国営みちのく杜の湖畔公園内にあるオートキャンプ場で開かれる「ARABAKI ROCK FEST. 10(アラバキ・ロックフェス10)」。近年いろんな所で開催される、大きな音楽フェスのうち、サマソニ以外は客入りが悪いと言われているが、アラバキはいつも大盛況で、今年で10年目を迎える。過去これに出たバンドがいっぱい有名になってるのも注目だ。これをやるためにGW中「仙台エコキャンプみちのく」キャンプ場が使えなくなってしまうのであるが、少子化の進む昨今、ファミリーを相手にするよりも、チケット代の他に有料の夜通しファイアー・ライブや貸しテントなど、たくさんお金を落としてくれる独身男女を相手にした方がよっぽど儲かるのかもね。(お酒も買ってくれるだろうし)
そんな独身の記者も行って見ようかとアラバキHPでタイムスケジュールを見て見ると、1日目は大ステージでエレカシだのザ・ブームだのビックネームのライブが行われ、それはいい。問題は神聖かまってちゃんと黒猫チェルシーなどが出る2日目だ。一応、好みがぶつからない様にこれらは小ステージに時間差で放りこまれているのだが、その他小ステージでラブサイケデリコ見てたら大ステージの山崎まさよし見れないとか、泉谷しげる見てたらビギンが見れないなど、いろいろ重なっている。どこのロックフェスもそうなんだけど、ここは特に目玉ステージが豊富過ぎて、ライブの過密がひどい。おまけに開場の面積がやたらと広く、ステージ移動は歩くだけでも疲れそう…。そしてさらに、バンドが多いのに“特設リングでみちのくプロレス”やってたり、湖畔公園自体も結構な観光スポットだったり、誘惑が多すぎる。まだチケット買ってもないけど、忙しくて目がまわりそう…いったいどうすればいいのだ。
取材のふりして運営会社に電話し、さっそくいろいろ確認。やっぱり、ステージ同士は歩いて5分から10分はなれていて、何十個もある全部のライブを見るのは不可能らしい。(当たり前か)でも日本中からレジャーを兼ねたお客が殺到し、昨年はチケットがソールドアウト。今年もそろそろ売り切れそうとの事。ええ! どうしよう、連休一週間前にて仙台行きを悩むコダイなのであった。
<イケメン好きのコダイユキエ>