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芸能ネタ 2017年10月06日 12時30分
仕事依頼殺到で困るひふみん
6月に現役を引退後、タレントとして活動するひふみんこと、棋士の加藤一二三九段に仕事の依頼が殺到しており、ドタキャン騒動を巻き起こしていることを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 同誌によると、ひふみんは外山滋比古氏の著書「知的な老い方」(大和書房)の文庫版の帯の文章を引き受けていたが、締め切りを過ぎてもまったく音沙汰がなし。連絡をしてもつかまらず、最近になってようやく加藤の娘から連絡があったという。 先月28日には、都内でミステリー作家の柚月裕子氏とのトークイベントが行われたが3日前までまったく連絡がつかず。担当者が別の日に行われたひふみんの講演会の会場に張り込んで本人を捕まえ、念押しして事なきを得たというのだ。 ひふみんは無邪気で天真爛漫。そのため、周囲にまったく気を使わず、名人戦などの棋戦スポンサーである大手新聞のインタビューを当日キャンセルしてしまうこともあるというのだ。 「大手芸能プロに所属しているため、テレビの仕事のトラブルはあまり聞こえてこない。しかし、将棋関係の仕事はいまだに娘さんが窓口のようで、たびたび『文春』が報じたようなトラブルが起こってしまうようだ。それでも、関係者はひふみんの性格を分かっているので『まあ、仕方ない』とあきらめてしまう」(将棋担当記者) ひふみんは5日、フジテレビ系バラエティー番組「アウトデラックス」に出演。前回の放送に続き、「ひふみんの人生でやりたい5つのことをかなえるバスツアー」という企画で、「パンダとゾウに会いたい」と上野動物園を訪れた。 ひふみんは、「動物の中で、見て癒やされるのはパンダだと思います」と嬉しそう。先日、「シャンシャン」に名前が決まった赤ちゃんパンダの名前に「ハナチャン」で応募していたことを明かした。 愛すべきキャラだけに、テレビからの“引き”はまだまだありそうだ。
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芸能ネタ 2017年10月06日 07時16分
【有名人マジギレ事件簿】ビンタに掴み合い 藤原竜也と小栗旬が年下俳優と大ゲンカ!
9月22日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」に、俳優の勝地涼がゲスト出演。“もしかして面倒な男?勝地涼の生態”というテーマで、勝地本人から様々なエピソードが明かされた。 それによると勝地は一時期、「上に噛み付いていった方がいいんじゃないのか」と思っていたため、年上である先輩俳優と飲みの席で大ゲンカしたという。 ある飲み会にて、勝地が小栗旬と同席していた時のこと。小栗は何か気に入らないことがあると、すぐに「俺もう帰るわ」と言う癖があったらしく、見かねた勝地は「お前そうやっていつも帰るけど……」と注意したという。すると小栗は、4つ年下の後輩に生意気な口を聞かれたことに腹が立ち「お前に何でお前って言われなきゃいけないんだよ!」と大激怒。2人は掴み合いのケンカとなり、周りが止めに入る事態になったという。だが次の日、勝地は謝罪に行き土下座したとを明かした。 この件に関しては、別番組で小栗も語っており、ケンカした当日に小栗は「帰るって言ってゴメン」と謝りながら号泣、勝地も「こっちも年上に、こんな風に怒ってゴメン」と、お互い涙を流して和解したそうだ。現在は、良好な関係を保っているとのこと。 さらに勝地は、藤原竜也と共演したときも一触触発の空気になったそうだ。