スポーツ
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スポーツ 2018年04月07日 21時45分
ワールドプロレスリングのテーマがアメリカに鳴り響いた!次は殿堂カウパレスに進出
新日本プロレスは米国現地時間3月25日、昨年に続いてアメリカ・ロサンゼルス大会『STRONG STYLE EVOLVED』をWALTER PYRAMIDで開催した。チケットは発売直後に即日完売。4,372人(札止め)の観衆を集め、開場を待ちきれない現地のファンは入場列に並びながら「NEW JAPAN! NEW JAPAN!」の大合唱。この時点で大会の成功は保証されていたと言ってもいいだろう。 大会が盛況だったのは、新日本の公式動画配信サイトの普及で、アメリカでも「NEW JAPAN PRO WESTRING」の大会をリアルタイムで視聴できるようになったのが大きいのだろう。配信サイトの活用は世界最大のプロレス団体WWEが先に取り入れた手法だ。中邑真輔やアスカ(華名)といった日本人選手の活躍により、日本でのWWE公式動画配信サイト会員数増加に大きく貢献している。 今回のロサンゼルス大会には、1.4東京ドーム大会でWWEのレジェンド、クリス・ジェリコを破り、アメリカ国内での価値を高めたケニー・オメガが登場し、復活させたばかりのゴールデン☆ラヴァーズを飯伏幸太と結成。日本のファンも世界のファンも羨むであろうヤングバックスとのタッグ世界最強決定戦をロサンゼルス大会のメインにした。SNSの反応をリアルタイムで見る限り、この試合を見るために朝からPCやタブレット、スマートフォンに釘付けになっていた日本のファンは多かったようだ。 大会はいつものように、テレビ朝日系列『ワールドプロレスリング』のオープニングテーマ曲『ザ・スコアー』(エマーソン・レイク&パウエル)からスタート。しかしこの曲は権利の関係で配信サイトでは流されていない。アメリカのファンにはなじみがなかっただろう。一方で日本のファンにとっては、あの曲がアメリカの会場で流れたことを想像しただけでも鳥肌モノ。実際、大会に同行した関係者も「スコアーが流れたときは感動しましたね」と感慨深げに話していた。 昨年はIWGP USヘビー級王座決定トーナメントの開催など、少しよそ行きなカードが並んでいた。しかし、今年はレイ・ミステリオJr.がゲスト参戦することが発表されたぐらいで、その他は日本でも毎月開いている新日本のビッグマッチをロサンゼルスに移行させたイメージだ。主要カードを日本のマット上で決めていたことがその象徴だろう。日本で生まれた遺恨をアメリカで決着させる、アメリカで生まれた遺恨を日本で決着させる。双方が上手く同居した大会だったと言える。 今回の大会で私がいちばん驚いた観客のリアクションは、鈴木みのるの入場シーンで「カゼニナレ!」の大合唱が起きた場面。おそらくWWEの日本公演をアメリカ人が見ると同じような感情を覚えるに違いない。日本で一番人気の内藤哲也に対する声援も、棚橋弘至へのリスペクト感もハンパなく感じられ、とてもうれしい気持ちになった。 ミステリオの欠場は残念だったが、会場で挨拶をする姿を見ると、今回流れてしまった獣神サンダーライガーとのレジェンド対決や、ウィル・オスプレイとの異空間対決へ夢が膨らむ。そしてメインではゴールデン☆ラヴァーズとヤングバックスが全力を出し合うベストバウトを展開。最後は紙一重の差でゴールデン☆ラヴァーズが勝利を収めたが、日本でもアメリカでも対戦を積み重ねて、我々が想像するよりも良い闘いを世界中のファンに見せてもらいたい。 大盛況だったアメリカ大会だが、次回大会は7月7日にカウパレス(カリフォルニア州サンフランシスコ)で開催されることが発表された。カウパレスは1950年代には“鉄人”ルー・テーズが頻繁に試合を行っていた。ビートルズもコンサートを開催するなどエンターテイメントの殿堂で、約1万5千人を収容できるアリーナクラスの大会場だ。次回は『G1クライマックス』直前の熱をアメリカに直輸入し、新日本プロレスをさらに世界へアピールする。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.4】写真提供・(C)新日本プロレス
