社会
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社会 2019年02月18日 12時50分
蓮舫氏「子ども一人の命を守れない国」発言にフィフィが批判も、自らが大炎上
立憲民主党・蓮舫副代表にタレント・フィフィからツッコミが入り、ネットで話題となっている。 事の発端は、9日の蓮舫氏の講演。千葉県野田市の小学4年生女児が浴室で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件について、「子ども一人の命を守れない国は何なのか」と批判。さらに、「どうしていつも、関係閣僚会議が後手後手になり、警察、児童相談所、自治体は連携を取れないのか」と投げかけ、「この国は少子化が止まらない。だから生まれた命を守るのは当たり前のことではないか」と訴えたことだ。 これに対し、フィフィは17日、「私は問いたい、なぜ平成16年の警察の積極的介入を盛り込んだ児童虐待防止法改正に反対した蓮舫議員が、今回の虐待死の件で現政権を責めることが出来るのか、私はその真意を問いたい」と、蓮舫氏に対する批判をツイート。 このフィフィのツイートがネット上で物議を醸し、大炎上している。 「もう何本目のブーメランだよ」「蓮舫議員には物事を考える際の芯がない」「もう狙って炎上させているようにしか見えないんだが…ウーマン村本と同じ炎上商法?」「自分の発言くらい覚えてろよ」「こんなのが続けて当選するってこと自体が問題」「何を言っても無駄」と、批判が殺到。 一方で、「平成16年(2004年)児童虐待防止法改正時に蓮舫は議員じゃなかったし、改正案は全会一致で可決だったみたいだけど」という指摘も見られた。 指摘の通り、確かに厚生労働省HPには、「児童虐待の防止等に関する法律の一部改正」は平成16年4月14日公布と明記されている。また、蓮舫氏の公式HPのプロフィールには「2004年(平成16年)7月第20回参議院議員選挙(東京都選挙区)で初当選」とある。 この指摘で雲行きが一気に怪しくなる。 「議員になる前の法改正に、どうやって反対したのでしょうか?」「かっこつけて『私は問いたい』とか言って書いてある内容 嘘ばっかとか恥ずかしい…」「フィフィさん、なぜデタラメを言うのですか? あなたの主張は完全な捏造です」など、今度はフィフィのツイートの矛盾が炎上。蓮舫氏ではなく、フィフィに批判が殺到する結果に。 蓮舫氏を追及するつもりが、自分に火の粉が降り掛かってきてしまったフィフィ。今回は蓮舫氏の「ブーメラン」ではなかったようだ。記事内の引用についてフィフィの公式ツイッターより https://twitter.com/FIFI_Egypt
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社会 2019年02月18日 12時00分
ディズニーランドの“消防士”が独身女性のハートに火をつけて詐欺
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの社員が詐欺の疑いで逮捕された。2月5日、埼玉県警所沢署に逮捕されたのは、千葉県松戸市に住む竹内渉容疑者(34)。被害者は、埼玉県所沢市に住む40代の会社員の女性だった。 「竹内は、昨年11月に婚活サイトで被害女性と知り合うと、数回で深い関係になり、『ずっと一緒にいたい』などと甘く囁いていた。彼は妻子持ちなので、ハナから騙すつもりで近づいたんでしょう」(全国紙記者) 被害女性についたウソも分かりやすい。「勤めている自動車販売会社が潰れそうなので転職したい」 ここまではベタな結婚詐欺のパターンだが、ここから話が飛躍する。「ヘリの操縦士になりたいから、パイロット養成学校に入学しなければならない。そのための入学金などの学費が足りない」 まるで最近流行の「国際ロマンス詐欺」(外国人の男がパイロットやエリート兵士を装ってネット上で日本人女性を騙す手口)のようなセリフである。 すっかり信じ込んだ女性が、昨年11月30日から200万円ずつ3回にわたって計600万円を振り込み、さらに「足りない」と言われて12月3日に35万円を振り込むと、ぱったり連絡が途絶えたという。 竹内容疑者は2009年4月にオリエンタルランドに入社。