライスかな?」と、打つ直前に気持ちがブレるとスイングにも迷いが出る。クラブのスィートスポット(芯)にボールがフィットしません。 半信半疑のパットはヘッドアップしてボールはイメージ以上に右へ流れます。これでは簡単に沈められるものも沈められません。決めたら「打つ」。これは《自信》から生まれます。 《自制》は皆さん、必読です。これは本当にスコアを左右します。最終ラウンドがパー3だとします。その時点でスコアは96…ここでは絶対、パーを取りたい。取れば100を切れますからね。ところが、このホールには苦手な打ち上げの池があるとします。ここで無理をすると池ポチャの可能性が生まれます。 本来の狙いは1オン→2パットでパー…しかし、ここは我慢が大事です。「ボギーくらいで丁度いい」という気持ちを持つ事。目先の欲に駆られてパーを狙いに行くと却ってスコアを崩す結果となります。 100切りは欲しいですが、ここでは無難にホールアウトする事だけに、気持ちを《自制》しましょう。とはいえ、絶対的に自信がある場合は、パーを狙うのも考え方の一つです。ただ、無理は禁物。ゴルフには《自制》が大事なのです。 最後に《傾倒》です。ここでの例えもグリーンにしましょう。初めてのコース…特にグリーンの傾斜や芝の目などは、コツを掴むまで時間がかかります。そのため、ここではキャディさんからアドバイスを頂きます。ただ、キャディさんに《傾倒》し過ぎない様にしましょう。自分で考える事を忘れて「良いも悪いも」キャディさん任せになってしまうからです。 私の場合は初めてグリーンで超が付くロングパットの場合のみ、「どういう風に打つべきですか?」と、キャディさんを頼ります。これは自信がないからですが、それ以外は私自身を信じて打ちます。実際、フットラインやスライスラインはキャディさんよりも“読める”と自負しています。これは《自信》があるからです。どうしても《自信》が持てない時はキャディさんに《傾倒》します。勿論、キャディさんに《傾倒》した場合は、何があってもキャディさんを信じる。これが大事です。 今回は「4つの『C』」について書いてみました。「こんなの常識」と思う方々もいらっしゃるでしょう。誰しも頭では分かっているものです。が、実際は違う方向に気持ちが向く場合になりがちです。「こんな事…」と一蹴しないで改めて実践してみませんか−−。*カメラマン波田佳典小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/
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スポーツ 2014年10月18日 15時00分
広島カープがヤンキース・黒田に提示した「帰還条件」
広島東洋カープが黒田博樹帰還に向け“決断”を下したようだ。 黒田は在籍するニューヨーク・ヤンキースがプレーオフに進めなかったため、一足早いオフを迎えた。同時に日米記者団が注目したのが去就問題である。 「来年2月で40歳になる黒田は近年、単年契約を交わしてきました。『現役最後は古巣の広島で』と考えていることは、米国メディアも聞かされています」(現地特派記者) そんな黒田は日米記者団に対し、こう答えた。 「オファーがないと始まらないことなんで…。でも、オファーがあっても、自分なりにいろいろ考えないといけないこともありますし、それは去年以上にというか、例年以上に難しい」 今さらだが、黒田は人情に厚い男である。メジャー挑戦が明らかになった'06年シーズン、「チームとファンのために投げる」と、渡米を1年遅らせた。米球界で名声を得た今日も「広島帰還=恩返し」の気持ちはむしろ強まっているという。 「黒田の発言は興味深いものです。まず、『オファーがあってから』と言っているので、シーズンが終了した今もヤンキースが残留交渉を始めていないことがわかりました。『自分なりに考える』と言った点は、ヤンキースが残留交渉したとしても即答せず、広島帰還と天秤に掛けるという意味でしょう」(前出・特派記者) エースのサバシア、田中将大が故障離脱し、崩壊寸前のヤンキース投手陣を救ったのは黒田だ。