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社会 2025年12月03日 14時55分
産経新聞運営のネットメディアが記事盗用 揺らぎ始めた大手新聞社の信頼
産経新聞社が運営するインターネット媒体「emogram(エモグラム)」は2日までに、他社の記事を盗用した事例が5件あることを発表した。「知的財産権を尊重すべき新聞社のネット媒体であるにもかかわらず、他社の著作権を侵害する事態を招いたことについて深くお詫びいたします」と謝罪した。エモグラムは今年5月20日に開設。インフルエンサーやエンタメ、動物などに関わる話題をテーマとし、「主にニュースを報じる一般紙やニュースメディアのサイトとは異なる切り口のコンテンツで構成される新しいメディアを目指しています」としている。盗用は、ネット上の元記事をコピーし、語尾を少し変えるなどしており「引用の範囲を超えて記事を作成していました」と説明している。盗用が判明したのは5本の記事。「【称賛】スーパーマーケット『ベルク』レジ打ち姿勢を改革『お客様はもちろん従業員のことを考えられる会社』(11月17日配信)」「【珍事】犯人が目の前にいるも郵便物盗まれる!! 目的などすべてが不明(同19日配信)」「【さすがの声】時刻表のQRコード化に『スマホ持たない人への配慮、もっと必要!』『通信環境悪い人は完全に置いてけぼりじゃん』(同20日配信)」「『マリンの風が無くなるのは少し残念だがね』ZOZOマリンスタジアムついに〝ドーム化?〟(同20日配信)」「つば九郎 is back!!【ファン感で突然発表】『神宮がまたどよめきと笑顔に包まれるの今から楽しみすぎる』(同25日配信)」となっている。盗用した元記事は、まいどなニュース、読売新聞オンライン、J-CAST、千葉日報オンライン、スポニチアネックスと公表している。産経新聞社は当該5記事を削除した。大手新聞社である産経新聞社の運営するメディア媒体での盗用は波紋を呼んでいる。だが、産経新聞に限らず過去にも新聞社の不祥事は少なくない。1989年に朝日新聞社カメラマンが沖縄県西表島で、珊瑚(さんご)に「K・Y」と自分で彫り、落書きがあったかのように偽装。写真をもとに新聞記事を掲載したため「サンゴ事件」として今も捏造報道があるたびに話題に上る。産経新聞社広報部は、「今後、再発防止策として、編集部内で法的理解の醸成、具体的な判断基準などに関してライター、デスクに対する教育・研修をさらに充実させていきます」とコメント。新聞をはじめとする“オールドメディア”の信頼が大きく揺らぎ始めている今、正しい情報を取捨選択する力が求められる。
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芸能 2025年12月03日 12時00分
IKKOが顔面麻痺の治療から退院 降板ドラマの代役にはMattの名前が浮上
美容家でタレントのIKKOが1日に自身のインスタグラムを更新した。末梢(まっしょう)神経からくる顔面麻痺(まひ)のため11月中旬に緊急入院し、およそ2週間後の11月30日に退院したことを報告。「嫌なことは頭の中から全部、背負い投げして自分の目標に向かって精進して参りたい」と抱負を語った。IKKOは動画で「(顔の)半分動いてないって、気づいたスタッフが言ってくれて。どうしようかなって。自分で鏡見たときに眉毛の位置が2、3センチずれてたんですね。慌ててどうしようかなっていうことで、病院の先生にご相談しまして。それですぐに検査になりまして」と経緯を説明。まずはMRI検査を受け、脳に異常はなく、末梢神経の可能性が高いことが判明。翌日、耳鼻科を受診して緊急入院したという。IKKOの入院に関しては、11月27日発売の「女性セブン」(小学館)により、来年1月クールの新ドラマ「こちら予備自衛隊英雄補?!」(中京テレビ制作、日本テレビ系)の撮影中、体調不良で緊急入院し、同ドラマを降板したことが報じられていた。このドラマはお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が原作・脚本・監督、アイドルグループの「timelesz」の菊池風磨が主演の話題作だ。IKKOはインスタで動画とともに、「本日のテレビ収録から、徐々にではございますが、療養とお仕事のバランスをとりながら進めてまいります。まだ少し症状が残っていますが、ゆっくりと自分の身体と向き合いながら、丁寧に過ごしてまいります」と文章をつづり、活動再開を発表した。ここで気になるのがドラマの代役だ。「一部ではタレントのMattの名前が浮上しています。IKKOとの年齢はかなり離れていますが、美容タレントで、インパクトのあるビジュアルなど、キャラクターが共通しているからでしょう。実際2人は似ていると言われることが多く、Mattは2019年、IKKOと初対面した際の2ショットをブログにアップしていました」(芸能ライター)以前、同ドラマにはのん、六角精児が出演すると報じられたこともあった。IKKOの代役を含めて、今後のキャスト発表を楽しみにしたい。
