スポーツ
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スポーツ 2018年03月15日 06時00分
DeNAベイスターズ初の本拠地開幕!今年の開幕戦プレゼントはあの「ヘルメット」を超えるのか!?《DeNA 》
横浜DeNAベイスターズは、3月30日(東京ヤクルト戦)で待望の本拠地開幕を迎える。2012年にTBSからDeNAに球団譲渡されたが、6年間は相手チームの本拠地で開幕を迎えていた 。2018年シーズンはファンが待ちに待った横浜スタジアムでのオープニングである。 常に斬新なファンサービスを心がけるベイスターズは、過去の本拠地開幕戦でド派手なオープニングセレモニーを行うとともに、必ず来場者プレゼントを配布している 。過去にはどのようなプレゼントがあったのか 、振り返ってみよう。 ☆2012年 4/3・4・5開幕シリーズで『Bibb on(ビボン)』をプレゼント! 2012年は「Bibbon」が配布された。「Bibbon」とはBAYSTARSの頭文字「B」と「ribon(リボン)」を掛け合わせた造語。球団設立当初は現在のタオルをかざして応援していたのと同様に 、このBibbonを活用しようと考えていた。選手名や監督名の入ったBibbonも販売され、イベント時にもピンクや緑のBibbonも配布されたが、あまりに小さく地味なため、定番のマフラータオルに取って代わられた。戦績: 2敗(1雨天中止) ☆2013年 『OPENING SERIES 2013 夢のクライマックスシリーズへ!』ロケット風船『スタージェット』をプレゼント 2013年は解禁されたロケット風船を 配布。それまで横浜スタジアムでは、JRの架線に風船が引っかかり電車の運行に支障をきたすことを危惧し、風船を飛ばすことが禁止されていた。しかし小型化され、飛距離を制限された新型風船「スタージェット」の登場により、スタジアムでの風船飛ばしが可能となった。青と水色の2色セットでプレゼントされ、ラッキーセブンに青を、試合勝利時に水色を飛ばすお約束となっていた。ちなみに風船解禁前は、シャボン玉を使用。飲食物に落ちるとのクレームが相次ぎ、1年でお役御免となる。水色が飛ばされることはなかった。戦績: 2敗(1雨天中止) ☆2014年 「OPENING SERIES 2014オリジナルキャップ」付きチケット〜4/1・2・3はブルーキャップでスタンドを埋め尽くそう!!〜 2014年は白地に星、ツバが ブルーのキャップがプレゼントされ、レフトスタンド以外はブルーに染められた。シンプルなデザインのためか、いまだ におじいちゃんがかぶっている 姿を見かける。戦績: 2敗(1雨天中止) ☆2015年 3/31(火)〜4/5(日)の6連戦で『OPENING SERIES 2015』開催決定!!合計12万席のレプリカヘルメット付チケット発売! 2015年は驚愕のヘルメット!しかもホーム用ビジター用の2種類を6試合にわたって配布するという太っ腹企画。この年から、選手用のヘルメット がラメ入りに変更された点も忠実に再現されクオリティは高かった。当時関内近辺の飲食店のインテリアとして活用されているのをよく見かけたのは、家まで持ち帰るのをあきらめたファンの所業と推測される。このシーズン、ベイスターズはやっと勝つことができた。戦績:4勝2敗。 ☆2016年 OPENING SERIES 2016は『野球やろうぜ!』をテーマに開催!マリンくん野球グッズ付チケット発売決定! 2016年は横浜大洋ホエールズ時代 のキャラクター「マリン君」が復活し、オールドファンは歓喜。初見のファンも愛らしいマリン君に魅了された。プレゼント内容は初戦がボール、2戦目がバット、3戦目がホームベース型のクッション。隣接する公園では、これを使って野球するファンの姿も見られ、一定の効果を感じられた。戦績:1勝2敗。 ☆2017年 本拠地開幕3連戦 『OPENING SERIES 2017』 は大きな声でチームの後押しを!YOKOHAMA STAR メガホン付チケットの発売決定! 2017年はボディが横浜ブルーで星形デザインのスペシャルメガホンがプレゼントされた。3連戦でそれぞれ、スターマン、キララ、Bart&Chapyの異なるステッカー付き で、子供たちには好評だった。しかし近年メガホンで応援するスタイルは主流ではなくなっているため、数年前ならより喜ばれたのかもしれない。戦績:1勝2敗 過去の開幕シリーズは 6勝12敗とお世辞にもいい戦績とは言えず、雨に3回も泣かされているが、今年の開幕のチケットは早々にソールドアウト。ぜひともロケットスタートを見せて欲しいところだ。 2018年、「イベントのDeNA」がどんな企画を仕掛けるのか?試合以外でもファンを楽しませてくれるベイスターズ。プラチナチケットを手に入れたファンは期待をふくらませている。文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月14日 18時48分
