スポーツ
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スポーツ 2018年03月29日 17時30分
オリックス、担当記者が分析する開幕展望〜開幕スタメン編〜
“浪速の轟砲”T-岡田が開幕1軍メンバーから外れた。2014年以来のことだが、2014年は130試合で24本、開幕後不振ですぐにファームに降格した2016年は123試合で20本と、143試合フル出場した昨年の31本には届かないものの、シーズン序盤で調子を取り戻し、ホームランの数は量産している。ちなみに、ホームラン王を獲得した2010年は129試合の出場で、33本のホームランを放っているが、この年は終盤怪我でグラウンドを走ることができず、当時の岡田彰布監督に「走らなくていいやつを打って来い」と代打に送られ、見事なホームランを打って見せたなんてこともあった。 先日、岡田に話を聞いたところ「とにかくバラバラ。調子は全然良くないです。少しでも早く取り戻せるように、また自分自身のバッティングを洗い直していきたい」と現状について語ってくれた。今季から岡田の育ての親と言ってもいい、藤井康雄打撃コーチがチームに復帰を果たし、連日に渡り岡田のバッティングを見ていたが、ファームでは、宗佑磨を覚醒させた米村理2軍チーフ兼打撃コーチ、選手からの人望が厚い辻竜太郎打撃コーチ、そして、田口壮2軍監督が、岡田の再生に一緒に取り組むことになる。今回のファームスタートは「もっと打席数を踏みたい」という本人の希望でもあるだけに、脇腹痛の影響で、実戦練習が出来なかったキャンプの遅れを取り戻してもらいたいと思う。岡田のファームスタートを受けて、開幕スタメンは以下の2パターンを予想した。<パターンA>1. センター 宗佑磨2. セカンド 大城滉二3. レフト 吉田正尚4. ライト ステフェン・ロメロ5. 指名打者 中島宏之6. サード 小谷野栄一7. ファースト クリス・マレーロ8. キャッチャー 伊藤光9. ショート 安達了一<パターンB>1. センター 宗佑磨2. ファースト 山足達也3. レフト 吉田正尚4. ライト ステフェン・ロメロ5. サード 小谷野栄一6. 指名打者 クリス・マレーロ7. セカンド 大城滉二8. キャッチャー 伊藤光9. ショート 安達了一 先発ピッチャーは西勇輝が発表されている。超攻撃的打線で組んだパターンAの場合、いわゆる相手チームが嫌がる“代打の切り札”がベンチにいないのが気になるところ。ベテランの小谷野と中島を交互に使っていくパターンBの場合、オープン戦で伊藤が.391の高打率を記録しているが、宗や山足が公式戦でどこまでやれるのか未知数な部分も多く、中軸が点を獲らないとなかなか厳しい。 オープン戦のチーム打率.230は12球団中、10位の成績だったが、昨年、公式戦で12球団最下位だった盗塁数は、オープン戦では12球団トップに。各チームのスコアラーに「今年のオリックスは走って来る」という印象づけがなされたのは確実で、「走塁に関しては、みんな勇気持って行ってくれた。担当コーチがずっと言ってきて、それができたんじゃないですか」「昨年は走れる選手が塁に出なかった」(福良監督)ことから、シーズン序盤から送りバントで塁を進める作戦に切り替えただけに、3年目にしてようやく福良監督が目指す“隙のない野球”ができる環境が整ったといえるだろう。 野手のキーマンはズバリ、吉田正尚が握っている。オープン戦に入り不調だったが、終盤に長打やホームランが出るようになってきた。デビューから2年間悩まされてきた腰の状態もプレーに影響を及ぼしていない。正尚のホームランは相手ピッチャーのみならず、相手チームの心までへし折る力を秘めているだけに、オリックスが優勝をするには、正尚が1年間フル出場を果たさなくても、1軍ベンチに残り続けることが不可欠なのは間違いない。当然、無理はしてもらいたくないが、トレーナー陣が連日チェックを行っているので、少しでも不安が生じた際には試合に出場させないというのが、正尚に限らず選手に対するチームのスタンス。これは怪我人が続出した2015年の教訓が生かされている。 正尚が1年間出場したらどうなるのか?それはファンの楽しみであり、何より本人が最も望んでいること。