運営本部セキュリティ部に所属し、園内の消防士のような業務に就いていた。同社の平均年収は容疑者の年齢で700万円ほどだというから、同世代ではかなり裕福なはずだ。「美人の奥さんと子ども1人の3人で暮らしていますよ。近所付き合いはあまりありませんが、白い大きな車に乗っていて、お金に困っているようには見えませんでした」(近隣住民) 騙し取った金は、いったい何に使っていたのか。「逮捕当初は『借金返済のためだった』と言っていたが、その後、『騙し取った金の大半は株につぎ込んだ』と供述を変えている。信用保証取引で、株が下がって保証金の追加に追われたようだ」(捜査関係者) 夢の国に勤めながら、株で一攫千金の夢を見た男は、今頃、留置場で悪夢を見ていることだろう。
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社会 2019年02月18日 06時00分
スーフリ事件の「和田サン」手記報道 被害者が語る卑劣な手口と“素顔”のギャップ
13日、デイリー新潮(新潮社)は、2003年に明らかとなった早稲田大学のインカレサークル「スーパーフリー」の輪姦事件の主犯・和田真一郎氏のインタビュー記事をネット配信した。記事によると和田氏は昨年、懲役14年の刑期を終えて現在は就職しているという。和田氏は「なぜあんな卑劣な行為に及んだのかをお話しすることで、ご迷惑をかけた世間からの『問い』に少しでもお答えできればと思い、今回、取材に応じることにした」と語っている。 「スーフリ事件」とは、2003年5月18日に発覚した組織的な輪姦事件。早稲田大学の元公認のサークル「スーパーフリー」のメンバーである大学生らは「ギャルは撃つための公共物だぜ」を合言葉に1999年秋から常習的に女子大生への輪姦を行っていた。輪姦終了後に缶コーヒーをおごる、ファミリーレストランに連れて行く、無理やり笑顔を作らせて写真を撮るなどし、和姦を主張するための偽装行為まで行う周到さだった。 主犯とされる和田氏が逮捕されてから約30件もの被害届が出されたが、起訴されたのはうち3件だけ。早稲田大学のほかにも東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学といった首都圏の名門大学の学生ら計14人が準強姦罪で実刑判決を受けた。この事件は社会問題となり、2004年の集団強姦罪・集団強姦致死傷罪の創設につながった。 代表の和田氏は、ディスコや音楽業界にコネがあり、六本木のディスコで頻繁にイベントを開催。和田氏とメンバーは、こうしたイベントの二次会で女性を酒に酔わせ、犯行を繰り返していた。女性を酔い潰すために「スペシャルサワー」と称する特製の高アルコール飲料を常用。これを飲んで泥酔した被害者が昏睡状態に陥り、吐瀉(としゃ)物にまみれ気絶して全く反応しなくなっても輪姦は続いたという。 輪姦を始める契機となったのは、明治大学のイベントサークルで、もともと輪姦が活発に行われていて、このサークルとスーパーフリーをかけ持ちしているスタッフが和田氏に「スーフリでもマワしをやりましょうよ」と提案したことだったといわれている。 スーパーフリーのメンバーは10人弱の「鬼畜班」と約40人の「和み班」に分かれ、前者は強姦の実行を担当し、後者は被害者の酔い潰しなど強姦のほう助と被害者の丸め込みを担当していた。中には「鬼畜班」と「和み班」を兼ねるメンバーもいたという。他にも「ギャルズ」と呼ばれる計50〜60人程度の女性スタッフが在籍していた。彼女らは男性スタッフがチケットを売る手助けをし、自らの知人女性をイベントに連れていき男性スタッフに「献上」。その後、被害者をなだめる役割も担っていたという。 さらに2002年からは大阪・名古屋・札幌・福岡に支部を設立して全国制覇を狙い、これらの支部のスタッフを交えて輪姦を行うこともあった。 今回、関西在住ながらスーパーフリーの被害に遭った女性に話を聞くことができた。 2002年当時、女性(以下A子さん)は関西の大学1年生だった。知人に「新歓イベントがある」と誘われて、軽い気持ちで参加したのがスーパーフリーのイベントだったのである。 「まだ世間で騒がれる前だったので、スーパーフリーがそんな卑劣な集団だなんて知りませんでした。知っていたら行かなかったのに…」A子さんは悔しさをにじませながら語った。 