トレンド
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トレンド 2011年06月29日 11時45分
この夏の花火情報は「花火Waker」で
自粛ムードに押されて中止となったイベントも多いけど、日本の夏といったらやっぱり花火! 「花火Waker」アプリで全国の花火大会情報を仕入れて、数少ない今年の花火を満喫しよう。 開催日や花火の「発数」、現在地マップからイベントを探すのが主な機能。「ここの花火は今年やらないのね…」ってのがわかる、中止大会一覧も意外と使える。沿線から検索する機能は今のところAndroid版にしかないけども、じきにiPhone版にも実装されるというから、ちょっと待ってみよう。 この夏は節電の影響でいつも以上に暑い夏になりそうだし、遊びは夜に凝縮して、全国の花火大会をめぐってみては?(谷りんご)▼花火Waker2011http://itunes.apple.com/jp/app/id442927277
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トレンド 2011年06月29日 11時45分
石田三成を考える(1) 『江〜姫たちの戦国〜』
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』がおもしろい。 織田信長のめいである「江」は、豊臣秀吉の養女となり、徳川2代将軍秀忠の妻として生涯を終えた人物。大河ドラマ『江』の過程では、全体の放映の半分を終えた現在、秀吉の天下統一が実現し、今後、豊臣政権の崩壊が描かれることが予想される。 その『江』のなかで、ここ数回の放映で、とみに存在感を増しているのが石田三成。『江』は、副題に「姫たちの戦国」とあるように、茶々、初、江の3姉妹の生き様を描くため、戦国武将や大名たちの活躍にはあまり焦点が当たらない。そのなかでも、三成はこれまでにも多く登場したが、描かれる姿は秀吉の命令を忠実に実行する部下という色合いが強かった。 その三成が、茶々が秀吉の子どもを生み、秀吉が天下を統一してからは、秀吉のおいである豊臣秀次に尊大な態度を取ったり、秀吉の茶道である千利休に対して、秀吉を見下しているのではないかと詰め寄ったりすることを始めた。周りの者たちもそんな三成の振る舞いを気にかけだし、秀吉の関心を独占したいため利休に嫉妬しているのではないかと口にする者も出始めた。しかし、利休の身辺調査の結果を三成が秀吉に報告する場面では、三成が、嫉妬や私欲のためではなく、世の悪評が秀吉にふりかかることを避けるため、利休に対して何らかの処罰が必要と進言している。 大河ドラマ『江』のなかの三成は、いまだ、秀吉の忠臣だ。その三成の存在感が増してきたということは、それだけ、秀吉が豊臣政権を自ら崩壊へ導く道を歩み始めたと解釈することもできる。しかし、肝心の三成自身の生き様や思想は、いまだ、大河『江』からは見えてこない。 『江』の第24回「利休切腹」で、秀吉と利休が2人だけで言葉を交わす場面が放映された。秀吉は、利休にはわかる茶の心が自分にはわからないことを、利休に告げた。“自分にはわからないことがわかること”はそれだけで人間の資質とされるが、天下統一を成し遂げたうえは明(=中国)や天竺(=インド)まで征服すると言い始めた姿とのギャップが、いっそう、秀吉という人物の奥深さを強調するようだ。 石田三成は、史実では、秀吉の死後、豊臣政権を支え、勢力を伸ばす徳川家康と関ケ原で戦った。関ケ原の戦いは、武田信玄と上杉謙信が国境近くの領土を奪い合った川中島の戦いなどとは戦争の規模もレベルも違う。歴史的には、源平の戦いなどに匹敵すると考えられることもある。 その関ケ原の戦いで主役を演じた石田三成という人物が、今後、どのように描かれていくのか。三成は何を信じ、何に身を捧げたのか。 『江』から、目が離せない。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年06月28日 15時30分
噂の深層 『女子アナ』お色気スキャンダルランキング