昨年はアメージングフィーバーを起こした正尚だが、「今年はノーアメージング!」と明るく冗談を飛ばすほど、開幕を1軍で迎えることができる喜びに溢れている様子だった。 とはいえ、正尚や安達だけではなく、宗や山足に関してもバックアップ要員は必要。西野真弘や、小田裕也、武田健吾は開幕1軍スタートになったが、ファームでは岡田の他に、後藤駿太、園部聡、杉本裕太郎、高卒2年目の根本薫、ルーキーの福田周平ら若い選手が1軍から呼ばれることを信じて、調整に励んでいる。中堅の宮崎祐樹や小島脩平も黙ってはいない。「シーズンが始まっても競争」 オープン戦総括の最後に、さらなる競争を促したところを見ると、福良監督は「課題はない」と言いつつ、打線に不安が残っているのがよくわかる。先頭の宗や走れる下位打線が塁に出てかき回し、主軸が点を獲る攻撃ができるのか?ピッチャー陣は鉄壁だが、2-1で勝たなければならない試合が続くと、さすがに負担がかかってくる。 今年は投打が噛み合う試合を数多く見せてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年03月29日 15時00分
藤澤五月 「ぽちゃかわ」水卜麻美に取って代わる超人気カー娘
平昌五輪で銅メダルを獲得した“カー娘”の藤澤五月(26)に、「ぽちゃかわ」の新語が飛び出した。 「“ぽっちゃり”といえば、日本テレビの水卜麻美アナの専売特許でしたが、今、カーリングで大活躍した五月ちゃんが取って代わろうとしています。本誌編集部員たちも、彼女のルックスのよさ、そして体の豊満ぶりを評価。今後、グラビアでの活躍を期待する意味も含めると、“ぽちゃかわ”はピッタリな“冠称”じゃないでしょうか。写真集を出せば、大ヒットは間違いないでしょう」(本誌Aデスク) 藤澤は五輪で人気爆発。美形アスリートとして、日本のみならず韓国でもトップクラスの選手となった。 「愛称は“さっちゃん”ですが、グラビアなどでは、キャッチフレーズをつけるのが普通。彼女にふさわしいネーミングを付けようと編集部でも話題になっていました」(同) ネット界でも彼女のネーミングはかまびすしい。 「容姿はアイドル並み。しかもB86センチのDカップ級といわれるため、“グラドル系さっちゃん”という呼び方が目立つ。近く、胸見せの写真集を出すとも噂されていますし、確かに、“グラドル”の冠称もナイスだと思います」(ネットライター) しかし、彼女の魅力が分からない不謹慎な輩もネット界には存在する。 「かわいさは認められているものの、尻デカで下半身ムッチリなところを指して“ブタかわいい”“デブかわ”、果ては“太ドル”なんて呼び方をする輩もいる。国民的なヒロインに、ネット厨房、いわゆる幼稚発言の不見識は失礼すぎる」(同) これには、本誌編集部内でも議論が白熱。そこで、藤澤ファンを公言するAデスクは大岡裁きを見せた。 「日テレの水卜アナは、太さを逆手に取って、“ぽっちゃりアナ”という女子アナ界初のブランドを確立。その、女子アナ界での不動の人気にあやかろうではないかと、『“ぽちゃかわいい”で“ぽちゃかわ”でどうか?』と提案。全員賛成で、編集部の総意となりました」(本誌編集部) ちなみに、さっちゃんが『ぽちゃかわ写真集』を出せば、どれくらいの売り上げが見込めるのか? 「部数20万部、ギャラ1億円のメガヒットが期待できます。“ぽちゃかわ”は間違いなく流行語大賞候補でしょう」(写真集編集者) “もぐもぐタイム”を増やして、さらなる“ぽっちゃり”に期待。
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スポーツ 2018年03月29日 06時40分
投打に不安材料がいっぱい! 金本阪神にV候補になれない本当の理由