当然、首脳陣も感謝しているが、年齢にシビアな球団である。来季40歳を迎える黒田に17億3000万円(今季)は提示できないだろう。 「オフになると広島は毎年のように渡米し、黒田と会ってきました」(関係者) 古巣の思いに応えたい気持ちも強い。しかし、帰還が遅れた理由は広島側にもあったらしい。 「黒田は野村謙二郎監督と折り合いがあまり良くない。しかし、今オフの広島はチーム改造を行うので、黒田は絶対必要な戦力なんです」(同) 野村監督は2年連続でのCS進出を果たしたが、5年に及ぶ長期政権で体調を崩しているとの情報もある。昨季、辞任を申し出たが、松田元オーナーがそれを認めなかった。だが、これ以上の続投は難しいというのが周囲の一致した意見だ。 「緒方孝市・野手総合コーチへの禅譲なら、黒田は帰還に二の足を踏みません。広島の渉外は“野村退任”を伝え、大黒柱として黒田を迎え入れます」(同) 黒田は将来の監督候補。ようやく三顧の礼が実りそうだ。
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スポーツ 2014年10月18日 14時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(千葉ロッテ編)
先発ローテーションを最後まで守り通した投手が1人もいない。来季に向けたチームの急務課題は、先発スタッフの建て直しである。ドラフトのキーマンとなる林信平・本部長が直接視察した投手は、松本裕樹(盛岡大付)と有原航平(早大)。先発陣が総崩れしたチーム事情もあり、「千葉ロッテも有原の1位抽選に参加する」との見方が支配的だ。しかし、松本に対しては松本尚樹・編成統括までが視察している。それも「岩手県大会に出向いて」だった。さらにまた、こんな情報も聞かれた。 「伊東勤監督は昨年に続き、左投手の補強を求めたようですね」(球界関係者) 即戦力系なら、有原。松本に対しては「一軍昇格までさほど時間は掛からない」とも評されている。だが、現場の要望に応えるのなら、左腕投手ということになる。有原は故障で今季はほとんど投げていない。プロ入り後も暫く“様子見”が続くのであれば、九州産業大の左腕・浜田智博、地元出身・加藤貴之(左投左打/新日鐵住友かずさマジック)に切り換えてくるのではないだろうか。 「国内FA権を取得した成瀬善久の周辺が騒がしくなっています。球団が引き止めきれなかった場合を考えると、左の先発タイプの補強は必須事項となります」(関係者) 千葉ロッテがスカウト会議を招集したのは、10月15日。3時間半に及ぶロングランになり、「1位候補を絞りきれず、揉めたのだろう」との声も聞かれたが、この時期にロング・ミーティングを開くのは毎年の恒例行事なのである。下位指名にまで及ぶドラフト候補を映像で確認するためで、地区担当がまとめたレポートに“過大評価”がないかどうかを、他地区担当スカウトが意見するのだという。 この会議後、伊東監督は「(1位候補は)21日に決まると思う」と記者団にコメントしている。関係者によれば、野手の映像も見せられたそうだ。1位候補を絞り込むのも次回に持ち越すのも、予定通りなのだろう。 野手の指名だが、ベテラン・井口資仁の打率が2割3分8厘まで落ち込んだこともあり、長打力のある内野手の補強が予想されている。高濱卓也の弟・祐仁(横浜高)がクローズアップされている。昨夏の神奈川県大会で松井裕樹(現楽天)からセンターバックスクリーンに放った本塁打で、長打力を秘めた打撃センスは証明済み。大嶺兄弟に継ぐ“ブラザーズ”としても人気を呼びそうだ。 外野手も指名すると思われる。戦力的に見て不足はないが、ロッテスカウト陣は今夏の甲子園で『異例な動き』を見せている。ベスト8・健大高崎が戦った4試合中3試合を複数制で視察している。同校の注目選手は、脇本直人外野手。長打力があって、単独スチールもできる左バッターだ。ヤクルト、西武も高く評価していると聞く。千葉ロッテは外野手層の厚いが、こうしたスカウト陣の熱意からして、上位指名もあり得るのではないだろうか。 昨年は社会人・日本生命から吉原正平(投手)、井上晴哉(内野手)の2人を指名した。同社は他球団の指名を含め、一度に4人の主力をプロに送り出したことになるが、他球団が驚いたのは、井上の指名。二軍球宴でMVPを獲得するなどの活躍は今さらだが、井上は守備難で、中央大学時代も指名を見送られた経緯もあった。「指名した選手をどう使っていくのか」という明確なビジョンがあるのだろう。