タレント顔負けの美貌で番組MCからリポーターまでこなす、女子アナ。まさにテレビ界の華、と言っていいだろう。 しかし、そんな彼女たち、清楚なイメージとは裏腹に意外に?スキャンダルが多い。そこで本稿では、女子アナたちを以下の4つに分類。すなわち−−。・夜の営みやセックスにまつわる、“お色気スキャンダル”3回…【殿堂入り】・お色気スキャンダル2回…【スキャンダルの女王】・お色気スキャンダル1回…【ギリギリセーフ】(なんとか応援継続推奨)・ゼロ回…【信頼感ある純愛タイプ】 の4つに分けて、視聴者の夢をこわす裏切りの度合いが一番ヤバイ女子アナ、を浮き彫りにしてみよう。 「まず、純愛タイプは、Nアナではないでしょうか。今や球界を代表するアベレージヒッターに一目ぼれされ、そのままゴールイン。テレビ出演時には笑顔に努めてるようですが、つんとした顔も清楚感がありグッドです」(某アイドルマニア) 次に、スキャンダル1回組には、ある意味意外な面子が…。 「Kアナは、子供の頃のホスト交際疑惑、という女子アナにあるまじきスキャンダルの印象が強いですが、その後は意外に持ちこたえています。イケメン好きは相変わらずのようですが、データからはスキャンダルの女王とはいえません」(同) 氏によるとこの組には、あのアナも入るのだという。 「被せ物疑惑のNアナもその後は音沙汰ありません。開き直ったわけではないでしょうが、現在では、かわいい顔に似合わない完全「Sキャラ」を自ら公言。M男たちをドキドキさせて活躍中のようです」(同) 次に、スキャンダル2回組には、別の意味で意外な面子も。 「残念ながら、結婚前にお泊りデートを含む2度のスキャンダルが報じられてしまったのが、男の憧れDアナ。残念です。いっぽう、順当なのは、フリーのTアナ。人気者の宿命か、彼女はヌード流出疑惑もある。コギャル時代もありますが…まあスキャンダル2回くらいにしてあげましょうか。元同僚のHアナも、熱愛発覚に加えAV出演疑惑、その他…といったところ。やっぱりこの局に入るとよくも悪くも目立つのでしょう」(芸能ライター) では、殿堂入りは誰か。 「やはり、Aアナではないでしょうか。スタッフと同棲疑惑、ディレクターと不倫、セックス好き公言、お笑い芸人とお付き合い、枚挙に暇がありません。ほかには元アイドルらしく、Hアナも、ディレクターとお泊り疑惑、しかも二股疑惑と派手です。2年前にはハ○撮り騒動まで持ち上がりました、全然似ていませんでしたが」(同上) スキャンダルは人気の証。その数の数え方も、まあいろいろだろう。 ほんの一部アナしか挙がってないとはいえ、データによって意外な深層が見えてくるのは面白い?
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トレンド 2011年06月28日 15時30分
『FAIRY TAIL』第27巻、大長編となったS級魔導士昇格試験編
真島ヒロが『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の魔法ファンタジー漫画『FAIRY TAIL』第27巻が6月17日に発売された。この巻ではナツ・ドラグニルら魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の面々と闇ギルドの幹部「グリモアハートの七眷属」との戦いが継続する。 『FAIRY TAIL』はギルドへの依頼などのイベントが一まとまりの話になっている。イベントが解決すれば、別の話に進む。現在の話はギルド内のイベント「S級魔導士昇格試験」の最中に闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」の襲撃を受け、熾烈な戦いが繰り広げられるという内容である。 「妖精の尻尾」の有力な魔道士が競い合う「S級魔導士昇格試験」だけでも濃い内容になるが、そこにマスター・マカロフさえ重傷を負った「悪魔の心臓」との戦いが加わる。この戦いによって昇格試験どころではなくなった。この点で主題は闇ギルド最強と謳われた「悪魔の心臓」との戦いであって、昇格試験は単なる導入部の様相を呈した。ところが、この巻ではギルドの危機にもかかわらず、カナ・アルベローナが昇格試験合格を目指して単独行動に走る。 もともと昇格試験編の冒頭ではS級魔道士昇格に賭けるカナの想いに力点が置かれていた。今回のカナの行動によって昇格試験そのものも重要なテーマであることを再確認させた。描きたいテーマが多数詰め込まれた昇格試験編が大長編になることも当然である。実際、昇格試験編は単行本の第24巻から開始したが、この巻の「あとがき」で作者の真島ヒロは「まだ半分程度」と述べている。 この巻ではジュビア・ロクサーの戦いが見どころである。ジュビアは昇格試験の参加者の一人である。別のギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」ではS級魔道士格のエレメント4の一員であったジュビアが昇格試験を受験するということは、「妖精の尻尾」が認定するS級魔道士の基準は独自のものということを意味する。 ジュビアはグレイ・フルバスターに一目惚れして妄想癖のストーカーと化したが、この巻では「妖精の尻尾」の精神に沿った戦いを展開した。ファッションは「幽鬼の支配者」時代のものに戻ったジュビアであるが、名実共に「妖精の尻尾」の一員として成長している。(林田力)