彼は、ずっと藤原に憧れていたため、舞台裏では常に敬語で接していた。だが藤原は、それが気に入らなかったようで、ある日、勝地に「お前ライバル役なのに飲んでる時も敬語って。だから芝居に出てるんじゃねぇか?」と発言。これに勝地は最初「先輩には敬語使うもんなんじゃないの?」と言い返していたが、藤原はその後もずっと顔を近づけながら絡んできたため、頭に血が上った勝地はビンタをしてしまったという。 さすがにやり返されると覚悟した勝地だったが、藤原は「おい、やるじゃねぇかよ。それを待ってたんだよ!」と意外な反応をされたとのこと。この2人のやりとりを聞いた松本は「どっちも面倒くさいわ!」と呆れた様子を見せた。 また、勝地とプライベートで交流のある俳優の鈴木亮平は、勝地について「高校時代は相当ヤンチャだったらしく、堀越学園出身の同世代の役者に“勝地と仲が良い”と言うと、大抵、引かれます」と、VTRでコメントを寄せた。これらの性格について、勝地は以下のように語った。 「基本的にヘラヘラしてる奴が多いじゃないですか?なんとなくその場で意見を言ってみたり。そういう奴が嫌いで、間違っててもちゃんと自分の思いを話してほしいってのが自分の中にはあって…。ちゃんと意見を言って、相手も言った。それが違ったとしてもぶつかり合えばわかりあえるんじゃないかと思ってるんですよね」 今回、熱血な一面を見せた勝地だが、今後も我が道を行く行動に注目が集まりそうだ。
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芸能ネタ 2017年10月05日 18時00分
「俺の子を産んで…」明石家さんま 加藤綾子とNY密会! 最後の女…に“ホンマでっか!?”
“ホンマでっか!?” 「2人が“共演”している番組名そのものですね。あるあると噂になっていましたが、まさかニューヨークとは…」(芸能レポーター) カトパンことフリーアナウンサーの加藤綾子(32)と明石家さんま(62)の“ニューヨーク密会デート”が明らかになった。 「2人とも休暇中で、人気レストランで食事を楽しんでいたそうです。この時、さんまが“俺の子を産んでくれないか”と言ったと噂になっています。還暦をすぎたあたりから、よく“引退”を口にするようになったさんま。老後に一抹の不安を感じているようで、カトパンには“最後の女”になって欲しいという願望があるのです」(芸能ライター) カトパンにとってさんまは、フジテレビ入社の翌'09年に『ホンマでっか!?TV』のMCを担当して以来の付き合い。 「今でこそカトパンは、型にとらわれずにアドリブにも強いスーパーアナとなりましたが、入社直後は女子アナらしく振る舞おうとしたせいか、優等生的な言動が目立っていました」(女子アナウオッチャー) そんなカトパンの“殻”を打ち砕いたのが、さんまだった。 「『なんやねん、オマエ。いつもカッコつけやがって』というさんまの一言で、自分らしくやっていこうと気づいたそうです」(同) 大竹しのぶと離婚後、八木亜希子や浅田美代子らと浮名を流してきたさんま。 「AV女優による“ハニートラップ”に、まんまと引っかかったこともあったし、綾瀬はるかや長澤まさみにトーク番組の中で“公開プロポーズ”したこともありました。さんまは、おっぱいの大きい子がタイプなんです」(芸能レポーター) 一人暮らしの寂しさもあるという。 「夜中、小腹が減って即席焼そばを食べようと“湯切り”をした時、ステンレスの流しが熱湯によって“ボッコン”となって孤独をしみじみと感じたそうです。“洗濯女・掃除女”はいるようですが、ちゃんとした女房が欲しいようです」(お笑い関係者) それにしても、カトパンとは30歳差。子作りは大丈夫なのだろうか。 「大丈夫です。おたく(週刊実話)が報じた、あの鋼鉄の勃起力は健在です。“俺のはメジャー級や”と猛アピールしていたようです」(芸能関係者) “一発”逆転! Eカップ巨乳のカトパンは“どストライク”。