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スポーツ 2018年04月06日 17時50分
審判動転?「何がアウトだか…」オリックス福良監督呆れ顔、説明なしにファンも困惑
オリックス 5-9 千葉ロッテ※オリックス1勝2敗▽5日 京セラドーム大阪 観衆23,858人「あぁ〜」 0-4。オリックスはリードを奪われていた。5回裏、2死から若月、宗の連続ヒットでランナー1、2塁とし、追撃ムードが高まった。続く大城にロッテ先発の涌井がフルカウントで投げたボールは大城の手首を直撃。オリックスファンの悲鳴のような声、ロッテファンのため息に似た声が京セラドームを一斉に包んだ。 しかし、坂井球審はデッドボールのジェスチャーをした後にまさかのアウト宣告。確かに大城は打ちに行っていたが、スイングとはみなされない。キャッチャーは球を取れなかった。仮にボールがバットのグリップに当たっていたとしてもファールだ。アウトになるとは考えられない。 福良監督がベンチを飛び出し球場内が騒然とする中、審判団は協議の末にファールに訂正した。福良監督には「デッドボール(と主張したことにする)ならリクエストができますけどしますか?」と尋ねてきたという。 「何がアウトだか、わけがわからない。リクエストしたくてしたわけじゃない」と「ファール判定」に対するリクエストに応じた指揮官は怒りを通り越して呆れ顔。判定はファールからデッドボールに再度覆り、結果的に吉田正尚の2点タイムリーへとつながった。 責任審判の丹波二塁塁審は「球審はファールチップをキャッチャーが捕球したと判断した」といったんアウト宣告をした理由について説明した。しかし、一番問題なのはこれらの事実を観客に一切説明しなかったことだ。 球場で観戦していたファンに話を聞くと「あの場面は説明がほしかった」「何で金を払って球場に来てる俺たちが、SNSやネットニュースで後で事実を知ることになるんだ」「リクエストのルールをしっかり説明してもらいたい」など辛口な意見…というより不満が噴出していた。 リクエスト導入1年目ということもあり、今回のようなミスはまれなケース。審判団も気が動転していたのかもしれないが、最初の年こそ場内への説明は徹底的にするべきではないだろうか。 審判団には今回の失敗をしっかりと活かしてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年04月06日 17時45分
勝っても勢いがない金本阪神のフシギさ
プロ野球・ペナントレースは第2節を終え、セ・リーグは広島、パ・リーグは埼玉西武が好スタートを切った。かといって、ペナントレースは長丁場だ。主力選手が不振に陥れば、ある程度は我慢して起用しなければならない。試合を犠牲にしなければならないときもあるだろう。そういった意味では連敗スタートのチームは「主力選手の不振」から始まったとも解釈できる。しかし、金本阪神だけはよく分からない…。「投手継投策が理解不能」 そんな指摘が取材記者団からも漏れていた。 開幕第2戦、復活を懸けて先発マウンドに上った藤浪晋太郎(23)は6回途中で降板した。完璧ではなかったが、走者を背負いながらも要所を抑えてきた。「5回裏、巨人打線の攻撃をどうにかしのぎ、『このイニングで交代かな』という空気が漂っていました」(取材記者) だが、金本知憲監督(50)は6イニング目のマウンドに藤浪を送った。いきなり走者を出し、後続投手も打たれ、同点に…。勝利投手の権利もなくなってしまった。逆転負けの敗因は、試合中盤で息切れした藤浪ではなく、阪神ベンチの継投ミスと言っていい。 それだけではない。4月4日のDeNA戦、2年目の小野泰己(23)が6回まで「被安打2」と好投したときもそうだった。その7回表の阪神の攻撃で小野に打席がまわる。二死走者ナシとはいえ、金本監督は代打を送らず、そのまま小野を打席に立たせ、7回のマウンドにも向かわせた。7回裏は三者凡退に打ち取ったが、案の定、8イニング目の小野はスタミナ切れし、いきなり先頭打者をヒットで塁に出してしまった。その後四球も出し、“楽勝ムード”も一転して、一打逆転のピンチに。リリーフ陣がなんとか踏ん張って勝利できたが、後味の悪い一勝となってしまった。「7回に小野が打席に立った時点で、阪神の救援陣は投球練習を止めています。