社会
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社会 2019年05月05日 06時00分
吉田純子〜看護師連続保険金殺人事件
2001年8月、福岡県に住む元看護師の女性(当時43歳)が警察に出頭し、自らが関わった保険金殺人について告白した。その内容から、事件の全容が明らかとなった。犯行に関わったのは、元看護師のほか、治験コーディネーター(42歳)、看護師(41歳)。さらに主犯格で指導的な立場の看護師・吉田純子(42歳)だった。 純子と3人はまず1998年1月、看護師の夫(39歳)を睡眠薬で眠らせ、静脈に空気を注射して殺害。保険金3500万円をだまし取った。ついで翌99年3月、今度は元看護師の夫(44歳)を泥酔させた後、口や鼻から医療用チューブで大量のウイスキーを流し込み、肺炎を併発させて殺害した。この時も、3200万円の保険金を手に入れた。 また、2000年に母親を殺害して現金を奪おうとした未遂事件も発覚。取り調べが進むにつれ、ほかにも純子が同僚から現金をだまし取るなどの余罪が次々に明らかになった。 犯行はすべて純子の指示によって強制的に進められた。共犯者たちは純子に奴隷のように指図され、「お前の夫は不倫している」「アンタの夫に金を貸した」などと虚偽の話で犯行を実行させていた。だまし取った保険金も純子が独り占めし、遊興費などで浪費していた。 2004年9月24日、福岡地裁で「医学知識を駆使し、完全犯罪をもくろんだ凶悪な犯行」として、主犯格の純子に死刑判決。10年3月に死刑が確定した。
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社会 2019年05月04日 23時00分
三橋歌織〜セレブ妻エリート夫殺人事件
2006年12月、東京都新宿区と渋谷区で、道端の植え込みなどから切断された男性の遺体が発見された。 遺体は当時30歳の会社員と判明。捜査したところ、妻の三橋歌織(34歳)が「夫を殺してバラバラにして捨てた」と犯行を自供した。 会社員は大学卒業後、アメリカの投資銀行の系列会社に就職。不動産投信アナリストとして、年収数千万円という収入を得ていたエリートだった。 一方、歌織は企業経営者を父に持ち、名門女子大に進学。周囲から誰もがうらやむ“セレブ夫婦”として知られていた。 ところが実際は、夫婦生活は破綻していた。結婚直後から夫は歌織に暴力を振るうようになり、そのあまりの酷さに、歌織は警察に相談することもしばしばだった。それでも夫の暴力はおさまらず、結婚から半年もたつうちに、夫婦仲はすっかり冷え切ってしまっていたのである。 そしてある日、離婚届を夫に突き出したが、その場で破り捨てられたことに激怒。ソファーで寝ていた夫の頭を、ワインボトルで何度も殴りつけて殺害。遺体を切断して都内各所に捨てたのだった。 2008年4月28日、東京地裁は歌織に懲役15年を言い渡した。歌織は上告しなかったため、そのまま刑が確定した。
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社会 2019年05月04日 18時00分
維新vs公明党「関西最終戦争」〜もう騙されへんで!