AJ対中邑“割り込み失敗”のシナがアンダーテイカー戦を熱望!キッド・ロックが殿堂入り【WWE】
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間13日、ミシガン州デトロイトで主力ブランド、ロウを開催した。 レッスルマニア出場を模索するジョン・シナがリングに登場。前日のPPV『ファストレーン』で、AJスタイルズ対中邑真輔の“割り込み”を狙って、シックスパック・チャレンジWWE王座戦に敗戦したシナは「レッスルマニア出場はすべてのスーパースターの夢。だが、俺は失敗してしまった」と失意のコメントをするも、ファンの声援を受けると「でも、俺は諦めない。俺はレッスルマニアでアンダーテイカーに挑戦する! この試合の実現は本人次第だ。俺がアンダーテイカーなら、もう1試合するはずだ」とすでに引退したとされる“リビング・レジェンド”ジ・アンダーテイカー本人に語りかけて挑発した。シナはWWE王座への挑戦が決まる前にも、アンダーテイカー戦の実現を訴えた“振り”があっただけに、今回は2度目のラブコールとなるが、果たして、これまでレッスルマニアで一度も対戦したことがないアンダーテイカー対シナ戦は実現するのだろうか。 オープニングでは、カート・アングルGMがリングに現れ、予定していたブロック・レスナーの番組出演がなくなったことを伝えると、PPV『レッスルマニア34』(日本時間4月9日ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)で対戦予定のロマン・レインズが現れた。レインズは「レスナーにはWWEやファンにリスペクトがない。ビンスのお気に入りだから仕事をさぼっているんだ。ビンスからもリスペクトがないのなら、やってられない」とバックステージのビンス・マクマホン代表に詰め寄った。レインズとの話し合いを終えたビンスは「レスナーは優遇されているが、それは彼が勝ち取ったものだ。来週には登場するし、レッスルマニア34ではレスナー対レインズとの王座戦を行われる。しかし、レインズには責任を取ってもらい、一時的に謹慎処分とする」と状況説明した。レスナーが一向に現れず、雲行きが怪しいユニバーサル王座戦。AJ対中邑のWWE王座戦とどちらがメインイベントになるのかも含めて今後の行方が見逃せない。 またWWEは、キッド・ロックの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジャレットに続き第5号となる。デトロイト出身のキッド・ロックは90年後半に音楽業界に登場すると、ロック界の風雲児として多くの人を魅了した。ラップ、ロック、カントリーミュージックが融合した独自のスタイルを築き、アルバムセールスは合計2600万枚以上にのぼった。WWEとの縁は深く、過去のPPV大会のテーマ曲(”Cocky” や “All Summer Long”)やスーパースターのエントランス曲(アンダーテイカーの”American Bad Ass”やステイシー・キーブラーの”Legs”)として幾度となく使われて来た。また、番組やPPV大会、軍人の慰労行事として毎年開催しているトリビュート・トゥ・ザ・トゥループスにも参加し、ライブパフォーマンスを行って来た。WWEにとっても、WWEユニバースにとっても思い入れの深いミュージシャンである。今回はWWEの音楽への貢献を讃え、セレブリティ部門としてWWE殿堂入りが発表された。 殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われる。その模様は日本時間4月7日に全世界に生配信される。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年03月14日 18時10分