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芸能ネタ 2017年10月04日 22時10分
48歳の石田ゆり子 "加工ナシ"でも可愛さ溢れ出る
女優の石田ゆり子がインスタグラムを更新し、10月3日に48歳の誕生日を迎えたことを報告した。誕生日の数日前には、以前から親交のある女優、板谷由夏がサプライズパーティーを開いてくれたそうで、「いつもわたしを、見守ってくれてありがとう。嬉しかったです。」と感謝の気持ちを綴っている。 この投稿には多くのコメントが殺到し、今も絶えず石田を祝福する言葉が寄せられている。だが、フォロワーやその投稿を見た人たちを驚かせているのは、48歳を迎えても変わらぬその美貌だ。この日、添えられた写真も、多くの芸能人たちが加工写真を載せる中で“そのままの姿”をさらし好感度を上げている。未加工と思える写真でも、石田の美しさは今なお健在だ。 以前、雑誌のインタビューでは「シミや皺も素敵な年輪。年をとることは劣化ではない」と言い切っており、アンチエイジングには否定的な様子。こんなさっぱりとした飾らない様子が、男女問わず多くの人の心を捉えているのだろう。 石田は、昨年放送され大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』において、仕事はできるが恋愛に奥手な「百合ちゃん」役を演じた。石田は、実生活でも百合ちゃん同様いまだ独身。最近の取材では「彼氏募集中」を宣言していて、どうやらその影はないようだ。 現在、石田は愛猫のハニオに愛を注いでいるようで、インスタに度々登場するハニオの投稿を見ると確かに恋人がいるようにはみえない。しかし、そんなSNSでも変わらないナチュラルな石田に惹かれる世の男性は多いだろう。
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社会 2017年10月04日 10時00分
米国vs北朝鮮全面戦争 中国とロシアが本気で備え始めたぞ!
すでに経済制裁という兵器を使わぬ戦争は始まっているが、相次ぐ北朝鮮の軍事挑発に対し、近く米原子力空母率いる空母打撃群が朝鮮半島近海に展開する見通しとなった。去る9月23日には金正恩委員長が最も警戒するB1爆撃機がF15戦闘機に護衛され、北朝鮮東方の国際空域を飛行した他、間もなく日米韓による弾道ミサイル防衛演習も行われるという。 「北朝鮮は10月10日に朝鮮労働党創建72周年を迎えますが、米国は記念日後にグアム上空で電磁パルス(EMP)に関する実験をするのではないかと警戒感を強めています。米国中枢からの情報によると『グアムを狙えば、自衛権行使で報復攻撃を行う手はずは整う』ということです。つまり、トランプ政権はグアム攻撃を“レッドライン”と決めたということになります。韓国在住の米国市民は待避し始めていますから、危険度はマックスに達しているのは確かでしょう」(国際ジャーナリスト) 中国は、いよいよ米軍による北爆に備え出した。人民解放軍および政府の公式ウェブサイトによると、ここ数カ月の間に中朝国境の軍備を大幅に見直している。 「中国は4月以来、1400キロの中朝国境を防衛するために人民解放軍北部戦区から専門部隊を編成し、山岳地域での監視体制も強化しています。同戦区は医療チームも含めて国境付近の各所に難民収容所を確保しており、習近平主席も先月、李作成陸軍司令官を有事の際の軍事責任者となる中央軍事委員会連合参謀部参謀長に抜擢し、米軍が国境の川、鴨緑江まで迫るのを防ぐため陸海空軍総出で首都平壌や核開発拠点の寧辺を制圧する越境シミュレーションも行っています。