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スポーツ 2017年09月07日 11時30分
【オリックス】“準本拠地”ほっと神戸今季最終戦で大敗も、比嘉の復活登板に光明
▽6日 オリックス 0-8 ソフトバンク(ほっと神戸)オリックス5勝15敗 観衆 17,994人オリックスは29日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発するも5回途中で降板し、試合後は福良淳一監督から「次のチャンスはない」とまで言われた山田が背水の陣で先発。しかし初回、今宮に第12号ソロホームランを打たれると、3回にはデスパイネに第30号3ランを浴びてしまい、3回を6安打、5失点の内容で降板。課題と言われていた四球はなかった(死球は1あり)が、首位を走る強力ソフトバンク打線を抑えられず、ベンチが与えたチャンスに応えることが出来なかった。6回には3番手の小林が満塁の場面から、高谷に走者一掃となるタイムリースリーベースヒットを打たれ8点差に。打線はソフトバンク先発の武田から8安打を放ち再三チャンスを作るも、あと1本が出ないまま完封負け。敗戦投手は山田で(0勝)3敗目。大敗を喫したオリックスだが、最終回に今季初登板した比嘉は明るい話題と言ってもいいだろう。優勝争いをした2014年に“火消し役”として大活躍するも、近年は怪我に泣かされてきた。今季も出遅れたがファームでは好投を続けており、ファンからは一軍での登板が待ち望まれていた。比嘉の名前が場内にコールされると大歓声が起こる。比嘉は先頭の中村をショートゴロで打ち取ると、福田、江川を連続三振に斬って取り、今後に期待が持てる復活登板劇に大きな拍手が送られた。オリックスはこの日が準本拠地として年間15試合(今季は1試合が雨天で京セラDに振り替え)開催している、ほっともっとフィールド神戸での今季最終戦だったが、有終の美を飾れず。今季神戸での戦績は5勝9敗と大きく負け越してしまった。神戸の根強いファンのためにも来季は神戸でもっと勝つ姿を見せてもらいたい。■福良淳一監督 一問一答ーー山田は…「うーん。一緒ですね。やってることが」ーー本人はストライクゾーンで勝負することを意識していたようだが?「そういう風には見えなかったですけどね」ーー打者と勝負出来てない?「出来てないですね」ーーさすがにもう次は厳しい?「と思うんですけどね(苦笑)。ピッチングコーチがどういう風に取るのかはわからないです」ーー打つ方は…「あの(3回の)4点で楽に投げさせられちゃいましたね」ーーヒットはけっこう出ていたが?「ヒットは打ったんですけどね。ココというところですよね。気持ち良く投げさせ過ぎですね。競っていけばまだわからなかったですけどね」■選手談話山田修義投手※先発3回、6安打、5失点の内容「ストライクゾーンの中で、勝負することを意識して投げたんですが。なんとか先発としての役割を果たしたかった。悔しいし、申し訳ないです」取材・文・写真/どら増田(オリックス番ライター)
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社会 2017年09月07日 10時00分
お家騒動から2年で過去最大赤字 『大塚家具』久美子社長の絶体絶命
ド派手なお家騒動で一躍知名度が高まった大塚家具。あれから2年が経ち、今度は経営で絶体絶命のピンチを迎え、株主などから懸念の声が上がっている。 「ここにきて大塚家具は、一気に経営が悪化している。8月4日に出した'17年6月中間決算発表で、売上高は前年同期比11.3%減の214億円で、最終損失は46億円に膨れ上がることが判明。これにより'17年12月期の業績予想を下方修正し、売上高は当初の530億円から8%減の428億円、営業利益は5億円の黒字から43億円の赤字、最終損失が63億円と、過去最悪になる見込みとした。株主の間では動揺が広がっています」(企業ライター) 大塚家具は、創業者の大塚勝久氏のもと、会員制の徹底した接客を売りに一代で急成長。しかし、バブル直後の'03年に出した730億円の売上高以降、業績が頭打ちとなった。 「'08年に初の赤字に転落したため、翌年に娘の久美子氏が社長に就任した。ところが、久美子氏は父親が築いた会員制から、同じ家具店のニトリやイケアを意識した路線へと大きく路線変更したことで、勝久氏との争いの火種となった。