プロ野球界で、マジメなヤツは大成しない? 3月30日にペナントレースが開幕する。本拠地・甲子園球場を高校球児に明け渡している金本阪神は敵地・東京ドームに乗り込み、最後の調整を行っている。オープン戦最下位(2勝12敗2分け)、本塁打数はセ・リーグワーストの計7本、打線はチーム打率2割2分5厘と低迷し、投手陣も防御率3点台後半では苦しい展開となるのは避けられないだろう。何よりも、4番を予定して獲得したウィリン・ロサリオ(29)の不振が気になる。 「セ各球団はロサリオ対策をすでに完成させたと見ていい。ロサリオ自身が打撃フォームを改造するくらいの覚悟を見せなければなりません」(プロ野球解説者) そのロサリオだが、在阪メディアに長引く不振について質問されると、「もう、大丈夫だ」と返している。その理由を聞かれると、金本知憲監督(49)の心配りを教えてくれたという。 「監督に何か困ったことはないかと聞かれたんだ。日本のベッドは硬くてなかなか寝つけないと言ったら、高級なマットレスをプレゼントしてくれた。ぐっすり眠れるようになったから、もう大丈夫だ」 こう答えていたそうだ。不振のときでも報道陣に配慮し、ネタを提供してくれる…。マジメな性格なのだろう。 「キャンプ中もこれまでの外国人選手とは違う一面を見せていました。日本のサインプレーを覚えようと必死だった。もともとは捕手なんですが、キャッチャーミットでキャッチボールをすることもありました。『何かあった場合、自分が緊急でマスクをかぶるんだ』と言って」(在阪記者) 周囲の期待に応えようとする思いが強すぎたことも不振の一因となったようだ。 “マジメさ”がアダになった選手はほかにもいる。昨季チーム最多の12勝を挙げた秋山拓巳(26)だ。今や、首脳陣が最も信頼を寄せる生え抜き右腕だ。キャンプではマイペース調整も許されたのだが、秋山から出る言葉は「自分は、まだまだ…」と“謙虚なもの”ばかり。謙虚さは大事だが…。 「キャンプ序盤から飛ばしていました。まるで実績のない若手投手が一軍の生き残りを懸けているみたいな…。完全なオーバーペースですよ」(関係者)という懸念も聞かれた。 先のプロ野球解説者もこう続ける。 「秋山は去年ブレークしました。当時、首脳陣は二軍スタッフから『秋山は一軍で活躍できる』と報告も受けていたので、計算に入れていました。その去年なんですが、一年間を通して見てみると、ボールに一番キレがあったのはオープン戦。シーズンが開幕するころには少し調子を落としていました。調子が戻らないままシーズンを終えたというか…。まあ、調子を落としていても12勝を挙げたのは立派ですが」 実績のなかった分、去年は飛ばしすぎだったとしても仕方ないだろう。秋山は今年も「自分は、まだまだ…」と謙虚になりすぎて、オーバーワーク気味のキャンプを送ってしまったのだ。「開幕が近づくにつれ、疲労も蓄積されてきている」というのが関係者の一致した見方だ。 こんな不安定な状況で、金本阪神は大丈夫なのだろうか。 「巨人選手は、ある意味で叩かれ慣れているというか、バッシング記事が出ても聞き流す度量があります。阪神も同じ全国区の人気チームなんですが…」(ベテラン記者) プロ野球とは、人気商売だ。多少の不振で非難されても聞き流すくらいの図太さがなければ自滅してしまう。投打に不安材料を抱えた阪神はペナントレースの長丁場を乗り切ることができるのだろうか。
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スポーツ 2018年03月29日 06時25分
残る選手はあと6人 川崎宗則の退団によりまた1人その数を減らした“ダイエー戦士”たち
昨オフの球団行事や今年2月のキャンプに姿を見せず、所属するソフトバンクとの契約も未更改という状況が続いていた川崎宗則。26日、その川崎が自由契約という形で退団することがチームの公式サイトに発表された。 公式サイトには、退団発表と合わせて「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません。悩んだ末、この度、ホークス球団と協議して自由契約という形で、野球から距離をおいてみようと決断しました」という川崎のコメントも掲載されている。 近年はムードメーカーとして、チームを盛り上げる姿が目立っていた川崎だが、もしかしたらその反動が来てしまったのかもしれない。自由契約という形ゆえに、将来的な現役復帰の可能性も無いわけではないが、とにもかくにも今はゆっくり休んでほしいというのがファンの願いだろう。 ところで、今回の川崎の退団により、その数が1人減ってしまった数字がある。