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ジェームズ・キャメロン 原爆映画を構想中

 「アバター」が世界的大ヒット中のジェームズ・キャメロンが原爆をテーマにした映画を構想している。

 昨年12月、プロモーションで来日したキャメロンはスケジュールの合間をぬってある人物に会った。その人物とは広島、長崎両方の被爆体験を持つ男性(当時93歳)だ。この男性は1945年当時長崎の造船所に勤務していたが8月6日、出張で訪れた広島で、爆心地から約3キロほどの至近距離で被爆。さらに、怪我をおして帰った長崎で8月9日にまた原爆を受けた「二重被爆者」だ。

 キャメロン監督は「アバター」の科学的考証にも関わった作家チャールズ・ペレグリーノとともにこの男性を訪問。約30分の短い時間だったが言葉を交わし、原爆の恐怖や二重被爆者である男性の体験を後世に伝えたいなど、映画の構想を語ったそうだ。キャメロンは、子どものころのキューバ危機の恐怖感をきっかけに、人類の滅亡や世界の終わりに興味を持ち始め、それが『ターミネーター』製作の原点となったことはファンにはよく知られたエピソードだ。

 尚、この男性は今年1月に亡くなり、キャメロンは弔電を送っている。
 映画はペレグリーノの著作「ザ・ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ:ザ・サバイバーズ・ルック・バック」(原題)をもとにする見込み。だが、キャメロンは現在「アバター2」、「タイタニック」3D版などの次回作候補があり、他にプロデュース作として「ミクロの決死権」3Dリメイク版等の企画も進行中。
 そのためこの作品にいつ取り掛かれるかは今のところ未定のようだ。

(ハマの半ズボン少年記者〜横浜六太 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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