結果、株式争奪、いわゆるプロキシー・ファイトとなり、久美子氏が勝利したのです」(同) この騒動のイメージダウンによる顧客離れもあり、一時的に売上は落ち込んだが、メディアの注目を浴びた“久美子効果”により来店客が増加。'15年は増収増益で再び黒字化となる。 「しかし、一段落すると大塚家具の真価が問われ始めた。'16年は売り上げを120億も減らし463億。そして最終損益は43億という巨額の赤字に転落したのです」(経営アナリスト) '17年も、この流れを好転させる画期的なきっかけを得られないまま。それでも大塚家具が今日まで何とかやってこられたのは、好調時に蓄えた豊富な現金と有価証券があったからだ。 「現金は'14年末には115億円、有価証券も簿価で118億円もあったのです。しかし、それが今では現金が22億円、有価証券も30億円にまで減少している。つまり'18年は、借り入れさえ必要となってくるということ。現状のように売り上げ増につながる“玉手箱”がない経営内容では、金融機関も貸し出しには二の足を踏むでしょう」(同) 大塚家具としても、競合店を意識してニトリの近くに店舗展開するなど、それなりに努力はしているが、ジリ貧からは脱却できない。 その背景を、経営コンサルタントがこう指摘する。 「ニトリは'17年2月期連結決算で、売上高が対前年度比12%増、営業利益が同17%増、親会社株主に帰属する当期純利益が同28%増で、30期連続増収増益を達成している。つまり、“いいものを安く”で長年にわたり営業努力をしてきた。イケアも同様です。しかし大塚家具の場合、もともとが高級家具を販売し、その志向が強い客を選んできた。また、ニトリやイケアと同じ土俵とはいえ、やはり両者より価格は高く、どっちつかずで客が遠のく傾向にあるのです」 だが、この苦境にただ指を咥えているわけにはいかない。起死回生のため、今夏には新たに仮想現実(VR)で買い物ができるサービスを本格導入するなど、現状打破に躍起だ。 「VRを使用したバーチャルショールームは、スマートフォンやタブレット、PC画面で、店内での買い物を疑似体験できるウェブコンテンツ。新宿ショールームの建物内部を1階から7階まで高解像度のパノラマ画像で再現したもので、店内をバーチャルで体感できる。実際に店舗へ行かずとも、手に取るように家具の詳細や実寸が分かるというものです」(IT企業関係者) さらに、商品が欲しいと思えばオンラインショップの商品ページで購入もできる。これがどこまで効果を発揮するかは不透明だが、若者を意識した新たな挑戦だ。また、地方の中小店舗の展開も活発で、9月2日スタートで、宮崎県宮崎市の百貨店内に同県初の出店をする。 ただし、こんな声があるのも事実。 「大塚家具は、今の雰囲気で爆発的に売り上げを伸ばすのはなかなか難しい。そもそも骨肉の争いの後、一時、急激に売り上げを伸ばしたのは“美人”がウリの久美子氏のお詫び販売だった。こうなったら、高田明前社長のカリスマ性で伸びた『ジャパネットたかた』ではないが、もっと久美子氏を当時のように前面に押し出して世間にアピールするしかないのではないか。少々値は張っても“女性の視点”を重視した売り場作りをすることも、それに当てはまるでしょう。そうしてニトリなどとの違いを見せる。起死回生できるチャンスは大いにあります」(前出・経営コンサルタント) お嬢さま社長の崖っぷちからの開き直りはあるのか。
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スポーツ 2017年09月06日 12時15分
【オリックス】T-岡田の劇的特大同点弾も、延長戦で力尽きる…ディクソン&マレーロ残留決定!
▽5日 オリックス 5-6 ソフトバンク(京セラD)オリックス5勝14敗 観衆 19,237人2連勝中のオリックスはエース金子千尋が先発するも、初回に柳田とデスパイネに連続タイムリーを許すと、3回、中村にソロホームラン、7回には松田のスリーベースヒットから、上林のタイムリー、高谷の犠牲フライを打たれ5失点でKOされてしまう。打線は3点を追う8回、ソフトバンク3番手の岩嵜から、T-岡田が打った瞬間にわかる28号3ランをライトスタンド5階席に放り込み同点に追いつく。岡田は4回と6回にもタイムリーを放っており、4安打5打点の活躍だった。試合はその後、延長戦に入るが11回に6番手の黒木が松田にタイムリーツーベースを打たれ勝ち越されると、その裏、ソフトバンクの守護神サファテに手を出すことが出来ず力尽きた。