『日本維新の会』影の司令塔、橋下徹前大阪市長が公明党に猛烈な揺さぶりをかけ始めている。 大阪ダブル選挙圧勝後、橋下氏はテレビメディアなどで「次期衆院選で公明党現職がいる大阪、兵庫の6選挙区で対抗馬を擁立する準備は整っている」と公明党殲滅を開始する発言をしているのだ。対する公明党は、反対していた維新の大阪都構想で共同歩調を取るのか、それとも維新と全面戦争に突入するのか、最終決断を迫られている。 それにしても、維新と橋下氏の最終的な狙いは一体どこにあるのか。まずは橋下氏の公明党への強硬策について在阪全国紙記者が背景を解説する。 「1つには関西での維新の強さがある。大阪ではもはや敵なしで、常勝関西を誇った公明党支援組織である創価学会をしのぐ勢いです。衆院大阪12区補選で自民党は公明党の推薦を受け、安倍首相や小泉進次郎氏を投入し盤石を期したほど」 維新関係者が続ける。「大阪市以外でも維新への支持基盤は強くなっている。象徴的なのは堺市です。大阪都構想実現には、政令都市で人口約83万の堺市民の動向は無視できない。ところが、堺市は竹山修身市長が旗振り役で都構想に大反対。その堺市の市議選で維新は18人を擁立し全員が当選した」 さらに、都構想反対の旗を振ってきた竹山市長に政治資金で2億円を超える重大な疑惑が急浮上。大阪地検特捜部が強制捜査に乗り出すのは「時間の問題」とも囁かれだした。この竹山疑惑を先陣で指弾してきたのが維新だった。 次に大阪隣接の兵庫県。「県議選では選挙前から1議席増の9議席を獲得した。神戸市議選も4議席増の10人が当選。市議会では第三勢力に躍進した」(同) 橋下氏がテレビメディアで発言した「関西の公明党6選挙区に維新候補擁立」はまんざら虚勢を張っているわけではないのだ。 当然、与党である自民・公明党内からの反論はある。自民党関係者が語る。「維新の強さは一部の関西圏だけ。全国的に見ればボロ負けしている。しかも、この勢いは大阪万博などで一時的なもの。継続は無理。所詮は地域政党だ」 しかし、選挙アナリストはこう分析する。「維新パワーは静かに広がっていますよ。4月7日開票の名古屋市議選がいい例です。維新の支援を受けた河村たかし市長率いる『減税日本』が改選前の8から14議席と第2党に大躍進した。維新との選挙協力があったからです。候補の重複を避け『減税日本』候補者に絞ったんです」 河村市長は今回の結果で、維新とタッグを組み国政進出の足がかりにしたい腹だ。 橋下氏側近が明かす。「維新は大阪ダブル選効果で府議会を抑え、市議会もほぼ過半数に達した。最早、大阪都構想で公明党の協力はさほど重要ではない。次の衆院選でも公明党現職6選挙区に維新が擁立したら、勝つ公算が強い」 公明党は衆院議席が29のうち選挙区は8。このうち関西の選挙区6議席が崩れると、公明党は全国的に崩壊の危機に瀕する。「そこに橋下氏が出馬すると注目度は抜群。全国的に維新全体の底上げにもなる」(前出・選挙アナリスト) 橋下氏側近が補足する。「6選挙区擁立発言は、大阪都構想と安倍首相の改憲を意識した両睨みですよ」 橋下氏側近によると、安倍政権は今年中に憲法改正の国会発議を模索しているという。天皇退位、即位やG20などを考慮すれば、発議は夏の参院選後の可能性が高い。衆院は発議に必要な国会議員数3分の2を確保している。問題は参院。夏の参院選では改憲派勢力中、89人が改選だ。「発議に必要な参院3分の2超えには、ほぼ全員が当選しないといけない。ハードルは高い。公明党は改憲へのアクセルを踏み込めずモタモタ。維新は公明党がグズグズするなら自公政権解消を迫る一方、『後釜は俺たち』の自維政権でけん制する。都構想も公明党が賛成に回れば、スムーズに実現へ漕ぎつける。それが両睨み発言の深層です」(同) もっとも、維新が衆院6選挙区で対抗馬を立てても“勝てる”と読む公明党、創価学会関係者も多い。「公明党内は維新対決派と慎重派で割れています。大阪補選で山口那津男代表が自民党候補者応援に二の足を踏んだのも、内部での激しい論争が巻き起こっていたから。大阪ダブル選挙の失敗が響いています。創価学会の原田稔会長、佐藤浩副会長、谷川佳樹主任副会長の学会ビッグスリーが今年大阪入りしているが、都構想の対応を公明党、学会幹部らと協議した結果がこれです。それだけに橋下6選挙区擁立対策のミスは許されない。公明党の存続がかかった激しい議論が展開中です」(学会関係者) 維新VS公明党の関西最終戦争を前にして、安倍首相側近の萩生田光一幹事長代行が消費税先送りと衆参ダブル選挙の可能性を示唆する発言を炸裂させた。「安倍、萩生田、橋下3氏の間では阿吽の呼吸がある。橋下氏にすれば、改憲は進めたい。だが、まず衆参ダブル選なら6選挙区擁立も含め、一気呵成に現公明党勢力を超えるものにしたい。反面、自民党がダメなら小沢一郎氏と組む戦略も捨てていない。どう転んでも、橋下氏は政権を担える党に維新を育てようとしている。今が絶好のチャンス到来です」(前出・維新関係者) 衆参ダブル選挙なら維新と公明党は“デスマッチ”となる。