李参謀長は1979年に勃発した対ベトナム紛争でベトナム兵を数多く殺戮し『戦闘英雄称号』を授与されたイケイケです」(中国ウオッチャー) ロシアも北と国境を接する国だ。9月18日、ロイター電は中国とロシアの海軍が同日から北朝鮮付近で合同軍事演習を開始したと報じている。 「演習は北朝鮮とロシアの国境付近のウラジオストク港沖の日本海とオホーツク海南部の海上で実施され、同様の演習は今年2回目です。中国国営通信の『新華社』は今回の演習について、北朝鮮を巡る緊張との関連性には直接言及していませんが、7月に行った1回目はバルト海で実施していますから、半島有事を想定していることは間違いないでしょう」(在日中国人ジャーナリスト) 周知のように中国とロシアは、北朝鮮問題について繰り返し平和的な解決と対話を呼び掛けている。しかも、今やロシアは完全に金正恩委員長の後ろ盾だ。 「米朝戦となり、その結果、緩衝地帯である北朝鮮を失えば、中国は米軍の脅威と直接対峙しなければなりません。ロシアも同様の事情から米朝戦を容認しません。それなら米軍より先に越境して北朝鮮になだれ込み、占領してしまう方が合理的です。抑圧された北朝鮮の人民を解放すれば、むしろ米国から感謝されるかもしれません」(前出・中国ウオッチャー) 正恩委員長は祖父の金日成主席のすべてを真似ているが、容姿だけではなく、自身の後ろ盾も先祖返りしている。戦後、金日成の名を騙らせ、金王朝の礎を築いたのはスターリンだ。 「9月3日に行った6回目の核実験では、中国には事前通告なしでしたが、ロシアだけには連絡していたらしく、国境近くのロシア側住民は事前に避難していたといわれています。原子力潜水艦ばかりか核実験場も“プーチン系企業”が請け負っていますからね」(北朝鮮ウオッチャー) そんな中、韓国の文在寅政権は敵に塩を送ることを決めた。国連安保理が北朝鮮への原油の輸出制限などを含む新たな制裁案を採択してから、わずか10日後の21日、北朝鮮に対する800万ドル相当の人道支援計画を承認したのだ。 「正恩時代になってから軍幹部の処刑や粛正が続き、100万人を超える朝鮮人民軍の兵士にはろくに食事も与えられず栄養失調が目立ち、自宅に戻される兵士が続出しています。核・ミサイル関連軍だけが寵愛され、陸上部隊はとてもじゃないが腹が減って、米軍と戦えるような士気も消え失せています。そこへ支援すると言うのですから、人民軍の息を吹き返らせる行為です。これまでの支援が一般庶民には届かず、軍が横取りしたのは脱北者全員が語る明白な事実ですから」(同) 韓国紙『朝鮮日報』は社説で《ブレ続ける対北朝鮮政策 文政権は国民をどこに導く気か》と文大統領を批判した。 「米国の戦術核兵器再配備を容認するような態度を示したかと思えば“正恩斬首部隊”を設立すると言い出した宋永武国防長官を厳重注意処分にしたりと、第2次朝鮮戦争がいつ起きるか世界が固唾を飲んでいるときに、韓国では世界と共に北朝鮮と戦うか、あるいは北に付くかで“内ゲバ”が始まっているようなものです。もし米軍が北朝鮮の核施設をイラク同様に攻撃するというのであれば、そのチャンスは、すでにすぎ去ってしまったと言っていい」(在韓日本人ジャーナリスト) ソウル市民は北朝鮮を守る“人間の盾”にされてしまっているようなものだ。「ソウルが火の海にならない軍事行動がある」と米マティス国防長官は述べているのだが…。
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芸能ネタ 2017年10月03日 22時05分
ナイナイ岡村が彼女を作らない理由「運を吸い取られる」