ソフトバンクの先発バンデンハークは、対オリックス9連勝中だったが、オリックスのクリーンナップが攻略したことで、勝ち星を献上させなかった。10連勝阻止に向けて次の対戦が注目されるところだ。なお、試合前にオリックス球団はブランドン・ディクソン投手と2年契約(年俸200万ドル)、クリス・マレーロ選手と1年契約(年俸100万ドル)で締結したことを発表。会見に同席したディクソンは「家族会議を開いた結果、子どもたちの方から日本に残りたいと言ってくれた。子どもたちのホームが日本なら、私のホームも日本。とても嬉しいしエキサイティングなことだと思う」と笑みを浮かべながらコメントしている。■福良淳一監督 一問一答ーーよく追いついたが?「追いついたんですけどね。T(-岡田)がいいところで打ってくれて。チャンスはあったにはあったんですけどね」ーーずっとバンデンハークに勝てなかったが、きょうは苦しめることが出来たのでは?「そうですね。きょうに限ってはですね。きょうは良かったんじゃないですかね。ココというときにちょっと割り切って出来なかったのかなというのはあるんですけどね。得点圏のときに」ーー狙い球?「そうですね」ーー最初の守備のところでロメロが…「悪くはなかったんですけどね。そこはもう…そういうアレも考えて守らせてますからね(苦笑)。そこは言っても仕方ないですね」ーーまた点を取った後に取られてしまったが?「うーん。あのイニングですね。ちょっと勿体なかったですね」ーー岡田のホームランが出て、一気に行きたい雰囲気だったが?「勝ち越して持って行きたかったんですけどね」ーー粘りを見せられたのは良かった?「そうですね。これだけ粘りを見せてるわけですからね」ーー明日に繋がる?「はい。明日も頑張ります」■選手談話金子千尋投手先発6回1/3、7安打、5失点の内容「初回をなんとか最小失点で抑えたかったです」T−岡田選手※8回、1死1・2塁からライトスタンド最上段へ一時は同点となる28号3ランホームラン「打ったのはストレート。完璧です!とにかく勝ちたいので気持ちで行きました!」取材・文・写真/どら増田(オリックス番ライター)
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芸能ネタ 2017年09月05日 17時00分
斉藤由貴の自撮りキス写真に、ネットでは流出元を相手の奥さんと疑う声も
女優の斉藤由貴と、先月不倫疑惑を報じられた50代男性医師とみられるキス写真が5日発売の写真週刊誌「フラッシュ」(光文社)に掲載され、様々な意見が飛んでいる。 掲載された写真は、斉藤と50代医師と思われる男性がキスしている自撮り風のもので、斉藤の所属事務所は4日に報道各社へFAXを送信し、写真は2年前のものとした上で「本人の記憶が曖昧」として真偽は明らかにしなかった。しかし、ネットでは早くも「今度はどんな言い訳が聞けるかな?」と斉藤の会見に期待する声が出ていた。 また、同日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)では同件の話題を取り上げ、社会学者の古市憲寿氏が「高校生みたいでかわいらしいですよね。キスの写真撮るって」と自撮り写真に関して感想を語った。他の出演者も他の不倫疑惑に比べれば、厳しい意見は少なく「なんでこの人は、コメンテーター等から全然たたかれないんでしょうね?」「斉藤さんは不倫してもなぜか許される」という疑問を語る人もみられた。 元々斉藤が、不思議ちゃんキャラという点も、風当たりが強くなり過ぎない要因なのだろうが、ネットでは50代とは思えない自撮り写真の流出に「恥ずかしいって思わないところがズレてる」「自分の母親だったら嫌だな」という発言もあった。 写真が自撮りということで、やはり流出元が気になるところ。そもそもコラージュなのではという意見もあるが、「斉藤由貴のキス写真を流したのは、相手の奥さんかな…」と相手の奥さんを疑う声も。 そういえば、ベッキーとゲスの極み乙女・川谷絵音の不倫報道の際は、当時川谷の妻だった女性が、ベッキーと川谷のラインのやりとりをリークしたのではという噂が広がった。今回も自撮りの写真ということで、流出元は当事者に近い人物である可能性は高い。
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芸能ネタ 2017年09月05日 11時00分
有名人マジギレ事件簿(41)「なにしてんだ!」加藤浩次、自宅ベッドにセクシー女優が忍び込み大激怒!
