社会
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社会 2019年04月26日 06時00分
大阪から巻き起こる「令和維新」橋下徹参戦の衆参ダブル選
大阪ダブル選挙で対抗馬の自公推薦候補に圧勝した吉村洋文・大阪府知事と松井一郎・大阪市長。同時に行われた大阪府議選、市議選でも他を抑え大躍進した。これで日本維新の会は、かねてから期待されてきた橋下徹氏を旗頭に全国制覇に弾みをつけ、「次の国政選挙で自公連立に楔を打ち込み、国政で大きな役割を果たしたい」(幹部)との意欲をたぎらせ始めた。 菅官房長官のポスト安倍も取り沙汰される中、大本命はやはり「橋下令和内閣だ」と言う声も上がっている。今回、維新大勝利の要因を分析する前に、その圧勝ぶりに触れておこう。 その1。まず大阪府議会(88議席)。維新は選挙前40議席で過半数に達していなかったが、今回の選挙では51人が当選、11議席伸ばし過半数を制圧した。大阪市議会(83議席)も改選前の35から5議席プラスの40議席を確保。過半数までは2議席ほど届かなかったが、松井大阪市長は、無所属議員に働きかけ過半数確保に自信をのぞかせている。 その2。支援母体、創価学会の高い情報収集と分析力をベースに「常勝関西」の異名を誇った公明党が維新旋風に脅かされた。府議会では前回同様15議席を維持したが、市議選は1議席落とし18議席と後退。 また、市議選は10選挙区近くでボーダーライン上の厳しい選挙戦を強いられた。例えば、北区や東成区でも明らかなように維新は軒並み現職と新人の2人を擁立。そして、公明党に「東成区ショック」をもたらした。 「公明党は東成区で2選目を目指した則清ナヲミ氏が立候補。この地区は製造業中心の中小企業が数多くあると同時に、人口約8万人で大阪市内でも少子高齢化が高い地域です。それだけに公明党は日頃からきめ細かな運動を展開し、ここの1議席は鉄板議席とも言われた。そこに維新は現職に加え、海老澤由紀氏という新人をぶつけた。結果は維新現職がトップ当選、ついで自民党、そして残る1議席を維新新人と公明党現職がデッドヒートの末、わずか4票差で維新が競り勝ったのです」(維新関係者) 維新躍進の要因について維新幹部がこう語る。「自公は反維新キャンペーンに終始したが、維新は有権者に実行力と実績を突き付けた。有権者は、その数々の実績を見て『維新やるやん』と思ったのです」 実績の一つとして、橋下徹氏が大阪府知事に初当選した2008年以降、主要公園に溢れていたホームレスが消え、公園の臭いニオイもなくなった。 「インバウンドの客も’08年に158万人だったのが、’17年は1000万人を突破した。しかも、『再訪したい』との声で溢れている。日本一の高層ビル『あべのハルカス』(’14年竣工)など再開発ラッシュで大阪の街は大変貌を遂げた。橋下府政、市政のもと交通網整備、行政の赤字解消、公園整備などが急ピッチで進められたのです。同時に行政に巣くっていた伏魔殿一掃も行われ、より透明化した」(全国紙府政担当記者) まだある。失業率5.3%(’08年)が’17年に3.4%と減る一方、景気動向指数は’08年約97・3から’17年約123・5と上昇した。大阪圏商業地の地価も’16年3%台、’17年4%、’18年4.7%と高騰しており、今や日本で1、2を争う上昇率となるなど活気に溢れているのだ。 「ダブル選挙期間中、橋下前大阪市長は『10年前に戻すのですか。それとも先に進めるのですか』とネットやブログで市民に問いかけた。大阪府民、市民は橋下、松井、吉村という維新陣が自民党主導の府政、市政を大改革してきたことを支持したわけです」(同) 大阪都構想も当初の受け止め方から徐々に変わりつつある。’15年に行われた都構想の住民投票は反対50・4%、賛成49・6%と、僅差で反対票が上回った。ところが、ダブル選投票直前の日経世論調査では、賛成46・5%、反対34・3%と逆転しているのだ。 「維新行政になり、大阪全体が明るく活気が出ている。だから都構想をやれば、もっとよくなると、考え方を変えたのです」(前回は都構想反対の有権者) イギリスのエコノミストによる『世界の住みやすい都市ランキング』(’18年度調査)で大阪は世界3位となっており、東京の7位を突き放している。