『ベンチは小野に完投させるつもりなんだ』と解釈したようです」(前出・同) 小野の次を託されたマテオは慌ててキャッチボールを再開した途端に「行け!」の指示を出されたという。これでは勝っても、ベンチと選手の信頼感が崩されてしまう。 関西地区で活躍するプロ野球解説者がこう言う。「金本監督は『救援陣を休ませたい』とこぼしています。まだ始まったばかりで『休ませる』はおかしいですが、阪神のリリーフ陣は昨季から連投に次ぐ連投、これから先の長丁場を見据え、勝負どころとなる夏場までは無理をさせたくないと捉えています」 救援陣の負担軽減ということは、先発投手には長いイニングを投げてもらわなければならない。チームを窮地に陥れた“続投指示”は、若い藤浪、小野に「完投する気持ちでやって貰わないと困る」という、無言での激でもあったわけだ。しかし、辛辣な意見も聞かれた。「阪神は試合を犠牲にできるチームには成長していません。貪欲に勝ちにいかないと、優勝戦線には残れません。昨年、一昨年と広島を独走させた過ちを繰り返すことになる」(球界関係者) たしかに、昨季の広島は7月の球宴明けには独走態勢を築いていた。優勝するには藤浪の復活は欠かせない。金本監督は藤浪に「完投できるまでに」と言うが、首脳陣のなかからは「まずは勝たせてやりたい」とこぼす声も聞かれた。こういった食い違いをなくすため、話し合う必要もある。 本命・広島が独走態勢を築く前に、藤浪は立ち直ることができるのだろうか。
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スポーツ 2018年04月06日 17時30分
怪我さえなければ新記録?日本ハム・近藤健介に期待される“バース・落合”越え
昨シーズン椎間板ヘルニアの影響もあり57試合の出場にとどまるも、打率.413・出塁率.567を記録するなど才能の片鱗を見せていた日本ハム・近藤健介。雪辱を期すべく迎えた今シーズン、そのミート力と選球眼には更なる磨きがかかっているようだ。 5日に行われた楽天との試合に「3番・左翼」で先発出場した近藤は、1打席目と2打席目共に四球で出塁。3打席目には同点となるタイムリー内野安打を放った。さらに、その後の4・5打席でも四球を選んだことで、この日の成績は1打数1安打5出塁という結果に。近藤の貢献もあり、チームは3‐1で楽天に勝利し、今シーズン初となる同一カード3連勝を飾っている。 この試合の前まで5試合に出場し、打率.474・出塁率.545を記録していた近藤だが、前述の結果を受けて、その数値は打率.500・出塁率.630と更に上昇。早くも手の付けられないような状態になっていることから、今後の活躍も期待大といっていいだろう。 とはいえ、シーズンはまだまだ始まったばかりで、これから先、打撃不振、また昨シーズンのような怪我に見舞われる可能性もゼロではない。だが、現在の調子を年間通して維持することができれば、打率・出塁率の2部門におけるプロ野球記録の更新も見えてくるかもしれない。 球界における打率の最高記録は1986年にランディ・バース(阪神)が記録した“.389”。そして、出塁率のプロ野球記録は1986年に落合博満(ロッテ)が樹立した出塁率“.487”となっている。数値を見てもらえればお分かりだろうが、どちらも新記録達成へのハードルは決して低くはない。とはいえ、冒頭でも記しているように、昨シーズン近藤は規定打席未到達ながら打率・出塁率のどちらもプロ野球記録を上回る数値をマークしている。このような成績を規定クリアの上で残すのは至難の業だが、今の近藤の姿からは「もしかしたら」と思わせるような雰囲気が十分に感じられる。 今後、近藤がどこまで日本記録に迫れるか。少々気が早いかもしれないが、興味の尽きない打席がこれから続いていきそうだ。
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スポーツ 2018年04月06日 15時00分
大坂なおみ 錦織圭のスポンサーも奪取しそうな快進撃