それは現在のソフトバンクの前身「福岡ダイエーホークス」に所属経験のある現役選手、いわゆる“ダイエー戦士”の数である。 ダイエーというチームがプロ野球界に存在していたのは2004年が最後ということもあり、当然ながら年月が経つごとに所属経験を持つ現役選手は減少。昨年の時点でその数は8人となっていた。ただ、昨シーズンの井口資仁の現役引退で1人、そして今回の川崎の退団により、また1人その数を減らすことになった。前述の2人を抜いた残りの選手は6人で、その内訳はソフトバンクに4人(寺原隼人・和田毅・城所龍磨・明石健志)、オリックスに1人(山崎勝己)、そして巨人に1人(杉内俊哉)という陣容になっている。 チームの監督を務めた王貞治の元、2003年にはプロ野球記録であるチーム打率.297をマークするなど強打のチームとして名を馳せたダイエー。当時のチームを知る6人の“ダイエー戦士”たちには、1年でも長く現役生活を送ってもらいたいところだ。
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スポーツ 2018年03月28日 21時45分
グレートムタ、“毒の呪い”の集大成を魅せるも男色ディーノとの物語はまだ続く!【DDT】
DDTプロレス『Judgement2018〜DDT旗揚げ21周年記念大会〜』▽25日 両国国技館 観衆 5,796人(超満員) エンターテイメントプロレスのパイオニア団体で、日本版WWEとも呼ばれるDDTプロレスが3月25日、両国国技館で旗揚げ21周年記念のビッグマッチを開催した。昨年からサイバーエージェントグループ傘下に入ったこともあり、今大会はAbemaTVでも完全生中継された。 DDTだからこそ実現できるバラエティ豊かなビッグネームが揃った今大会だが、グレートムタが欠場前最後の試合に臨み、大会に華を添えた。▼第7試合 ドラマティック・ドリームマッチ 30分1本勝負○グレート・ムタ&佐々木大輔&遠藤哲哉(20分9秒 体固め)男色ディーノ&石井慧介●&大家健※ムーンサルト・プレス 15日に都内のホテルで行われた記者会見で、グレート・ムタから『毒の呪い』の予告を受けて、さっそく、呪いにかかったフリーライター・橋本宗洋氏から毒霧を噴射された男色ディーノ。その後も連日にわたり、呪いの毒霧をリングアナウンサー、レフェリー、セコンドのレスラー、マスコミ、そしてサイン会中にはファンからも毒霧を食らった。男色ディーノは呪いの恐怖と闘う日々を過ごしながら当日を迎えることになった。 しかし、さすがはディーノである。入場テーマ曲『スリル』が流れると両国のマス席を徘徊しながら、いつものように男性客の唇を次々に奪っていく。その姿から恐怖心は一切消えていた。一方のムタは深海魚をイメージしたコスチュームで、大歓声の中“見参”。ムタの“別人格”武藤敬司が今月末に膝の人口関節置換術を行うことから年内欠場が決まっている。武藤は欠場前ラストファイトをWRESTLE-1の3.14後楽園ホール大会で終えている。 人工関節になると武藤、ムタの歴史を支えてきたムーンサルトプレスが放てなくなるとあって、3.14後楽園大会ではラストムーンサルトをフィニッシュホールドとして披露している。 ムタや武藤にとって両国国技館は、新日本プロレス時代に始まり、全日本プロレスやWRESTLE-1など、戦場を変えても節目節目において両国でビッグマッチを開いてきた。毎回ムーンサルトプレスで勝利を重ねてきたゆかりのある会場が両国なのだ。 ムタとしてラストのムーンサルトが見られるのか?ディーノに対する“毒の呪い”の行方は? ゴングが鳴るとムタはそんなことはお構いなしと、独特の魔界ワールドを炸裂させた。ディーノの挑発に乗ることなく、最初はコーナーに下がり、タッチを受けて大家健との“異次元遭遇”を果たすと、場内からは大“大家コール”が沸き起こる。これに対してムタは天に向かって緑の毒霧を噴射。これだけで両国という大きな会場をムタの色に染めてしまうのだから、さすがは世界のスーパースターである。 現在、中邑真輔がWWEのトップで活躍しているが、野球の世界に例えるなら1980年代後半から1990年代初頭にかけて、当時WWEのライバル団体だったWCW(のちにWWEが買収)のトップ選手だったムタは野茂英雄的な存在なのだ。