DeNA
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スポーツ 2020年12月11日 17時00分
巨人の梶谷・井納両獲りに他球団ファン大ブーイング ヤクルトファンも激怒? 過去にもあった“強奪劇”の末路は
これまでDeNA(2013-)でプレーし、今季終了後の先月27日に国内FA権を行使していたプロ8年目・34歳の井納翔一。11日、巨人がその井納の獲得を確実にしたことを複数メディアが報じた。 権利行使直後に巨人、ヤクルトの2球団が獲得に手を挙げ、6日にそれぞれの球団と交渉していた井納。どちらの球団も年俸1億円規模の複数年契約を提示したとみられていたが、報道によると井納は10日までにヤクルト側に断りの連絡を入れ、その後巨人側へ入団の意思を伝えたという。 巨人は前日10日にDeNA・梶谷隆幸の獲得が決定的と伝えられており、これで同一チームからのダブル補強が実現。手薄な外野手、先発陣の底上げはもちろん、ここ3年で「35勝38敗」と負け越しているDeNAの戦力をそぐことも狙いとみられている。 >>元横浜・駒田氏、巨人と“喧嘩別れ”の真相を明かす「黙って横浜へ行け」決断を後押しした意外な人物とは<< 今回のダブル獲得を受けネット上には補強成功を喜ぶ巨人ファンの声が多数寄せられているが、一方で他球団ファンからは「投打の主力を同時に引き抜くとは、これでますます巨人が嫌いになった」、「移籍は選手の自由だが2人も引き抜かれるのはやっぱり腹立つ」、「どうせ獲るなら(日本シリーズで)8タテ食らったソフトバンクの選手を狙えよ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ラミレス、グライシンガーを両方引き抜かれたあの時のウチと同じだ」、「13年前の強奪劇は結果につながらなかったから今回も二の舞になればいい」と憤るヤクルトファンのコメントも複数見受けられた。 「巨人はリーグ優勝したもののCSで中日に敗れた2007年オフ、ヤクルトから主砲のラミレス、助っ人エースのグライシンガーを同時獲得。横浜から引き抜いた守護神・クルーンを含めた“助っ人トリプル補強”を敢行しましたが当時のファンからは大ひんしゅくを買い、中日・落合博満監督(当時)も『巨人の選手だって「なんでだろう」と思っている選手はいるはず』と疑問を呈していました。なお、同一リーグ相手の大補強を敢行した結果翌2008年の巨人はリーグ2連覇を果たしましたが、日本シリーズでは西武に敗れ日本一はなりませんでした。そのため、今回のダブル補強も同じ末路をたどるのではと予想しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 外野は丸佳浩以外レギュラーが不在、先発はエース・菅野智之がポスティングでのMLB移籍模索中というチーム事情を考えると理にはかなっている巨人のダブル補強。批判も多い戦力底上げは果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月10日 17時30分
DeNA・田中「一日でも早く、オープン戦からでも」 トミー・ジョン手術からの完全復活をめざす
貴重な中継ぎ左腕・田中健二朗が、復活に向けて左腕の違和感と戦っている。昨年の夏にトミー・ジョン手術を受け、オフには「今後も長く野球を続けられるようにしっかりと治して」と、功労者に対して球団からの配慮と期待もあり、育成選手として契約。「新しい田中健二朗を作る」と意を決してリハビリに励んでいる。以前は悲観的に捉えられていたトミー・ジョン手術だが、近年は松坂大輔や、同じ松坂世代の和田毅、藤川球児らが、メジャーでもダルビッシュ有や大谷翔平も名を連ね、ベイスターズでも今シーズン2桁勝利と大活躍した大貫晋一も、大学時代にオペレーションを受け、見事プロ入りを果たした。 9日に行われた契約更改の際、「フォームが自分と合っていないところがあったので、しっかりと合わせられるようにしたい」と現状を明かした。