極楽とんぼがMCを務める10時間の生バラエティ番組「人気芸人対マスカッツ!ポロリ100%!夜の水泳大会 極楽とんぼKAKERU TV」(Abema TV)が、9月1日に放送された。同番組には、ロンドンブーツ1号2号、ココリコ、おぎやはぎ、品川庄司など、極楽とんぼとゆかりのある芸人のほか、安田大サーカス・クロちゃん、イジリー岡田、井出らっきょらも出演。約7時間にわたってセクシーアイドルグループ『恵比寿★マスカッツ』と様々な競技で対決した。 だが番組は10時間の生放送なので、水泳大会が終了しても尺が余っているという事態に。そこでおぎやはぎ・矢作兼やロンブー・田村淳の提案により、加藤浩次の自宅で打ち上げを行うこととなった。とはいえ加藤宅には年頃の子供がいることから、セクシー女優との共演は教育上よろしくないとの判断となり、一部の出演者のみがそのままバスで移動となったのである。 そして早朝、一同は加藤の豪邸に到着。加藤の妻・香織から笑顔で歓迎され、中に入ると、リビングの食卓の上には彼女の手料理が並べられていた。その後、出演者らが談笑しながら、料理を楽しんでいたのだが、突然、「大変だ!」と何者かの叫ぶ声が部屋に響き渡る。 リビングの奥から必死の形相で飛び出してきたのは、おぎやはぎ・矢作だった。彼は「快晴が……!!」と加藤の息子の名前を出し、「ダメダメ、やばいやばい。グレるよ! 部屋見て。みんなちょっと来て!」と、その場にいた全員を別室に誘導。矢作に連れられ、加藤がドアを開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。 なんと寝室のベッドには、セクシー女優の葵つかさと、加藤の息子である中学生の長男が仲良く横たわっていたのだ。この異様な状況に加藤は「何してんだ!? 何してんだ!? やめろやめろやめろ! 快晴、いいから!」と長男の手を引っ張り、急いで部屋から追い出した。そして「マコト! 変なことさせんなバカヤロウ!」「テメェ、何させてんだよ子供に! やめろ!」と、加藤の親友であり番組演出を担当している斎藤マコトことマッコイ斉藤に大激怒。 また葵にも「あんたも出なさいよ! 何してんのよ!」と、ベッドから出るように伝えると、彼女は「(息子は)経験とかないかなと思って」と返答。この言葉を聞いた加藤は鬼の形相となり「あるわけねぇだろ、バカヤロウ!」と、声を荒げたのである。もちろん加藤は、このシチュエーションが番組の演出だと気付いていただろうが、この時ばかりは、父としての表情が垣間見えた瞬間だった。その後、加藤は部屋を出ると長男に「マコトにやらされたんだろ?」と追及。最初は空気を読んでか首を横に振って否定していた長男だが「快晴、正直に言っていいんだよ」と加藤から優しく問い詰められると「うん」と認めた。 すると加藤は再び、マッコイに「テメェのガキに(同じことを)されてもいいのかコノヤロウ!」とヒートアップ。対するマッコイは「俺、知らねぇよ! 勝手に入ってたんだもん!」とごまかすも、加藤は「お前がやったんだろ!」と言い放ち、そのままリビングに戻っていった。 その後、葵は、妻・香織に「葵つかさと申します。代表作は『あなた、許して……』です」と礼儀正しく挨拶、料理の手伝いなどにも率先して動き、加藤家に溶け込んでいったようだ。 今回も過激な作風が炸裂したマッコイ斉藤のバラエティ演出だが、実況コメント欄では大好評で、10時間以上にわたって視聴者を熱狂させた。そんな同番組でタッグを組んだマッコイと加藤は、お互い同じ年齢だが、10代のころから仕事やプライベートで信頼を築きあげてきた親友だからこそ、無茶な流れが実現できたのかもしれない。 テレビについてマッコイ斉藤は以下のように語っている。「ずっとテレビを見て育ってきて、テレビが大好きな僕としては、『テレビは今もやっぱり面白い』と言いたいですね。(略)やっぱりテレビはまだまだ華やかだし、可能性は無限だと思うんですよ。僕自身について言えば、『みなさんのおかげでした』で、いつか20%を取りたいと思っています。今のところ自己最高記録は、落とし穴を初めてやった回('10年6月24日放送「全落オープン選手権」)の19.9%。だから、これからも諦めずに頑張っていれば、必ず20%が取れる日が来ると信じているんです」 今後も彼らにしかできない企画、そしてテレビの無限の可能性に期待したい。【参考】・人気芸人対マスカッツ!ポロリ100%!夜の水泳大会 極楽とんぼKAKERU TV(Abema TV)9月1日・ザ・テレビジョン テレビの開拓者たち(文・柴田ボイ)
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社会 2017年09月04日 14時00分
民間企業が続々参入 加熱する宇宙ビジネス主導権争い