新日本時代、東京ドーム大会で武藤よりムタの登場が多かったのは、ムタが大会場に映えるのが理由だったとも言われている。 しかし、元祖“制御不能”レスラーでもあるムタと、同じく“制御不能”なディーノとの遭遇はとても刺激的だった。この2人が絡むことが“毒”なのかもしれない。ディーノがムタの股間を掴んでもムタは表情を崩さない。それでも己を貫くディーノは、コーナーで“大切な”尻を向けると毒霧を噴射。ちなみに、ムタはかつてインリン様の股間に毒霧を噴射し、“ご懐妊”したインリン様はボノちゃんを“出産”した経緯がある。 さらに、佐々木、遠藤と3人によるトリプル毒霧を食らったディーノは戦闘不能になり、最後はムタが石井にラストムーンサルトプレスを放ち試合を決めた。 佐々木率いるダムネーションのメンバーと引き上げるムタに対してディーノは「勝ち逃げは許さない。次はシングルで勝負よ!」とムタの復帰後、シングル対決するようアピール。“毒の呪い”の集大成を見せたムタはノーコメントのまま魔界へと戻っていった。ムーンサルトプレスという代名詞は失うことになるが、新生ムタとディーノの“制御不能”な物語はまだまだ続きそうだ。文・どら増田写真提供・(C)DDTプロレスリング
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スポーツ 2018年03月28日 18時00分
江川と掛布がタッグを組む「巨人・阪神次期監督」番外争奪戦
プロ野球新シーズン(3月30日開幕)、伝統の巨人・阪神戦に新たな注目が集まっている。それは、3年契約の最終年を迎えた高橋由伸監督と、新たに3年契約を結んだ金本知憲監督の「G・T決戦」だ。 そんな折、次期監督候補の芽を残す阪神OBの掛布雅之氏(62)が3月14日、関西のローカル番組に出演。巨人OBの江川卓氏(62)との秘話を明かし、仲のよさをアピールしたが、これが様々な憶測を呼んでいる。 2人は昭和30年生まれの同級生。現役時代はライバルと認め合い、現役引退後はともに読売グループの野球解説者として活躍した。お互いに古巣球団の監督就任を目指して研鑽を積んだが、監督就任オファーはなく、毎年のように“ラストチャンス”が噂されている。 「巨人は、高橋監督の親友の上原浩治が帰還して戦力が増したが、次期監督には松井秀喜氏が控えています。阪神は昨季、ベンチ裏で金本監督と掛布二軍監督が政争を展開。敗れた掛布氏はオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーという謎の閑職に追いやられました。このままでは賞味期限切れになるのは確実。そのため、特定の球団にこだわらずに共闘するようです」(スポーツ紙デスク) それを窺わせたのが、巨人の那覇キャンプでの出来事だ。掛布氏が阿部慎之助を呼び止め、背番号「31」の阪神ユニホームをプレゼント。阿部の父と掛布氏は千葉・習志野高の野球部で同期。そんな縁から、阿部は二軍監督を辞めた掛布氏に「お疲れ様でした」という言葉とともに、「ユニホームをいただけませんか?」とお願いしていたという。 「律儀に約束を果たした掛布氏だが、一部にはそうとは映らなかった。開幕戦の相手に掛布氏がすり寄り、情報収集…。少し前まで、巨人の主流は阿部派だったが、今は菅野智之の一派が柱。掛布氏が『反主流派の阿部と結託して江川監督の流れを作っている』との情報が飛び交っている」(某OB) 仮に巨人が優勝すれば、阪神金本政権の屋台骨は揺らぐ。そうなれば阪神OBでもある江川氏がメディアで火に油を注ぎ、掛布監督待望論が勢いを増すという構図だ。2人の最終目的地は東京か大阪か。どちらが監督でヘッドコーチかは、この際、置いておくようだ。 次期監督問題でも、また江川の阪神と巨人への行ったり来たり…がないことを祈る。
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スポーツ 2018年03月28日 17時40分
AJとの大一番を前に中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンと元新日本対決!【WWE】