「イベント会場は関西の有名なクラブでした。そんな場所に行ったことがなかったので、雰囲気に圧倒されてしまって…。印象的だったのは、他のサークルの新歓イベントと違って盛り上がり方が異様だったことですね。あと、女子は執拗にお酒を勧められました。私は未成年だったので断ったのですが、それでもしつこく『飲もうよ』と言われて仕方なく…」A子さんはうつむいた。 「和田さんも現場にいました。周りのメンバーが『和田さん、和田さん!』と、ヘコヘコしていたのを覚えています。和田さんの印象? 私が直接話したわけではないからかもしれませんが、大人しそうな人でした。だから周囲のスタッフの反応が異様に見えたんです」 たまたま、その日の和田氏のテンションが低かっただけかもしれないが、卑劣極まりない事件の主犯とは結びつかないイメージではないだろうか。 「結局、私は泥酔状態ながらも、なんとか他の子と逃げることができました。ただ、会場には100人以上いたので、知らない大学の子もいたし、全員無事だったのか…今でも気がかりです。その後、テレビで大々的に事件が報道されるようになって、ようやく自分も危なかったんだと気が付き、震えました。でも、当時はスーパーフリーのイベントに行ったなんて誰にも言えなかったです。自分が悪い気がして」と、A子さんは小さな声でつぶやいた。 スーフリ事件による被害者の数は非常に多く、スーパーフリー主催によるほぼ全イベントで強姦が行われていたと、裁判の公判で被告人の1人が証言。被害者の総数は400名以上とも報じられた。 被害者の中には泣き寝入りした人や自殺した人もいたという。事件発覚から16年経った。和田氏の告白によってA子さんのように再び心の傷をえぐられる女性が現れないことを願うばかりである。
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社会 2019年02月18日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第五番 小沢一郎(4)
寡黙、物事への対応も遠慮がちだった小沢一郎は、“田中内閣樹立決起大会”を機に、時に血の気の多さ、積極的対応を見せ始めた。そうした中で、福田赳夫との雌雄を決める2カ月後の自民党総裁選を前にした昭和47(1972)年5月某日、官房長官の竹下登を国会近くの料亭『満ん賀ん』に呼び出したのだった。小沢とともに、同期の羽田孜、梶山静六ら4人の一年生議員も同席した。 小沢は、こう噛みついた。「竹下先生、われわれはいま、全力を尽くして田中先生を担いで動き回っている。対して、あなたは動こうとしない。これは一体どういうことなんですか」 竹下は、こう弁明につとめた。「君たちの気持ちは、十分に分かっている。ただ、私はいま佐藤(栄作)内閣の官房長官という立場だ。まだ、佐藤総理の正式な退陣表明がない中で、『次は田中だ』と動けるわけないじゃないか。やるときはやる。分かってくれないか…」 竹下は佐藤派の中で田中角栄と同じ釜の飯を食ってはきたものの、田中はあくまで兄貴的存在であり、政治の師匠は佐藤栄作であるとの思いが強い。その佐藤の自ら退陣したあとの「後継」認識は、福田赳夫にあって、田中ではないことも知っていた。となれば、すべからく慎重、冷静な判断で知られていた竹下としては、この時点でおいそれと小沢らの動きに同調できなかったということだった。 しかし、こうした竹下の弁明をもう一枚皮をめくると、田中と竹下の間には宿命的とも言える“溝”があり、これがこの期の竹下の田中支持の動きにブレーキをかけていた背景もうかがうことができた。そのことは、やがて田中が一貫して竹下政権の誕生に消極的となり、小沢までが竹下と距離を取る関係になることにつながっていった。 さて、昭和47年7月に、「庶民宰相」「今太閤」の声に乗り首相の座に就いた田中は、ただちに日中国交正常化を成功させ、その余勢を駆ってこの年12月、総選挙に打って出た。自民党は圧勝、小沢も2回目の当選を果たしている。 そんなある日、田中が小沢に言ったのだった。「一郎、おまえ、そろそろ嫁をもらったらどうか」。時に小沢30歳、「オヤジさんにお任せしますから、よろしくお願いします」と答えた。 やがて、田中が小沢に妻合わせたのは、当時“田中ファミリー企業”などと喧伝されていた田中の地元・新潟県の最大手の建設会社『福田組』福田正社長の長女・和子であった。