「それが今度の選挙結果となって表れたとも言える」(前出・府政担当記者) 維新は大阪、関西人のハートは掴んだものの、今度の統一地方選前半戦で関西以外は全敗だった。 「やはり、自民党に代わる全国政党になるには橋下氏が立つしかない。今回、橋下氏は出馬しなかったが、裏で選挙を仕切ったのは明白です。というのも、ダブル選挙後、“公明党が都構想にきちんと対応しなければ、関西方面で公明党現職がいる6衆院小選挙区で維新候補を全部擁立する準備はできている”と情報番組でまくしたてたからです」 と語るのは維新シンパ関係者。 「橋下氏は『令和維新』として維新を党改編し、自民党と組む政党にするのか、自公を倒すため小沢一郎氏と組むのか、そして、自らどのタイミングで表舞台に立つのか模索中です。今夏、衆参ダブル選挙となれば、間違いなく参戦するでしょう」(同) 大阪万博、カジノ誘致による経済効果は5〜10兆円との試算もある。吉村府知事が提唱するF1開催も実現すれば“住みやすい街”世界一も夢ではない。 橋下氏が天下取りに動き出すのは時間の問題だ。
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社会 2019年04月25日 22時10分
カザフスタンが韓国・文在寅大統領への叙勲を突如中止に! 北朝鮮への忖度か
韓国の文在寅大統領は4月16〜23日の日程で、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの中央アジア主要3カ国を就任後初めて訪問した。 最後のカザフスタン政府が、予定していたドストゥク勲章の授与を当日になって取りやめたことで、両国との間で外交欠礼論争に発展する事態になっている。 「この勲章は国際平和の増進に貢献した外国人に授与されるカザフ最高の勲章で、これまでに英・キャメロン前首相や仏・オランド前大統領、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、セルビアのブチッチ大統領などが受章しています。韓国大統領府(青瓦台)関係者の弁では、同国のトカエフ大統領は、両国首脳会談後に文氏に勲章を授与することになっていたとのことでしたが、トカエフ氏は現在、臨時大統領という立場である上、大統領選を控えていることから、カザフ側はこうした国内事情を理由に叙勲を取りやめると韓国側に伝えて、韓国政府もこれを受け入れたということのようです」(韓国ウオッチャー) しかし違う事情があるのではとの見方も。「国賓訪問した外国首脳に対し、予定していた勲章の授与を当日に取りやめるのは極めて異例です。そもそもトカエフ氏が臨時で大統領に就任したのは、文氏がカザフを訪問する以前の3月19日のことで、それが理由になるとは思えません。むしろ同国は北朝鮮の親密国ですから、『2月の米朝首脳会談の決裂は韓国のせい』という北からの報告を受けて、叙勲を保留にしたのではという観測も出ています」(北朝鮮ウオッチャー) 実は朝鮮人は中央アジアに広く居住している。「帝政ロシアは1860年代に未開の地だった極東の沿海地域を開発するため、当時極貧状態にあった朝鮮半島北部の農民たちの移住を受け入れています。ところが1937年、ソビエトと日本の統治国である朝鮮との国境紛争が悪化すると、スターリンは朝鮮人が日本のスパイとなることを恐れて、彼らを極東からソ連国内のカザフやウズベキスタンなど中央アジアに強制移住させ、そこで集団農場を営ませたのです。韓国は同胞が、こうした苦難の道を歩んだのも日本のせいだとしているのです。日本統治の前のことですからとんでもない言い掛かりです」(国際ジャーナリスト) 叙勲見送りは歴史を知らない文氏への罰かもしれない。
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社会 2019年04月25日 22時00分
NHKが“全国民”に受信料を取りに来るぞ!③