具体的には「軸足の折れが早く、左肩が下がってしまう」ことで、「身体が早く開いてしまって、肘に余計な負担がかかってしまってしまう」と説明。 「今まで通りの感覚で投げていると、痛みや強い張りが出てしまう。張りが強くなるとリハビリの途中のようにノースローになってしまうので、それだけは避けないと」とし、「感覚を変えないと投げられないので、苦労しています」と素直な心境を吐露していた。 このオフには模索中のフォーム固めに「重きを置いてやりたい」と最重要課題に挙げ、「そんなに僕には時間が無いので、何がなんでも復帰したい」と来年32歳を迎えることもあり、不退転の決意を表明。ターゲットは「一日でも早く、3月のオープン戦からをめざしてやって行きたい」とピッチを上げていく構えだ。 チームは慢性的なリリーフ左腕不足に陥り、今シーズンもエドウィン・エスコバーはフル回転し、本来ローテーションの軸としても期待できたが、ユーティリティ性のある石田健大を中継ぎに回した経緯もある。砂田毅樹もシーズン後半にファームから上がってきたが、経験豊富な田中健二朗の存在はブルペンにとって貴重な存在。マウンドから打者を見下ろす鋭い眼力で、パワーカーブを投げ込む姿を心待ちにしたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年12月10日 15時45分
梶谷獲得の巨人に「後が怖い」懸念の声も? 的確な補強敢行も不安視されているリスクとは
これまで横浜・DeNA(2007-)でプレーし、今季終了後に国内FA権を行使していたプロ14年目・32歳の梶谷隆幸。10日、巨人がその梶谷の獲得を確実にしたことを複数メディアが報じた。 報道によると、巨人は7日の交渉で梶谷に4年総額8億円規模の条件と背番号「13」を提示していたが、梶谷は9日にDeNA側に移籍すると連絡したとのこと。巨人側からの発表はまだされていないが、近日中にも梶谷の獲得を正式にアナウンスするとみられている。 梶谷は今季主に「1番・中堅」として109試合に出場し、「.323・19本・53打点・140安打」で同僚・佐野恵太と最後まで首位打者を争った好打者。巨人は丸佳浩が中堅のレギュラーに君臨しているため、このまま入団すれば来季は右翼で起用されることが濃厚。また、打順は1番はもちろん、クリーンナップの一角である5番を任される可能性もあるとみられている。 >>巨人・坂本、サード転向なら「逆に終わりがはやい」?堀内元監督が主張、“生涯ショート”を貫くべきワケは<< 巨人の梶谷獲得報道を受け、ネット上には「今季首位打者争った梶谷の補強はデカい、サカマルオカ(坂本勇人・丸・岡本和真)の不調をカバーできるようにもなる」、「得点圏打率もそれなり(.300)だし、5番で使う方が相手に圧力かけられるかもしれない」、「これで右翼が埋まった、後は一塁、左翼の新戦力も欲しいな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「獲ったはいいが後が怖いな、人的補償もいるし」、「故障体質だからフル稼働が期待しにくいのは不安材料」、「カネと人を失っただけでしたなんてことにならなければいいが…」とのコメントも複数見受けられた。 「巨人は現在中堅の丸以外、外野レギュラーが不在の状況で今回獲得した梶谷は補強ポイントに合致する選手。ただ、梶谷は今季の成績こそ良かったものの昨年までは2年連続で怪我に苦しみ両年とも41試合しか出場できていないため、巨人入り後も故障が頻発するようなら獲得の意味がなくなってしまうと不安視する声は散見されます。また、梶谷はBランクの選手のため、巨人はDeNAに人的補償を差し出す必要もあります。DeNAは2016年オフに山口俊(現ブルージェイズ)の巨人FA移籍の際に人的補償で選んだ平良拳太郎が、翌2017年から今季まで計15勝と活躍。そのため、今回もプロテクトから漏れた選手をモノにされてしまうのではないかという懸念も少なくないですね。なお、巨人ファンの間では投手なら沼田翔平や太田龍、野手なら若林晃弘や重信慎之介らがプロテクト漏れで狙われるのではと予想されています」(野球ライター) 今季のような活躍を続けてくれるなら、4年8億円の価値は間違いなくあるといえる梶谷。リスクも少なくない獲得劇は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月07日 17時30分