見合いで互いに気が合った2人は結婚を決意、小沢は改めて「仲人をよろしくお願いします」と田中に頭を下げたのだった。★「こいつが総理になるんだ」 ところが、田中はこの仲人を断った。「バカを言うな。おまえには親父がいないじゃないか。ワシが“親代わり”だ。仲人じゃないぞ」 見合いの翌年の昭和48年10月29日、小沢と和子は華燭の典を挙げた。披露宴は東京・紀尾井町のホテル・ニューオータニの芙蓉の間、時の首相が「親代わり」となれば政財界の大物が蝟集して当然、じつに1400人の出席者の数は、それまでの同ホテル始まって以来の盛大なものであった。 一方、この結婚を機に、田中は財界人との会合に小沢を同道させることが多くなった。座敷では小沢を隣りに座らせ、「こいつがやがて総理になるんだ」と口にすることが多くなった。このことは、小沢が田中の「秘蔵っ子」であることが定着することでもあった。 また、和子の妹の雅子が、竹下登の実弟で現・竹下派会長の竹下亘衆院議員と結婚したことにより、竹下登と小沢とは、ここで縁戚関係になっている。さらに、竹下登と“二人三脚”の政治生活を送ることになる金丸信(元副総裁)の息子と竹下の娘が結婚したことから、小沢は金丸とも縁戚関係となっている。このことにより、やがての竹下政権で、竹下、金丸、小沢のトライアングルが、微妙な関係を保ちながら、強力な竹下派経世会を構築することになるのである。 ちなみに、小沢と和子の間には3人の息子ができたが、結局は離婚をよぎなくされている。どんな夫婦関係だったのか、小沢をよく知る政治部記者の弁がある。 「和子夫人は、小沢の選挙区を本当によく守った。とくに、小沢が当選4回目となり、実力者として自分の選挙区を回る時間がない中、1人で留守を守っていた。大小の集会出席、街頭での徹底的な握手戦術など、夫人の“内助の功”あっての当選とも言えた。とくに、4回目の選挙では夫人が握手した人の数じつに2万508人、選挙戦終盤では手のひらが真っ赤に腫れあがり、腱鞘炎を起こして腕も上がらずで、その奮戦ぶりは地元の語り草になっている。 また、小沢はのちに自民党幹事長を辞任したあとの平成3年、狭心症で入院した経緯があったが、以後、しばらく夫人によるカロリー計算をした“愛妻弁当”を持たされていた。夫人には、まったく頭が上がらない小沢だったのだが…」 離婚の真相について憶測は飛んだが、しかとしたことは“薮の中”である。そうした中、田中は「秘蔵っ子」としての小沢に対し、内閣の要職に就かせることをあえてしなかった。どう育てるべきか。ここでは、田中ならではの“炯眼”が浮かび上がるのである。(文中敬称略/この項つづく)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年02月17日 22時00分
日本列島警戒 大地震を引き起こす2月20日スーパームーン①
年明け早々、不気味な地震が相次いでいる。 1月3日午後6時10分頃、熊本地方を震源とする地震があり、熊本県和水町で震度6弱を観測した。九州を中心に四国と中国地方でも揺れを記録し、気象庁によると、M5.1、震源の深さは10キロだった。約3週間後の1月26日には、同じく和水町で震度5弱の地震があった。 これらの地震をどう見ればいいのか。武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。「熊本地震(2016年4月)は阪神淡路大震災と規模が同じM7.3でしたが、阪神淡路大震災が2カ月で収束したのに対し、熊本地震は3年が経過しようというのに、再び大きな揺れが続いた。これはどういうことかというと、日本を走る最大の活断層である中央構造線を刺激し、活性化したためです。したがって、熊本ではこれからも大きな揺れが続く可能性があります。それどころか、西は鹿児島、阿蘇、瀬戸内から和歌山、東は長野、関東地方と中央構造線に沿って、大地震が発生する危険があります」 関東地方は関東ローム層という厚い堆積物に覆われているので、中央構造線がどこを走っているのかはっきりしないが、東京都内を通って太平洋に抜けているという説もある。 改めて、日本列島の危ない地域を洗い出してみることにしよう。 防災ジャーナリストの渡辺実氏が語る。