スクランブルにしたくない こんな“忖度報道”を押し売りされてはたまらない。やはり、「それでもいいからNHKを信頼する」という人だけにスクランブル放送をするべきではないか。 元NHK職員で『NHKから国民を守る党』代表の立花孝志・葛飾区議は、「それはできない」と断じる。「スクランブル放送に踏み切ってしまえば、視聴者が離れ、つぶれる可能性があることをNHK自身がよく分かっています。今は契約件数4000万件だが、その大半はしぶしぶ応じているだけで、視聴者に契約の選択をさせれば解約が止まらず、危険だと認識している。局員は年収1800万円もの高給を維持したいがためにスクランブル化させたくない。そのために、スマホなど新たな受信料の徴収手段の確立を目指しているのです」 また、今回の法改正は「民業圧迫」だとする声もある。「ネットの同時配信を民放はやりたがっていません。特に地方局は、ローカルニュースなどの時間帯に地元企業のCMを入れることで成り立っている。それなのに、その時間帯にキー局の番組をネットで見られるようになると広告収入が危うくなるからです。また、地方では休日や深夜に1〜2カ月遅れでキー局の人気番組が放送されていますが、これもネットでリアルタイムに鑑賞できるようになると商品価値がなくなってしまう。結果的に、スポンサーが地方局を見限ることにつながってしまうのです」(民放の営業担当者) NHK広報局は、同時配信の必要性をこう説明する。「NHKは、放送を太い幹としつつ、インターネットも活用して、信頼される『情報の社会的基盤』の役割を果たそうと考えており、そのために、『視聴機会の拡大』を図り、『いつでも、どこでも』必要なコンテンツを得られるよう、放送を補完するものとして、インターネットによる『常時同時配信』を実施したいと考えています。こうしたNHKの取り組みや考え方については、民放連をはじめとする関係者や視聴者・国民に丁寧に説明し、理解を得ていきたいと思います」 同時配信の受信料徴収についても「受信契約世帯の構成員を対象として、新たな追加のご負担を頂くことなくご利用頂けるサービスにする」というが、ワンセグ裁判を争った前田泰志弁護士は、こう警鐘を鳴らす。 「法律で受信料の支払いを強制しながら、契約条項が法的に決まっていない。結局、NHKが法を拡大解釈して裁判所が追随するかたちとなっていて、恣意的な運用を招きかねない」 いっそ、1年程度の時限的措置でかまわないから、スクランブル放送を“社会実験”すればいい。ニュースや大河ドラマ、NHKスペシャルなどが見られなくなった不払い世帯が一斉に契約し、受信料収入が急増する可能性もあるだろう。 こういう現実的な提案をせず、情報を押し売りするのは、それこそ時代に逆行しているのではないか。
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社会 2019年04月25日 20時10分
3度目の獄中結婚で話題、木嶋死刑囚に「婚活本出して」の声 ブログでもわかる“最強モテテク”とは
交際していた3人の男性を殺害したとされる“首都圏連続不審死事件”で、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)。東京拘置所にいる木嶋死刑囚が、昨年1月、3度目の獄中結婚を果たし、しかもその相手が『週刊新潮』(新潮社)のデスクX氏であることが『週刊文春』(文藝春秋社)の取材で判明した。文春オンラインが24日、報じた。X氏は、木嶋死刑囚のブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」で“王子”としてたびたび登場した人物。書簡のやり取りを通して、結婚に至ったという。 最初の獄中結婚は2015年。支援者の60代男性・A氏と結婚した。しかし、A氏が交通事故で入院し、面会や差し入れなどの支援ができなくなったためか、2016年に離婚している。その後、木嶋死刑囚は、離婚した後に法律上最短で結婚できる100日後を待って逮捕前から知り合いだったB氏と2度目の獄中結婚をし、その翌日に元夫のA氏と養子縁組している。2017年5月から木嶋死刑囚のブログでは、既婚者の“王子”としてX氏がたびたび登場していた。B氏との離婚時期については不明である。 同年5月29日付のブログには「◯◯◯◯王子から初めてお手紙を頂戴したのは、5年前の5月のことでした。実は王子の後輩や上司ともお目に掛かったことがありまして、かなりオープンでクリーンな交際を続けてきました。ディープな関係になったのは、去年からです」とある。 文春オンラインの報道を受け、ネットでは「恋愛能力がマジですごい」「3回も獄中結婚していたことに驚き」「頼むから婚活本か恋愛本を出してくれ!」「女は見た目じゃないってことは本当なのか」と、木嶋死刑囚の“モテ力”に感嘆する声が相次いだ。 