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トレンド 2011年06月27日 15時30分
カルトホラー『ムカデ人間』北村昭博、「いつ死ぬかわからないから、今を生きろ!」
「インテリ家系を崩してしまってはいけないと思って、まずは母親に相談しました」と話すのは、マッドサイエンティストの暴走を描き、アメリカではカルト的人気を博した映画『ムカデ人間』に出演している日本人俳優・北村昭博。 「タイトルを直訳すると、“人間ムカデ”。脚本を読む前は、何百匹ものムカデが自分の体を這うグロテスクな映画だと思っていた」と振り返る。実際は、人間の口と肛門を繋げてムカデ人間に改造させられてしまう内容だった。オーディションでは北村の猛アピールも手伝って、即合格。その一週間後には制作国であるオランダにいた。役柄は拉致された日本人男性で、セリフはすべて日本語。しかも、そのほとんどが罵詈雑言なのである。 「ほぼ即興です。監督は何を言っても『グレイト!』と興奮してくれるし、英語字幕も忠実に訳してくれて海外でも爆笑でした」と手応えを語る。アメリカでは公開された途端に話題となり、テレビやアニメでも取り上げられるほどの人気となった。ちなみにそのムーブメントは、北村にとって想定範囲内のことだった。撮影中はごく少数のスタッフにのみ、その全貌が明かされていたことから「カメラマンの助手の人がムカデ人間になった状態のビジュアルを知らなかったようで、撮影中に号泣しちゃって。一方の監督はムカデ人間状態の僕たちを見て、ビューティフルと震えていたんです。これはヤバイものになると直感でわかりましたね」 アメリカでは、道を歩いているだけで顔バレするほど浸透したという本作。ホラー映画のイベントがあると、ベテラン俳優を差し置いて北村のブースに長蛇の列ができるんだとか。高校卒業後単身アメリカに渡り、映画監督としてスタート。長い下積み時代を経て、今では役者としてプチブレイク中。座右の銘は「いつ死ぬかわからないから、今を生きろ」で、今後は「日本の才能ある人と世界に通用する作品を作りたい。オランダ人が作った映画が世界各国でブームを起こせるんだったら、日本人ができないわけがない」と力を込めた。 映画『ムカデ人間』は7月2日より、シネクイントにてレイトショー公開(全国順次)。
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トレンド 2011年06月27日 15時30分
歴代のスーパー戦隊がそろい踏み! 「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
テレビ朝日系列で放送されている東映制作の特撮テレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」。その劇場版作品が11日より劇場公開されている表題作である。 「海賊戦隊ゴーカイジャー」は、スーパー戦隊シリーズ第35作目。作品の最大の特徴は、過去34作のスーパー戦隊とのクロスオーバーである。「過去に34戦隊が地球を守り続けて来た世界」という設定で、ゴーカイジャーたちは本来の姿に加えて、過去のスーパー戦隊の戦士に変身できる。 特撮作品の世界では少子化の影響か子どもだけでなく、その親世代もファンに取り込むような戦略を取ることが多くなってきた。 仮面ライダーシリーズでは「平成ライダー」と呼ばれる最近の作品群で、イケメン俳優を積極的に用いてシリアスなドラマ仕立てにすることにより、お母さんたちの熱い視線も獲得している。仮面ライダー出身の人気俳優としてはオタギリジョーや要潤、佐藤健など、いずれの俳優も仮面ライダー主演を経て注目された。 「ゴーカイジャー」では俳優デビューとなる、ジョー・ギブケン役の山田裕貴など今後の活躍が期待されている。 スーパー戦隊シリーズの初代は「秘密戦隊ゴレンジャー」。幼い頃に熱中したお父さんも多いことだろう。 親も子どもと一緒に過去のスーパー戦隊を懐かしんだり、イケメン俳優を応援したり、楽しめるポイントが満載の本作。家族で映画を観に行くなら、ぜひ候補に入れていただきたい作品だ。(川上三白眼 山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年06月27日 15時30分