「最近の地震の分布図を見てみると、南海トラフ地震の本震に集約しているような気がします。南海トラフ地震は再来周期に入っていますが、それが刻一刻と近づきつつあると思います」 昨年11月頃、紀伊半島から四国で中規模の地震が相次いだ。気象庁はその原因について、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む境界内で発生したスロースリップが引き起こした可能性が高いことを明らかにしている。 一方、愛知県東部では昨年10月4日、深さ40キロを震源とするM5.1の地震が発生、長野県の根羽村などで震度4の揺れを観測した。「スロースリップとは、普通の地震によるプレートの滑りよりもはるかに遅い速度で発生する現象です。“ゆっくり地震”“スロー地震”とも呼ばれ、海溝などの沈み込み帯ではよく見られる現象です。地震動の継続時間が非常に長く、東日本大震災の際も観測されました。つまり、南海トラフ地震が近いことを表すデータと言えるのです」(サイエンスライター) 愛知県、長野県での震度4クラスの地震も、中央構造線に沿って、地震が発生するというセオリーからすれば、至って妥当な自然現象なのである。「海側のプレート境界で巨大地震が発生する」 と予測するのは琉球大学理学部名誉教授の木村政昭氏である。 「伊豆・小笠原沖というのは私が前々から言っていることですが、今、危ないのは大分、宮崎、鹿児島の海底にある海溝、日向灘です。熊本で起きた大地震もフィリピン海プレートのプレッシャーにユーラシアプレートが悲鳴を上げたものと考えられる」(明日に続く)
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社会 2019年02月17日 06時30分
常夏の島ハワイで降雪確認 沖縄や小笠原諸島でも雪は降る?
これも異常気象のひとつなのだろうか。常夏の島のイメージがあるハワイのマウイ島で史上もっとも低い標高での降雪が確認された。ネット上に上がった写真や動画では、真っ白に降り積もった雪が道路をふさぐ様子や、凍った自動車などが映し出されている。これにはネット上では「日本も寒いけどハワイもクソ寒そう」「地球大丈夫か?」といった声が聞かれた。 降雪が確認されたのは、ハワイ島の北にあるマウイ島のポリポリ州立公園周辺である。このあたりは標高が2000メートルと、それなりの高さがあるものの、年間平均気温が25度といわれるハワイでの降雪は驚きではあろう。 そこで気になるのは、日本の南国でも雪が降るのかといった点である。沖縄や小笠原での降雪は確認されているのだろうか。 沖縄では、本島の名護市と、離島の久米島で2016年に雪が降っている。ただ、実際に降ったのは雪と雨がまざったみぞれである。それでも定義上は雪となる。この時には奄美大島でもみぞれが降り、雪が観測されたのは実に115年ぶりであった。 2016年の前に沖縄で雪が降ったのは1977年以来、39年ぶりとなる。さらに、降雪は特定の観測地点でしか確認できないため、そのほかの場所でも雪が降った映像がネット上では見られる。 一方で、小笠原諸島はどうであるのか。伊豆諸島の南部の八丈島や青ヶ島では過去に降雪が確認されている。だが、さらに南に下った亜熱帯の小笠原諸島では公式な記録としては、雪は確認されていない。 雪というと居住人口上、大多数の日本人にとっては冬に何度かは目にするものであろう。だが、地域によっては「生まれてから一度も雪を見たことがない」といった人もいる。ハワイの人々も驚いたのではないだろうか。
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社会 2019年02月17日 06時00分
「母が大学でナンパ代行」「求人広告で息子の花嫁募集」 過干渉な親の代理婚活、各国で