なぜ、木嶋死刑囚がこれほどまでに男性を魅了するのか。 実際に木嶋死刑囚の裁判を傍聴したという人物らはネットで「とにかく仕草がつやっぽかった。髪をかき上げたり、資料をめくる動作が洗練されている。死刑になるかどうかで裁かれている犯罪者とは思えない余裕があった」「あまりにかわいらしい声で、ていねいに話すから裁判で傍聴していてもこの人は悪い人じゃないんじゃないかと錯覚をしそうになった」などと投稿している。 他にもネット上では、木嶋死刑囚の男性同級生と話したことがあるという人物が、「顔はかわいくないのに、声や仕草がかわいくて“守ってあげなきゃ”という気にさせられたらしい。あと、男子と女子が言い合いになったときに男子の味方をする子だったって。だから木嶋のことを『ブス、太っている』っていう女子のほうが性格悪いって、男子の中ではなっていたらしい」とのコメントを残していた。 ネットでは他にも木嶋死刑囚のブログを読んだと思われるユーザーから「字がきれい。無邪気さを感じるイジリがあって意地悪に感じない。読み手の王子は、自分をかっこいいとほめてくれる文章を読んでいい気分だろうし、比較されてる人は嫉妬しそう」「話術のスキルが高いというか、口がうまいというか。 異性向けのコミュニケーション能力が高いんだろう」「獄中でも身ぎれいにしていて、字がきれい、料理が上手、聞き上手。モテる要素は外見じゃないね」とそのモテテクに驚きの声が挙がっていた。 木嶋死刑囚がただものではないことは確かだが、今回の結婚は相手が『週刊新潮』のデスクということもあり、双方ともに打算的な結婚という見方もある。今回の結婚がビジネスにせよ恋愛感情にせよ、木嶋死刑囚が人をひきつける“何か”を持っていることは確かだと言えそうだ。記事内の引用について木嶋佳苗死刑囚のブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」より http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/
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社会 2019年04月25日 18時00分
自由朝鮮が実行に移す「打倒金正恩」3つの工作
二度目の米朝会談決裂後、再び態度を硬化させている北朝鮮に対し、“宣戦布告”した団体がある。 北朝鮮の独裁体制打倒を掲げる謎の組織『自由朝鮮』だ。同団体は、2月末に在スペイン北朝鮮大使館を襲撃し、館内のコンピューターやハードディスク、携帯電話などを強奪。3月1日には“北朝鮮臨時政府”の樹立を宣言するなど、活動を活発化させている。 「自由朝鮮の前身『千里馬民防衛』が、’17年2月にマレーシアで殺害された金正男氏の息子・漢率氏を保護してから過激化しています。昨年11月に起きた北朝鮮のチョ・ソンギル駐イタリア大使代理(44)の失踪・亡命事件、マレーシアの北朝鮮大使館外壁への『金正恩打倒』の落書き、金日成主席と金正日総書記の肖像画を床に投げ付ける動画を公開した事件など、世界的な反体制行動への関与も指摘されています」(北朝鮮ウオッチャー) 自由朝鮮の活動拠点や構成員数、資金源などは謎のベールに包まれているが、リーダーであるエイドリアン・ホン・チャン氏(以下、ホン氏)の経歴は明らかになっている。 米カリフォルニア州サンディエゴ生まれの在米韓国人2世で、現在35歳。’05年に米国の名門エール大学を卒業したエリートだ。 「ホン氏は、同大で教鞭をとっていた脱北者の金賢植氏に感化され、’04年3月、脱北者支援と北朝鮮人権運動を行うためのNGO(非政府組織)を仲間とともに設立。これまでに高官を含む1000人以上の脱北を成功させてきた人権活動家で、テロリストではありません」(国際ジャーナリスト) その自由朝鮮が3月末、ウェブサイトに不気味な予告を掲載した。〈我々は今、大きなことを準備している。その時まで暴風前夜の沈黙を守る〉 これは一体、どういう意味なのか。 「『暴風』とは、北朝鮮軍が38度線を越え、韓国へなだれ込んだ朝鮮戦争開始時の暗号です。つまり、自由朝鮮は“打倒金正恩”を成し遂げるための工作をしているということです」(同) 具体的には「金正恩暗殺計画」まで噂されている。「正恩氏は近く、ロシアのウラジオストクでプーチン大統領と初の首脳会談に臨みます。