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社会 2025年09月01日 21時00分
「尖閣は中国の領土」発言で元NHKスタッフに賠償命令 SNS「どうやって履行するのか」
東京地裁は1日、中国籍でNHKの外部スタッフだった男性に対し、1100万円の支払いを命じた。元スタッフの男性がラジオ国際放送の中国語ニュースで不適切な発言をしたとして、NHKは損害賠償を求めていた。男性はすでに日本から出国しており、訴訟への反論もしていなかった。男性は昨年8月、生放送で、靖国神社落書き事件のニュースを読み上げた際、「尖閣諸島は古来から中国の領土」と発言。「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」と述べるなどした。男性は発言の2日後に契約を解除。稲葉延雄会長らは報酬の一部を返納し、総務省はNHKに注意の行政指導をした。発言はニュース原稿にはないもので、NHKは「放送業務を妨害され、公共放送機関としての信頼を著しく低下させた」と主張し、東京地裁に提訴していた。東京地裁は、男性の発言が「NHKの国際放送業務を妨害し、信用を毀損(きそん)した」として訴えを認め、男性に1100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。判決を受けて、NHKは「主張が認められたと評価したい」とコメントしている。なお、NHKは再発防止のため、ラジオの中国語ニュースのすべてを、人工知能(AI)音声による読み上げに切り替えている。ネット上では、「払わず逃げそう」「すでに中国へ帰ってしまったのに、どうやって履行するんだよ」「日本の公共放送を乗っ取ったのに賠償だけ?」といった意見が上がった。NHKは国民から受信料を受け取って成り立っている公共放送だ。中国語ニュースに限らず、個人の思想を垂れ流すような事態は二度とあってはならないだろう。信用を回復するためにも、再発防止策を徹底してほしい。
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トレンド 2025年09月01日 20時00分
万博で「ミャクミャク」グッズの万引き、相次ぐ 10月の会期終了までに万引きは減らせるか
一部報道によると、大阪・関西万博会場内のオフィシャルストアでは入場客による万引き行為が相次いでいる。ターゲットにされているのは主に大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」関連グッズであり、現在把握しているだけでも100点以上のグッズが万引き被害を受けているという。ミャクミャクのグッズが狙われる背景には、日に日に盛り上がる「ミャクミャク人気」にある。ミャクミャクは2022年3月にデザインが発表された際は「気持ちが悪い」「不気味」「これじゃ妖怪だ」といった声が相次いでいたが、次第に人気が高まり「きもかわいい」「癖になるデザイン」といった肯定的な意見が増えており、現在では「たまごっち」や「ハローキティ」「リラックマ」といった人気キャラクターとの公式コラボを行い、種類によっては売り切れやフリマサイトでの転売が多数行われている。今後もコラボ商品は増えるため、ミャクミャクグッズは万博終了まで需要は高まり続けると予想される。また、万博会場で万引きを防げない原因にはグッズ販売のセキュリティ管理の難しさにある。万博のオリジナルグッズを扱うショップは週末などは行列ができており、また人気が高い事から開幕当初よりもショップの数は増えている状態だ。閉幕につれ、「ミャクミャク需要」は高まると予想されており、今後9月から10月にかけてはさらなる万引き被害が出てくることが予想される。日本にとっては数十年に一度の「万国博覧会」である。無事に終わってほしいところだが……。
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芸能 2025年09月01日 19時00分
GACKT、後輩があわや自身かたる詐欺にだまされかける 報告にネットドン引き「なぜコレで」「どう見ても翻訳機能」