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社会 2025年12月03日 08時00分
マイナ保険証へ完全移行も登録率はまだ70.2% 政府は「医療DX」で新システム構築を目指す
12月1日で従来の健康保険証はすべて有効期限切れとなり、2日以降は新たに発行されなくなった。「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行した。マイナ保険証で政府が目指すものは何か。1日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で解説した。マイナ保険証とは、健康保険証として利用登録されたマイナンバーカードのこと。10月末までにマイナ保険証に登録したのは全人口の70.2%で、利用率は37.1%程度に留まっている。マイナ保険証を持っていない人には「資格確認書」が交付されている。また、来年3月までは期限切れの保険証でも資格が確認できれば保険診療が受けられる。マイナ保険証のメリットはさまざまあるが、救急医療の現場ではとくに重宝されている。救急車で搬送される患者のマイナ保険証を救急隊員が端末で読み取れば、服用薬やかかりつけ医などを確認することができる。通常は患者本人や家族から聞き取り、手書きで記入するが、情報の正確さや確認に時間がかかるなどの懸念があった。薬の名前や細かな通院歴は患者本人でも把握していないことも多いが、マイナ保険証の情報があれば、救急隊員もすぐに救急処置の判断ができるというわけだ。マイナ保険証で政府が目指すのは医療のDX化だ。患者の診療情報を記録する電子カルテだと現場の作業時間は3分の2くらい短縮できるとされるが、政府は2030年までに電子カルテの情報を医療機関どうしで共有できる新しいシステムをつくる計画だ。各医療機関の電子カルテに記録された病名や検査結果などの情報をデータベースで管理し、これとマイナ保険証を連携させ、患者が同意した情報を他の医療機関でも共有できる仕組み。電子カルテの診療所での普及率は、2023年時点で55%となっており、2011年の2倍超となっている。政府は2030年までに100%の導入を目指している。あるメーカーでは導入をためらう高齢の医師のために手書きで書き込めるタブレットなども開発している。ただ、電子カルテ導入には課題もあり、現状では電子カルテの規格が統一されていない。政府はこれを統一していく作業を進めており、メーカーは対応に追われているという。また、医療機関のサーバーの安定性が重要で、過去には電子カルテを管理しているサーバーがダウンしたために、診療を一時的に止めざるを得ない病院もあったという。そのときは復旧までに2時間ほどかかったそうで、バックアップの問題もこれからだ。
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社会 2025年12月02日 21時00分
石破茂前首相「結構鳥取の人は怒ってますぜ」 宮崎謙介がコメンテーター務めるラジオ番組に出演し苦言
石破茂前首相が2日、ラジオ番組のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した。同番組はコメンテーターに元衆議院議員の宮崎謙介氏が出演しており、宮崎氏は石破氏のお膝元の鳥取市をXで「活気がない」と暗に政治力のなさを批判していた。通常、宮崎氏は水曜日出演のため直接対決はかなわなかったが、“因縁”のある番組に出演した石破氏。事の発端は宮崎氏のSNSでの投稿だった。宮崎氏は11月1日にX(旧Twitter)を更新し、人生で初めて鳥取県を訪れたことを報告。「鳥取の皆様には申し訳ないが、鳥取駅前の活気のなさ、インフラ整備がなされていないことから、政治力のなさを実感してきたところ。総理を経験されて、さすがに目が覚めたのではないかと思ったのだが」と石破氏の政治力のなさを指摘。このポストには多くのユーザーが反応し、「あまりにも失礼」といったコメントが相次ぎ、大炎上する事態となった。宮崎氏の投稿に、石破氏も反応している。同月2日、国光あやの外務副大臣の投稿をリポストした。鳥取県に出張してきたという国光氏は、「地元の皆さん、温かく、食べ物は美味しく、鳥取に誇りをお持ちで、すばらしい街でした」などとつづった。