ナインティナインの岡村隆史が9月25日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(朝日放送系)において、はっきりと付き合った彼女は21歳からいないと告白した。岡村は1970年生まれの47歳。彼女いない歴は実に26年になる。岡村は「運を吸い取られそう」という理由で女性との本気のキスをしたくないという。ある意味では岡村らしい“こじらせ”エピソードだが、芸人の世界にはこうした人物は珍しくない。 「芸人として売れるには才能や努力が必要なのはもちろんですが、運にも大きく左右されるのは事実です。そのため運気を逃さないように、願掛けやジンクスを重んじる人間が少なくありません。欽ちゃんこと萩本欽一は徹底した運命論者で、運を溜め込んでいる奴は強いと考えているようです。あるオーディションでは、じゃんけんで勝った見栄晴を選びました。この時、最終選考に残っていたのは有名な子役だったそうですから、言うなれば欽ちゃんは運を持っている“ダメな方”を選んだことになります。ほかにも、運を使い切らないように高額当選の宝くじを換金せずに取ってあるといったエピソードがありますね」(放送作家) 大物芸人の萩本ですら、運を気にするのだから、ベテランの域に達しつつある岡村もそれに敏感なのは仕方あるまい。だが、あの“小物芸人”ですら運を重んじていると知れば驚くのではないだろうか。 「コウメ太夫ですね。先ごろ、年下のグラビアアイドルとの破局が取りざたされ『バイキング』(フジテレビ系)で復縁を迫るも手紙に『相手にも悪いことがあった』と書き、坂上忍はじめ、周囲の人間を呆れさせたことでも知られます。自分本位な性格は昔から変わっていないようで、その様子は元夫人で作家の泉美木蘭によって『こうゆう駄目。』(太田出版)として小説に記されていました。『エンタの神様』(日本テレビ系)の白塗り芸者芸でブレイクするも、売れなくなることを恐れ、風水を意識した部屋のレイアウトに凝ったり、開運グッズを買い漁っていたようです。その中には、Dr.コパが販売する36万円の指輪もありました。それでも、残念ながら運は逃げていってしまったかもしれません」(前出・同) 芸人にとって運は重要なものなのだろう。だが本気のキスを拒むほど、岡村の望む恋愛や結婚からは遠ざかってゆきそうだ。
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スポーツ 2017年10月03日 16時00分
横綱、大関が弱すぎる 千秋楽の盛り上がりは「違うだろう!」の“本末転倒”
それにしても、大関豪栄道(31)の終盤の不甲斐なさったらなかった。11日目終了時点で誰もが優勝を信じたはずだ。99年ぶりに3横綱2大関が休場し、大混乱した秋場所(東京・両国国技館)。横綱日馬富士(33)が千秋楽の本割で追いつき、優勝決定戦でも勝って逆転優勝した。それも、どちらも文句のつけようのない完勝だった。だが、両国国技館にはあの有名な言葉「違うだろう!」の声が聞こえてくる。優勝ラインが過去最低タイの11勝とは横綱、大関が弱すぎるからだ。 日馬富士の優勝は7場所ぶり9回目。千秋楽に1差を引っ繰り返す劇的な優勝は15日制になって以降、今年の春場所の稀勢の里に次いで11例目だ。 とはいえ、この終盤の熱闘に大入り満員のファンは大喜び。しかし、改めて分かったのは、豪栄道の勝負弱さだ。 「豪栄道は、顔つきはいかついけど、ノミの心臓。1年前には怖いもの知らずの初体験で全勝優勝していますが、これまで何度も勝負どころで涙を飲んでいます。先場所も7勝7敗で迎えた千秋楽は完敗でした。ただ、今場所は大量リードしたので、いける、と思ったんですけどね。まさか大事な終盤で平幕力士に2連敗するとは…。