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社会 2019年05月04日 11時00分
林眞須美〜和歌山毒物カレー事件
1998年7月25日、和歌山市園部地区で開催された自治会主催の夏祭りで、用意されたカレーライスを食べた参加者たちが激しい吐き気や腹痛に襲われ、67人が病院に搬送。翌日までに自治会長(当時64歳)と副会長(54歳)、小学4年男児(10歳)、高校1年女子(15歳)の4人が死亡。そしてこの健康被害が食中毒などではなく、猛毒のヒ素がカレーに混入されていたことが原因と判明し、無差別殺人事件として全国を震撼させた。事件直後、住民の目撃証言などから、元保険外交員の林眞須美(37歳)が浮上。マスコミの取材で注目を集めるようになる。 やがて、眞須美が近所トラブルを抱えていたことや、知人男性に保険金をかけてヒ素を混入した飲み物を飲ませようとしていたこと、ほかにも知人等に不自然な保険金をかけ、眞須美が受取人になって多額の保険金を手にしていたことなどが明らかとなった。 裁判で、眞須美は保険金詐欺については容疑を認めたが、殺人と殺人未遂はすべて否認。だが、2002年12月11日、和歌山地裁で求刑通り死刑判決。09年5月18日に眞須美の死刑が確定した。
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社会 2019年05月04日 07時00分
上田美由紀〜鳥取連続不審死事件
2007年から2009年にかけて、鳥取県内で男性が相次いで死亡する事件が起きていた。いずれも事故死や自殺として処理されていたが、やがていずれの男性も、共通の女と関係があったことが浮かび上がり、さらに04年に新聞記者が列車にひかれて死亡した事件も関係が疑われるようになった。そして09年11月2日、元ホステスの上田美由紀(当時35歳)が詐欺容疑で逮捕され、連続不審死についても捜査が本格的に開始された。 最終的に、美由紀は16件の詐欺罪等と2件の強盗殺人罪で起訴された。捜査によって、美由紀がホステス時代から常連客に接近しては懇意になり、現金を要求していたことなどが明らかになった。その際、「入院することになった」「実家が貧しかった」などと身の上話で男性たちの同情を引いていたが、すべてが嘘だったことも判明。2件の強盗殺人では、借金の返済や支払いを免れるため、睡眠導入剤を飲ませてから水死させるという手口で2人を殺害していた。 裁判では、美由紀は起訴内容について否認または黙秘した。しかし2012年、鳥取地裁は18件の起訴内容について検察の主張をほぼ認定。そして「動機は冷酷、身勝手で強固な殺意に基づく計画的な犯行。極刑をもって臨むほかない」として、美由紀に死刑を言い渡した。
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社会 2019年05月04日 06時30分
サンドイッチにありえないものを挟んでホームレスに渡した警察官 最低な行動に批判の嵐
ホームレスが嫌がらせを受けたというニュースを耳にすることは珍しくない。アメリカでは、警察官がホームレスにとんでもない嫌がらせをして話題となった。 海外ニュースサイト『KSAT』が3月23日に報じたところによると、アメリカ・テキサス州でサンドイッチに犬のふんを挟んでホームレスに渡し、2016年10月28日に解雇された警察官、マシュー・ルックハーストが、解雇は不当だとして訴えを起こした。同記事によると、マシューは同年5月6日、同僚の警察官とともに、不法侵入地域で暮らすホームレスの荷物の撤去に出向いたそうだ。そこにはたくさんの犬のふんやごみが散乱していたが、マシューはいたずら心で、手元にあったパンに犬のふんを挟んでサンドイッチを作り、ホームレスに渡したという。 