ロシアまで専用列車で移動した場合、自由朝鮮の工作員が途中で待ち伏せしてテロを企てる可能性があります。ただ、ホン氏はCIA(米中央情報部)と協力関係にありますから、さすがにこれは米国が止めるでしょう」(同) 一方、保護している金漢率氏を利用するプランもあるという。「臨時政府であれ、亡命政府であれ、その正当性をアピールするには金一族のDNAを継承している人物をトップにするのがふさわしい。そこで漢率氏を指導者にする計画も進行中です」(同) 正男氏の息子である漢率氏であれば血統は申し分ないが、彼はまだ23歳で「若すぎる」という意見もある。そのため、指導者候補として、自由朝鮮がもう一人、目をつけている人物がいる。「金平日氏(64)です。同氏は、北朝鮮建国の父・金日成氏と、後妻の金聖愛との間に、朝鮮戦争休戦直後の1954年に生まれた。金日成総合大学を優秀な成績で卒業し、朝鮮人民軍の護衛司令部や総参謀部の要職を歴任。金正日氏と、日成氏の後継者争いをした人物です」(同) 平日氏は、正日氏との権力闘争に敗れて以降、ハンガリー、ブルガリア、フィンランド、ポーランド大使を歴任し、’15年からはチェコの大使に就任。この間、本国に戻り、重要なポストに就いたことは一度もない。 北朝鮮の事情に詳しい大学教授が言う。「正日氏に疎まれた平日氏は、現在に至るまで30年以上にわたって海外生活を強いられています。正恩氏にとっても気に入らない存在のようで、’15年7月に平壌で開かれた大使会議で撮った記念写真には、それがはっきり現れています。平日氏は、姉の駐ハンガリー大使夫妻とともに2列目の左隅に追いやられているのです。“正日氏に去勢された”との噂もあり、子どももいませんし、金正男氏の暗殺時には『次は金平日だ』と言われたほどです」 4月11日に開催された朝鮮労働党中央委総会では、北の最高首脳が大幅に入れ替わり、若返りが図られた。この際、平日氏を担ごうなどと考える世代は確実に一掃されたものとみられる。 「ホン氏が平日氏を自由朝鮮の指導者に担ごうとしているという説は信憑性が高い。現状の北朝鮮に居場所のない平日氏にとっても、自由朝鮮の指導者になるのは悪くない話ですから。ただ、かつてホン氏が、正男氏に『亡命政府の指導者になってほしい』と要請したが拒否され、その後、正男氏は暗殺されてしまいました。その代わりを平日氏が受けるかどうか…」(同) 一方、米国のトランプ大統領も自由朝鮮を支持する気配を見せている。「トランプ大統領は、北朝鮮が本気で非核化をする気がないのであれば、正恩政権打倒を目指す自由朝鮮の後押しをするなど、金体制崩壊に舵を切るでしょう。『正恩はいいやつだ』と笑いながら“斬首”する可能性もありますよ」(在米の韓国人記者) この説を裏付けるかのような動きもある。3月30日の夜、沖縄の嘉手納米空軍基地に“コブラボール”と呼ばれる米空軍偵察機「RC―135S」が、インド洋のディエゴガルシア基地から飛来した。同機は高性能電子・光学機器を搭載しており、発射された弾道ミサイルの各種データをリアルタイムで収集する偵察機。北朝鮮の核・ミサイル実験、発射を監視する眼である。 このコブラボールと、「金正恩暗殺」「金漢率氏の政治利用」「金平日氏の指導者擁立」という3つの作戦を進める自由朝鮮に凝視される北朝鮮は、「蛇ににらまれた蛙」といったところか。
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社会 2019年04月25日 12時50分
池袋自動車暴走事故、犯人はなぜ逮捕されない? 遺族男性も記者会見で「罪を償ってほしい」と訴え、世間は警察にも怒り
池袋で発生した自動車暴走事故の被害に遭い命を落とした3歳女児の父親で31歳女性の夫(32)が24日、都内で記者会見を行い、現在の心境を告白。その内容に同情が集まるとともに、事故を起こしながら逮捕されていない87歳男性に改めて怒りの声が上がっている。 男性は記者会見で、「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず絶望している」と心境を吐露。さらに、 「たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました。悔しくて悔しくて仕方がありません。この悔しさはどれだけ時間が経っても消えないでしょう」 と苦しい胸の内を明かす。 