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スポーツ 2014年10月17日 15時00分
ストーブリーグすっぱ抜き! 電光石火! 中日・落合GMがイチロー&川宗則16億円W獲得
落合博満GM、谷繁元信兼任監督という新体制で今季に臨んだ中日ドラゴンズは、結局一度も優勝争いに絡めず、CS進出も逃した。ところがどっこい、オフの裏舞台では、再び主役に躍り出ようとしている。本誌が入手した情報によれば、落合GMがイチロー&川崎宗則のW獲得に動いているというのだ。その橋頭堡として敢行しているのが、16億円の“資金捻出”だという−−。 「2年前にも中日は地元愛知県出身のイチロー獲得に動いたことがあった。しかし、イチローがメジャーで日米通算4000本安打にこだわったのと、高額契約が障害となって実現しなかった。落合GMも以前はドラゴンズにイチローはいらない、とケンモホロロでした。ところが、にわかに発言を修正し始めている。イチローをいらないと言ったのはバッティングのことではなく、高額過ぎて手が出せない、という意味だと。『打撃の基本は川上哲治さんと前田智徳。これは変わらない。王さんやイチロー、オレのは、誰もまねができない』。このように言ってイチローを王氏や自身のレベルまで引き上げています」(中日担当記者) 落合氏がGMに就任前の中日総年俸は32億7140万円(2013年、巨人に次ぐ2位)。それを昨オフ、次期監督候補だった井上一樹打撃コーチや鈴木孝政二軍監督をはじめ、球団功労者の宇野勝、川又米利、彦野利勝などコーチ12人のクビを切り、ベテランの山崎武司も現役引退に追い込んだ。さらに主砲・和田一浩外野手は8000万円、エース・吉見一起は1億1600万円など総額8億円のコストカットを行い、外国人選手を含めた今季の総年俸を26億6000万円(同4位)まで減らした。 これで下げ止まりとはならず、落合GMは昨オフと同額8億円、計16億円にも及ぶコストカットをもくろんでいるという。10月1日に小田幸平捕手をはじめ、辻孟彦投手、井上公志投手、矢地健人投手、田中大輔捕手、中田亮二内野手、森越祐人内野手、井藤真吾外野手、堂上剛裕外野手、育成の宋相勲外野手の10選手に、来季の選手契約を結ばない旨を伝えた。 「昨オフのコストカットの中心はコーチ陣でしたが、今年は選手中心です。15〜20人くらいはクビになるんじゃないか、とみんなビクビクしている。戦力外通告の第1次通告期間は10月1日から全球団のシーズン終了翌日までで、第2次はCS終了翌日から日本シリーズ終了翌日です。ドラゴンズは9日からナゴヤ球場で秋季練習を始める予定ですが、こんなピリピリしたムードでは練習にならないのでは…」(中日OBの野球解説者) これほど落合GMが非情に徹しているのは、ある大きな目的を達成するためだという。白井文吾オーナーが落合氏をGMに起用し、イチローや川崎とも人脈を持つ新聞記者出身の西山和夫氏を球団代表に送り込んだのも、実はそこに狙いがある。 「朝日新聞とともに一部保守層からバッシングを受ける中日新聞社にとって、最優先課題はペナント奪還にも増して人気の回復と球団財政の再建にある。今季は一度も優勝争いに加われなかったこともあり、観客動員数が200万人に届かず、20億円近い赤字が予想される。そこで中日新聞社首脳は2年かけて球団のリストラを断行し、これまでとはまるっきり違う斬新なドラゴンズを作ることでイメージを一新し、再生を図ろうと。その役目を落合氏に託したのです」(中日新聞関係者) それが“イチロー中日”なのだという。 シーズン102安打で終わったイチローは、今季でヤンキースとの2年契約が満了する。