7月30日、北海道室蘭市から南に約50キロ、人口6000人足らずの街、大樹町に、日本中の熱い視線が注がれた。ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が創業した宇宙ベンチャー企業『インターステラテクノロジズ』が、国内初の民間企業単独での開発ロケットの打ち上げに挑んだからだ。結果的には通信トラブルで失敗に終わったものの、サイエンス誌記者はこう言う。 「失敗とはいえ、この試みは画期的なこと。オール自社開発で、総コストは公表されていないが、資金はクラウドファンディングで集められた約2200万円がベースとなっている。これまで日本で打ち上げられたロケットといえば、JAXAのH2A機では、開発費約1500億、打ち上げに50億円前後。その高コストが民間の宇宙ビジネス参入の大きなネックとなってきたのです。それを堀江氏が、今回の観測用ロケット『MOMO』によりもう一歩のところで引っ繰り返そうとしているわけですからね」 ただし、この『MOMO』の成功を待たずしても、世界の宇宙ビジネスはヒートアップしているという。 「世界の宇宙航空市場規模の拡大がそれを表しています。内閣府の調査では、全世界で約23兆円。年3%前後の伸びで、日本でも1.2兆円からさらに増えつつある。日本の国内外で、宇宙ビジネスへの期待値が大いに高まっているのが現状です」(ベンチャー企業関係者) ロケット開発と打ち上げの高コスト破壊の先駆けとなったのは、やはりアメリカ。今、最も注目を集める電気自動車企業、テスラモーターズのCEOでもあるイーロン・マスク氏が'02年に創業した、宇宙ビジネス企業のスペースX社だ。 「スペースX社は、あらゆる面でコストカットし、打ち上げにかかっていた120億円以上を半額近くまで引き下げ、さらにロケットの再利用に成功。2回目からの打ち上げ費を1億円前後まで落とすことを可能にし、宇宙ビジネスを活気づけたのです」(同) その宇宙ビジネスは、大きく分けて6つの分野がある。 「まず、堀江氏の『インターステラテクノロジズ』に象徴されるような、ロケット製造、衛星など、ハードやソフト分野での産業。さらに、衛星を使用して通信、放送、さらにはGPS分野となる。GPSにおいては、JAXAが打ち上げた衛星『みちびき』が来年にも運用を開始し、例えば、無人トラクターが農業をする時代も現実味を帯びています」(前出・記者) また、不要な衛星などの宇宙ゴミを取り除くスペースデブリでの分野、宇宙葬や人工流れ星を出すなどの派生型分野、スペースX社のマスク氏が近未来での実現を目指す火星移住計画を含めた旅行分野、日本技術がトップを走っているとされる宇宙での太陽光発電分野がある。 世界の宇宙ビジネス機運の盛り上がりを背景に、国内各企業の動きも活発化している。 中堅商社の兼松は、宇宙ベンチャー、ベクター社(米)と今年2月に提携。ベクター社が打ち上げる衛星用小型ロケットの使用を日本企業に売り込む。 「'18年以降にサービスを開始予定で、最大の特徴は大型ロケットの50分の1という超安価なコストにある。日本円にして約1億7000万〜約3億4000万円というから驚きです」(商社関係者) 今後、重さ50㎏以下の超小型衛星の需要が急増すると見られる。これまでは衛星を使いたい企業が多額の費用をかけた大型ロケットを使用し、他社と乗り合いをしていたが、今後は低価格ロケットでビジネスチャンスに合わせて打ち上げられるのだ。 もちろん、その小型衛星専用のロケット開発についても、日本企業が乗り出している。 「キヤノン電子や、日本の宇宙開発に一貫して技術提供してきたIHIエアロスペース・エンジニアリング、さらに大手ゼネコンの清水建設、旧日本開発銀行の日本政策投資銀行などが共同で開発に着手する動きを見せています」(同) 一方で、東大、東工大で宇宙工学に携わった学生らが起業したアクセルスペースでは、超小型衛星の開発で“ジャパン宇宙ビジネス”の突破口を開こうと奮闘中だ。 「世界一の富豪となったアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏も宇宙企業を立ち上げ、開発を続けていたロケットが3月、ベールを脱いだ。90メートル級の超大型、しかも再利用する一段目は逆噴射での着陸で回収できるという。ベゾス氏の野望は当然、月などに移住した人々への宅配なのでしょう」(開発企業関係者) あらゆる技術、商法を尽くし、どう宇宙ビジネスにかかわっていくか。日本でもその主導権を握ろうと、水面下で激しいつばぜり合いが始まっている。
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スポーツ 2017年09月04日 12時45分
青木のメッツ移籍に隠された稲葉ジャパンへのサプライズ!