歌手のGACKTが9月1日にX(旧Twitter)で、後輩が自身をかたる詐欺にだまされかけたことを報告したものの、そのやりとりにネット上からドン引きの声が集まっている。GACKTは「ボクの仲間にヤバい後輩がいた。アカウントを乗っ取られて、偽物のボクと会話を続け、危うく400万を振り込みそうになっていた」と、後輩がGACKTを名乗る詐欺に引っかかりそうになったと明かした。ポストの中で、GACKTは後輩と詐欺師のメッセージのやりとりと見られるスクリーンショットを公開。詐欺師側は「彼の日本の銀行口座をあなたに送ることができます」「あなたは送金できますか?」「私のパートナーは別の銀行口座に変えると言っています」と不自然な日本語でメッセージを送っていた。一方、GACKTの後輩は詐欺師に対し、「かしこまりました!」「ありがとうございます」などと返信し、300万円の振込を約束したりなどしていた。GACKTはこのやりとりに対し「振込先はもちろんボクじゃない。話し方もボクじゃない。というより、日本人ですらない…にも関わらず、最後まで気付かずに本気で送金しようとしていた」と呆れ。たまたまその日、その後輩と食事の予定があったため、GACKTの「それ、ボクじゃないけど?」との発言で振り込まずに済んだといい、「もし予定がなければ、確実にカネを失っていた」と予想した。GACKTは「だからみんなも覚えておいてくれ。無闇に送金するなよ。そして、【相手が本物か】必ず疑ってくれ」と呼びかけ。「ぼーっとしてると、カネ取られるぞ?」と忠告していた。しかし、あまりにずさんな詐欺にGACKTの元には、「なぜコレで騙されそうになる?それに衝撃なんだけど」「この言葉の使い方から絶対GACKTさんではないとわかるのになぜ疑いもせず言われるがままなのか……信じられん」「コレ、GACKTさん云々以前に、どう見ても翻訳機能を使ってるやり取りだよね?」というドン引きの声が集まっていた。
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芸能 2025年09月01日 18時00分
中丸雄一、週刊文春で連載 SNS困惑も一部のファン「我々の想像のはるか斜め上を行くおもしれー男」
元KAT‐TUNの中丸雄一が、週刊文春で連載を始めることを自身のX(旧Twitter)で報告した。同誌の公式サイトやSNSでも発表している。中丸と文春といえば、昨年不倫を報じた不倶戴天の敵という見方もできる。それだけに、連載を持つことにファンは驚きを隠せないようだ。文春オンラインは「『週刊文春』リニューアル号で超強力新連載6本を開始! 東野圭吾、村山由佳、綿矢りさ、三宅香帆、本郷和人、そして『どうして僕が文春に...』中丸雄一も!」とポスト。中丸は「文春で連載始まります〜」と引用RPして、報告した。リプ欄では「なぜそこで連載を」「今年最大の『まじっすか』が出ました」「ねえ!!斜め上すぎるって!」「我々の想像のはるか斜め上を行くおもしれー男」「最後の一文のとがり具合がスゴすぎてさすが」といった声であふれている。文春は「文春砲」とも呼ばれ、芸能事務所や俳優だけでなくファンからもある種、嫌がられるメディアだ。昨年、文春砲を浴びた中丸が書くことになるとは誰も予想できなかっただろう。一部のファンからは予想外の行動が「面白い」と感じるようだ。事務所や本人にどのようなオファーがでたのかは分からないが、どっちにもウィンウィンになるようなものだったのだろう。どんなものが飛び出すか分からないが、ファンからするとそこが魅力的と捉えている。何はともあれ、第一回掲載にはいろいろなところから注目を浴びるだろう。
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芸能 2025年09月01日 16時00分
「24時間テレビ48」高橋海人のピンチをしのいだ松田元太に拍手喝采、永瀬廉の会場不在は“諸事情”によるものか
8月30日、31日の2日間、日本テレビの大型特番「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」が放送された。感動のフィナーレでは、チャリティーマラソンの募金額が7億40万8600円だったと報告。一方で放送当日となる30日、同局は同番組のチャリティーパートナーを務めるKing & Prince(キンプリ)の高橋海人が、体調不良のため出演を見合わせることを急きょ発表する異例の事態に。体調不良の詳細については、「発表している情報がすべて」とし、高橋がプロデュース兼出演する予定だったボーダーレス LIVE「We are the No Borders!!」にはアイドルグループ・Travis Japanの松田元太が代役を務めた。この急展開にXでは「番宣のときから顔色悪いなぁと感じてた」「ゆっくり休養して復活してね」「余程具合が悪かったことがうかがわれる」「目の下のクマが一段と気になっていた」といった心配の声が上がった。