メジャー通算3000本安打まで「残り156本」に迫っていることもあり、来季もメジャーでプレーを続けたい気持ちに変わりはないものの、ヤンキースは再契約を結ばない方針。 メッツとパドレスが興味を示しているというが、今季と同じ6億5000万円の高額年俸は望みようがない。場合によってはマイナー契約を余儀なくされ、そうなれば年俸は500万円。メジャーに昇格しても最低保証額の7200万円程度だ。それなら、条件面ではるかに有利な日本球界に復帰する可能性はある。 「中日は5億円をベースに交渉をスタートさせる腹です。さらにイチローの弟分の川崎もセットで獲得する方針を、チチロー氏(父・鈴木宣之氏)を通じて伝えているそうです。イチロー夫妻はナゴヤドームに30分で通える名古屋空港近くに豪邸を建てており、イチロー記念館もある。最後は故郷で野球を−−と外堀から話を進め、一気にまとめようとしているようです」(スポーツ紙デスク) 今季の中日の遊撃は新外国人のエルナンデスが務めたが、あえて小物の元大リーグ選手を起用し、かつ契約延長したのも、川崎のリザーブ席という目的があったのかもしれない。 その川崎はブルージェイズでFA権を獲得。来季については「子供が小さいので日本に帰ろうかなとも考えている」とし、古巣ソフトバンクが小久保裕紀・侍ジャパン監督以来不在になっていた『主将』として迎える準備を進めている。しかし、周囲には「イチローさんが日本のユニホームを着るなら同じデザインのやつを」とも漏らしているという。 そんな動きをいち早く察知し、いち早く先手を打った落合GMの剛腕は、まさに今オフの主役といえる。
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スポーツ 2014年10月16日 15時00分
CS直前に巨人が広島と阪神にコーチ人事で先制攻撃
これも、クライマックスシリーズ(以下=CS)に向けての陽動作戦か…。 ペナントレース優勝によってCSファイナルステージで1勝分のアドバンテージを持つ巨人が10月2日、内田順三前広島二軍監督(67)の来季コーチ入閣を発表した。 広島はもちろんだが、阪神もこの一報を聞くなり、地団太を踏むような思いに駆られたという。 「阪神も内田氏の招聘に動いていました。広島経営陣は他球団が動いているのを知っていましたが、『こんなに早くか!?』という心境です」(球界関係者) 内田氏は「わたしは打撃コーチ。二軍監督ではない」というセリフを残し、広島を去った。ウエスタンリーグ全日程終了の報告のため、9月24日に松田元広島カープオーナーを訪ね、その際に辞表を提出した。二軍監督の職が不向きだというのが表向きの理由だが、内田氏が同職に着任したのは2012年。他に何か事情があったと見るべきだろう。 「巨人が無理矢理に引き抜いた形跡は見られません。年齢的理由? 肉体的に指導が辛くなったのなら、巨人に再就職しないはずです」(同) 自身でも打撃コーチ向きと言うように、同氏の指導には定評がある。1983年に初めて二軍打撃補佐のコーチ職に就き、以後は一軍担当、二軍と部署を変えたが、小早川毅彦、江藤智、前田智徳、金本知憲らの育成に尽力。巨人でも松井秀喜、高橋由伸、仁志敏久などを一人前に育て上げた。広島が二軍監督職を託したのは、その実績を評価しての昇格でもあった。 「キクマルコンビ(菊池涼介と丸佳浩)も内田氏に学んだと言っていい。野村謙二郎監督も内田コーチの教え子の一人なんです。でも、野村監督が最も信頼を寄せているのは畝龍実投手兼分析コーチ。畝コーチも選手からの信頼が厚く、“分析”という肩書を持ったのは、打撃部門への関与も認められてのことでした」(同) 畝コーチには独自の理論がある。打撃ゲージの上空部分にカメラを設置し、バット軌道を確認しながらアドバイスを送るなどし、その効果も高かった。だが、職人肌の内田コーチとは合わなかったようだ。教え子がチームを指揮している現状もあり、「広島での仕事は終えた」と感じたのだろう。そこで退団を選択したのである。 「阪神は来季の一軍監督がどうなるか分からない状況だったため、きちんとしたオファーが出せなかったんです」(ベテラン記者) 「内田氏をさらわれた」という思いは阪神の方が強そうだ。ウエスタンリーグの日程が終わっても、秋季教育リーグ、練習試合など公式日程は終わっていない。当面は水本勝己二軍バッテリーコーチが代行統括するが、チームへの動揺は隠せないだろう。 「内田氏は駒沢大OBですが、東海大一校の出身でもあるんです」(前出記者) CSで争う阪神と広島に、思わぬところからダメージを与えた巨人。原監督の東海大派閥はいろんな状況や場面でも万能ということか。