WTAツアー初優勝を果たした大坂なおみ(20)。インディアンウェルズ・マスターズ1回戦で元世界ランキング1位のマリア・シャラポワを下すと、強豪のカロリナ・プリスコバや現世界1位のシモナ・ハレプを撃破して優勝。続くマイアミ・オープン1回戦でも憧れていた元世界1位のセリーナ・ウィリアムズに勝利し、世界中を驚かせた。 この快挙に、日本企業も強い関心を示し始めた。 「大坂は今シーズン、新しいコーチを迎えました。ドイツ人のバイン氏はトップ選手を教えてきた名伯楽であり、熱血漢でもある。体力強化のトレーニングパートナーもアメリカから迎え、日本人のトレーナーも帯同するようになりました。“チームナオミ”はコーチ間の連携もよく、和気あいあいとやっていましたよ」(専門誌記者) これまで、大坂は自身のための専属チームを持ったことがなかった。トップ選手のほとんどは、幼少期から本格的な練習を行うエリートアカデミーの出身。だが、大坂のテニスの師匠は実父。公園の壁打ちや公営コートで頑張ってきた庶民派で、日本企業が関心を寄せた理由も、こうした“雑草人生”にあるようだ。 「さほど大口ではありませんが、大坂にもすでに何社かの協賛企業が付いています。その中には錦織圭と重複する企業もある。CM契約で大儲けしているのは錦織の方ですが、彼は手首の故障から完全に立ち直っていません。露出度も減っており、中には“大坂メーン”にいったん切り換えようという動きもあるそうです」(芸能記者) 庶民派娘のサクセスストーリーは、企業側にとっても購買層の拡大につながるはずだ。新たな協賛企業も名乗り出てくるかもしれない。このまま大坂が勝ち進めば、エリート上がりの錦織を追い抜き、新CM女王に君臨する可能性もある。 「優勝スピーチで噛んでしまったように、大坂は飾らない性格。控え室では冗談も言うし、トップ選手にも気さくに話しかけています」(前出・専門誌記者) コート外でも快進撃がしばらくは続く?
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スポーツ 2018年04月05日 21時40分
テイカー無反応でシナのカードは?中邑AJアスカ、レッスルマニアまで待ったなし!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間3日、主力ブランドの「ロウ」と「スマックダウン」をそれぞれ開催した。 WWE年間最大にして、プロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア34』(日本時間4月9日、メルセデス・ベンツ・スーパードーム=ルイジアナ州ニューオリンズ)前最後の「ロウ」「スマックダウン」だ。いまだにカードが決まっていない大物スーパースター、ジョン・シナの動向が注目されていた。 シナは引退した大物レジェンド、ジ・アンダーテイカーとの対戦を訴えていた。シナはロウのリング上から“最後の”対戦要求をするも、アンダーテイカーは姿を現さず、映像で“サプライズ登場”することもなし。シナは「アンダーテイカーにはガッカリだ」と言い残してリングを後にしたが、シナなしのレッスルマニアはなかなか想像できない。アンダーテイカーは神出鬼没なタイプだ。当日は最初から最後までの4時間、目が離せなくなった。 レッスルマニアで大一番を控える中邑真輔は、対戦相手のWWE王者・AJスタイルズとタッグを結成。チャド・ゲイブル&シェルトン・ベンジャミンと対戦した。試合前にマイクを握った中邑は「レッスルマニアに出場するためにアメリカに来た。AJは感情的になって間違いを犯し、俺がWWE王者になる」とAJを挑発した。 試合はAJがフェノメナル・フォアアームでゲイブルから3カウントを奪って勝利を収めたが、試合中の2人はギクシャクしていた。試合後、ベンジャミンの襲撃を中邑が蹴散らすと、AJが中邑にフェノメナル・フォアアームを狙う。しかし、AJはこれを寸止め。先週は中邑がキンシャサを寸止めしていた。2人の試合は互いに寸止めしたフェノメナル・フォアアームかキンシャサで決することになりそうだ。 同じくレッスルマニアで快挙に挑む日本人女子スーパースターのアスカは、ロウでデイナ・ブルックとタッグを組み、アレクサ・ブリス&ミッキー・ジェームス組と対戦。アスカロックでミッキーからタップを奪い勝利し、無敗のままレッスルマニアに望むことになった。 アスカはスマックダウンにも登場。レッスルマニアで対戦するスマックダウン女子王者のシャーロット・フレアーがナタリアとのシングルをフィギュアエイトで勝利すると、アスカが現れた。