「松田は2024年5月に開催されたSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストによる合同コンサート『WE ARE! Let's get the party STARTO‼』でもKing & Prince・永瀬廉の代役を務めた経験がありました。とはいえ、今回は出演見合わせ発表からわずか1日のタイムリミットにも関わらず、完璧なダンスを見事に最後まで踊り切ったのです。演技後、松田は『表現者のみなさんと、髙橋海人と一緒にパフォーマンスができて本当に幸せでした』と声を張り上げ、感無量の思いでいっぱいでした。その雄姿は国技館や視聴者を感動の渦に巻き、『鳥肌が立った』『プロ根性が最高レベル』『天才とはこういうこと』『ダンスの才能もすごいけど、責任感が強い』といった称賛の声がネット上にあふれ、ファンからは『キンプリがピンチの時にいつも助けてくれてありがとう』と感謝のコメントも数多く寄せられています」(芸能ライター)その一方で、番組にはある不満の声が上がっている。同番組のチャリティーパートナーには、永瀬のほかに女優・浜辺美波が起用されていた。実はこの2人、7月に“お泊りデート”を週刊誌「女性セブン」(小学館)にスクープされ、大きな注目を集めていた。記事によると、2人は同月上旬の夜、都内の高級鉄板焼き店を貸し切りにして食事を共にしていたという。その後、時間差で退店した2人はタクシーに同乗し、浜辺は永瀬の自宅マンションでそのまま朝を迎えたとしていた。「番組スタート時に浜辺はメイン会場となる東京・両国国技館にいましたが、永瀬は番組企画のため、静岡県から中継をつなぐ形に。さらに、翌31日には浜辺が支援を担った企画・能登半島支援でのVTRで、多くの出演者がワイプで何度も映る中、明らかに永瀬が映されず違和感を抱いた視聴者が続出。その後も浜辺とは画面でツーショットにはならず、永瀬目当てに国技館へ観覧に来たファンは不満をあらわにする方も少なくはありませんでした」(テレビ関係者)1日配信のニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」では、この対応について「制作側が、7月に熱愛が報じられた浜辺さんとの画面上での"接触"を避けるために徹底配慮したのではないか」といった情報を掲載。また、同日配信のニュースサイト「東スポWeb」(東京スポーツ新聞社)では、「最終的には、この2人だけがクローズアップされるようなことをして悪目立ちをするのは、番組を進めていく上でも得策ではないと局側が判断したということ」という関係者の話を書き記し、「2人の関係をうまくやりすごすことができたことで、番組的には好結果」とまとめている。何はともあれ、無事に完走を遂げた“夏の風物詩”。SUPER EIGHT・横山裕の105キロマラソンは感動を呼び起こし、今なおネット上は賑わっている。来年の放送が今から待ち遠しいものだ。
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社会 2025年09月01日 13時10分
紀伊國屋書店「差別的な表現を助長しかねない」クルド人問題の書籍めぐり謝罪 SNS「公平にすべての思想の本を売るべき」
大手書店「紀伊國屋書店」の大阪・本町店は8月31日、紹介した書籍をめぐり「差別的な表現を助長しかねない可能性があった」として公式X(旧Twitter)で謝罪。書籍に言及した投稿を削除したことも合わせて報告した。同店は、クルド人に関する社会問題をテーマにしたノンフィクション書籍をXで紹介した。この投稿に対して、埼玉県鶴ヶ島市議会議員の福島めぐみ氏が「書店としてさまざまな本を置くのは100歩譲って認めるとして、せめてヘイト本を宣伝しないでほしい」とXにポストするなど、批判が上がっている。批判を受けてか、同店は「このたび当店SNSにて先日紹介した書籍について、差別的な表現を助長しかねない可能性があったことを真摯に受け止めております。ご不快な思いをされた皆さまには深くお詫び申し上げます。また、該当投稿は削除いたしました」(原文ママ)と投稿。「今後は発信の際に十分な確認を行い、再発防止に努めるとともに、読者の皆さまとの信頼関係を大切に情報発信してまいります」と述べた。ネット上では「公平にすべての思想の本を売るべき」「個人のクレームをすべて聞いていると書店としての魅力がなくなる」「読んでからケチつけろ」「この本の記述のどこが『ヘイト』に当るのかなどの具体的指摘が見当たらない」など否定的な声が数多く上がった。一方で、「今後はヘイトやデマについてもっと敏感になっていただけたらと思います」という意見も一部見られた。クルド人問題は多くの人が関心を寄せるテーマだ。何を根拠にヘイトと判断したのかを具体的に示さなければ、納得する人は少ないだろう。