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スポーツ 2014年10月16日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(中日編)
高校卒の有望選手を指名し、一人前に育て上げる。ファンの共感を呼ぶサクセス・ストーリーだが、こんな現実論も聞かされたことがある。 「高卒捕手を育てるのが、もっとも難しい」 過去、強肩を買われて上位指名された高校生捕手は数えきれないほどいた。しかし、正捕手の座を勝ち取った高卒捕手はあまり多くない。その理由は、先輩投手が「高卒捕手の勉強に付き合っていられない」と怒り、ベンチ(バッテリー担当コーチ)に配球のサインを出させるからだ。高卒捕手が自分で配球を考え、サインを出すのを許されるのは3、4年後だという。 捕手が一人前に育つには『失敗』も必要だが、先輩投手の側からすれば、生活が掛かっている。数少ない一軍昇格のチャンスを高卒捕手の“稚拙な配球”で潰される、あるいは、育成のために踏み台にされる屈辱もあるのだろう。担当コーチが仲介しても解消されないそうだ。それに対し、大卒、社会人を経由してプロ入りした捕手には「寛大になれる」とも言う。先輩投手の気持ちも分からなくはない。高卒捕手が育ちにくいのは、こうした大人社会の事情がなくならないからである。 しかし、谷繁元信・兼任監督(43)は高卒ながら、プロ1年目から一軍にフル帯同し、80試合に出場した。配球ミスを理由に出場機会を激減させられた若手時代もあり、またそこから這い上がってきて、今日に至っている。中日は正捕手問題をまだ解消できていない。だが、谷繁兼任監督なら、高卒捕手を育てられるはずである。 10月10日、中日はスカウト会議を開き、谷繁兼任監督もそれに出席している。「いろいろ報告を受けただけ」と答えるに止まったが、一部報道によれば、1位候補は7、8人に絞られたという。今季、最後までローテーションを守ったのは「36歳の山井大介だけ」という現状を考えれば、1位候補の7、8人とは、全て大学、社会人投手ではないだろうか。 中日が『ナンバー1投手』と評価しているのは、山崎康晃(亜大)のようだ。中田宗男スカウト部長(現・編成部長)は6月の全日本大学選手権で山崎を直接視察している。 「体が横にも大きくなった。体力作りをしっかりしたんだろうね。リーグ戦では変化球が多かったけど、今日は力で抑えようとしていた。かわすピッチングだけでは、プロでは通用しない。今日のようなストレートを投げられるかどうかが課題だったけど、いい球を披露してくれた。有力な1位指名候補」 スカウトがマスコミ相手にここまで饒舌に語ることは滅多にない。 山崎は右の本格派で、最速は150キロ強。変化球でストライク・カウントを確実に稼げる制球力もある。また、他球団スカウトも一目置いているのが、スローカーブとナックルも操れる点で、「投球技術なら、有原(航平=早大)以上」と評する声も聞かれた。 一方、もう1人のキーマン・落合博満GMが、社会人野球の視察に時間を割いたのは既報通り。高木伴(NTT東日本/右投右打)、尾田佳寛(JX−ENEOS/右投右打)、緒方悠(大阪ガス/右投右打)、飯塚孝史(同/右投左打)などの有名投手は、当然、チェックされているはずだが、ここに来て、急浮上してきたのが、三菱日石パワーシステムズ横浜の右腕・野村亮介(21)だ。 ライバル球団のスカウトがこう続ける。 「スカウトが注目していたのは、同社の左腕・福地投手の方でした。左の即戦力投手は貴重ですが、福地クンは『会社に残る』との情報もあり、それはかなり信憑性の高いところから出たものでした。