「強いチャンピオンを選んだ」アスカがSD王座挑戦を選択した理由を明らかに【WWE】
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間13日、ミシガン州デトロイトで主力ブランド、ロウを開催し、所属している日本人スーパースター、アスカが登場した。アスカはロウ女子王者アレクサ・ブリスと舌戦を繰り広げ、さらに、ミッキー・ジェームスと対戦し、アスカロックで勝利した。 前日のPPV『ファストレーン』で、レッスルマニアの対戦相手として、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーに挑戦を表明したアスカ。そのアスカがリングでインタビューに応じると、ロウ女子王者アレクサ・ブリスとミッキー・ジェームスが現れた。アレクサは「アスカはスマート。勝てない相手には挑まないのがアスカの戦略。だから私を選ばず、Bショーのシャーロットを選んだのよ」と皮肉ると、アスカは「シャーロットを選んだのは強い方のチャンピオンに挑戦したかったからよ」と言い返して、両者は舌戦を展開。そして、そのアレクサがアスカの対戦相手を呼び出すが、誰も出てこないことが判明すると、ミッキーとアスカのシングル戦に発展した。序盤、ヒップアタック、スライディングキックとその攻撃力でミッキーを圧倒するアスカだったが、右ハイキックをコーナーポストで誤爆すると状況は一変。ミッキーに痛めた右足を攻撃され、さらに、トップロープからサンセットフリップパワーボムを決められて大苦戦。しかし、粘り強いアスカは攻撃をかわすと、ミッキーをアスカロックで捕まえてタップを奪って勝利した。しかし、ライバルブランドの王座に挑戦表明されたアレクサの怒りは収まらず、まだ予断を許さない。 同日、プロレス界世界最大のビッグイベントPPV『レッスルマニア34』(日本時間4月9日ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)でのロウタッグ王者セザーロ&シェイマスへの挑戦権を賭けて、5組によるオーバー・ザ・トップルールのタッグチームバトルロイヤルが行われた。しかし、そこへ予告なく“巨獣”ブラウン・ストローマンが乱入すると1人でそのまま参戦。強引にゴングを鳴らすように指示すると、アポロ・クルーズ、ヒース・スレーターを続けて排除した。一度はスチール階段を使って、10人がかりでストローマンにダメージを負わせるも、ストローマンはすぐに回復して、ミズトラージュをランニングパワースラムで沈めて排除。さらに、1人残ったカール・アンダーソンも捕まえると、「俺はレッスルマニアに行く」と叫びながら、乱暴にリングから放り投げると、5組10名を相手に勝利した。勝ち誇るストローマンはステージにいたセザーロ&シェイマスを見つけると、2人を指差してロウタッグ王座への挑戦を主張した。 またWWEは、生前スポーツエンターテインメント界に大きな軌跡を残したヒーロー、アルティメット・ウォリアーのような精神で、勇気と力にみなぎる個人に与えられる賞として2014年に設立されたウォリアー・アウォードに、15歳のジャリウス “JJ” ロバートソン君の受賞が発表された。 ジャリウス君は二度の肺移植手術を生還。その明るいカリスマ性で周りの皆に勇気と希望を与え続けるだけではなく、ドナー推進活動を積極的に行っている。ウォリアー・アウォードの授賞式は、ホール・オブ・フェーム殿堂式にて同時に開催される。 殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われることが決定している。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年03月14日 17時30分
清宮緊急入院でも絶えない「開幕から使え」の声