青木のメッツ移籍に隠された稲葉ジャパンへのサプライズ! 青木宣親外野手(35)の「電撃移籍」は、東京ヤクルトスワローズと稲葉ジャパンにも影響を与えそうだ。 9月2日(現地時間)、ブルージェイズから“クビ”を宣告された青木がニューヨーク・メッツに移籍した。チーム合流となった同日、1番・右翼で先発出場して初安打を放つと、翌3日も2番・右翼で出場。2本の適時打を含む3安打2打点、ファンにも強いインパクトを残したようだ。「今シーズンの青木は出場機会に飢えていましたからね。その悶々とした気持ちを爆発させたんだと思います」(米国人ライター) 青木はシーズン途中、アストロズからブルージェイズに放出された。当時、日本の各メディアは「請われての移籍」と伝えたが、真相は違った。ブルージェイズが放出を決めていた左投手にアストロズが興味を示した。交換トレードの方向でまとまり、アストロズ側が余剰人員になりかけていた青木を提示したところ、ブルージェイズが“拒まなかった”のだ。ブルージェイズは好外野手が多い。青木は8月の1か月間で34打席しかチャンスを与えられなかった。「出場機会に飢えた青木に、古巣のヤクルトが興味を示していました。広島が黒田(博樹)の帰還で若手投手を触発させたように、青木に若い選手を牽引してもらいたい、と。今オフ、ヤクルトは正式に帰還の交渉に入るつもりでいたようです」(ベテラン記者) ペナントレースも終盤に差し掛かってきた時期だけに、「すぐにでも試合に出たい」とする青木の要望が適うとは思えなかった。メッツは故障者続出で外野手不足にはなっていたが、通常であれば、将来のために若手を使おうとする。前出の米国人ライターによれば、「現メッツには外野を専門に練習してきた若手は1Aクラスしか残っていなかった」とのこと。ならば、「打撃優先で内野手をコンバートすれば?」というのが日本球界の発想だが、これを打ち崩したのが青木の代理人だ。「通常、メジャーリーガーがシーズン途中で解雇される場合、先にウェーバー公示となる手順を踏みます。そこで獲得に名乗りを上げた球団が、これまで在籍していたチームと当該選手の間で交わした契約(年俸)の残りを引き継ぎます。でも、青木の代理人は『ウェーバー公示はしなくてもいい』として、ブルージェイズにお願いしました」(前出・米国人ライター) 代理人の手腕だ。代理人は先にブルージェイズがアストロズにトレード放出した左腕投手の年俸に着目した。その投手の年俸は1300万ドル。青木は550万ドル。「その差額分でブルージェイズは人件費を減らしたのだから」と迫り、解雇後も550万ドルの残り分を支払う約束を取り付けたのだ。 そうなれば、新天地となったメッツは「1日いくら」という安い賃金で青木を使える。青木とメッツとの契約は今季終了までだから、少ない試合数でも試合に出ていれば、2018年の移籍先を探しやすいと、代理人は判断したのだ。「青木は来季36歳。メジャーリーグで新たな移籍先を探すのは厳しいと思います。ヤクルトが最有力、6年間のメジャー生活に相応しい年俸を提示するでしょう」(前出・同) 代理人のネズ・バレロ氏は田澤純一のエージェントも務めている。「今春のWBCですが、日本人メジャーリーガーとして青木だけが侍ジャパン入りしました。実は、バレロ氏と日本の関係者は会っており、その席上でバレロ氏は田澤の代表入りについても交渉していました」(球界関係者) 田澤は08年に社会人・ENEOSからいきなりレッドソックスと契約し、その後、NPBは「日本のプロ野球球団を経ずにメジャー挑戦した場合、高校卒選手は3年、大学・社会人は2年、NPBの球団と契約できない」とするハンディまで設けている。人材流出を恐れたからだが、その引き金となった田澤は、前回13年WBCで「一人だけ侍ジャパン入りを打診されない」疎外感にも見舞われた。田澤は16−17年オフ、初めてFAとなり、マーリンズとの交渉に専念しなければならなかった。「それがなければ、喜んで代表入りした」というのが、バレロ氏の侍ジャパンへの返事であり、溝のできていた田澤とNPBの関係修復も果たしていたのだ。 近年中に、田澤が稲葉ジャパン入りする可能性は高い。 今オフ、バレロ氏はヤクルトとも交渉のテーブルに付くという。メッツ移籍の件もそうだが、持つべきは“優秀な代理人”ということか…。
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スポーツ 2017年09月04日 11時00分
【オリックス】「ホーム球場で打てるのはうれしい」吉田正のアメージングな一発で獅子粉砕!
▽3日オリックス11-6埼玉西武(京セラD)オリックス14勝9敗観衆23,361人オリックスは先発の山崎福也が初回から西武打線に捕まり先制を許すと、その裏に逆転に成功したにもかかわらず、2回にメヒアのホームラン、源田のタイムリーで簡単にひっくり返されてしまう。ベンチは山崎福を2回で諦め、3回と4回を金田が、5回と6回をヘルメンがしっかりと抑えた。中継ぎ陣の好投に打線も応え、3回には吉田正尚がルーキーイヤーから2年連続二桁本塁打となる第10号3ランで再逆転すると、5回には満塁の場面でマレーロが走者一掃となるタイムリーツーベースを放ち、西武先発ウルフをKO。7回に登板した黒木が坂田に3ランを喰らってしまい2点差まで詰められるが、その裏またもや満塁の場面から安達が走者一掃のタイムリースリーベースを放ち、西武を再び突き放した。8回からは近藤、平野の必勝リレーでオリックスが3連戦の勝ち越しを決めた。