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間3月28日、ペンシルベニア州ピッツバーグで主力ブランド、スマックダウンを開催。同4月9日にルイジアナ州ニューオリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードームで開催するWWE年間最大のイベント『レッスルマニア34』で、AJスタイルズが持つWWE王座に挑戦する中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンとシングルで対決した。 中邑とベンジャミンは、新日本プロレス時代の2013年に中邑が保持していたIWGPインターコンチネンタル王座を懸けて2回、G1クライマックスで1回の計3回、シングルで対戦している。中邑が2勝1敗と勝ち越しているが、3試合とも鈴木軍のシェルトン・X・ベンジャミンとして活動していたベンジャミンの強さが引き出された好勝負だった。 ベンジャミンは2015年から鈴木軍とともにプロレスリング・ノアに戦場を移し、そのままWWEに復帰を果たしてしまった。中邑との再戦を期待していたファンの落胆は大きかったのだ。 しかし、予想だにしない形で2人のシングルが実現することになったのだ。中邑はAJともIWGPインターコンチ王座を懸けて好勝負を演じただけに、その前にベンジャミンと対戦するのは必然だったのかもしれない。 試合は中邑がAJをセコンドに指名すると、ベンジャミンはパートナーのチャド・ゲイブルをセコンドに付けてゴング。あの頃の鈴木軍のように試合介入を試みるゲイブルをAJがアシスト。中邑はリング上でベンジャミンとの再会を楽しむかのように、サブミッションとレスリングを織り交ぜながらニュージャパンスタイルをベンジャミンと展開していく。最後はジャンピングキンシャサから、コーナーで「滾(たぎ)るポーズ」を決めてトドメのキンシャサでフォール勝ち。ベンジャミンはWWEでも中邑のキンシャサ(ボマィエ)を防ぐことができなかった。 試合後、中邑は「今日は俺が、レッスルマニアでどうやってお前を倒すかを見せるためにセコンドに呼んだんだ」とAJにマイクアピール。AJは「俺はお前に勝ってベストであることを証明する」と切り返すと、中邑は「お前は感情的すぎるから俺が勝つ」とAJに勝利宣言した。 すると、会場にまだ残っていたベンジャミン&ゲイブルが背後からAJを襲撃。中邑が蹴散らすと、何とAJにキンシャサを狙う構えを見せる。しかし、キンシャサをお見舞いするフリをして寸止めすると「ニー・トゥ・フェイス」と語り、中邑はAJを馬鹿にするかのように頭を叩き、リングを降りた。レッスルマニアまで残るスマックダウンは1回。最後にどんな“前哨戦”が行われるのか注目したい。 AJとベンジャミンは2015年に新日本でリングをともにしていたが、AJがリーダーを務めていたバレットクラブと鈴木軍の絡みがあまりなかった。2015年は両選手ともフル参戦していなかったこともあり、シングル対決は実現していない。試合後にベンジャミンがAJを襲撃したことを見ても、中邑も含めた元新日本3戦士は、レッスルマニア以降も複雑に絡み合っていくのではないか。 今後もフィン・ベイラー、カール・アンダーソン、リコシェら、新日本マットで好勝負を繰り広げた選手たちによる数々のカードが、WWEの舞台で実現していくのは間違いない。AJ対中邑もその第一歩に過ぎないと思うと、今後が非常に楽しみである。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年03月28日 17時30分
そうだ!マリンへ行こう!欅坂46だけじゃない!今年のロッテは「攻めマクレ」 【千葉ロッテ】