「清宮、緊急入院」――。3月13日、マツダスタジアムに到着した日本ハムナインの中に、黄金ルーキーの姿がない。記者団が異変に気づいたのとほぼ同時に、球団広報が「限局性腹膜炎」で清宮幸太郎(18)が緊急入院したことを発表した。「DeNAとのオープン戦が行われた同11日のうちに、日ハムナインは広島に移動しています。その11日の夜に腹痛を訴え、明けて12日になっても容体が変わらず、清宮を東京に帰すことになりました。帯同させたトレーナーによると、しばらくは入院させ、経過を見て手術するかどうか判断する、と」(チーム関係者) 早い話が 、盲腸である。手術となった場合、本格的な練習を再開させるまで1カ月ほどかかるという。手術した場合、 清宮の公式戦デビューは交流戦の始まる5月中旬となりそうだ。 「ひょっとしたら、栗山(英樹=56)監督は救われたのでは…。どんな非難を浴びても、清宮を開幕戦から起用していくつもりでしたから」(前出・同) 2月28日からの台湾ラミゴ戦では二塁打を2試合で 2本放ったが、オープン戦7試合は15 打数ノーヒット。試合またぎで 「5打席連続三振 」のオマケまでついている。それでも栗山監督が「使う」と決めたのは「実戦の中で鍛え上げていく」方針だからだが、「結果(ヒット)を求めすぎて、彼本来の豪快なスイングを 見失ってしまうのでは?」との懸念もささやかれていた 。 「昨年末、今季から日ハムの野手総合コーチに就任した緒方(耕一=49)氏がソフトバンクの王(貞治=77 )会長と食事をしています。その席上でも王会長が清宮の育成方針を気にかけ、いろいろと質問していました」 王会長、緒方コーチの極秘会食を知る関係者によれば、王会長も清宮は1年目から使い、実戦の中で育てていくべきだと考えていたそうだ。しかし、オープン戦での不振が長引くにつれ、栗山監督は「実践教育」の決心も揺らいでいたのではないだろうか。 「実戦の中で育てていくということは、清宮の失敗で試合を落とす危険性もあります」(スポーツ紙記者) こんな情報も聞かれた。清宮のお人好しな性格についてである。 「清宮はチーム本拠地である北海道の印象を聞かれ、食べ物がおいしいところと答えています。『魚介類が特に好き』とも話していましたが、際立って好きだということはないみたい。地元へのリップサービスというか、ヘンに気を遣ってそういう発言になったようです。彼なりに周囲を気にかけていた。 そういう気苦労もあったのでしょう」(プロ野球解説者) また、清宮は「教えにくい選手」でもあるようだ。バッターボックスに立って、バットの先をフラフラと揺らしながらタイミングを取る。ボールをギリギリまで引きつけて、並外れたスイングスピードでバットを振る。このスイングはメジャーリーグのパワーヒッターに多く見られるような 、独自のスタイルだ。コンパクトスイングでボールとバットを最短距離で当てる、日本の 教科書的な打撃スタイルと大きく異なるため、打撃担当コーチは的確なアドバイスがしにくいそうだ。 「どんな一流バッターでも、歴代の打撃担当コーチから打撃開花のヒントをもらったり、アドバイスを受けています。清宮は高校時代からメジャーリーグ関連の書籍を読み、自分で今の打撃スタイルを作りました。どんな天才バッターでも独学では 一流にはなれません」(前出・プロ野球解説者) 先のチーム関係者によれば、日ハム球団は清宮関連のグッズ収益に”大きな期待”を寄せていたという。開幕からイチ押し商品の選手を欠くようなことになれば、グッズ売り上げの見込額も下方修正しなければならない。 栗山監督は体調不良を理由に清宮を外すことも許されるようになった。しかし、経営サイドが現場に「早く使え!」とプレッシャーをかけてくるかもしれない。清宮の体調不良は気苦労も影響しているようだが、胃が痛いのは栗山監督も同じようだ。
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スポーツ 2018年03月14日 16時00分
「すみません…」吉田沙保里が肩をすぼめる“伊調馨パワハラ騒動”のとばっちり
伊調馨パワハラ騒動で間に挟まれた格好の吉田沙保里(35)はレスリング協会が倫理委員会を開いた3月6日コメントを促されたが、小さな声で「すみません」と答えただけだった。 オリンピック4連覇の伊調馨(33)が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワハラを繰り返し受けたとして、レスリング関係者が内閣府に告発状を提出した騒動は、協会が「事実無根」と声明を発表したことで完全対立の構図となってしまった。 「五輪4連覇の偉業は、後輩たちや協会関係者も認めています。しかし、伊調はレスリングの代表選手団の中で、少々浮いた存在ではありました。リオ五輪の時は練習も食事もあくまで個人行動。お付きのスタッフが彼女の分の食事を温め直したりしていましたよ。他選手は『自分のペースでやりたいんだな』と、距離を置いていたんです」(当時を知る取材記者) 見方を変えれば、栄強化本部長にパワハラを受け、練習環境もままならなかったとする伊調側の言い分は、あながち間違っていないのかもしれない。 