DeNA・三浦新監督、ファンフェスラストでサプライズ登場! 佐野キャプテン継続を明言「引っ張って欲しい」
<12月6日 横浜スタジアム> 2020年ベイスターズのラストイベント「ファンフェスティバル2020」が、晴天の横浜スタジアムで行われた。 例年ならば、ファンと選手の触れ合いがメインとなるイベントだが、今年はコロナの影響もあり、メインステージでチームを3つに分けて、対抗戦「バトル☆ベイスターズ」などのコーナーを中心として行われた。歌ありモノマネあり、画力を競う企画で横浜スタジアムに集まったファンを喜ばせた。 最後の挨拶時には、来季から指揮を執ることが決定している三浦大輔新監督がサプライズ登場。昨シーズンまでレギュラーでも無かったのに、今シーズン筒香嘉智から4番とキャプテンの座の両方を引き継ぐという異例の重責を背負いながらも、期待以上の活躍を見せた佐野恵太に対し、「先程、佐野と話をして来シーズンもキャプテンを引き続き、やってもらうことになりました。佐野を筆頭に、チームをまとめて、結束をして、今年果たせなかった目標を全員でつかみにいきます」と堂々宣言した。 イベントの初めには.328で初の首位打者獲得の表彰式も行われ、ファンの喝采を浴びていたが締めも任され、ヒーローインタビューの際のお約束「あすもホームラン期待してもいいですか?」の問いに「期待しないでくださーい」のフレーズを繰り出し、「優勝、日本一を期待してもいいですか?」から「期待して下さいっ!」とキッパリ言い切った。 就任の際も三浦新監督は「今シーズン結果を出した。確率は高い」と佐野キャプテン継続をほのめかしていたが、この日正式に決定。イベント後の取材では「引き続き佐野が引っ張っていくのがベストかなと思う。特に何かを変える必要もなく、苦しくなった時でも、ベンチでも1年間明るく引っ張って、雰囲気を作っていって欲しい」と期待を込めた。 来シーズンからは背番号44から7へと変更されることも決定済み。首位打者を獲得した先輩、長崎啓二(現・慶一)、鈴木尚典とホエールズから受け継がれ、DeNAの初代キャプテンとしてチームを引っ張った石川雄洋も背負った番号を引き継ぐ。安打製造機とキャプテンシーを兼ね備えた佐野は、番長新監督と悲願達成へ邁進する。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年12月07日 11時00分
DeNA、新庄氏の電撃獲得が急浮上? 首脳陣との意味深接触、トライアウトの狙いは他にも
ファンフェスティバルが行われた12月6日、その会場である横浜スタジアムからフリーエージェントの交渉場所へ。DeNA・井納翔一投手が、東京ヤクルト、巨人と交渉した。 「来年35歳で、(FAを)持っててもしようがないからさあ~」 井納は自虐的な口ぶりで吐き捨てたが、移籍の意思がなければ、DeNAの公式行事会場から、他球団との交渉を同日に入れるようなことはしないだろう。 どうやら、井納とDeNAが“オフの主役”となりそうだ。 「新庄剛志氏が『12球団合同トライアウト』を受験します(12月7日)。その数日前、DeNAの坪井智哉打撃コーチと会っているんです。ひょっとしたら…」(球界関係者) 先発投手の頭数が足らない巨人、東京ヤクルトが経験豊富な井納に興味を示すのは当然だろう。また、東京ヤクルトは慰留説得を続けているが、先発タイプでは小川泰弘投手もFA権を行使した。 「北海道日本ハムは有原航平投手が米球界に挑戦します。井納、小川のいずれかが獲得できれば、有原の抜けた穴も埋まるんですが」(プロ野球解説者) 先発投手の補強をFA市場で…。そう考えている球団は少なくないようだ。 