昨年感動的な引退試合を行った井口資仁新監督を迎えた千葉ロッテマリーンズ。若手選手を積極的に起用したオープン戦は、巨人に続く2位の好成績。昨年もオープン戦の調子は良かったものの、最下位で終わってしまったことから、ファンに安心感はまだないようだが、開幕戦を本拠地ZOZOマリンスタジアムで開催するとあって、チームはもちろん、スタッフの気合の入れ方がとにかく凄い。 30日に行われる開幕戦(対東北楽天)では既に、始球式に女性アイドルグループ欅坂46の今泉佑唯、小林由依、長濱ねるの3人が登板することや、ロッテキシリトールガム『ライムミント』の3万人配布が決定しているが、さらに、開幕戦セレモニーを盛り上げるために、舞台を中心に幅広く活躍しているプロデューサーの小栗了氏を起用することになった。小栗氏は俳優、小栗旬の実兄としても知られており、今回の演出のコンセプトを“生まれ変わり”に設定。「井口新監督になって新たに生まれ変わる千葉ロッテマリーンズの始動を”光”を用いて表現したい。ZOZOマリンスタジアムに新たなに設置されたLED照明を駆使した“光”の演出です。マリーンズファンといえば団結力、声を張り上げての応援。ファンの皆様にも協力をしていただいて、プレーボール前に選手たちを全員で後押しできるような演出をしたい」とコメントを寄せている。 小栗氏のコメントにもあるように、ZOZOマリンスタジアムは今季より8億3000万円をかけて、グラウンド照明を全面的にLED化。照明システムと統合制御システムとの連携により、照明とビジョンや音響が連動した躍動感あふれる演出を実現できるようになった。LED照明システム導入により、無段階調光による多彩な光の演出が可能になった他、即時点灯、即時再点灯が可能(これまでは即時再点灯が不可能)に。また、映像、音響と連動した音楽ライブのような照明演出も可能になった。 変わったのは照明だけではない。昨年11月から人工芝のリニューアル工事に着手。3億3296万4000円をかけて、ミズノ社製の野球専用人工芝に貼り替えた。捲縮加工によりプレーの安定性を向上させるほか、照り返しを低減し、プレーヤーと観戦者の目にも優しい仕様になっており、LED照明との相性も抜群だ。 実際、私も先日LED照明演出のテストに立ちあうことができたのだが、音楽と照明がシンクロする演出は、幕張の綺麗な夜空も相まって新鮮で、これまで見たことがないマリンの光景を見ることができた。当日は、球団公式アプリ『Mアプリ』に搭載された『Sound Flash(サウンドフラッシュ)』を駆使した光の演出を実施することで、新生井口マリーンズの船出にふさわしい壮大な光のエンターテインメントを提供するという。小栗プロデューサーが新生ZOZOマリンスタジアムの新設備をフル活用し、井口マリーンズの船出を盛り上げてくれることだろう。 千葉ロッテの名物広報、梶原紀章氏は「開幕戦はチームもスタッフも『攻めマクレ』の姿勢で、ファンのみなさんに喜んでいただけるような企画をたくさんご用意しました。シーズン中もまだまだ仕掛けていきますので、期待しててください」とかなり気合が入っている様子だった。 梶原広報が目指すのは12球団一の発信力。8月21日にはロッテオリオンズ50周年記念試合として、2年ぶりに東京ドームで主催試合(対埼玉西武)を開催することが決定。ベテラン福浦和也の2000安打まであと38本と、今年の千葉ロッテはシーズン前から他球団のファンも注目するような話題が満載。マリン名物のもつライスやガパオ風ライスを食べながら、ビールを片手に幕張の風にあたるのも悪くない。◆小栗 了氏プロフィールおぐり りょう1976年生まれ 。東京都出身。1984年にカナダ・ケベック州で設立したエンターテインメント集団『シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)』の日本人スタッフの責任者として、2008年の立ち上げから関わる。現在は演劇、ステージ、格闘技、クラシックコンサートなどジャンルレスに活躍のフィールドを広げている。俳優の小栗旬は実弟。取材・文 / 増田晋侍写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
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スポーツ 2018年03月28日 06時30分
今年は楽天が危ない?プロ野球オープン戦にまつわる“3位の呪い”