しかし、伊調は日本女子レスリング界の看板選手である。その彼女の言い分を完全否定するということは、協会側も相当な覚悟があるということだ。 「関係者、そして国民栄誉賞を贈った政府が避けたいのは、対立劇の長期化。その仲介の役目を果たせるのは、もう1人のレスリング界の牽引者、吉田沙保里だけ。ただし、伊調が何らかの動きを見せるという噂は以前からあったんです。それを未然に防げなかったということは、吉田は最初からこの対立に関わらないようにしていたのかもしれません」(TV局員) 同じく国民栄誉賞の吉田は、東京五輪のレスリング代表団のコーチを務めることが決まっている。 「一昨年11月からは至学館大学の副学長にも就いており、栄氏が全日本ヘッドコーチ、同大学レスリング部監督という関係性を考えれば、吉田は“栄氏寄り”でしょう。将来はレスリング代表のヘッドコーチになると目されており、自分の立場を危うくするようなマネはしたくない。しかし、沈黙を続ければ吉田もとばっちりを受けるかもしれません」(協会関係者) 吉田が栄氏の指導を受け始めたのは、至学館大学(当時は中京女子大学)に入学した頃。以来、二人三脚で日本のレスリングを牽引してきた。吉田が、栄氏のいちばんの味方かも知れない。いずれにしても、吉田沙保里が小さな声で語った「すみません…」は可哀想すぎるのではないか? 胃腸(伊調)の具合も心配される。
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スポーツ 2018年03月14日 06時30分
井口監督「きょうの攻め方は良かった」下位打線が繋いで逆転勝ち【千葉ロッテ】
◎プロ野球オープン戦▽13日 ZOZOマリンスタジアム 観衆4,752人千葉ロッテ 4-2 オリックス ロッテの先発は先週3月6日の巨人戦以来、中6日の登板となる石川。前回は3回を投げて1安打無失点の好投だった。石川は初回、オリックスの先頭バッター宗に内野安打で出塁されると、盗塁を許してしまう。大城、吉田正に連続で進塁打を打たれ先制点を与える。2回も先頭の小谷野にヒットを打たれると、マレーロに四球を与え、無死1.2塁。山足、伏見の連続進塁打で、初回と同じ形で追加点を与えてしまった。 しかし3回からは立ち直り、2番からの怖い打順を13球で、4回はわずか4球でそれぞれ三者凡退に斬って取った。石川は4回を投げて降板。「感覚が良かったが、少し力んだ」としながらも「3回と4回はスピードは出なかったけど、シーズン中に投げたいピッチングができた」と順調に調整が進んでいるとし、顔をほころばせた。 打線は制球に苦しむオリックス金子の前にあと一歩というところまで追い詰めていたが、4回に、田村が2打席連続で出塁すると、平沢のエンドラン、荻野貴のタイムリーが続き1点を返す。続く根元がレフトオーバーの2点タイムリー2塁打で逆転。中村も四球で出塁すると、金子をマウンドから引きずり降ろした。 2番手の二木も4回を無失点で抑えて、ローテ入りを大きくアピール。二木は「リリースのところでしっかり力が入るようになり、前回よりいいピッチングができた」と振り返り、「真っすぐはまだまだ行ける」と今後の登板について収穫を口にした。最後は大谷が締めてロッテが勝利を収めた。 試合後、井口監督は「石川はまだ真っすぐが来てないけど、いろいろテンポを変えたりして、クイックにしたり考えながら徐々に良くなってくれたらなと。ローテを回ってもらわなきゃいけないピッチャーなんでね」と、石川には苦言を呈しながらも満足気な様子。 4回の攻撃については「金子はコントロールがいいピッチャーだから、盗塁はどんどん行けるので、足で崩して下位打線で上手くつなぎましたね。平沢は結果が出てていいんじゃないですか。きょうの試合は四球が6個ですかね。粘って塁に出るというのは価値がありますし、ヒットと四球の数を数えれば少し物足りないのかなとも思いますけど、序盤のチャンスでもっと取れたと思うので。攻め方としては良かったんじゃないですかね」と攻撃にも及第点を与えていた。ロッテは14日もオリックスとオープン戦を行う。取材・文・写真 / 増田晋侍
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スポーツ 2018年03月14日 06時14分
競技普及のきっかけとなるか 新しい野球の形「ベースボール5」とは?
