「試合に入るまでが、長くて気持ち的にだれてしまった。米国から帰ってきて時差ボケ気味のところで、あれはキツかった。あれは脅威だった」と森嶋はゲンナリした表情で悪夢を振り返る。先に入場したTAKAみちのく等RODの面々は、全日本プロレス時代と変わらぬ独演会を展開。その間約10分あまり。待ち時間で森嶋の気勢はすっかりそがれてしまった。
それでも得意のヒップアタックやラリアートなど、持ち前のパワーを全開した森嶋だが、“RODウイルス”の影響か、歯車を狂わされて6人タッグ戦で敗北。元来が猪突猛進型のファイターだけに、気勢をそがれた影響は大きかったようだ。
ノアマットでは馴染みのないマイクパフォーマンスによって完全に熱に冒された格好の森嶋は「あれがRODなんだろうけど、正直待たされるのはキツイよね」と弱気な言葉も。マイクパフォーマンスの免疫がないノアマットだけに、“RODウイルス”は麻疹以上の猛威を振るいそうだ。今、箱舟が“休校”の危機に瀕している!?