ある協会幹部も、『これじゃ、豪栄道は永遠に優勝できない』と呆れていましたよ」(担当記者) 確かに、ズルズルと後退し、日馬富士に自力優勝の芽が出てからは、ヘビににらまれたカエル状態。もし優勝すれば来場所は綱取りの可能性もあったが、二所ノ関審判部長(元大関若島津)も報道陣による事前取材では、すこぶる消極的。 「その件は相撲が終わってからにしよう。去年、秋場所の優勝以降、ずっとひとケタ勝ち星だし、最近、はたきをしなくなったとはいえ、(12日目の)ウチの松鳳山をはたいているからね」 このように、ちゃんと分かっていたのだ。 もっとも、優勝してひとり横綱の面目を保った日馬富士も、前半戦3連敗して金星を連発するなど、手放しでは褒められない。これまで配給した金星は史上2位タイのトータル39個。毎場所、相撲協会に156万円の余計な出費を強いることになるのだ。 「いかに今まで安定した人がいたか、よく分かった」 4日目終了時に藤島審判部副部長(元大関武双山)がこうつぶやいていたが、来場所、怪我の癒えた白鵬や稀勢の里らが出てきたとき、果たしてこの2人はどこまで存在感を示すことができるのか。「上位陣が不在だったから、あんなに注目を浴びた」…そう言われないことを祈るのみ。 弱っちい横綱、大関…「違うだろう!」世代交代は確実にすぐそこに迫ってきている。
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社会 2017年10月03日 10時00分
中曽根元首相の孫出馬で「安倍vs石破」上州代理戦争勃発
解散総選挙により、群馬1区(旧3区)を舞台に、かつて「上州戦争」と呼ばれた中曽根康弘元首相と福田赳夫元首相の激烈な選挙戦を彷彿させる“代理戦争”が勃発しそうだ。 「中曽根大勲位の孫であり中曽根弘文元外相の倅、康隆氏が、自民の制止を振り切って立候補を表明したためですよ。ここには公認で旧福田派、現在は安倍首相を出す清和政策研究会の細田派・尾身朝子代議士がいる。一方で康隆氏のバックには、旧中曽根派に属し、首相批判のボルテージを上げている石破茂氏がつくと見られ、安倍首相VS石破氏の代理戦争となるのは必至と見られているんです」(群馬県議会関係者) 中曽根一族のサラブレッドである康隆氏は、慶応大学から外資系証券会社を経て、父の秘書などを務めながら政界進出のチャンスを窺っていたという。 「群馬1区は現職に佐田玄一郎元行政改革担当相がいるが、スキャンダル報道で地元県連は別の候補者選定に動いていました。公認候補選考会では康隆氏と比例北関東の尾身氏が名乗りを上げたが、結果的に尾身氏が選ばれたのです。しかし康隆氏は、選考の公平性に不満を抱いていた。そのため再度、自民党公認申請し、ダメなら無所属出馬を狙うといいます。一方で佐田氏も出馬の準備を進めており、自民系で3分裂する可能性も出てきました」(全国紙県政記者) 地元では中曽根派系列の自民党支持者も多く、康隆氏の出馬に賛同する有権者は多いという。それに加え、代理戦争の様相が事を一層複雑にする。 「康隆氏の母親で弘文氏の妻は、加計学園問題で官邸や首相周辺の忖度疑惑を激しく告発した、前川喜平前文科事務次官の妹。しかも、弘文氏も今年6月、加計問題がクローズアップされると、二階派の集まりでイギリスの政治家、ジョン・アクトンの言葉を引用し『絶対的な権力は絶対的に腐敗する』と、暗に安倍批判と前川援護射撃をしているのです」 そのため今、自民党関係者の間ではこうも囁かれている。 「今回も『何のための解散なのか』と批判を強める石破氏は、総選挙で安倍首相の求心力を少しでも弱め、“ポスト安倍”を印象付けたい。もちろん、首相派閥の尾身氏も落選させたい思いでしょう。露骨に群馬へ駆けつけ、康隆氏の応援に回ることも考えられる」 選挙の結果次第では、この分裂が自民党内に大きなしこりを残す!