2020年の開催まで2年後と迫った東京オリンピック。この大会では33競技・339種目が行われることが決定しているが、中でも注目の度合いが高まると予想されるのが野球・ソフトボール。日本国内において人気を誇る競技ということもあり、楽しみにしている方は多いだろう。 開催国によって提案される“追加種目”として2008年の北京大会以来となる復帰を果たした野球・ソフトボール。しかし、残念なことに今後も採用され続けると決まっているわけでは無い。東京の次にオリンピックの開催都市となるフランス・パリの出方次第では、再びオリンピックから姿を消してしまうということも考えられる。 東京以降も野球・ソフトボールを存続させるためには今以上の、特に欧州圏での競技普及は避けて通れないが、今月1日に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は競技普及に向けた一手を打ち出した。それが「ベースボール5」だ。 各チーム5人・5イニングで行われる「ベースボール5」。打者は柔らかいゴムボールを自分でトスし、それをバットではなく手で打つ。守備側に投手は存在せず、内野5人でその打球を処理する。打球は内野で必ずワンバウンドさせなければならないため、ホームランという概念は存在しない。打者は打った後一塁に向かうが、野球のように駆け抜けることはできない。これがこの新競技の大まかなルールだ。 野球の普及においては、これまで“試合時間が長い”“道具にお金がかかる”“球場を建設する必要がある”といった問題がネックとされていた。しかし、ゴムボールと塁間13mの内野を確保できるスペースさえあれば、どんな場所でも5イニングで試合ができる「ベースボール5」では、これらの心配がない。手軽で簡単に行える競技となれば、欧州圏でも普及する可能性はあるだろう。 従来の野球の弱点をカバーしたルールとなっている「ベースボール5」。オリンピックでの野球・ソフトボール存続に向けた、競技普及のきっかけとなることはできるだろうか。
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スポーツ 2018年03月13日 16時00分
巨人 上原浩治の古巣復帰で整ったゴジラ松井監督の御膳立て
ヨシノブ巨人が「上原強奪」に成功した。 元巨人のエース・上原浩治(42)は米カブスからFAとなって以降、新天地を探していた。「メジャーからのオファーがなければ引退」と明言してきたが、「ウソツキと言われようが、やっぱり野球がしたい」と、考えを一変。そして、巨人帰還の正式発表を待つばかりとなった(3月5日時点)。 「巨人以外と契約する可能性? ヤクルト、阪神などが上原を獲ったら、自軍のメジャー帰還選手の存在意義がなくなります。ヤクルトには青木宣親がいて、阪神には藤川球児がいます。とっくにピークはすぎているのに彼らを帰還させた理由は、若手指導や引退後の指導者就任を見越してのこと。仮に青木と上原が一緒のチームになったら、一方の個性を殺してしまいます。中日が松坂大輔を獲ったのも、同じような理由からでした」(球界関係者) だが、巨人は上原帰還を機に“本命獲得”にも乗り出す。ゴジラこと松井秀喜氏(43)の監督就任の布石にもされるというのだ。 上原の帰還にあたり、事は急展開で決まったような雰囲気だが、実際は違う。1月半ば、巨人は帰還の手応えを掴んでいた。 「年が明けてから第5の外国人投手、テーラー・ヤングマンの獲得を発表した。先発タイプで、しかも外国人投手を3人にすれば、うち1人は一軍登録できなくなる。巨人のフロントは、昨季29セーブを挙げたカミネロが使えなくなることを見越し、そこに上原をはめ込むつもりでいたんだ」(ベテラン記者) 故障明けの澤村拓一もアテにできず、計算の立つリリーバーはマシソンだけ。