その両投手の獲得に失敗した球団が、トライアウトを受験する巨人・宮國椋丞投手を獲るというのが、大方の予想だ。しかし、こんな声も聞かれた。 「DeNA・三浦大輔監督の育ての親と言っていい小谷正勝元投手コーチですよ。小谷氏はヤクルト、旧横浜、巨人、ロッテでたくさんの好投手を育てました。その小谷氏が宮國の才能を買っていました。小谷氏が教え子の宮國を思って、三浦監督に連絡を入れているかもしれません。三浦監督自身も今年、二軍を指揮していたので、二軍調整中だった宮國を見ています」(前出・関係者) DeNAだが、梶谷隆幸外野手もFA権を行使した。すでに巨人入りが決まったような報道もされており、このまま行けば、井納を含めた投打の主軸2人を同一リーグの巨人に流出してしまう可能性もある。 「井納は人的・金銭的補償の発生しないCランク。梶谷は発生しますから、仮に両選手とも巨人に行くようなことになれば、DeNAは選手を1人しか補填できません。でも、宮國を獲得すれば互角になります」(前出・同) 一部報道の通り、梶谷が巨人に移籍するのなら、人的補償のプロテクト名簿が届けられる。巨人から“強奪”するのは投手か、それとも…。 >>DeNA・三浦監督、FAの梶谷・井納は引き留めない?巨人へのダブル流出は決定的、狙いは人的補償か<< 三浦体制を支える意味でも大型補強は必要だが、今のところはその気配もない。しかし、2006年オフ、FA選手を巨人奪われた後、人的補償で工藤公康投手(現ソフトバンク監督)を指名し、球界を驚かせたこともあった。「高額年俸だから手が出せないだろう」とあえて名簿から外したベテランを、だ。三浦監督の狙いはプロテクト名簿で巨人にプレッシャーをかけることかもしれない。 坪井コーチが接触に成功した新庄も獲得してくれたら、さらに盛り上がるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月03日 17時30分
DeNA、ソトの残留が決定! 嵐のカリビアンの「チョースゴイ」決断に横浜歓喜
「来年も横浜でプレーすることが決まり嬉しく思っています」。ネフタリ・ソト内野手のベイスターズ残留が2日、正式に決定。球団を通じて本人からの喜びの言葉が発表された。 入団テストを経て入団したソトは、2018年5月6日に横浜スタジアムでデビュー。この年はわずか107試合の出場ながら、ホームラン41本の驚愕の年間70本ペースで本塁打王に輝き、打率も.310の大活躍。翌年もホームラン43本、打点108でセ・リーグ2冠王と、球界を代表するスラッガーとなった。今シーズンは腎盂炎を患うなどの影響もあったが、ホームラン25本はチームトップでセ・リーグ5位と流石の成績を残した。 今年で2年契約が切れることから、ジャイアンツが興味を示すなどの報道もあり去就が注目されていたが、最終的には横浜に残留を決断。ホセ・ロペスとの契約を打ち切り、今季トップバッターとして活躍した梶谷隆幸もFA宣言したことから、攻撃面が不透明な状況だっただけに、チームにとって残留はこの上ない吉報。来季は主にファーストを守ることとなりそうだが、故障者や不調の選手が出た際にセカンドもライトも守れるユーティリティ性も魅力だ。 ソトはまた、「今年は大変な状況ではありましたが、ファンの皆さんは最後までたくさん応援をしていただき、パワーをもらいました。そんな皆さんの前でまた野球ができることに喜びを感じながら、今年果たせなかったリーグ優勝を来年達成できるように、このオフにしっかりとトレーニングを積んできます」とコメント。帰国の際も「『イツモオウエンアリガトウゴザイマス(日本語)』ファンのみなさんも大変なシーズンとなり、開幕当初は球場に足を運ぶことすらできませんでした。それでもファンのみなさんの応援は届いていましたし、球場に来られるようになってからもたくさんの声援を送っていただき本当に感謝しています!」と、常にファンを大切にする姿勢も支持される要因の一つ。 来シーズン以降も勝利の後のベンチ前で「ファンへの感謝」の直立不動や、お立ち台での「チョーーーースゴイ!」が聞けることは、ファンにとっても超嬉しいことである。文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年12月02日 11時45分