2月24日から各地で行われてきたプロ野球オープン戦。その全日程が今月25日に終了し、あとは30日の2018年シーズン開幕を待つばかりとなった。 今年のオープン戦で優勝したチームはセ・リーグの巨人。17試合を戦って11勝5敗1分という成績であった。巨人がオープン戦優勝を果たしたのは2013年以来5年ぶりで、この時はリーグ優勝を果たしている。 一方で、最下位に沈んだのは同じくセ・リーグの阪神。16試合でわずか2勝しか挙げることが出来なかった。阪神のオープン戦最下位は2012年以来6年ぶりで、この年のシーズンは5位に終わっていることからも、巨人とは対照的な成績だといえるだろう。ちなみに、この両チームは東京ドームを舞台に開幕戦を戦うことになっている。 オープン戦で最下位になったほとんどのチームが、シーズンでもBクラスに沈むというジンクスが存在するということもあり、今シーズンの阪神にも不安がつきまとうのは避けられないだろう。しかし、その阪神以上にシーズンを案じる必要があるかもしれないのが、オープン戦3位の楽天。なぜなら3位という順位にもまた不吉なジンクスが存在するからだ。 ここ10年のオープン戦3位のチームの中で、Aクラスに入ったのは日本ハム(2011年・2位)、巨人(2014年・1位)、ソフトバンク(2位・2016年)の3チームだけ。他の年のチームはその全てがシーズンBクラスの憂き目に遭っている。 また、Aクラスに入ったチームのその後も寂しい。2011年の日本ハムはその年のクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで西武に連敗し、あえなく敗退。2014年の巨人はリーグ優勝こそ果たしたものの、CSファイナルステージで阪神にまさかの4連敗。そして、2016年のソフトバンクは一時11.5ゲーム差をつけていた日本ハムにまさかの逆転を許し、リーグ優勝を逃している。 近年は苦しいシーズンを送っているオープン戦3位のチーム。今年の楽天にも“3位の呪い”が降りかかってしまうのだろうか。
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スポーツ 2018年03月27日 17時45分
“荒れる春場所”は今や昔?過去10年の結果からみる大相撲春場所の盤石さ
一人横綱の意地を見せた場所となった。 25日の千秋楽をもって、全15日間の日程が終了した大相撲春場所。大阪を舞台に行われたこの場所で優勝を果たしたのは横綱鶴竜であった。 白鵬・稀勢の里の2横綱が欠場したことから、一人横綱として春場所に臨むことになった鶴竜。ウィークポイントである“引き癖”が顔を覗かせた取組も何番か見られたものの、初日から11連勝で優勝争いを牽引した。 12日目に関脇栃ノ心に連勝を止められたものの、優勝を逃した初場所のように敗戦をズルズルと引きずらなかった鶴竜。その後14日目の豪栄道戦に勝利して優勝を決め、結果的に13勝2敗の成績で8場所ぶりに賜杯をその手に手繰り寄せた。一人横綱としての責務をしっかりと果たした15日間と言っていいだろう。 場所前には、先場所平幕優勝を果たした栃ノ心、大阪出身で今場所がご当地場所の大関豪栄道、加えて先場所12勝3敗で優勝次点の成績を残した大関高安も優勝候補として名前が挙がっていたが、蓋を開ければ優勝は横綱。波乱の初場所から一転、春場所は順当な結末を迎えることになった。 ところで、春場所は古くから“荒れる春場所”と呼ばれている。何をもって“荒れる”とするのかは人それぞれだろうが、賜杯の行方という観点でみると近年は荒れない春場所が続いている。過去10年に絞って見ても、その傾向は顕著だ。 今場所を含めた過去10年の春場所において、横綱以外が賜杯を手にした例は大関時代の鶴竜が初優勝した2014年のただ一例のみ(場所後に鶴竜は横綱へ昇進)。その他の年は全て番付が横綱の力士が場所を制している(白鵬6回・稀勢の里1回)。なお、2011年は当時角界を揺るがしていた八百長問題の影響により春場所自体が中止となっている。 波乱のない年が続く近年の春場所をみると、“荒れる春場所”というのも今や昔の言葉となっているようだ。もっとも、土俵の外は貴乃花親方の行動や十両・貴公俊の暴行騒動などで大いに荒れ模様だったのだが…。
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