さらに、男性は自身の顔を公開するとともに、敢えて犠牲になった妻と子供の写真を公表。そして、「私の最愛の2人の命を奪ったという、その罪を償ってほしい」と訴え、「今回の事故で妻と娘のような被害者と私のような悲しむ遺族を今後絶対に出してはいけないと思いました。そのために、私は妻と子供の画像を公開する決断をしました」 と説明した。そして最後に、「少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい」と訴えた。 この遺族の訴えに、「見ていられない」「気持ちがわかる」「話を聞くだけに辛い」と同情の声が集まる。中には「自分が彼の立場なら復讐を考えるかもしれない」「事故を起こした人間をぶっ飛ばしてやりたい」という過激な意見も上がる。 そして、現在負傷して入院中のため逮捕されていない、事故を起こした元通産省工業技術院院長(87)について、「逮捕するべき」「牢屋の中で頭を冷やすべきだ」と批判が上がった。 元院長が負傷し入院中であることや、証拠隠滅の恐れがないことが、逮捕されていない理由で、警察や弁護士が正当性を主張しているが、多くのネットユーザーは「上級国民だから逮捕されていない」「神戸の市バス事故は逮捕されている。なぜこちらは逮捕されないのか」と批判の声を上げている。 なお、一部報道によると、元院長について警察は退院後も任意で事情を聞く方針で、逮捕する予定はないのだという。 法的には問題ないとされる「証拠隠滅の恐れがないため逮捕しない」という扱いだが、多くの国民は不明瞭な「逮捕される人間とされない人間の違い」に不満を持っている。ネットユーザーの指摘にもあるように、神戸の市バス事故を起こした運転手は自動車運転処罰法違反で現行犯逮捕されており、社会的地位の高い、いわゆる「上級国民だから」と思われてしまっても致し方ない。 仮に法に則っていたとしても、遺族男性の妻子が“殺された”のにもかかわらず、元院長が逮捕もされずのうのうと生きていることには違和感を覚えてしまう。警察はこの件について、国民にしっかりと説明する義務があるのではないだろうか。
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社会 2019年04月25日 12時40分
「政治に関心なかった」「友人に頼まれた人に投票」今井絵理子議員のブログにツッコミ殺到
元SPEEDで、現在は参議院議員を務める今井絵理子が、4月24日にオフィシャルブログを更新した。「一緒に食べたかき氷。」のタイトルで、約1か月にわたって続いた統一地方選を振り返る内容となっている。タイトルは、一息ついて息子と食べたかき氷から取られている。 このエントリーはかなりの長文であり、「歌手をしていた頃は、恥ずかしながら政治に関心はありませんでした。とくに考えることなく、友人に頼まれた人に投票したこともあります」と過去を告白した。 今井議員は、2017年の東京都議会選挙において、「批判なき選挙、批判なき政治」とツイートし、「民主主義の否定」「言論弾圧しろってこと」「完全なる勉強不足」といった批判を招いていた。ただ、実際の意味は「批判ナシで仲良くやろうぜ」くらいの意味だったようだ。それでも、政治家が誤解を招く言葉を記すのは問題があるといえるだろう。 今回のエントリーで、今井議員は女性参政権や、選挙権18歳以上引き下げなどのキーワードを散りばめ、「若い世代の皆さんへ。」と題して「私もそうだったように、若い方々はあまり政治に関心がないかもしれません。(略)このままでは若者のことを考える政治があまり行われなくなるかもしれません。それでは困ります」と記している。アツいメッセージともいえるが、ネット上では「今も政治に関心ないだろ。政治より恋愛重視」「なんか社会科の教科書丸暗記したみたいな内容だな」「政治への関心持つようになったって、それ政治家なら当たり前でしょ」といったツッコミがあふれている。 今井議員は、妻子ある元神戸市議との手つなぎデートが『週刊新潮』(新潮社)に報じられたが、現在も離婚した元市議との交際を続けていると言われている。そうした公私混同を含めて、何かと批判を受けやすいのは確かだろう。記事内の引用について今井絵理子のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/eriko--imai/今井絵理子のオフィシャルツイッターより https://twitter.com/Eriko_imai
