“みるきー”の愛称で親しまれている渡辺美優紀が、退社した吉本興業との“2年間の芸能活動禁止”の契約を無視し、中国進出のために9月15日に北京入り。芸能活動を本格的に再開した。
「今回の訪中の目的は、中国のファンクラブとの交流会と、中国在住の横井裕日本大使と面談して、日中友好の役割を果たすことで中国での芸能活動をスタートするためです」(芸能関係者)
渡辺はNMB48だけでなく、AKB48でも活躍したが、昨年8月に卒業し、芸能界も引退したと見られていた。
「当時は吉本興業系列のKYORAKU吉本ホールディングスに所属していたのですが、卒業と同時に契約が切れている。以前、彼女は待遇の不満を事務所に訴えるなど問題児だったことから、他の事務所の引き取り手もなかった。吉本もホッとしていたと思いますが、契約終了後から2年間は、吉本が認めない限り芸能活動ができないことになっているんです」(渡辺を知る芸能関係者)
ところが、渡辺は今年4月、それを無視してインターネットライブ配信チャンネルで活動を再開しようとしたことから、事前に吉本興業に察知され配信直前に中止となった。
「それでも懲りずに、神戸の温泉やパン屋のイメージキャラクターを務め、活動を再開し、中国進出まで画策し始めていた。実はそのバックは、世界最大の中国ソーシャルメディア『ウェイボ(微博)』のグループ会社代表のS氏だったんです」(制作会社スタッフ)
渡辺は5月から『ウェイボ』でオフィシャルブログを開設。同時に、ウェイボの関連会社に所属したという。
「S氏が“面倒を見る”という事で中国進出を画策。その一環としてグループが来年に中国で開催する予定の『東京ガールズコレクション』に出演させようとしたところ、吉本から“待った”がかかった。これにS氏が激怒したといいます」(同)
S氏は習近平国家主席とも近い中国の高官の子弟で、中国と日本の音楽界のパイプ役とも言われている。
「一方、吉本は7年前に上海メディアグループと提携し、中国への進出を果たしている。力を持つS氏のこと、今回の件で吉本に対し何をしでかすか分からない状態なのです」(同)
甘くないぞ、みるきー。