このポストに対し石破氏はコメントしていないが、宮崎氏への無言の反論とも取れる対応となった。さらに同月9日には、石破氏は報道陣から問われると「知りもしないで批評をしてはいけない」「誹謗中傷のようなことはやめてもらいたい」などと不快感を示し、国会議員現職ではない宮崎氏に対し、責任を持った言動が必要であると指摘した。満を持して2日、ラジオ出演に至った石破氏。放送では宮崎氏の石破氏に向けた伝言が流された。宮崎氏は「総理大臣になられて私も大変期待しておりましたが、石破さんらしさがあまり出されなかったことは一国民として残念に思っております」と述べた。さらに「総理って大変だと思うので、高市さんも新総理になられて頑張っていらっしゃるので、自民党一致団結して、どうか優しい目で見守っていただければなという思いでございます」と要望した。このコメントに対し石破氏は、「人の地元に来てさ、政治家が良くないと街がさびれますって、それはどうなんだろうね」と語気を強めた。すかさずMCの垣花正氏が「石破さんのことは悪く言っても、鳥取のことは悪く言っちゃダメですよ」と水を向けると、石破氏は「そうそう、そうだ。結構鳥取の人は怒ってますぜ」と同調した。放送ではこのほか、高市内閣の積極財政に対する考え方や消費税減税の財源について、防災庁の設置の意義などについても語った石破氏。だが、宮崎氏に対してはまだまだご立腹のようだった。今後、直接対決はあるのだろうか?
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社会 2025年12月02日 20時00分
さいたまスーパーアリーナでの「トイレ問題」意外な解決策とは……
先般、SNS上にて埼玉県にある多目的アリーナ「さいたまスーパーアリーナ」の「トイレ問題」が議論された。これは11月末ごろ、さいたまスーパーアリーナで行われたライブにて一部の参加者が、近接する病院、埼玉県立小児医療センターのトイレを使用し「非常識すぎる」と非難されたのがきっかけだった。埼玉県立小児医療センターは、小児がんや血液がんを患っている新生児および重篤な小児を24時間体制で受け入れている病院で、病院患者ではないライブ参加者がトイレだけ使用することで「感染リスクが高くなる」「本当に利用できる人が利用できない」という声が相次いだのだ。ライブ参加者のトイレ使用は以前から存在したようで、病院内には関係者以外のトイレの無断使用を禁じる看板を設置していたという。当然、トイレだけの使用は非常識と取られても仕方のない行為だが、一部では「さいたまスーパーアリーナ内のトイレの少なさ」を問題視する声も多いという。特にさいたまスーパーアリーナは約3万7000人が収容できる会場だが、トイレの数は多くないためライブ前には常にトイレは大行列、女性が多いライブの時には男子トイレを女性用に切り替えて使用する「フレックストイレ」を採用しているほどである。それだけにネットでは「トイレの数が足りていないのが問題では」「きれいさを求めると会場外のトイレを利用したい気持ちはわかる」「臨時トイレなどが必要なのでは」といった声も少なくないようだ。生理現象ゆえ、強く制限できないのが「トイレ問題」の難しいところ。スーパーアリーナ側の対応含めて議論の余地があるのではないか。
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芸能 2025年12月02日 19時00分
話題作に引っ張りだこの森七菜、事務所移籍問題で“干された”大復活劇 原因は現場介入する“ステージママ”の権威によるものか
女優・森七菜のスタッフによるインスタグラムが更新。出演中のNHK夜ドラ「ひらやすみ」のオフショットが掲載され、反響が集まった。オレンジのTシャツに赤いバンダナを巻いた姿をアップした森のショットにファンからは、「最強にかわいい」「どのコーデも似合う」「可愛い過ぎてヤバい!」といった称賛の声が寄せられた。森は今年だけで、「ファーストキス 1ST KISS」「国宝」「フロントライン」「秒速5センチメートル」などの話題作映画に出演。それぞれの作品では、物語を動かしていく重要な役割を担い存在感を見せつけている。森は、2016年に地元・大分でのスカウトをきっかけに芸能界へ進出。2017年の映画「心が叫びたがってるんだ。」日本テレビ系ドラマ「先に生まれただけの僕」など次々と出演を決め、「オーディションにめっぽう強い15歳」と称されその名をとどろかせた。2019年には菅田将暉の主演ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(同)に生徒役で出演し、同年の新海誠監督のアニメ映画「天気の子」では、2000人超のオーディションを勝ち抜きヒロインの声優に抜擢。