勝利投手は金田で2勝(0敗)。3位楽天が10連敗を喫したため、4位オリックスとのゲーム差は、残り25試合で11ゲームとなった。■福良淳一監督 一問一答ーー金田がいい流れを持ってきたと思うが?「そうですね。金田は大きかったですね。止めてくれましたね」ーーああいうピンチを背負う場面での登板は、彼のいいところが出ていると思うが?「やっぱり、金田、ヘルメンの2人は頑張ってくれると思うんですけどね。キツイところで投げてですね」ーー打線も走者が溜まったところで、きょうは1本出ていたが?「いいところで長打が出てくれましたね。それまでみんな繋ぐ意識があったと思うんですけどね」ーー吉田正が3番にいると打線もいい形になるように見えるが?「そう見えるならそうだと思いますけどね(笑)」ーー怪我による遅れはあったが、途中から出て来て二桁打つというのは最低限の仕事をしているのでは?「そうですね。出遅れたのは出遅れたんですけどね。それだけの仕事はしてますよね」ーー山崎福也の次の登板はまた考えることになる?「そうでしょうね(苦笑)。これから話をして決めます」ーー黒木が少し心配だが?「ピッチングコーチに聞いたら大丈夫という話はするんですけどね。ちょっと昨日、今日はらしくないなというのはあるんですけど、そこはもう一回話をしてどうするかというところでしょうね」ーー今週は上位チームを引きずり落とす大チャンスだが?「頑張ります!(笑)」■吉田正尚選手 一問一答ーーバッティングカウントが有利な場面で低めに意識を置いていた?「バッティングカウントだったらしっかり打ちに行こうという準備で。コースとか球種じゃなくストライクが来たらしっかり振りに行こうと思ってたんで、結果ホームランになって良かったです」ーー感触も完璧だった?「そうですね。後から見てちょっと失投だったと思うんですけど、そこをしっかり捕らえることが出来たので」ーー1打席目、4打席目も得点に繋がる場面で繋いでいたが?「場面、場面で今日はチームの仕事が出来ました」ーー昨日の今日で修正出来たことは?「ここ最近あまり良くなくて、自分自身も少し…うーん。ストレスじゃないけど、思うバッティングが出来てなかったんで。でも切り替えも大切なので。その試合、試合に入ったら新しい気持ちで入れてるんですけど、技術的な面で少し悪くなってるというか、少し感覚がズレてる。自分のイメージと違ったらそこは修正して、イケてるかわからないですけど、今日はたまたまそういう…自分の中でウルフだったので、一個下ぐらいでいいのかなーと思って。最近ゴロのアウトが多かったと思うんですけど、そういう面で今日はフライでもいいなと思って。チームでもそうですし、自分でもそういうイメージで行ったんで。一個下でもライナー性でしたし、自分の中でイメージして良かったかなと思いますね」ーー状態が落ちてる中で体調的な難しさはない?「それは別に気にしてないですね。ベストを尽くすだけです」ーー2年目になって状態が悪いときの対処法に自分の中で選択肢が出来た?「いやまだでしょ。毎日模索しながらやってます」ーー通過点だと思うが2年連続の二桁本塁打については?「そんなに気にしてないんですけどね。1本でも多く打てればいいなと思っているので。まだまだ試合もありますし。次の1本がいつ出るのかというのもありますし、そういう意味では1本、1本の積み重ねが最後記録となって残っていくと思うので、そこまでまだ気にする数字じゃないですね。シーズンを振り返るときでいいんじゃないですかね」ーー長打を期待出来るバッターしか出来ない記録だが?「阪急時代に熊野さんですか…昨年も出てましたね。20本、30本と最終的には続けていければと思います」ーー打席に立つとチャンスの場面じゃなくても歓声が起きているが、プレッシャーにはならない?「別に。ピッチャーとの勝負なんでそこは気にしないですね。声援は力になりますけど、そこに意識はしてないです」ーー今月と来月の本拠地主催試合のポスターに、1人で抜擢された中、ポスターの写真のようなホームランが打てたと思うが?「そうですね。良かったですね(笑)。ポスターになって全然ダメだったらどうしようかなって。いつも出てるんで思ってる以上に(笑)。京セラで残り少なくなって来てると思うんで、他でもそうですけど、ホーム球場で打てるのはうれしいですね」■選手談話山崎福也投手※先発2回、5安打、3失点の内容「先発の役割を果たせず、申し訳ないということしかありません」クリス・マレーロ選手※5回2死満塁から右中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒット「高いゾーンにきたら積極的に打ちにいこうと思っていた。1球で仕留めることができたし、何より追加点をとることができてよかったよ!」取材・文・写真/どら増田(オリックス番ライター)
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ミステリー 2017年09月02日 22時00分
踊る小人たち 〜山口敏太郎本人の実話怪談〜