6、7の両日、50代とみられる女性が米メリーランド州・タウソンの大学のキャンパスで、複数の女子大生をターゲットに、「うちの息子とデートしませんか?」と声をかけ、息子を売り込み通報されたと米ボルティモア・サン紙が報じた。 声をかけられた女子大生の話によると、ヒョウ柄のスカーフを巻いた女性が、図書館とキャンパスビルの近くをうろうろしていた。女子大生らが付近に行くと、彼女らに近づき、自分のスマートフォンで写真を見せ、息子とデートすることに興味があるか尋ねたという。その後、女子大生が警察に通報した。 警察は、監視カメラが捉えた女性の写真を公開し、広く情報提供を呼びかけている。写真から見ると、母親はアジア人女性とみられる。 この記事は中国最大SNS「Weibo」で話題を呼んでいて、女性を「中国のおばさん」と断定するネットユーザーが続出。記事のコメント欄には、「息子のナンパ代行か」「面白いけど自分のオカンなら嫌だな」「中国では普通なんだけど、アメリカならまずいだろうな」といった声が出た。 結婚できない子供を心配する親は、どの国にもいる。 中国・北京では「お見合い広場」というスペースがある。北京の中山公園で、50〜70代とみられる男女が地面に子供のプロフィールと相手の条件を書いた紙を並べ、「うちの子はどうですか」などと言いながら、子供の代理でお見合い相手を探しているという。 台湾にも、息子のために新聞の求人広告で花嫁を募集した親がいたという。 2018年12月に台湾紙・アップルデイリーで「47歳のイケメン息子の花嫁募集、条件は39歳までの女性、月生活費3万台湾ドル(約10万円)を提供、子供を1人産むと出産祝いで100万台湾ドル(約360万円)」との広告が掲載された。ネットでは「子供を産む道具の募集か」「生活費少なすぎてワロタ」「お見合い相手を募集するなら、まず写真を貼れ」と批判の声が殺到した。 日本にも同様に、親同士がお見合いをする「代理婚活」が流行の兆しを見せているという。子供達にとっては、「余計なお世話」なのだろうか。
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社会 2019年02月16日 22時10分
『人工知能による軍拡競争』を制するのは中国かロシアか
中国が脅威の“青田刈り”を敢行している。 昨年10月、中国有数の軍事研究機関である北京理工大学が、5000人以上の応募者から31人の高校生を選出した。次世代のコンピューターウィルスや潜水艦、ドローン、戦車に搭載可能な人工知能(AI)搭載兵器システムの設計を担わせるためだ。同大では選抜の際、「戦う意欲」を重視したといわれている。「この分野では、米中が先頭に立つ可能性が高いが、その取り組み方は大きく違います。現状、西側諸国政府はこの分野での中ロからの出遅れを憂慮していますが、両国を警戒する最大の理由は、それによって生じ得る軍事的な影響です。AI搭載の無人兵器が戦場に投入された場合、西側諸国の指揮官にとっては、判断ミスによって戦争の開始や急激なエスカレートを招く可能性がありますし、個々の車両や艦艇に人間が搭乗しているか不明瞭になりますから、戦場での標的決定が大変面倒になります。中国の研究者によれば、無人艦艇や航空機などによる攻撃を行うかどうかの決定は、すべて人間の指揮官によって行われるが、今後もその方針が続くとは限らないと恐ろしいことを述べています」(軍事ジャーナリスト) これまで西側諸国では、紛争における生死に関わる判断は人間によって下されるべきであり、コンピューターやアルゴリズム(問題解決のための方法や手順)は、単にそうした判断を支援するだけにとどめるとの信念を守ってきた。 だが、世界で最も強力な専制国家であるロシアと中国は、国内では政府支配を維持するため、そして海外では敵を打倒するために、AIを駆使することを躊躇していない。 「ロシアは昨年、AI関連投資予算の倍増を発表しており、今年半ばまでに新たなAI国家戦略の『ロードマップ』を策定すると発表しています。すでにロシアは、サイバースペースでの優位と情報戦に欠かせない要素として、同国のオンライン版『トロールファーム』(ネットで故意に偽情報を拡散したり、荒し行為を行う集団)を使い、デマを流布するためにソーシャルメディアへの自動投稿を駆使しているとみられます。また中国は、顔認証ソフトを含む大規模な自動監視システムを使って、少数民族ウイグル族の反体制派を弾圧しています。中国もロシアと同様に独裁国家ですから、市民のコミュニケーションを監視することに自制力は利きません」(国際ジャーナリスト) ところが西側はそうはいかない。グーグルは昨年6月、従業員からの要求に押され、国防総省との契約更新を見送った。同社の多くの技術開発者は、自分たちがいずれ制御不能の“ターミネーター”(殺人ロボット)を作ることになりかねないという懸念を抱いているためで、国防プロジェクトにくみすることに二の足を踏んだからだ。 