アスカは「レッスルマニアで“女王”は“女帝”にひれ伏すことになる。誰も私には敵わない」と挑発。シャーロットは「闘う準備はできているわ。あなたこそ準備はできているの?」と余裕で切り返した。 レッスルマニア前最後のロウとスマックダウンを終えた時点で明らかになっているカードは次の通り。▼WWE王座戦 <王者>AJスタイルズ 対 中邑真輔<挑戦者>▼ユニバーサル王座戦 <王者>ブロック・レスナー 対 ロマン・レインズ<挑戦者>▼カート・アングル&ロンダ・ラウジー 対 トリプルH&ステファニー・マクマホン▼ダニエル・ブライアン&ジェイン・マクマホン 対 ケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン▼スマックダウン女子王座戦 <王者>シャーロット・フレアー 対 アスカ<挑戦者>▼インターコンチネンタル王座戦 <王者>ザ・ミズ 対 フィン・ベイラー 対 セス・ロリンズ<挑戦者>▼US王座戦 <王者>ランディ・オートン 対 ボビー・ルード 対 ジンダー・マハル▼ロウタッグ王座戦 <王者組>シェイマス&セザーロ 対 ストローマン&X<挑戦者組>▼ロウ女子王座戦 <王者>アレクサ・ブリス 対 ナイア・ジャックス<挑戦者>▼クルーザー級王座トーナメント決勝 セドリック・アレクサンダー 対 ムスタファ・アリ▼アンドレ・ザ・ジャイアント杯バトルロイヤル▼女子バトルロイヤル これだけでも12試合とかなりのボリュームだが、ここにシナ対アンダーテイカーが加わるのか?また、サプライズゲストの登場はあるのか?ここから先は当日、ワクワクしながら見るしかない。レッスルマニアを見ずしてプロレス界は語れないのだ。 レッスルマニアはWWEネットワークを通じ、全世界で生中継される。日本語での実況もある。長丁場ではあるが、じっくりと楽しませてもらいたい。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月05日 17時45分
西武が開幕5連勝!今後の課題は試合の“終わらせ方”?
2年目を迎える辻発彦監督のもと、パ・リーグ優勝を目指す西武。迎えた今シーズンは3年ぶりの開幕5連勝を達成し、スタートダッシュに成功している。 開幕4連勝で迎えた4日の試合。前日に続いて昨年のパ・リーグ王者であるソフトバンクと対戦した西武は、1回に森友哉のタイムリーで先制。4回にはその森がライトスタンドへホームランを放ち、点差は2点に広がった。西武が入れた得点はこの2点にとどまったが、来日初先発となった新外国人ファビオ・カスティーヨが5回まで1人の走者も出さないなど6回2/3を1失点と好投。ソフトバンク打線に付け入る隙を与えなかった。 その後、バトンを受けた野田昇吾・武隈祥太・増田達至の救援陣もソフトバンク打線を封じ込め、西武は2−1で勝利。見事に2015年以来3年ぶりとなる開幕5連勝を達成した。 この試合の前まで、リーグトップの打率(.300)・安打(42本)・得点(29点)を記録するなど自他ともに認める打撃力で白星を重ねていた西武だが、一方で失点数(9点)と防御率(2.25)もリーグトップの数値を記録しており、今回の試合も1点しか失っていない。 投打共に上々の状態にあるように映る現在の西武。こうなるとファンが期待するのは、2008年以来10年ぶりとなるリーグ優勝・日本一だろう。ただ、この期待通りに事が進むかは、これから西武がどれだけ試合をうまく終わらせることができるかどうかにかかっている。 実は開幕戦を除き、西武はここ4試合連続で試合終盤の7・8・9回に失点を喫している(計6失点)。現状は打線がそれ以上に点を取っているが、“打線は水物”とよく言われるように、各打者の調子は急変することもしばしば。そのような時に試合終盤の失点を重ねることがあれば、試合結果に影響が出てくることは想像に難くない。 打線が好調な今の内に試合の“終わらせ方”を修正することができれば、シーズンもいい形で終わらせることができるだろう。西武投手陣のこれからに注目だ。
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スポーツ 2018年04月05日 17時30分
【DeNA】”聖域”剥奪!「燃えるガッツマン」桑原将志の逆襲はあるのか!?