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芸能ネタ 2017年10月02日 22時05分
キングオブコント2017優勝のかまいたち ダブル結婚していた
“浪速のキング”が2度目のファイナリストでついに頂へ――。1日、東京・赤坂のTBS本社で開催された『キングオブコント2017』は、地元・関西で9本のレギュラー番組を抱える売れっ子コンビ、かまいたち(山内健司&濱家隆一)が、第10代目のキングとなった。 異例づくしの節目大会だった。全10組のファイナリストのうち、かまいたちが所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーからは4組(ジャングルポケット、アキナ、GAG少年楽団)が勝ちあがり。所属人数の多さから、毎年過半数を占めていたことを考えれば、異常な少なさだ。入れ替わるように、初出場が6組(わらふぢなるお、アンガールズ、パーパー、にゃんこスター、GAG少年楽団、ゾフィー)。事務所に所属しないフリーが3組(さらば青春の光、にゃんこスター、ゾフィー)。男女コンビ(パーパー、にゃんこスター)ながらも、女性が2人も決勝舞台に立つなど、今年は“初”づくしだった。 そんななか、昨年に続いて2度目のファイナリストとなったかまいたちが、1stステージ3組目で披露したネタ“告白の練習”で、マグマが噴火。「8月の単独ライブで書いたネタ。できてから1か月しか経ってないんで、奇跡の間に合い方をした」(山内)と、新ネタであったようだ。このネタは、5人の審査員が持ち点100点のうち、全員が90点以上を与える高得点だった。ところがその後、結成わずか5か月のにゃんスタが空気を一変させて、なみいる先輩をゴボウ抜き。審査委員長のダウンタウン・松本人志、さまぁ〜ず・三村マサカズが97点という自身最高得点を与える大波乱が起こり、勝負の行方が読めなくなった。 続くファイナルステージでかまいたちは、ウェットスーツが脱げない“軽い気持ちで”というネタで、安定の大爆笑をゲット。ストーリーの設定・展開、言葉のセンス、演技力のすべてが申し分なく、松本も「いちばんウケてましたもんね」と感服。結果、1stステージをトップ通過していたにゃんスタを実力でねじ伏せ、初のキングに輝いた。 昨年は同期のライスが優勝して、3位の結果に悔し涙を流した。「1位を獲らないとダメだなぁと思って。1年前、濱家くんが楽天クレジットカードの審査に落ちてたので(笑)。1週間あけて、イオンクレジットカードにも落ちた」(山内)、「言うなって! その1週間後、イオンモールから営業が入って、すごい複雑でした」(濱家)。 大会後の勝利者インタビューでは、山内のボケにすかさず濱家がツッコミ。関西ではコント、トーク、レポーターの巧みさが浸透しており、12年には『第33回ABCお笑い新人グランプリ』と『第42回NHK上方漫才コンテスト』で優勝。昨年は、『歌ネタ王決定戦2016』も制しており、その実績は折り紙つき。09年には、次世代芸人を集めたフジテレビのコント番組『ふくらむスクラム!!』(のちに『1ばんスクラム!!』に改題)のメンバーに抜てきされたのを機に、東京進出を本気で狙った。しかし、番組が終了して踏みとどまった苦い過去があるだけに、今後は全国区タレントをめざしたい。 山内が、「(東京進出の野望は)めちゃめちゃあります。オファーがどれくらいくるんだろうと思ってます。あとは、(よしもとの)藤原社長にギャラの交渉だけしたい」と本音をこぼすと、「優勝した瞬間に、いなくなりましたからね」と濱家。「このチャンスを生かして、全国区になりたいと思います」と山内は、売れる気満々。濱家は、「優勝して結果を残さへんかったら申し訳ないので、もう浮かれてる気分はなしで、不安のほうが大きい。来年、“あいつら獲ったからよかったな”って言ってもらえるようにがんばりたいと思います」と気合いを入れた。 今年は2月に山内が、5月に濱家が結婚。優勝賞金の1,000万円を山内は、「7月に結婚式を挙げて足が出て、借金が120万円あるので、それを返して。猫の体調が悪いのでそれを治して、残った分は仮想通貨にぶち込みます」と虚実ないまぜの構想を描く。今月、結婚披露宴を控える濱家は、「賞レースで優勝したときは家族にあげるようにしてるけど、今回は額がデカいので(考えを)持ち帰らないと」と優しい一面を見せる。 結成14年目。“笑いの本拠地”関西が生んだパーフェクトコンビにとって2017年は、生涯忘れられないだろう。