DeNA・三浦監督、FAの梶谷・井納は引き留めない? 巨人へのダブル流出は決定的、狙いは人的補償か
新監督は慰留交渉には興味ナシ!? 横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督は戦力補強において、“黒子”に徹するようだ。 来日3年で通算109発、2018、19年と2年連続本塁打王に輝いたネフタリ・ソト内野手の残留が決定的となった。関係者の話を総合すると、新たな契約内容は3年約8億円。就任会見で攻撃力アップも掲げていた三浦監督も安堵したはずだが、梶谷隆幸外野手と井納翔一投手のフリーエージェント流出(以下=FA)は覚悟しておいた方が良さそうだ。 「三浦監督が『残ってくれ』とはっきり言えば、2人とも退団なんてことはあり得ません」(プロ野球解説者) しかし、三浦監督は「静観」を貫くという。交渉にあたる球団スタッフへの信頼はもちろんだが、三浦監督の性格も影響している。 「どの球団もそうですが、指揮官が選手と直接話をして、残留が決まるケースもあります。三浦監督は直接交渉した後、選手と特別な関係になることを恐れています」(前出・同) それだけではない。旧ベイスターズ時代からのチームを知る関係者によれば、三浦監督は現役のころからFAや進退に関する相談を後輩たちから持ち掛けられていた。とは言え、「こうしろ」「こうした方が良い」とは絶対に言わないそうだ。FAは「個人の権利」という考え方だ。 「三浦監督自身もFA権を行使し、宣言残留したこともありました(08年)。当時、本人は退団に傾いていましたが、『残ってくれ』というファンの声を受け、残留に一転しました。待遇の良いチームに移籍するのではなく、チームを強くし、FA選手が『行きたい』と思えるチームに変えていくと考えるようになりました」(前出・同) プロ野球選手が移籍を前提にFA宣言する理由は、主に3つ。カネ、メンツ、優勝争いという緊張感が欲しいからだ。 梶谷は故障などがあって、近年の契約更改では減俸査定が続いている。18年オフは25%ダウンで1億円プレーヤーから転落し、昨年オフも“野球協約が定める減額制限のギリギリ”となる24・4%のマイナス査定を提示された。本人は「この成績では仕方ない」とコメントしていたが、「このままだと、グッバイ・ベースボールになる」ともこぼしていた。 このサラリと口にした後者の言葉の方が、梶谷の胸中を大きく占めていたのかもしれない。「旧ベイスターズ時代、村田修一(現巨人コーチ)、内川聖一(ソフトバンク退団)がFA退団した理由は『勝敗』です。彼らがどんなにヒットを打っても勝てない、優勝争いに食い込めないという当時のチーム事情でした」(ベイスターズOB) 彼らが退団する際、「残る」と決めた三浦監督も直接、その相談は受けていたという。 指揮官の性格も考えると、梶谷は「外野手スラッガー」を欲している“近郊球団”に行ってしまいそうだ。 もっとも、減俸が続いても梶谷はチーム内の年俸ランキング10傑(外国人除く)に入っているので、人的補償は発生する。12月6日、FA選手と在籍チーム以外の交渉がスタートする。むしろ、人的補償でどんな選手を一本釣りするのかで、「三浦カラー」が見えてきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月30日 17時30分
“鉄腕サイドスロー“DeNA・藤岡、15年の現役に幕 絶大な信頼を得て来季はファームコーチ転身「情熱をチーム、選手に注ぐ」