3月31日の開幕2戦目最終回ツーアウト、横浜スタジアムにどよめきが起きた。ベイスターズ不動のリードオフマン、桑原将志に代打、佐野恵太がコールされたのだ。 桑原は福知山成美高校から、2011年ドラフト4位でベイスターズ入りした生え抜き選手。2016年途中から、同級生の乙坂智、2才下の関根大気らとの熾烈な「若手センター」争いに勝ち抜き、堂々レギュラーの座を獲得。昨年も不動の1番センターを確立した。それにはラミレス監督の「レギュラー選手は我慢して使い続ける」との一貫した姿勢によるところも多かった。 特に昨年の3・4月は打率.219と苦しみ、続く5月も.250となかなか調子が上がらず、物足りない数字だったにも関わらず、信じて使い続けた結果、7月には打率.389の好成績で、月間MVPを受賞。チームには欠かせないリードオフマンになり、CS、日本シリーズと駒を進める原動力になった。結局的にラミレス監督の「動かず信じる」スタンスは正しかった。 日本シリーズでも1〜3戦で無安打。いわゆる「逆シリーズ男」と呼ばれることになっている局面でも、「1番桑原」を変えることはなかった。 今年のオープン戦でも.167と苦しみ、シーズンインしても1割台前半ではあったが、昨年のことがあるだけに、ファンは桑原が代えられるとは思っていなかったはず。そんな指揮官が「お気に入り」の桑原に代打を出すことに、多くのファンは驚いた。しかもわずか2戦目の出来事だった。監督は「去年は代わりになるプレーヤーがいなかった。今年は違う」の発言と共に「あすの1番は神里」と言い切った。 神里和毅はドラフト2位で日本生命から入団したルーキー。俊足が武器でリードオフマンにはうってつけのタイプ。いきなりプロに対応し、しっかり結果も出している。しばらくはこのまま行きそうだ。 今年のベイスターズは、外野は層が厚い。一軍には乙坂智、ルーキーの楠本泰史が控え、二軍にも関根大気、細川成也、荒波翔らが昇格を狙っている。あとはなんと言っても梶谷隆幸。肩、背中の怪我が完治すれば、もちろんレギュラー争いに入ってくる。 桑原の明るく泥臭いキャラクターは稀有な存在。チームには欠かせない。この厳しいチーム内の戦い、ガッツマンは喰らい付いて行けるのか。リードオフマン争いも俄然注目だ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年04月05日 12時50分
ネットで批判殺到「人命より伝統?」大相撲春巡業中に起きた、土俵上の騒動
今月1日から行われている大相撲春巡業。この中で見られたとある一幕を巡って、ネット上で批判の声が多く挙がっている。 問題となっているのは、4日に京都・舞鶴市で行われた巡業でのこと。土俵上で挨拶をしていた舞鶴市長が、その途中に突然倒れて動けなくなってしまうということが起きた。 場合によっては命にも関わりかねないこの非常事態に、当然土俵上には多くの人が集まった。しかしその最中、救助のため土俵に上がっていた複数人の女性に対して「女性は土俵から降りてください」という旨のアナウンスが流れたという。 複数メディアによって報じられたこの一連の場面。一部動画サイトには、この模様を捉えた映像がアップされているが、その動画の中では「女性の方は土俵から降りてください」、「男性にお任せください」というアナウンスをはっきりと聞き取ることができる。 幸いにも市長の命に別状はなかったというが、ともすれば人の生死、また女性に対する差別にも関わる今回の場面にネット上では「そんなに伝統が大事か」、「しきたりは人の命より重いの?」、「女性に対して無礼すぎる」といった批判が殺到している。 せっかく人命救助のために駆け付けてくれた女性たちが、今回なぜこのような仕打ちを受けるに至ったのか。それには角界に“土俵は女人禁制の場”という古くからのしきたりがあるため。その理由は諸説あるが、過去には女性官房長官や女性知事がこのしきたりを理由に土俵に上がることを断られるということもあった。 “女人禁制”をはじめとしたしきたりや慣例のもと、大相撲が今日まで発展してきたのは事実。しかし、その大相撲が相撲部屋の“おかみさん”や、その多くが会場に足を運んでくれる昨今の“スー女”といった多くの女性たちに支えられているというのもまた事実であろう。 こうした伝統やしきたりを現代の感覚で論ずるのは少々難しい部分もあるかもしれない。しかし、今後の角界の発展に向けて、伝統のあり方というものを今一度考える必要がある時期に来ているだろう。
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スポーツ 2018年04月05日 06時02分
復帰先発前に出た「松坂大輔の本当の評価」