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社会 2017年10月02日 15時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 田中角栄・はな夫人(下)
自宅を一歩出ると政治の権力闘争に明け暮れ、一方でノビノビと「女遊び」などの“私生活”を満喫する田中に対して、妻・はなは家庭を守ることに徹した女性であった。 「田中の初出馬から、一度として応援に選挙区(旧新潟3区)に入ることはなかった。女性票獲得には奥さんが顔を出してくれることが一番強いのだが、後援会幹部も諦めていました。田中も、そうしたことは一切関わらなくていいと奥さんに伝えてあったことによります。田中の母親のフメさんが亡くなってからは、法事には必ずいらっしゃるが、終わるとすぐ実家の2階にこもってしまうなど、我々と話すこともまったくなかったのです」 政治絡みのことはもとより、とにかく外部との接触は“ノー”に徹していたと、強大無比を誇っていた田中の後援会『越山会』の幹部は、このように証言していたものだ。 そうしたはなの心境が窺える、雑誌に発言した一文がある。 田中が39歳で、郵政大臣になった昭和32年の弁である。自己主張を譲らぬ昨今のカミサンとは一味変わり、“含蓄”がある。 「男が外回りするときは女は家の中、女が出歩くときは男は家で留守番、昼寝と決まっているんだと主人がよく申します。私は娘時代、箱入りと言われたほど外出せずで世間知らずでございましたが、妻の座にすわってからも、また子供の母となった現在も、そうした考えは少しも変わりません。 主人は私に、結婚のときからお互いの責任を次のように明確にしております。仕事の責任は主人、掃除と戸締りの責任は私、子供の教育は二人の責任でございます。主人は、『仕事のことはお前には分からなくていい。仕事や実社会は苦労が多いものだ。お前が仕事の内容を知っても、苦労するだけで得はない』と、結婚当初から言っております。スピーディな生き方の主人とあまりハキハキしない私との家庭ですが、あまりケンカもありません。『自然の姿が一番いい』と主人はいつも言いますし、私もその意味が分かる年頃になりました。世間一般には通用しない型ではありますが、幸福でございます」(『婦人公論』より) 一方、田中は首相になる前の外遊にはこうした妻を同伴せず、ほとんど一人で行ったものだが、そのあたりを見ていた娘の田中真紀子(元外相)が、こんなエピソードを披露している。 「汗っかきの父は、ちゃんと汚れ物の下着と、ワイシャツを別々のビニール袋に入れて帰って来ていました。ところが、首相になっての初の日米首脳会談だけは、母も私も一緒に行きました。このときはあれほどキチッとしていた父が、靴下は母にはかせてもらうし、年上女房というより、年下亭主を満喫していたみたいでした。 一方で、母をファーストレディとして同伴したものの、父はまるで母への気遣いはなく、さすがに母は『私のことも少しは気を遣って下さいよ』と言ったものですが、父いわく『政治家のオレはこの国に戦争に来ているんだッ』と、真顔で言ったのを覚えています」 ここでは、何事も全力投球、真剣勝負だった田中の政治姿勢も窺えたのだった。 田中は首相に就任する約1年前、自らの議員生活25年を祝うパーティーに出席した。 その挨拶で、それまで公の場で妻のことに一度として触れたことはなかったが、いかにもテレ臭そうに初めてこう“謝意”を口にしたのである。 「今朝、家を出る前に言ったんです。『大変、ご苦労だった』と、女房に頭を下げたのであります。そしたら、エプロン姿で台所にいた女房が、エプロンを取って言ったんですナ。『あなたこそ、本当にご苦労さまでした』と」 波乱の多かった政治家人生を振り返って、あるとき田中は側近議員にこう口にしたことがある。 「オレがいろいろ苦境を持ちこたえられたのは、家族が塞がずにいたからだ。そうでなければ、オレはとっくに潰されていたかも知れんな」 はなのファーストレディ2年余は、田中に巻き起こった金脈・女性問題のスキャンダルの集中砲火を浴び、嵐の中で通り過ぎた。首相退陣後も、ロッキード事件での嵐が吹きまくった。田中の華やかだった女性関係も含め、51年に及んだ結婚生活は、はなにとってはある意味で田中以上の激動の歳月と言えた。 そうしたはなを、娘の真紀子は「結局、母は優雅なんです」と評した。また、はな自身は、端から見れば“我慢の一生”ではあったが、言葉少なにこう振り返ったものであった。 「お父さんに対して我を張らないこと。それだけを心がけてまいったつもりです」 日本にとっては、終生、頭の上がらなかった「静かなる猛妻」と言えたのではないか。=敬称略=小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。