ベイスターズに移籍してきて5年目の藤岡好明。昨シーズンは32試合に登板し、主にモップアッパーとしての役割ながら1勝0敗1ホールド、防御率1.86の成績を残したが、今シーズンは僅か4試合で1イニング2/3のみの登板となり、球団の来季の構想から外れた。 ファームでは21試合黙々と投げ続け、最終戦では1点ビハインドの9回のマウンドを託され無失点に抑えると、味方がその裏に同点に追いつき10回も続投。2失点を喫し試合は決まったかに見えたが、なんとその裏に打線に火が付き大逆転でサヨナラ勝ちを収め、藤岡は最終戦で勝利投手に。まるで”見えない力”が働いたようにも見えるような、ドラマチックなラストゲームもあった。 そして、28日に球団を通じて、「横浜DeNAベイスターズのファンの皆様。また、全国の野球ファンの皆様。私、藤岡好明は今季をもって引退することを決めました。福岡ソフトバンクホークスからスタートし、北海道日本ハムファイターズ、横浜DeNAベイスターズと歩み15年。この 15 年間たくさんの人と出会い、たくさんの人に支えられ、多くのファンの皆様に応援していただきました。これは僕にとってかけがえのない財産です。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」と現役を退くことを発表。同時にファームコーチ就任も明らかになり、「ただ引退はしますが、野球への情熱は変わりません。この情熱を今度はチームに、そして選手に注ぎたいと思っています。来年から新たなステージに向かいますが、これまで同様、藤岡好明を引き続き応援していただけると幸いです」と来季への抱負を語った。 2006年ソフトバンクでのルーキーイヤーに62試合登板、26ホールドを記録した鉄腕は、2度ユニフォームを変え、肝機能障害や肩の故障をも乗り越えた経験はかけがえのない財産。実際、昨年の交流戦ではパリーグ経験者の藤岡に、三嶋一輝と国吉佑樹は度々助言を求めると証言。またファームでも、故障からフォームを暗中模索していた古村徹に的確なアドバイスを行い、自主トレにも多くのチームメイト達が集うなど信頼は絶大。“侍ソウル”は役割を変えてベイスターズを支え続ける。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年11月27日 20時30分
FA宣言のDeNA梶谷・井納に「どうせ巨人行き」早くも諦めの声? 行使選手はほぼ移籍も、過去には予想外の展開が
今季「.323・19本・53打点・140安打」をマークしたプロ14年目・32歳の梶谷隆幸と、「6勝7敗・防御率3.94」といった数字を残したプロ8年目・34歳の井納翔一。27日、共にDeNAに所属するこの両名がそろって国内FA権行使を表明したと複数メディアが報じた。 報道によると、両名はこの日それぞれ横浜市内の球団事務所を訪れ、FA権利行使に必要な申請書類を球団側に提出したとのこと。また、梶谷が「他球団の評価も聞きたいというところで宣言しました」、井納が「35歳で(FA権を)持っていてもしょうがないという部分もありますし、三原(一晃)球団代表に宣言残留を許可していただいたので」とそれぞれ行使の理由を語ったことも伝えられている。 今季終了直後からFA宣言すれば複数球団による争奪戦になるとみられていた中、他球団の権利保有選手に先んじて権利を行使した両名。これまでに梶谷は巨人、井納は巨人、ヤクルトが本格的に獲得調査を進めていると伝えられているが、DeNA側はマネーゲームに応じない意向のため慰留失敗を予想する見方は強い。 >>大補強浮上の巨人に「短絡的すぎる」と反発「ソフトバンクみたいに…」育成への注力を切望する声も<< 今回の一件を受け、ネット上には「先陣を切って表明なんてどちらも出ていく気マンマンにしか見えない」、「どうせ2人とも大金くれる巨人行きだろ、さようなら」、「もうこの2人は出ていくものとみなして来季の編成を進めた方がいい」といったDeNAファンからの批判や諦めの声が多数寄せられている。 一方、「まだ行使しただけで宣言残留も認められてるのに諦めが早い」、「三浦(大輔)新監督みたいに残る可能性もあるだろ」と批判に対し苦言を呈するファンも複数見受けられた。 「国内・海外問わずFAは宣言選手が移籍に至るケースが圧倒的で、ここ5年も宣言した30名中23名が移籍。