福地クンの進路変更によって、他球団も慌てています」 福地元春(24)はガッチリとした体型で、「空振りの取れる左腕」と評されている。 野村、福地両投手は甲乙付けがたい。中日が慌てなかったのは、左右に関係なく、指名可能な投手をチェックした落合GMのおかげだろう。 一部では、今季は高校生の指名を見送るとあった。しかし、超高校級捕手・清水優心(九州国際大付高)、栗原陵矢(春江工高)の視察現場では中日スカウトの姿も目撃されている。実際、昨年も下位指名を匂わせながら、鈴木翔太(19=聖隷クリストファー高)を外れ1位指名しているだけに、「高校生見送り」説は“陽動作戦”かもしれない。 捕手の指名候補だが、単に肩の強さだけではなく、スローイング、捕球技術、配球など『捕手としての総合能力』で見た場合、青山学院大の好捕手・加藤匠馬を上げる関係者も多かった。その加藤の知名度がイマイチ高くないのは、打撃面でやや落ちるからだと思われる。 中日には「地元選手を獲る」という方針もある。そのキーワードで考えると、東海地区の静岡県出身の野村、お隣の三重県出身の加藤は外せないようだ。※中田宗男部長のコメントは共同通信社発信の記事を参考といたしました。
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スポーツ 2014年10月15日 16時00分
NPB復帰かなわず ラミちゃんがひっそり引退
野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは10月14日、アレックス・ラミレス打撃コーチ兼任外野手(40)の今季限りでの現役引退を発表した。ラミレスは米国に帰国中であるため、記者会見は後日行われる予定。 DeNAに在籍した昨年4月、外国人選手としては史上初の2000安打を達成したものの、チーム方針から代打要員に降格。同年7月、打撃不振のため、来日以来初の2軍落ちとなった。イースタンリーグでは打率3割を打ったが、1軍からお呼びは掛からず、戦力外通告を受けた。 現役続行を希望したラミレスだが、どこからもオファーはなく、今年2月に年俸500万円(コーチ料込み=金額は推定)で群馬と契約。しかし、目標としていたNPBへの復帰はかなわず、引退を決断した。 球団を通じ、ラミレスは「ファンの皆さん、これまで自分の野球人生へ大きな声援ありがとうございました! アレックス・ラミレス “ラミちゃん” はアメリカ10年、日本で14年、合計24年続いた野球選手としての生活に幕を引くことを決断しました。振り返れば、2000年にヤクルトスワローズに入団し、こんなにも長く日本で野球をやることになるとは思いもしませんでした。ファンの皆さんの応援なしに、ここまで長く日本でプレーすることはできませんでしたし、皆さんの声援は、いつも自分の想像を遥かに超える大きさで自分を支えてくれました。本当にありがとうございました」とコメント。 今季、ラミレスは45試合に出場、打率.305、7本塁打、38打点の成績を残したが、6月と9月に、家族の病気療養の付き添いのため帰国するなど、フルシーズンはたらくことはできなかった。 昨年2月、東京・西麻布にプエルトリコ料理店「ラミちゃんカフェ」(後に、「エル・コキ レストランテ」に改称)をオープンし、夫人に店を任せていたが、9月14日をもって、ひっそり閉店していた。 ラミレスはMLBで3年プレーした後、01年にヤクルト入りし、巨人、DeNAで活躍。NPBでの通算成績は1744試合出場、2017安打、打率.301、380本塁打、1272打点。首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度のタイトルを獲得している。 日本のファンにこよなく愛されたラミちゃんだが、これだけ輝かしい実績を残した選手としては、あまりにもさびしい幕引きとなった。今後は指導者を目指すという。(落合一郎)
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