若手下着デザイナーの発掘・育成を目的とする世界規模のランジェリーデザインコンテスト「トリンプ・インスピレーション・アワード」(トリンプ・インターナショナル主催)の日本大会最終審査が26日、東京・渋谷の文化服装学院で行われ、同校3年の松尾みどりさんが女性の泣き顔をデザインしたブラ&パンティーが優勝作品に選ばれた=写真。
全677点の応募作から最終審査に残ったのは、ドクロをモチーフとしたものや着物風、ぬいぐるみ付きなど独創的な10作品。女性誌編集長らがモデルのウオーキングと製品ディテールを審査し、松尾さんの作品のユニークさや洗練されたセクシーさなどを評価した。賞金10万円と31カ国代表が7月に北京で激突する世界大会への出場を決めたほか、来春夏には国内のトリンプショップで限定販売される。
「普段は強がって感情を表に出せない女性につけてほしい。北京では日本代表としてがんばる」と松尾さん。これまた、がんばれニッポン!?