ホームレスはそのサンドイッチを食べようとしたが、異臭に気づきごみ箱に捨てた。この行為はマシューと行動を共にしていた同僚の警察官によって2016年7月3日に上司に報告され、マシューは解雇処分を受けたという。 しかしマシューはこのたび、この解雇は不当であると訴えを起こした。同記事によると、テキサス州の法律では警察官が不祥事を起こした場合、180日間以内なら不祥事を理由に解雇を言い渡すことができるそうだ。だが、マシュー側は犬のふん入りのサンドイッチを作ったことは認めるも、解雇可能な期間の犯行ではなかった可能性があるとして不当解雇を主張。マシューは、同僚が証言した日付が間違っている可能性が高いと言っているようだ。マシューの行為が5月6日以前であれば、解雇ができる180日を超えているため警察はマシューを解雇できない。マシューも同僚も事件の際にカメラなどを携帯しておらず、物的証拠がないため、2019年4月現在、マシューの処分については決まっていない。 このニュースが世界中に広がると「そもそもふん入りのサンドイッチを作った人間が警察官などやるべきではない」「人として最低」「自分のことは棚に置いて、訴える図々しさがすごい」といった声が相次いでいた。マシューの行為は許されるべきものではないが、海外では他にもホームレスに対し卑劣な嫌がらせをした例がいくつかある。 2015年11月には、アメリカ・ミシガン州でドライブスルーの会計を担当していたマクドナルドの男性店員が、ホームレスに水を浴びせた。店員は「食事をあげる」と言って近くにいたホームレスの男性をおびき寄せ、男性が近づいたところで冷たい水を浴びせたそうだ。この様子はその場にいた人がたまたま撮影しており、SNS上で拡散。大騒動となり、店員は解雇されたという。 また、2019年4月には、イギリス・マージーサイド州で、ホームレスの男性が、通りがかりの人物に渡されたヒ素入りのお菓子を食べて重体となった。ホームレスの男性の異変に気づいた別の通行人の通報によって病院に運ばれ、大事には至らなかったそうだ。ヒ素の影響でホームレスの男性の記憶があいまいになっているため、犯人の特定は難しい状況だという。 ホームレスへの嫌がらせは、ちょっとした悪ふざけが、時として殺人へと発展することもある。他者を差別し、さげすむ行為を社会は看過してはならない。
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社会 2019年05月03日 22時30分
江田文子〜福岡美容師バラバラ殺人事件
1994年3月3日から4日にかけて、熊本県の九州自動車道PAのゴミ集積場やJR熊本駅のコインロッカーから、人の腕や胴体などが発見された。警察の捜査の結果、遺体は30歳の美容師と判明。乳房や性器がそぎ落とされていたことから、当初は性的倒錯者による猟奇的犯行と思われていた。しかし、捜査を進めるうちに同僚だった江田文子(当時39歳/現在は城戸文子)が浮上。事件当日の足取りから警察は文子を逮捕した。当初は犯行を否認し、「私も狙われている」などと自分あての脅迫状を捜査員に見せた。だが、警察がさらに追及すると、4月になって殺害と死体損壊を認めたのだった。 夫がいる身ながら美容室の客と不倫関係にあった文子だったが、94年に入って相手から別れ話を切り出された。その原因が同僚美容師であると思い込んだ文子は、彼女の身辺を調べたが、不倫相手との接点は何ひとつなかった。それでも妄想にとりつかれた文子は、彼女を美容院の事務所に呼び出し、用意した包丁でメッタ刺しにして殺害。遺体をバラバラに切断し、異常者の犯行に見せかけるために性器などをえぐり取ってからPAなどに捨てた。脅迫状などは、捜査をかく乱するための自作自演だった。 1995年8月、福岡地裁は「残忍極まる手口」「虚偽の供述を繰り返すなど反省も見られない」として、懲役16年を言い渡し、99年に刑が確定した。
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社会 2019年05月03日 07時00分
宮崎知子〜富山・長野連続誘拐殺人事件