翌20年のNHK朝ドラ「エール」ではヒロインの妹役を好演し、知名度は一躍全国区となった。だが、飛ぶ鳥を落とす勢いの大型新人の森にトラブルが勃発。2021年1月、突如森のインスタグラムのアカウントが閉鎖され、所属事務所のウェブサイトからもプロフィルが削除された。ファンは「もしや引退?」と騒然としたが後日、大手事務所とエージェント業務提携したことが発表されたのだ。「森は2020年12月にデビュー以来所属している『アーブル』に契約解除を申し入れたことが報じられました。当時、『アーブル』との契約は2021年以降もまだ残っていたそうですが、年が明けてから『アーブル』との契約が終了したことが関係各所に通達されたとのことです。その裏では、『今後の仕事の顔合わせを“ドタキャン”するなど、最近になって異変も見受けられていた』といわれ、『今回の性急な移籍は、円満ではなく、森サイドの強硬な意向』と伝えられたのです。一部報道では、一番の要因として『森の母親』を挙げ、母親の現場介入が問題視され、母親が仕事現場に姿を見せることが目立ち、“ステージママ”ぶりが関係者の間で話題になっていたとのこと」(芸能ライター)当時、森の事務所移籍騒動はワイドショーでも大きく取り上げられ、移籍に関する泥沼模様などがクローズアップされた。その結果、森にはマイナスイメージがついてしまった形となり以後、露出が激減。昨年までは“空白期間”となっていた。「移籍後の森は『干された』ともいわれ、2023年放送の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』では、俳優・間宮祥太朗とダブル主演を務めたものの平均世帯視聴率は5%台(関東地区・ビデオリサーチ調べ)という結果に終わり、厳しい評価を受けました。ぼちぼち出演作も増えてはいましたが、その評価は高いとは言えず騒動の余波はしばらく続きました。ところが、今年に入って森は大復活を遂げるのです。森は、作品に自然に溶け込む演技を得意とし、複雑な感情を持つキャラクターを見事に表現する力を武器に難役を物にしてしまうタイプのよう。これまでの清純派の演技を脱ぎ捨て、今年に入ってからはその本領を存分に発揮している印象を受けます。かつて是枝裕和監督は、森について「森さんの中には小さな樹木希林がいる」と絶賛している。樹木さん(2018年死去)といえば、難役を次々とこなし、晩年まで圧倒的な演技力で多くの人々を魅了し続けたことから、森は“第二の樹木希林”としての素質があると称されている。騒動も今となっては鎮火し、今後はパワーアップした演技でさらなる活躍を遂げるだろう。次回作は主演映画となる2026年春に公開予定の「炎上」が楽しみでならない。
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芸能 2025年12月02日 18時00分
avex松浦会長、中止の浜崎あゆみ上海ライブにポエム風言及で賛否
avexの松浦勝人代表取締役会長が12月1日にX(旧Twitter)を更新し、11月29日に開催予定だった歌手の浜崎あゆみの中国・上海公演が中止されたことに言及したものの、ネット上から賛否両論が集まっている。浜崎は公演前日の28日にインスタグラムのストーリーズで「午前に急遽公演中止の要請を受けました」と報告。また、「自分の知識が無い部分へ口出しするつもりはありません」とした上でファンに向けて謝罪していた。その後、浜崎は29日当日に無観客でライブを行ったことを報告している。松浦氏は1日にXで「上海公演の前夜、すべてが音もなく崩れた。見せしめのようで怖かった、とどこかでこぼれた声が胸に残る」とポスト。さらに、「大人たちが追い詰められていく光景は、触れただけで震えるほど重かった。あの数日は、まるで映画の中をさまよっているようだった」とポエム風につづっていた。また、ポストには「浜崎あゆみ」「上海」「トラウマ」というハッシュタグもつけられていた。同ポストに対してX上からは、「ダサすぎる。松浦さんに比べて、あゆがTAの為に完成したパフォーマンスとインスタで書き下ろした言葉ははるかにカッコよかった」「なんかもうポエムやし恥ずかしい」「絶対に黙ってたほうが良かったの草」という声が集まっていた。浜崎が「自分の知識が無い部分へ口出しするつもりはありません」という冷静なコメントを出したのに対し、ポエム調で気持ちをつづった松浦氏に疑問を抱いた人が多くいたようだ。
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芸能 2025年12月02日 15時30分
台湾有事発言での仇討はエンタメ界にも影響 大槻マキは歌唱中に強制終了