『リバウンド』第9話、勝地涼がコメディから真面目キャラに豹変
日本テレビ系ドラマ『リバウンド』第9話「捨てられない女」が、6月22日に放送された。今回は大場信子(相武紗季)と今井太一(速水もこみち)の主演カップルがすれ違いを続ける中で、ギャグ担当であった風見研作(勝地涼)が大化けした。 信子の元彼である研作は信子の気持ちを取り戻そうと猛烈なアタックを繰り返す。太一にとっては恋敵であり、恋愛ドラマでは定番の主人公カップルの障害となる立ち位置である。しかし、これまでの研作はギャグキャラと化しており、主人公カップルが研作によって引き離される心配はなかった。 自分の意見に自信がない研作は、何でも検索しなければ気が済まない。ケータイ世代を戯画化したキャラクターである。その研作に太一が必要以上に対抗意識を燃やしており、研作の登場は主演カップルの促進材料になるという珍しい恋敵になっている。 ドラマの序盤では「リバウンドしたら別れる」と公言する太一との比較から、「太ったままでいい」と言う研作に優しさを感じ、信子には研作がお似合いとの視聴者の意見もあった。しかし、信子は研作に恋愛感情を抱いていない。付き合っていた頃に太っていた信子と手をつなごうとしなかったという身勝手さも明らかになる。 そして今回は信子が研作に対してブチ切れる。「いろいろ優しいこと言っているけど、結局あんたは自分の言いなりになる女が欲しいだけじゃない」と研作の本音を鋭く突く。自分の生き方は自分で考えて決めなければいけないのに、「何でもかんでも検索してんじゃないわよ」と研作の検索癖まで批判する。 信子にキレられた研作は思い切った行動に出る。まるで落雷に遭ったような変わりようであった。研作の行動はリアルにされたら、ドン引きされかねないものである。しかし、2006年日本アカデミー賞新人賞を受賞した『亡国のイージス』の如月行役など真面目な印象が強い勝地涼の存在感によって、研作の改心が表現されている。 研作はネットの検索情報に頼り、自分らしい生き方ができていない。これは自分らしい人生を模索する信子の内面的な課題に重なる。『リバウンド』はダイエットを導入部としながらも、人の生き方を描く人間ドラマとして制作されている。それ故に研作の精神的成長も、ドラマのテーマに沿っている。まだ今回の研作は自分の思い込みで突っ走っている。自分勝手な研作が相手のことを考えて行動するまで成長できるか見物である。 上質な恋愛ドラマは誰と誰が結ばれるか最後まで視聴者を裏切るものである。これに対して『リバウンド』では信子と太一がベストカップルであることは明らかである。低次元の口喧嘩もするが、ケーキ作りでは息のあったところを見せている。ところが、研作の大化けによって、信子と研作、太一と瞳という結末も否定できなくなった。最終回直前で予想をつかせなくした『リバウンド』の恋の結末に注目である。(林田力)
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トレンド 2011年06月27日 11時45分
森瑞季ちゃんのファーストDVD発売記念イベントが開催
25日、期待のグラビアアイドル、森瑞季ちゃんのファーストDVD発売記念イベントが、秋葉原・ソフマップアミューズメント館で行われた。 6月24日に発売された初めてのDVD、『彼女はニュースキャスター』の撮影は今年の2月に沖縄でおこなわれたとのこと。「始めはどうしていいかわからなくて、水着でどういう表情や動きをしたらいいか凄く緊張しました。私が思っていたよりキレイに撮ってもらえて感動しました」と感想を語った。 お勧めのシーンはとの質問には「体当たりレポートで恥じらいながら水着になるシーンがお勧めです」とコメント。「普段はしないポップな感じの水着と可愛い髪型にしてもらいました」と、憧れだというニュースキャスター風の撮影をできたことについて笑顔で答えた。 瑞季ちゃんの今後の目標は「ほしのあきさんや井川遥さんみたいに、女性から見てもヘルシーでセクシーに見える女になりたい」とのこと。「キャスターやレポーターなどで、しゃべる仕事もできたらいいなと思います」とグラビア以外の仕事での意気込みも語った。(斎藤雅道)森瑞季(もり みずき)1990年4月24日生まれ血液型 O型身長162センチ B87/W58/H85
