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嵐の「活動休止」は必然か 最も悩みが多い年代は“アラフォー” ?

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 1月27日、国民的アイドルグループ・嵐が突然の活動休止宣言をした。2020年まで約2年間の猶予があるとはいえ、衝撃的なニュースに日本中が衝撃を受けた。

 都内で行われた嵐5人そろっての会見の冒頭、リーダーの大野智(38)は、どこかすっきりした面持ちで「勝手ではありますが、一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」とコメントした。

 1999年のデビューは、ハワイでのデビュー会見にバレーボールの応援サポーターという華々しいものだった。先輩であるV6などジャニーズを代表するグループのデビューパターンである。デビュー曲の『A・RA・SHI』は売上枚数97.3万枚と好調な出だしだったが、その後は泣かず飛ばす。その苦節を耐えた嵐は国民的アイドルに成長した。

 「自由な生活がしてみたい」と言う大野の言葉に、同年代から共感の声が集まり、芸能人らも同調するコメントを送っている。

 1月29日放送のフジテレビ系「バイキング」でも、嵐の活動休止について特集。出演者の一人、高橋真麻(37)は大野の発言を受けて「嵐と同世代の私からすると、大野さんがこれぐらいの年代で『ちょっと休みたいな』とか『ジョブチェンジしたいな』って思うのはすごく分かる」と同世代ならではの感想を口にした。

 ネットでも「同世代、疲れもくるよ。お金あるならゆっくりのんびりしたらいい」「嵐と私は同世代で、大野くんは同い年。いつもそこに嵐がいたよね。長い人生において、40を手前にして何か考える、そんな時期なのかな」など共感の声が上がっていた。

 芸能界に限らず、嵐と同じ“アラフォー世代”が仕事上のストレスを強く感じているという。

 厚生労働省の平成29年度「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、20歳未満から60歳以上の労働者のうち、特にストレスを感じている世代は、1位が30〜39歳の61%、続いて40〜49歳の58%とアラフォー世代に多い結果に。

 さらに、転職サイト「エン・ジャパン」が行った『35歳以上のミドルの「転職理由」調査』調査(調査期間:2018年2月1日〜2月28日)によると、35歳以上の6割が20代と比べて転職理由の変化を感じているとの結果が出ている。

 「ポテンシャルだけでは通用しないため、よりこれまでの経験がものをいうことへの不安。年齢的にやり直しがきかないプレッシャー。それまで一切気にしていなかった社会貢献度合いなどの視点が入ってきた」(37歳男性)、「若いときはいろいろ経験したいと思うことに、重きをおいていた。今はやりたいことが明確になってきた」「若い頃より会社の上層部との間のギャップが原因になっている」(43歳男性)

 同調査では、このような声が具体的なコメントとして挙げられている。

 これは、アラフォー世代が自分のライフワークを俯瞰的に考えるようになったことを表しているのではないだろうか。がむしゃらだった20代と異なり、自分の能力を把握できるようになり、仕事への取り組み方やワークバランスを考えるようになる。部下を持つようになり、人を育てる責任の重さを実感する世代でもある。

 また生活面においても、親の介護や子どもの養育など、自分自身の人生設計を否応なしに考えさせられる時期になってくる。

 ネットでも「断捨離したい人間関係」「一度も結婚したことがなく、人生が辛い。何のために生きているのか分からない」「同期は課長になったのに転職した自分は今では派遣の身。何が悪かったのかと泣けてくる」「親の介護で疲れた、もう休みたい」など、アラフォーたちの悩める声が散見される。

 大野をはじめ嵐も、がむしゃらに頑張り続けてきた人生を今一度見直した結果が今回の「活動休止」だったのではないだろうか。

 仕事に疲れたアラフォー世代、嵐にならって一度立ち止まり、人生を考え直すのもいいかもしれない。

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