人気アニメ「ONE PIECE」の主題歌で知られる歌手・大槻マキが11月28日、中国・上海で行われた「バンダイナムコフェスティバル」のイベントで歌唱中に強制中断される事態が発生。高市早苗首相の台湾有事発言をきっかけとした影響だとみられる。大槻の公式サイトが29日までに「やむを得ない諸事情により急遽(きゅうきょ)中断せざるを得ない状況となってしまいました」と明らかにし、29日の出演も中止に至った。ステージで大槻が歌唱中、突如照明が落とされ音楽も止められるという異例の事態。X(旧Twitter)では駆けつけたスタッフとみられる2人に大槻が促される形でステージから去る動画が出回った。屈辱的な形で中断された様子は中国のSNSでも拡散しており、中国国内からも「やりすぎ」といった批判的な声が上がっている。今月1日、大槻が自身のインスタグラムを更新し、中国・上海から帰国したことを明かし、「当日のパフォーマンスを楽しみにして見に来てくれたファンの方々に最後お礼を言う時間がなかった事だけが心残りでした。本当にありがとうございました!」と感謝を記した。つづけて、「私にできることは、これからも音楽を通して、自分の声を必要としてくださる方へ丁寧に届けていくこと」と訴えた。高市首相の発言はエンタメ界にも影響を及ぼし、歌手・浜崎あゆみ、フォークデュオ・ゆず、ジャズピアニスト・上原ひろみ、管楽器ガールズグループ・MOS、ロックバンド・シド、歌手・MINMIらのコンサートやボーイズグループ・JO1のファンイベントなどが「不可抗力」により中止または延期を発表している。なかでも大きな話題となっているのが、公演前日に中止を要請された浜崎だ。11月28日、29日に予定していた公演を中止すると自身のインスタグラムのストーリーズで「私達は、これまでの公演と同じように日本と中国のクルー総勢200名で協力し合い、五日間かけて上海のステージを本日組み終えましたが、午前に急遽公演中止の要請を受けました」と説明。そして、「まとまらない想いのなか、自分に出来ることは微塵もないのかと考え続けています」とし、「エンターテイメントは人と人をつなぐ架け橋であるべきで、自分はその架け橋を作る側でありたいと、今も強く信じています」(いずれも原文ママ)と心境をつづった。すると翌30日、香港最大級の日本情報オンラインメディア「LikeJapan」の報道を引用し、「この記事にあるように、私達は昨日の中止要請の後、無観客の状態で一曲目からアンコールまで行ってから会場を後にしました」と投稿。つづけて「会えるはずだった一万四千人のTAの皆さんへ向けて、演者・スタッフ全員で全身全霊で本番と寸分変わらぬ想いをもちステージをまっとうさせて頂きました」と無観客でライブを行ったことを報告したのだ。この行動はメディアが一斉に取り上げ、ファンのみならず、芸能界からも称賛の声が相次いだ。また、台湾のライフスタイル誌「Tatler Taiwan」のアカウントは「公演中止の発表後、ステージと機材はすぐに撤去され始めた。しかし、SNS上では彼女が閉ざされた状態でステージに立って歌ったという情報が流れ、大きな議論を呼んだ」と明示。つづけて、「観客もライトの海もない状況で、浜崎あゆみはそれでもステージに立って歌うことを決めた。これは公開公演でもメディア向けイベントでもなく、彼女自身とファンへの『必ずやり遂げなければならないコンサート』だった」と記し、「多くのファンがSNSで『歌手がステージに捧げる最も純粋な愛』と称賛した」と伝えた。同誌によると、無観客で行われたステージの様子は「入場できなかったファンに向けて後日公開する」という。どんな環境でも一切の妥協をしなかった浜崎。伝説のライブは後世に語り継がれることだろう。だが、この危機は浜崎だからこそ乗り越えられたもの。当面、中国当局からの「不可抗力」とやらは続くであろう。
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トレンド 2025年12月02日 12時00分
「新語・流行語大賞」に「忖度?」「流行してない」の声 ありがたがるのはオールドメディアだけの皮肉