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社会 2019年04月25日 12時30分
高木美保、池袋死傷事故に涙も「85歳の親の免許は返納させてない」 ネットから違和感の声
25日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)のトップニュースは、東京・池袋で87歳の男性が運転する車が暴走、妻子を失った遺族が開いた会見だった。夫であり、父親であるその遺族は、涙をこらえながら、今の沈痛な心情を吐露。さらに、世のドライバーにこう呼びかけた。 “少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい。周囲の方々も本人に働きかけてほしい。家族の中に運転に不安がある方がいるならば、いま一度家族内で考えてほしい。そうすれば妻と娘も浮かばれる” そんな会見のVTRを見てスタジオで涙を流し、時に鼻をすすりながらコメントしていたのが高木美保だった。「私、ちょっと悲しすぎて言葉にならないんですけども、この夫でありお父さんである方が、奥さんと娘さんを大切に守ってこられたんだということが伝わってきました」などと語った。 「高木にも現在、85歳になる父親がいるそうですが、免許は返納できていないと語りました。その父親は夜、対向車のライトで幻惑されてしまい、『夜が怖い』と言い出した後は、夜の運転は禁止しているそうです。ただ一方、父には『母の病院の送り迎え』があるというのです。そのために高木も、自主返納について強く言えていないのだとか」(芸能ライター) これに対してSNS上では、「そんなに親に免許返納させたいなら親の言う病院行きを高木がすれば問題点解決」「泣きながらコメントしてて、自分の親が85歳で視力がどうとか言ってんのに免許返納はさせてないってなんだそれゃ」「85歳の親が運転してる事を、 病院があるからとか擁護する高木美保 タクシー代くらい出してあげたら?」などと違和感が広がっている。果たして、高木は親の免許を返納させられるのだろうか……。
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社会 2019年04月25日 12時20分
「免許を取り上げなかった娘や息子にも怒り」百田尚樹氏、池袋暴走事故犯人と家族を厳しく糾弾で賛否
作家の百田尚樹氏が24日、池袋暴走事故について、Twitter上で独自の見解を披露し、称賛の声が相次いでいる。 百田氏は、遺族が24日に記者会見で「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず、絶望しています」と語る動画を、Twitterで引用リツイートし、 「ほっといでももうすぐ死ぬジジイが、若い母親と幼子の命を奪い、悲しみの淵に叩き込んだ。ジジイにもムカつくが、こんなジジイから免許を取り上げなかった娘や息子にも怒りが収まらん」 とTwitterで怒りをぶつける。さらに、 「このクソジジイは事故のショックで、あっという間にボケそうな気がする」と指摘。その上で、「ゴールデンウィーク明けには、事故のことも忘れてニコニコ笑っているかも…。こんなクソジジイはどつき回してもいいよな」 と事故を起こした87歳の元通産省工業技術院院長を激しく糾弾した。 この発言に、ネットユーザーから「よくぞ言ってくれた」「力のある人がこういう声を上げていくのは大事」「全てに同意する」「みんなが思っていることを言ってくれた」「百田氏は好きじゃないけどこの件については完全同意」など称賛の声が上がる。 一方で、免許返納を迫らなかった家族の責任については「今の高齢者は自分に変なプライドを持っていて免許返納に応じてくれない」「家族が運転しないように言っても応じないケースがほとんどで、責任を問うのは酷」という意見も。 また、自動車関連の仕事をしているネットユーザーからは「家族の反対もあるなか乗る本人が聞かずに購入し納車後すぐに事故を起こすケースもある」との指摘が。そして、「そういう人のなかには『車がおかしい』の一点張りで自分の非を認めない人もいる」と語り、「免許の制限や更新の基準を厳しくするべきだ」と声を上げた。 