1980年2月、富山県で18歳の女子高校生が行方不明となり、家族に不審な電話がかかってきた後に絞殺体となって発見された。 続いて3月、今度は長野県で20歳の信金職員の女性が誘拐され、身代金が要求された後にやはり他殺体で発見された。手口が似ていることから、警察は同一犯による連続誘拐・殺人事件として「広域重要111号」に指定し、捜査を開始。3月30日、宮崎知子(当時34歳)と内縁関係にある男性(28歳)を逮捕した。 男性は、いったんは犯行を認めたものの、その後、一貫して無罪を主張。これに対して知子は供述を二転三転させ、挙げ句に「殺していない」「(男性に)頼まれただけ」などと、自らの関与を否定する発言を繰り返した。 だが、裁判では声紋をはじめ、その他の証拠や目撃証言などから、知子の嘘の供述が次々に暴かれた。 そして1988年、富山地裁は知子に死刑、男性に無罪を言い渡した。事件は知子の単独犯行であり、男性は利用されただけであった。
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社会 2019年05月02日 23時00分
緒方純子〜北九州監禁連続殺人事件
2002年3月、平和な家族と、彼らに関係する人物を監禁、拷問し、互いに殺し合いをさせ、遺体を損壊させるという日本犯罪史上まれに見る残忍な事件が明らかになった。主犯格の男(当時40歳)の手によって父を拷問死に追いやられた17歳の少女が、監禁先のマンションから祖父母宅へと逃げ込んだことにより事件が発覚したのである。 事件は、男と内縁の妻、緒方純子(39歳)によって引き起こされたが、男の蛮行を長年にわたって受け入れ続けた純子の内面性に、世人の多くが注目した。 同じ高校出身であった2人は、20歳を迎えた頃に再会。男はすでに妻子があったが、純子は男と肉体関係を続け、ついには肉体と精神の奴隷と化したのである。 そこから、男による純子の実家の乗っ取りが行われた。男は純子の母親や妹と相次いで関係を持った上(母親と妹はのちに殺害)、彼女たちの夫や幼い子供、さらには共同事業を持ちかけた不動産会社の男性(34歳)までも監禁し、拷問の末に殺害。彼らによって用立てられた大金を、2人は奪い続けたのである。純子はその間、多くの犯行に関与し、殺害後の遺体損壊の実行役となっていた。 2011年、最高裁は「首謀者による支配があった」として純子の1審の死刑を破棄し、2審の無期懲役を確定させた。
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社会 2019年05月02日 22時00分
韓国・文在寅大統領の娘と孫も海外逃亡!? 政権中枢に漂い始めた“腐敗臭”
韓国・文在寅大統領、お前もか――。「文氏は、大統領に当選した直後、『韓国の主流を交代させたい』と宣言し、自身は“非主流派”であると主張しました。『国の主流を交代させる』とは、労働者階級が資本主義階級(財閥)を崩壊させ、労働者主導の社会を構築するという共産主義に似た考えです」(在日韓国人ジャーナリスト) 韓国の青瓦台(大統領府)には、政権ナンバー2に当たる秘書室長の下に、首席秘書官と秘書官を合わせて26人の中枢メンバーがいる。このうち、秘書室長を含めた10人が過激な左翼学生運動の出身者で、彼らが閣僚だけでなく、司法や軍、警察、マスコミを完全にコントロールしている。 こうして赤く染まったかに見えた青瓦台からも、ついに“腐敗臭”が漂ってきた。検察が捜査に乗り出すような腐敗や汚職問題が浮上してきたのである。 「事あるごとに『既得権破壊』を叫ぶ曺国首席秘書官は、ソウルの高級住宅街・江南地区のマンションを含む資産が54億㌆(約5億4000万円)もある。『30年間マイホームを持てなかった』とこぼしていた金宜謙前報道官が辞任したのも、25億㌆(約2億5000万円)もの高額不動産を投機目的で購入したことを非難されたからです」(同) 文氏自身も、もはや弱者でも非主流でもない。資産20億㌆(約2億円)を持つ富豪だ。しかも、文氏の長女と孫が昨年7月に東南アジアに移住したことが明らかになり、その背景にも注目が集まっているという。 「韓国では『娘の夫が勤めていた企業に韓国政府から不当な支援金があった』とか『文氏と娘の間の不動産の贈与や売買に関して、資産差し押さえ逃れの疑惑がある』といった情報が飛び交っており、野党から攻撃の材料にされています」(国際ジャーナリスト) 出生率の低下、高齢層の貧困、自殺者の急増など、弱者が苦しむ中、文氏の周辺だけが恩恵を受けていると韓国国民が気づき始めた。 韓国の歴代大統領は例外なく不幸な末路をたどる。文氏も、その一歩を踏み出したと言えそうだ。
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