筆者の祖母が亡くなってから、もう十五年以上の歳月が流れた。祖母は昔ながらの豊富な知恵と豪快な性格を併せ持つ女性であった。そんな祖母も最晩年は痴呆がひどくなった。あるときなど、古時計から小人が降りてくると言い出した。 「どないした ばあちゃん? 」 「毎回毎回、時計がなる度に小人がいっぱい降りてきて輪になって踊るんよ。たまらんわ」 祖母はヒステリックになりながら、筆者に訴えたことがあった。だが、筆者には小人の姿は見えない。 「ええ? 小人なんかおらんよ、ばあちゃん」 「そこにおるやん、そこに、ほら、そこに」 祖母は誰もいない居間を指差した。 「どこにおるの?」 「ほら、気味の悪い小人の輪っかが、見えるやろ」 彼女の目には、小人たちが輪になって踊っていたのであろうか。祖母のこの奇妙な行動を見たとき、筆者は複雑な気持ちになった。かつて、まったく妖怪や魔物を恐れなかった祖母。 その祖母が、小さな小人たちの”見えないダンス”におびえているのである。 「小人の踊りが怖い! 小人の踊りが怖い!」 祖母は絶叫した。 「ばあちゃん、大丈夫か」 筆者は衝撃の展開に色をなくした。異界から生まれ出た人間は、いつか魔物に擦り寄られ、異界に帰っていくのだろうか。祖母の脳裏では、間違いなく小人が輪になって踊っているのであろう。永遠に続く“見えないダンス”とは、いったい何なのだろうか。 ここで筆者は、ある質問をした。 「どこが怖いの? 小人が踊ってるだけやろ?」 祖母は、虚ろな瞳を輝かせている。 「小人が呼びかけるんよ」 「呼びかけるって、どういうふうに」 この質問に、祖母は語尾を震わせて答えた。 「この輪の中に入れ、輪の中に入れって、小人が話しかけるんよ」 私は驚きのあまり、しばし言葉を失った…。 気を取り直してこう聞いた。 「輪の中に入れとは、どういうことなの? ばあちゃん」 すると祖母は、ひと呼吸おいてこう言った。 「あの輪を抜けると、抜けると…」 「抜けるどうなるの?」 すると祖母は恐ろしく低い声でつぶやいた。 「あの世の世界なんよ」 この言葉を聞いて、筆者は固まった。 働きづめの祖母の心の隙間に、小人や魔物が棲みついたのだろうか。筆者は、丸くなって小人のダンスに震える祖母の姿を見て、悲しい気分になった。 祖母が死去したのは、それからちょうど一年後のことであった。やはり、祖母は小人の輪をくぐってしまったのだろうか。
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レジャー 2017年09月02日 17時00分
橋本千春の勝ち馬ピックアップ!(9/3) 新潟記念、飯豊特別、他
2回新潟競馬最終日(9月3日・日曜日)予想・橋本 千春新潟11R「新潟記念」芝2000㍍◎2ルミナスウォリアー○11アストラエンブレム▲17ウインガナドル△12マイネルフロスト、13トーセンバジル 怖いもの、昔は地震、雷、火事、親父。今、もっと怖いのは北朝鮮、中国、ロシア。「悪い人間はいねかぁ、北朝鮮、中国、ロシアに追放するぞー」。競馬で怖いのは人気。先週の新潟競馬土・日24レースで1番人気馬が連対したのは、8レース。三分の一だ。昔も今も人気に惑わされないことが肝要だ。閑話休題。函館記念を優勝(初重賞制覇)、勢いに乗るルミナスウォリアーに期待。昨年はアデイインザライフの前に5着と後塵を拝しているが、1年前とは別馬の如し。心技体が完成の域に近づき、まさに円熟期。重賞連覇へ大きく前進だ。夏競馬もラスト週を迎え、適度に荒れて時計のかかる馬場状態も味方するハズ。癖のない素直な気性だけに乗り替わりも全く心配無用。新潟10R「飯豊特別」芝1200㍍◎2ダイトウキョウ○1ハッピーノリチャン▲13サレンティーナ△7スズカゼ、8メイショウスイヅキ さくらんぼ特別で現級勝ちしている、ダイトウキョウ。ここでは格上の存在であり、素直に底力を信頼したい。休み明け以降、⑦②着と確実に上昇中だし、その前走「驀進特別」も初の千直競馬を考えれば評価できる。着差はわずか0秒1。適鞍の1200㍍ならチャンスは高い。小倉11R「小倉2歳S」芝1200㍍◎9ヴァイザー○14アイアンクロー▲11モズスーパーフレア△2イイコトズクシ、10バーニングペスカ 3回阪神開催で新馬勝ちした、ヴァイザー。レベルの高いメンバー相手に素質を見せつけている。その後はここを目標にジックリ時間をかけて調整、ほぼ万全と言える仕上がり状態だけに期待したい。新馬戦は前半600㍍33秒台の速い流れを好位3番手で楽に追走していたし、1ハロン短縮も心配無用。札幌11R「丹頂ステークス」芝2600㍍◎3トラスト○2タマモベストプレイ▲6アングライフェン△5ラブラドライト、11プレストウィック 本命に推したトラストは、地方所属で札幌2歳Sを優勝した逸材。鳴り物入りで中央にトレードされた以降は、鳴かず飛ばず。低迷しているが最高の舞台、札幌で復権を果たす千載一遇のチャンスが到来した。前走のダービーでレイデオロの8着(0秒6差)と、その兆しを見せており決して無謀な狙いではない。ハンデ53㌔もアドバンテージ。