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トレンド 2011年06月27日 11時45分
「痩せてないと思います」オシリーナ秋山莉奈が激痩せ報道を否定
25日、秋葉原・ソフマップアミューズメント館にてオシリーナこと秋山莉奈(25)の新作DVD『ザ・おしり3』の発売記念イベントが行われた。 どうお尻を見せるかを極限まで追求した『ザ・おしり』シリーズ。3作目の今回で完結ということで以前にもまして過激になっているという。「男の人を誘惑するような感じで、階段を登っているところのお尻の毛穴が見えるくらいのアップから始まります」と内容について語る莉奈ちゃん。注目してほしいシーンはバレリーナの衣装とのことなのだが、「バレリーナっぽい動きをしたんですけど、殆ど引きがなくてお尻が揺れていることしかわかりません(笑)」と、踊りの練習の成果が伝わらなかった内容については一言付け加えた。 莉奈ちゃんといえば、6月8日のブログでアバラが浮き上がった写真が掲載され、ファンの間で「痩せ過ぎでは?」との憶測が飛び、ニュースでも報道された騒動があったが、莉奈ちゃん自身は「体重計乗っていないのでわかりませんが、痩せてないと思います。手を伸ばして撮ったので痩せて写ったのかなぁ?」と激痩せ報道を否定。心労などは全くないとコメントした。(斎藤雅道)秋山莉奈(あきやま りな)1985年9月26日生まれ血液型 A型身長163センチ B83/W61/H95
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トレンド 2011年06月27日 11時45分
『江〜姫たちの戦国〜』第24回、三下り半を突き付けた千利休
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第24回「利休切腹」が、6月26日に放送された。今回は千利休(石坂浩二)の切腹に向けての話が中心になるが、利休の側から豊臣秀吉(岸谷五朗)に三下り半を突き付けたという新解釈を提示した。 様々な解釈が提示されてきた利休の切腹であるが、権力者・秀吉の横暴に屈服せずに茶人の美学を貫いた利休という構図が基本線になっていた。そこでは秀吉または秀吉に讒言する石田三成が攻撃側で、利休は受け身の立場であった。 ところが、『江』の利休は攻撃的である。前回の茶席で利休は、あえて秀吉の嫌う黒茶碗を使用した上に、茶頭の辞任を申し入れる。秀吉に辞任を拒否されると、「殿下に殺して頂きますかな」と応じる。利休が秀吉を怒らせている。 『江』でも三成(萩原聖人)は利休を失脚させようと画策する。その動きは豊臣秀次(北村有起哉)からも「三成は利休を妬んでいる」と懸念される。しかし、それが秀吉と利休の対立の原因にはならない。それは茶々(宮沢りえ)の台詞「三成に何か言われて動く殿下ではない。これはお二人の間のことじゃ。」が説明する。一般的な解釈(三成の讒言)に目配せしながらも新解釈を提示する。しかも、ドラマの準主役である茶々を秀吉の理解者として絡ませるという巧みな筋運びになった。 冷え切った二人の関係改善のために行動したのは秀吉であった。秀吉は利休の茶室を訪れ、利休の才能を認め、頭まで下げる。ところが、利休は「あなた様のために茶を点てるのが嫌になりましたんや」とそっけない。利休の方から秀吉に愛想を尽かし、三下り半を突き付けた。ここには嫌いな相手には我慢せず、茶人としての自分の人生を自分でコントロールするという積極性がある。 今回のサブタイトルは「利休切腹」であるが、実際に切腹するまでには一波乱ありそうな終わり方であった。それだけ『江』では利休切腹というイベントを丁寧に描いている。今回は利休没後に茶頭になる古田織部(古澤巌)が初登場した。今回だけを見ると織部はストーリーに影響しない端役で登場させる必然性が疑問視されるが、史実の織部は後に徳川秀忠の茶の師匠になり、江とも無縁ではない。また、大阪の陣後に徳川家康から切腹を命じられる点で利休に重なる。 茶席を主要舞台とし、茶道について思い入れ深く描いてきた『江』であるが、利休退場後も茶道の描写に注目である。(林田力)
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