対して中国は前述の“青田刈り”を見るまでもなく、完全な軍学一体体制を敷き、20年代前半には武装可能な無人の大型潜水艦が世界の海洋に展開され、南シナ海など領有権紛争の絶えない海域で敵対する部隊を標的にすると予想されている。「米国防総省は昨年1月、ロシアが核兵器搭載可能とみられる無人の大型原子力潜水艦を建設中だと報告していますし、中ロは無人ロボット戦車にも力を入れており、ロシアは最新型をシリアの戦場で試験運用しているくらいです。 また無人艦艇は、長期にわたって存在を秘匿したまま非常に長い距離を航行できる可能性があり、やっかいですが、中国は昨年12月、無人水中グライダーの試作機が、過去最長となる141日間をかけて3619キロに及ぶ航海を達成したと公表しています」(軍事ライター) 海上自衛隊の「いずも」改装が、攻撃型空母か否かという論議をしている日本とは、質もレベルも段違いなのである。
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社会 2019年02月16日 22時00分
“ATM18億引きだし事件”主犯格と小室哲哉の闇の揉め事
福岡県警は2月4日、不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の疑いで、住所不詳、準暴力団「関東連合」元メンバー井上勇容疑者(41)を逮捕した。 2016年5月、全国のコンビニATMから約18億6000万円が一斉に引き出された事件が新たな展開を見せた。井上容疑者の逮捕容疑は数人と共謀し、福岡市博多区のコンビニ43店舗のATMに、南アフリカで発行された偽造カードを挿入し、計4380万円を引き出した疑い。 県警によると、同様の手口による不正引き出しが17都府県で一斉に発生。被害総額は約18億円に上り、引き出し役ら約250人が検挙された。井上容疑者は一連の事件の主導役とみられ、福岡、千葉両県警が先月、公開捜査に踏み切っていた。「井上は、報道では元暴走族の準暴力団『関東連合』のメンバーとされていましたが、もともとは世田谷出身のチーマーです。伝説のチームとして名高いTOP―Jの初代総長として名が通っており、腕っぷしの強さにものを言わせて、都内各地で抗争事件を引き起こしました」(関係者) TOP―Jは、井上容疑者を中心に'93年ごろに結成された。武勇を誇るだけでなく、ロン毛に革ジャンで渋谷センター街を闊歩する姿が注目を集め、少女向け雑誌で特集が組まれたこともあったという。 その後、井上容疑者が少年院に収容されるなどして1年ほどで解散したが、一部のメンバーは暴力団に加入。今も、東京の裏社会で存在感を放っている。「井上は、関東連合とも付かず離れずの関係を続けていた。六本木クラブ襲撃事件で国外逃亡中の見立真一容疑者(39)ともツルんでいたはずです」(同) 成人後の井上容疑者は一時、社会学者の宮台真司氏らと東京大学で討論会を開いたり、IT企業や芸能事務所を運営するなど表舞台に登場。この事務所には小室哲哉(60)が所属していたが、契約金や原盤の権利で揉めて、井上容疑者が小室側を訴えたこともある。「最近は金持ちを相手に架空の儲け話を持ち掛け、だましてカネを稼いでいた。自分をセレブに見せかけるため、航空操縦士の免許を取り、ドヤ顔でセスナのコックピットに座る姿を撮影して、周囲に見せびらかしていましたよ」(同) 井上容疑者は海外へ高飛びしたとの情報も流れたが、昨夏には都内に潜伏していた事実を警察は掴んでいた。「井上を追っていたのは警察だけじゃない。今回の事件では、これまでに全国で約250人が逮捕されている。ずさんな犯行計画の絵図を描いた井上に憤っている暴力団関係者もいたから、制裁が加えられる可能性もあったんだ」(捜査関係者) もっとも、本人にとっては警察に捕まって命拾いしたのかもしれない。偽造カードには流出した海外の銀行の顧客データが悪用されたとみられており、両県警は全容解明を急いでいる。
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社会 2019年02月16日 21時30分
【放送事故伝説】神戸連続児童殺傷事件の直後、テレビ番組が大量にお蔵入り?
