search
とじる
トップ > 社会 > 石原知事が中日落合監督を絶賛した理由

石原知事が中日落合監督を絶賛した理由

 石原慎太郎都知事(75)は2日の定例会見で、プロ野球日本シリーズで優勝した中日ドラゴンズ落合博満監督(53)の非情采配について「あれが本当のリーダーってもんですな」と全面擁護した。
 優勝を決めた1日のシリーズ第5戦で、8回まで完全試合の先発・山井に代えて9回に守護神・岩瀬を投入したため、シリーズ初の完全試合達成という夢は消え、評論家らはこぞって落合批判を展開した。
 石原氏は「野村(克也・楽天監督)が『私だったらやらん』とか『10人監督がいたら10人ともあそこで代えないだろう』と言っていたけど、これは情実の問題。実績を掌握している球団の“CEO(最高経営責任者)”としては、私は落合って見事だと思う。本当に」とべた褒めした。

 さらに「それはやっぱり、泣いて馬謖(ばしょく)を斬ったんですよ。野村は『1本打たれて代えるのが常道』と言ったが、それは人情の話でね。私は落合のやったことは絶対正しかったと思う」と絶賛した。
 石原氏は2005年7月、議会と対立した“懐刀”浜渦武生副知事(当時)を辞任させることで騒動の幕を引いている。そのときの心境を記者団に「泣いて馬謖を斬る思い」などと三国志にたとえて語っている。我の強い“オレ流”リーダー同士でシンパシーを感じたのか?ちなみに落合監督本人は、1日深夜になってから投手交代の真相を「血まめをつぶした山井自らが降板を申し出た」と説明しており、それほど騒ぎ立てる話ではなくなっている。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