12球団で、いまだ勝ち星ナシ。まだ4試合しか消化しておらず、ペナントレースは始まったばかりだが、中日ドラゴンズは今年も不振にあえぐ。 「そんなに悲観的な状況ではない。先発投手の失点が多いのは事実だが、他球団のローテーション投手と比較して、レベルが低いわけではない」(プロ野球解説者) 開幕投手の小笠原は5失点、ジーも5失点、笠原は自責点「4」。興味深いのは投球回数だ。第4戦に先発した柳以外は6イニングを投げている。「クオリティースタート」ではないのもの、先発投手はある程度のイニングを投げ切っている。打線が上向きになれば勝ちも付くだろう。 それはともかく、負け試合だったにもかかわらず今年のナゴヤドームがそれなりに盛り上がっていたのが去年と違うところだ。シーズン前の順位予想は「中日が最下位」が多く、案の定連敗スタートとなったのに、だ。 「松坂ですよ。松坂を観たいと思うファンがこんなにいたなんて、中日フロントも少し驚いています」(球界関係者) 1月23日のテスト入団以降、松坂はプロ野球ニュースの中心にいた。キャンプ、オープン戦でも一挙手一投足が報じられ、懸念されていた右肩痛の再発もなく、ペナントレースを迎えた。森繁和監督(63)も開幕2節目の巨人3連戦での松坂登板を示唆し(4月3日時点)、ナゴヤドームでの同カードの前売り券は例年以上の勢いで売れているという。 「松坂が先発すると報じられた5日は特に良い売れ行きを見せています」(前出・同) 平成の怪物が巨人戦で復活…。中日以外のプロ野球ファンもそんな期待を抱いているのかもしれない。 しかし、森監督は開幕前、こうも語っていた。「松坂はローテーションには入れない」と。一部メディアの単独インタビューでそう断言したのだが、理由をはっきりとは述べていない。「1カ月に1回とかの登板でもいいんだ」と、言葉を濁している。 中京地区で活躍するプロ野球解説者の多くは、「短いイニングなら通用する。肩の稼働域も大きくなってきた」と“好意的な評価”をしていたが、別の見方もある。 松坂は3月14日、古巣西武とのオープン戦に先発登板している。その際、ネット裏にはセ5球団のスコアラーが「最終確認」と称して、松坂の投球を注視していた。 「球が暴れていた」 試合後、松坂は自身の投球をそう振り返っていた。3回を投げて奪三振2、失点2。被安打は3、四死球5だった。内容は良くなかったが、「調整」の要素があるオープン戦は結果が全てではない。松坂は5つの四死球を反省し「暴れていた」と評したものの、表情は明るかった。しかし、セ5球団のスコアラーたちの評価は違った。 「右肘が下がっていたね。上半身と下半身のバランスが悪く、自分の狙ったところに投げられない。西武時代の松坂なら、高めにボールが浮いてもスピードで勝負できたんだけど、それは年齢的に無理。真っすぐを見せ球にして、カーブとチェンジアップで打ち損じを誘う配球だけ」(某スコアラー) この時点では、セ5球団は松坂に脅威を感じていなかった。森監督の「1カ月に1回」発言が出たのはその後だ。投手出身で、西武時代に投手コーチを務めていた森監督が、投手の評価を見誤るとは考えにくい。シーズンを通して戦えるまでには復活していないと冷静に判断したのではないだろうか。 「投げてみなければ(好不調は)分からないというのが正直なところ。でも、これだけは言えます。今の松坂には先発投手の責任イニングを投げ切るだけのスタミナはありません」(前出・プロ野球解説者) 開幕からの試合を見る限り、巨人打線は好調だ。松坂が登板すればある程度の失点は予想されるが、ヒドい負け方をすれば、「松坂効果」は薄れてしまう。 「1カ月に1回」の登板でもチケットが完売するのなら、球団としては御の字。もちろん松坂はチームの戦力になりたいと思っているはずだが、初登板の内容次第では二軍のナゴヤ球場の「客寄せ」に成り下がってしまうだろう。
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K-1 HERO'S王者が魔裟斗をブサイク呼ばわり。早くも一触即発ムードに
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鈴木みのる 日本マットから完全離脱か!?
2007年05月11日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス GBH毒舌全開。新日本制圧にやりたい放題
2007年05月10日 15時00分
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スポーツ
ハッスル 坂田亘、小池栄子のプライベートを揺るがす究極デスマッチが急浮上!?
2007年05月10日 15時00分
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スポーツ
Dynamite!! 伝説の一戦、桜庭VSホイスが決定
2007年05月09日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分