年末恒例となる「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の年間大賞に、高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選出されたと発表された。発表がニュースで取り上げられると、SNSでは「ついこの前に発した言葉が年間大賞?」「もっと他に良いのなかったのかな」「こんなところまで忖度(そんたく)?」「物議は醸したけど、まったく流行してない」「流行ってませんけど」など、大バッシングを受けている。「新語・流行語大賞」だが、その年の世相を映す言葉が選ばれるもので、これまでは「タマちゃん」「小泉劇場」など、多くの人がいまでも記憶に残っている言葉が選出されてきた。そういった過去の流行語からすると、高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」は、はやっているとは言えないのが現実だろう。「ここ最近では『新語・流行語大賞』に注目する人は、非常に少なくなっています。理由としては、SNSやネットで流行っている言葉は年間大賞になりづらく、若い人が興味を失っているからです。かと思えば、『水曜日のダウンタウン』関連のワード“ひょうろく”を入れるなど、選考委員の質が落ちています。『新語・流行語大賞』が不要だという声もSNSで多く、存在意義が薄れているイベントとなっています」(民放関係者)世間的に注目度が落ちている「新語・流行語大賞」だが、ノミネートの段階から大きく取り上げているのがテレビと新聞だ。特にテレビはワイドショーや情報番組で特集を組むなど、「新語・流行語大賞」が大好きなメディアとして知られている。今回、「オールドメディア」という、テレビや新聞を小馬鹿にする言葉がノミネートされているが、もっとも「新語・流行語大賞」を取り上げているのが、そのオールドメディアだという皮肉な状況になっている。「テレビや新聞は、まだ『新語・流行語大賞』に興味があるシニア層をメーンとしたメディアなので、大々的に毎年取り上げています。テレビの場合は、流行語にあわせて過去の映像をつなぎ合わせればいいだけなので、『新語・流行語大賞』はありがたいイベントです。ただ、SNSでは批判も多いし、最近では取り上げる時間を少なくしている番組も多くなっています」(民放関係者)もはや、多くの人が興味のない「新語・流行語大賞」は、そろそろやめ時なのかもしれない。
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社会 2025年12月02日 08時00分
なぜ12月は火事が最も多い月なのか 洗濯・乾燥後のタオルが4時間後に自然発火したケースも
観光地として有名な京都市の先斗町で11月29日、火災が起きた。一方、同日に宇都宮市では火事で2軒全焼、焼け跡から遺体が発見された。12月は1年で火災の発生件数がもっとも多い月。その背景を1日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」が解説している。消防庁発表の昨年の火災件数を見ると、11月は2579件で、12月は3772件と約1200件跳ね上がっている。なぜ、12月は火事が多いのだろうか。防災危機管理アドバイザーの永山政広氏は「空気が乾燥して燃え広がりやすくなる。年末は仕事や大掃除などに追われて火に対する注意力が低下する」と理由を挙げる。コメンテーターで気象予報士の石原良純は「世界規模で気象変動が大きくなり、雨が多い地域と少ない地域に分かれているので、町ぐるみで大火に気をつけるべき」と注意を促した。また、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏は「先斗町は木造住宅の密集地帯」と指摘し、「消防車が入れなくても、あれが京都の風情なので防火設備を増やすしかない」と語った。出火原因として、寝たばこやたばこの火の不始末などは昔から指摘されるところだが、意外な原因も身近に潜んでいる。例えば、揚げ物で掃除に使用した布巾やティッシュペーパーをゴミ箱に捨てたところ、それが数時間後に発火したケースだ。また、アロマオイルを拭き取ったタオル30枚をコインランドリーで洗濯・乾燥し、重ねておいたところ4時間後に自然発火したマッサージ店もあった。アロマオイルが酸化して、重ねた中で熱がこもったのが原因だった。古い灯油を使ったため、石油ストーブの消火ボタンが効かなかったケースもあった。変質した灯油が芯にまとわりついて消火できなかったことが原因だという。初期消火に大きな役割を果たすのが地域の消防団だ。火災時だけでなく、地震や風水害などの大規模災害時にも、消火、救助、避難誘導、災害防御活動などを行う。地域の消防団は、活動の時だけ非常勤の地方公務員扱いになり、報酬は年額3万6500円、出動は1日8000円の手当が出る。だが、なり手不足が深刻化している。過疎化・高齢化の影響で、2015年に約86万人いた全国の消防団員数は昨年73万人に減少。平均年齢も年々上昇している。地域コミュニティーが希薄化し、ライフスタイルが変化した今、団員集めの新しいアイデアが必要だ。
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