高齢者による自動車事故は社会問題化しており、これまでにもアクセルとブレーキを間違えるケースや、歩道を猛スピードで走る自動車など、「ありえない」事案が相次いでいる。 そのたびに、「高齢者は免許を返納するべきだ」という声が上がるが、公共交通機関が整っておらず、「自動車がないと何もできない」地域で生活する人にとって自動車は「生活の足」になっていることや、「強制的に免許返納を迫ることは好ましくない」との声もあり、高齢者ドライバーの「モラル」に任されているのが現状だ。 被害者の死を無駄にしないためにも、今後、高齢者ドライバーの運転能力を厳しくチェックし、基準を満たさない人物については免許返納を迫るなど、なんらかの対策が求められる。文・神代恭介記事内の引用について百田尚樹公式Twitterhttps://twitter.com/hyakutanaoki
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社会 2019年04月25日 06時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★四度目逮捕で万事休すか
4月4日、東京地検特捜部が、カルロス・ゴーン容疑者を特別背任の容疑で4度目の逮捕に踏み切った。弁護人である弘中惇一郎弁護士は、「必要性も合理性もない逮捕は、暴挙と言わざるを得ない」と検察を厳しく批判。そして、ゴーン容疑者が4月3日にツイッターで「4月11日に記者会見を開く」と表明した直後に逮捕されたことを「一種の口封じだ」と非難した。 ただ、私はゴーン容疑者が会見を開くと発表したときから違和感を覚えていた。なぜ会見が1週間以上先なのか。ゴーン容疑者が保釈されたのは3月6日だ。会見の準備をする時間は十分あった。また、ゴーン容疑者は逮捕前日にフランスの民放テレビ局のインタビューを受けている。順番からすれば、会見を開くのが先だろう。 実は4月3日朝に特捜部がゴーン容疑者を再逮捕する方針だというニュースが流れていた。ゴーン容疑者が、会見を4月11日に開くとツイッターで公表したのは、その日の午後なのだ。逮捕の方針を知った弘中弁護士が、急遽、8日先に会見をセットするようゴーン容疑者にアドバイスしたのではないか。なぜなら、そうすることで、検察の横暴を批判する世論を喚起できるからだ。実際、海外メディアを中心に、そうした報道がいくつもなされた。 しかし、本当にゴーン容疑者が潔白なのであれば、逮捕前に会見を開けばよかったはずだ。しなかったのは、やはり痛いところがあるからだろう。真実を語るのは、ある意味で簡単である。ありのままを話せばよいからだ。だが、ウソをつくのは意外に難しい。会見を開けば、記者からさまざまな質問を受けるから、矛盾が生じてしまう。 弘中弁護士は、4月9日に、逮捕前に収録したゴーン容疑者のビデオを公開した。それは、弁護士が十分に吟味して、容疑者が不利にならない部分を厳選したものだった。 オマーン・ルートと呼ばれる今回の逮捕容疑は、構造が極めてシンプルだ。中東日産から販売促進費として現地販売代理店に支払われた17億円のうち、5億6000万円が、ゴーン容疑者の実質支配する口座に還流し、ゴーン容疑者は、それを元手に基本装備だけで15億円もする巨大クルーザーを購入したというものだ。この見立てが正しければ完全な着服だし、金の動きを示す証拠があれば、何の言い逃れもできない。 ただ、東京地検も手緩い部分があった。ゴーン容疑者の妻であるキャロル夫人に対して、任意聴取を要請していたのに、夫人は押収されていなかった米国のパスポートを使ってフランスへ出国してしまったことだ。オマーン・ルートのカネの一部は、最終的にキャロル夫人の口座に入ったと言われ、クルーザーも夫人名義との報道もある。私は、キャロル夫人も逮捕すべきだったと思う。大阪地検特捜部は、国の補助金をだまし取った容疑で、森友学園の籠池泰典前理事長を逮捕した際、諄子夫人も逮捕している。今回も同じことをすればよかったのだ。 ゴーン容疑者は日産の業績をV字回復させ、10年くらいで退任すれば、名経営者の1人としてずっと尊敬されただろう。ベルサイユ宮殿での結婚式にせよ、クルーザーにせよ、彼の人生を狂わせたのは、キャロル夫人なのかもしれない。
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