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社会 2025年09月01日 12時00分
神谷氏、移民受け入れ発言が物議 SNS「いつも言うことが180度変わる」と批判殺到
参政党の代表・神谷宗幣氏が一部の配信番組で移民の受け入れについて話したことがネット上で波紋を呼んでいる。番組で神谷氏は「ゆるやかに外国人を受け入れていくのは10%以下ではないか」と発言。自身のX(旧Twitter)でも、「外国をみても移民が10%を超えたらとんでもないことになっています。今入れていいのは5%以下だと考えています。政府のペースは早すぎるし、数が多すぎます。将来高齢化がピークになる時に期間限定労働者や留学生などをいれても10%は超えないように計算しないといけませんし、日本の人口ピラミッドが安定してきたら、外国人比率が減るように設計すべきだと考えています」とポスト。発言に対して、日本保守党代表の百田尚樹氏は「10%といえば、1200万人!移民が都会に偏在すると考えれば、20%になる地域がいくつもできるだろう。日本の文化・伝統・モラル・考え方を持たない外国人がそれだけやってくれば、日本社会は確実に溶解する。治安も悪化する。何が『日本ファースト』だよ」と反発。神谷氏のリプ欄には「5%では多すぎます。現状の3%ですら多すぎます」「5%を超えると治安が目に見えて悪化すると言われています」「神谷さんはいつもそうだね。言うことが180度変わる」と批判が集まっている。リプ欄に指摘がある通り、埼玉県川口市をはじめ、治安は乱れ始めている。移民の法律を整備するまで、受け入れることはしない方がいいのではないだろうか。神谷氏には今一度「日本人ファースト」が何なのか考えてもらいたい。
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芸能 2025年09月01日 11時00分
沢口靖子、月9ドラマ出演で、科捜研打ち切り決定
女優の沢口靖子が、人気シリーズのシーズン5にあたる10月期のフジテレビ系月9ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」で主演を務めることが発表された。沢口がフジの連ドラに出演するのは「お江戸捕物日記 照姫七変化」(1990年)以来、35年ぶり。また41年のキャリアで月9枠は初出演となる。沢口といえば、「科捜研の女」シリーズ(1999年~、テレビ朝日系)で主人公の法医研究員・榊マリコ役でおなじみ。昨年、放送25周年を迎えたが……。「テレ朝から公式発表はないものの、昨年のシーズン24で事実上の打ち切りという話は以前から流れていました。近年は視聴率が低迷し、放送枠を変えるなどの対策を講じても改善できなかったのです。同時に沢口は次のドラマとしてフジのドラマを選んだとも言われました。今回『絶対零度』の主演が発表されたことで、このうわさは本当だったということになります」(芸能ライター)ところでフジの月9ドラマは、若者向けの恋愛ドラマというイメージが強く、60歳の沢口が主演するのは異例な気もするが、最近は方針転換を図っているという。「今年4月期には小泉今日子と中井貴一のダブル主演で“アラ還”の青春を描いた『続・続・最後から二番目の恋』がヒット。これにより、ドラマ視聴者の高齢化に合わせた大人向け作品も受け入れられることがわかり、今回の沢口主演が実現したようです」(同)。「科捜研」という人気シリーズの終了はさみしいが、「絶対零度」が沢口の新たな代表作になるかどうか注目したい。
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社会 2025年09月01日 09時00分
三菱商事、建設費高騰で洋上風力撤退 再エネ戦略の課題は