移籍しなかった7名のうち5名は残留を前提とした宣言、残り2名はメジャー移籍を断念した結果の残留ですが、これを除けばFA選手が元の球団に残留したケースはありません。こうした背景に加え、他の権利保有選手がまだ悩んでいる中で真っ先にFA宣言したこともあり、梶谷・井納は“移籍確定”と決めつけているファンは多いようです。ただ、DeNAは今オフ新たに就任した三浦新監督が、現役・横浜時代の2008年オフに阪神への移籍を悩んだ末にチームに残留した経緯がありますので、12年前の残留劇の再現に望みをかけているファンも少なくありません」(野球ライター) 梶谷・井納は両名ともチームの主力であるため、今後の残留交渉では三浦新監督が直接説得にあたる可能性は濃厚。12年前の自身と同じように、両名をチームに引き留めることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月27日 17時00分
DeNA・ラミレス前監督、セ・パの決定的な差をズバリ指摘 ダルビッシュも同意見の主張に反響「確かに巨人は体つき小さく見えた」
今季限りで退任したDeNA・ラミレス前監督が、26日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の放送でラミレス前監督は、今年の日本シリーズでソフトBが巨人を4タテできた理由について自身の見解を披露。工藤公康監督の采配に一貫性が見られたことと共に、セ・パの選手は根本的にパワーが違うことを理由に挙げた。 >>「よろこんでー、ゲッツ」元DeNAラミレス監督、ユーチューバーに!「ラミちゃんねる」開設、大物ゲスト対談やダウン症の子供の支援活動など発信予定<< ラミレス前監督はまず、「パ・リーグでは150キロを投げられる投手が(1チームに)7~9人いるのが当たり前で、打者も素晴らしい投手と(シーズン中に何度も)対戦し慣れている」とコメント。現在のパはどの球団も150キロ超えの速球を投げる投手を10人近く抱えており、その投手たちと日々戦う打者陣も力負けしないように筋肉量を増やしスイングスピードを上げることなどで対抗していると指摘した。 一方、自らも今季まで身を置いていたセは「150キロを投げられるのは3~5人くらい」とのこと。パに比べて人数が少ないため交流戦・日本シリーズではジリ貧になる上、対戦機会の少なさから打者陣が力をつける速度も鈍っていると指摘した。 また、ラミレス前監督は「セの先発は150キロ投げられる投手が『7回まで投げなければ』と145キロくらいでペース配分してしまっているが、パの投手は『今日はいけるところまでいく』というスタイルで初回から155キロのボールを投げている」と、セの先発は効率よく長いイニングを投げることにとらわれ過ぎているとも指摘。こうした肉体的・精神的な差が、今シリーズの明暗も分けたと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今シリーズ見てると巨人の選手はなんか体つきが小さく見えた」、「フィジカル差が大きいっていうのはダルビッシュも同じこと言ってたな」、「交流戦でセが全く勝ててないのもこれが一番の理由なのかな」、「ドラフト戦略から抜本的に見直さないと差は埋められないのかもしれない」、「パのようにイニング気にせず150キロバンバン投げれる投手が増えるように、そして打者がその球を多く見れる機会が増えるようにはDH制の導入しかないのでは」といった反応が多数寄せられている。 カブス・ダルビッシュ有も26日に自身の公式ツイッターに投稿し、「才能ある選手も多いけど、とにかくフィジカル差は感じます」とソフトバンクと巨人の差について説明している。2005年から始まった交流戦ではセ側が「966勝1102敗60分」、同年から今季までの日本シリーズでもセ側が「3勝13敗」とどちらもセが惨敗していることを踏まえると数年では埋まらないほど差は広がっていると言えるが、セ6球団は来季以降どのような対策をとっていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分