今から22年前の1997年、通称「少年A」による「神戸連続児童殺傷事件」が発生した。1997年5月27日の早朝、神戸市にある中学校正門に、男児の切断された頭部が放置された事件を皮切りに、「酒鬼薔薇聖斗」を名乗る当時14歳の中学生が起こしていた猟奇事件がマスコミに暴かれた事件は、当時の全日本国民に大きなショックを与えた。 さて、「神戸連続児童殺傷事件」が発生した当時、多くのテレビ局は卑劣な事件および未解決事件に配慮して、いくつかの番組は放送を自粛した。当時の新聞によると、特に「人間の体を切り落とす」シーンに関しては、最大限の配慮が行われたようで、NHK教育は同年5月31日に放送された歌舞伎俳優の中村雀右衛門が主演する舞踊「桜の森の満開の下」(原作:坂口安吾)には、山賊が狩ってくる生首を並べて遊ぶという「首遊び」という残虐性の高いシーンがあり、また、雀右衛門が生首を抱えて踊るという、図らずとも事件を連想してしまうシーンがあったことから、放送を差し替えられている。この放送差し替えは、中学校正門での一件から4日しか経過していないということもあり、いくら伝統芸能でも「首遊び」は放送するわけにはいかなかったようだ。 また、民放もNHKと同じような対応をとっており、テレビ朝日は、同年6月14日放送予定だった時代劇『遠山の金さんVS女ねずみ』の「不倫の清算!バラバラ殺人」というエピソードがタイトルの通り、劇中にバラバラ遺体が出てくるために放送できなかった。 また、これは放送後にクレームが発生したパターンだが、事件の数日後、競技型バラエティ番組『TVチャンピオン』(テレビ東京系)で行われた「特殊メイク王選手権」では、参加者が作り物の首を持ち込んだところ、放送後に視聴者からのクレームが相次ぎ、番組の構成そのものを見直すことになったとされている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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北朝鮮こんどは「クラプトン公演」情報を追う
2008年03月05日 15時00分
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東京マラソン
2008年02月18日 15時00分
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イラクで戦った元日本人アメリカ兵・越前谷儀仁氏インタビュー
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大阪府知事選 橋下氏下ネタ解禁!?
2008年01月28日 15時00分
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大阪府知事選 開票直後に「当確」の秒殺劇
2008年01月28日 15時00分
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社会
もう国は助けてくれない!「国民ポイ捨て」に怒りの鉄拳!
2008年01月23日 15時00分
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社会
北朝鮮“利権山師”逮捕の次なるターゲット
2008年01月21日 15時00分
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社会
なまはげ改造計画
2008年01月17日 15時00分
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社会
08年 米国発「世界同時恐慌」の恐怖!
2008年01月10日 15時00分
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社会
福岡3幼児死亡事故判決で認定されたのは「ナンパ目的飲酒運転」以上「危険運転」未満だった
2008年01月09日 15時00分
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社会
預かった16歳女子生徒に性交を迫ったフリースクール代表は自称「オッサン少年」
2008年01月08日 15時00分
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社会
合格祈願グッズ「コアラのうんこ」最強説
2008年01月07日 15時00分
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社会
韓国カジノで遊ぶ
2008年01月05日 15時00分
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社会
2007年ヒット商品分析 2008年はコレがトレンド
2007年12月26日 15時00分
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社会
石原知事が「UFO来訪前に地球滅亡」説ぶちあげる
2007年12月22日 15時00分
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社会
水底を歩くクジラ発見
2007年12月20日 19時00分
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社会
政府が「UFO未確認」を閣議決定しなければならなかった本当の理由
2007年12月19日 15時00分
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社会
佐世保乱射事件、犯行動機は“ストーカー体質”による歪んだ恋愛感情か
2007年12月18日 18時28分
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社会
軍事マニア馬込容疑者の過剰武装のナゾ
2007年12月17日 15時00分