三菱商事が国内3カ所で計画していた洋上風力発電事業から撤退すると発表した。洋上風力は「再生可能エネルギー普及の切り札」とされていただけに、政府の再エネ戦略に影響を及ぼす可能性が高い。27日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で撤退の背景について解説した。中西勝也社長が会見で撤退の理由として挙げたのは、建設費の高騰だった。「建設費用が2倍以上の水準に膨らんでいる。世界的インフレや風車メーカーなどの値上げで採算が取れる見込みがなくなった」と説明した。三菱商事を中心とする事業体は2021年、国が促進区域として公募した秋田県沖と千葉県沖の3つの海域で事業者に決定したが、決め手になったのは売電価格の安さだった。競合他社より2割以上安い価格で他社を圧倒した。2028年から2030年にかけて順次発電を始める計画だった。ただ、国際環境研究所の竹内純子理事は「落札当初から、この(売電)価格で本当にできるのかと関係者から疑問を持たれていた」と明かした。また、三菱商事は欧州での洋上風力事業の経験が強みだとアピールしていたが、「欧州と日本では、洋上風力ビジネスは似て非なるもの」(竹内氏)とのことだ。すなわち、日本の場合、風量は欧州の6割程度で、同じ価格で風車を建てたとしても発電量が半分になり、投資回収がむずかしいということだ。会見でも中西社長に対し、当時の事業見通しが甘かったのではとの指摘が相次いだ。現在、風力による発電は電源構成全体の中で1.1%程度だが、政府は2040年にはこれを4~8%まで引き上げる方針だ。ちなみに、現在9.8%の太陽光も23~29%へと引き上げる高い目標が掲げられている。番組コメンテーターで、国際社会経済研究所の藤沢久美理事長は三菱商事撤退による教訓として2つ挙げた。1つは、インフレと為替変動への対応、もう1つは、風車などの国内サプライチェーン構築だ。日本でも各地ですでに陸上の風力発電が行われているが、それら風車のほとんどは海外から輸入されたものだ。国内で製造されているのは中小型のものだけで、大型風車を製造する技術が現在の日本にはない。モノづくり大国を掲げる日本としては、かなり寂しい現実といえる。海に囲まれた日本にとって、洋上風力発電の可能性は無限大だ。太陽光発電は、太陽が沈んだ夜間は機能しないが、風は夜間でも吹いている。洋上風力は周囲に山や建物がないことから安定した風力が得られ、騒音などの問題も出にくいのがメリットだ。経済産業省と国土交通省は事業者が採算を取りやすいようルールを見直したうえで、地元の意向も踏まえて改めて公募する方針だ。
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社会 2025年08月31日 09時00分
沖縄で危険ドラッグの「ゾンビたばこ」まん延、中国系マフィアによる輸入か
沖縄県内の10~20代を中心に、危険ドラッグ「ゾンビたばこ」の吸引で逮捕者が相次いでいる。小刻みに震えながら立ち上がる吸引者の姿がまるでホラー映画に登場する「ゾンビ」のようであることからそう呼ばれている。27日放送のTBS系「ひるおび」がレポートした。電子たばこで吸引できるリキッド状のものが出回っており、吸い始めると意識が飛んで体が浮いた心地になるという。しばらくすると手足がガクガクと震え、頭の中で言葉を浮かべても、うまく発することができなくなる。これらの症状を引き起こすのは国内未承認の医薬品成分エトミデートで、今年5月16日付で指定薬物になった。医療等の用途以外での製造、輸入、販売、所持、使用等は禁止されている。エトミデートは1964年にベルギーで開発され、海外で麻酔導入薬や鎮静剤として使用されている。法科学研究センターの雨宮正欣所長は「政府も危機感を持っており、麻薬の指定は時間がかかるので、すぐに指定薬物にした。早い対応だ」と話す。さらに、その危険性については「中枢神経を抑制し意識がもうろうとしたり手足がけいれんする。一時的に陶酔感が得られるが常習性が高く死に至る可能性もある」と指摘する。なぜ、沖縄なのか。ジャーナリストの石原行雄氏はこう話す。「中国で密造されたものが海路で沖縄に密輸されている可能性が高い。中国系マフィアが密輸していたが、タイやシンガポールなど近隣国の規制強化で新たな市場として日本に来たのではないか」若者を中心に広がったのは、1回分数百円と他の薬物に比べて安く、手を出しやすいからだ。針を刺したりしないので抵抗感も薄く、電子タバコなので持ち歩いても怪しまれにくいということもある。SNSを中心にファッショナブルな感覚で見せられていることもあり、沖縄だけでなく本土にも入ってきている可能性は高い。「エトミデートや笑気麻酔といったワードで検索すると沖縄の売人はすぐに出てくるが、沖縄以外の売人も散見される」(石原氏)海外人脈を持つ暴力団からの流通経路が沖縄にあるのではないかと見ている捜査関係者もいるようで、暴力団の資金源にされる前にこの危険ドラッグは根絶すべきである。
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