弱点を補強しないままキャンプインしたことで、他球団も「巨人は何か仕掛けてくる!?」と勘繰っていた。 「上原が国内で自主トレをしていた1月中、巨人は上原サイドに獲得の意思があることを伝えている。『メジャー優先』との返答がされたそうですが、巨人側は手応えを感じていた」(同) また、上原の売り込みは米代理人に一括されていなかった。侍ジャパンの投手コーチで、高校時代の同級生でもある元日本ハム・建山義紀や、大学の後輩で同じ2010年に巨人を退団した現日ハム・村田透を介して、各方面の情報も集めていた。 ここで上原が聞かされたのは、今季43歳を迎える年齢のこと。自身が思っていた以上にネックにとらえられていたそうだ。 「海外FA権を行使し米球界に挑戦した上原は、巨人を円満に退団したわけではない。彼をよく思わない輩が今もいないわけではなく、そのへんも確かめておきたかったのだろう」(同) 新人時代の投手コーチだった鹿取義隆氏がゼネラルマネージャーに就いたのも大きい。コーチ・鹿取が退団した'02年、上原は「僕も連れて行って下さい」とメールを送っていた。その信頼する鹿取GMが“アンチ上原たち”を黙らせたことも、「メジャー一本」の上原の気持ちを変えたようだ。 「高橋由伸監督(42)との友情もありました」(前出・球界関係者) また、石井一夫球団社長が各メディアにコメントを発している「春っぽい明るい話」(2日)も、関係者によれば、これらを意識して前向きに答えたわけだ。 球団トップが前向きなら、アンチ派はもう反論できない。この時点で古巣復帰は決定的となったが、その目的は手薄な救援陣の補強だけではない。ゴジラ松井だ。 「選手を補強するだけがチーム作りではない。上原が帰還すれば、ゴジラ松井の態度も軟化してくるはずですから」(同) 松井氏は今年、2季ぶりに宮崎キャンプを訪れ、臨時コーチを務めた。とはいえ、他人行儀な雰囲気があり、古巣との距離は縮まらないまま。恩師・長嶋茂雄氏が「生きているうちに、松井監督が見たい」と発言したとされ、当の松井氏も無関心を装ったままではいられなくなってきた。 「長嶋さんにここまで言わせたら、もう逃げられないでしょう。現在、ヤンキースで育成やスカウト部門の仕事もしていますが、巨人の監督を引き受けたとしても、ヤ軍との関係は切れません。ヤ軍のキャッシュマンGMは松井氏を信頼しており、むしろ、優良外国人選手を仲介してくれるのでは」(NPB関係者) 高橋由監督の任期は今季で終了する。優勝すれば続投だが、クライマックスシリーズに進出できてもアブナイとの見方が支配的だ。 「若手育成も課せられていますが、期待の岡本和真については『もうひと皮剥けてから実戦で』というのがヨシノブの考え。彼の偉いところは『自分は今年までだが、チームは続いていく』とし、自身の延命のために若手を酷使するような使い方をしないと決めていること」(ベテラン記者) 上原は意味深なコメントも発していた。「もう1年、やりたい!」。現役への未練もあるだろう。しかし、リリーバー・上原が連投してくれれば、その間に若手をワンランク上に押し上げるヨシノブ構想の力にもなれる。そして、松井氏にバトンタッチ――。 上原の帰還は、本命・ゴジラ松井の露払いでもあるようだ。
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スポーツ 2018年03月13日 06時50分
オープン戦終盤に一軍合流 救世主・上原に「ヘンなクセ」が…
“救世主”上原浩治は、序盤戦のヨシノブ構想に入っていない…。 10年ぶりの古巣帰還を果たした上原がフリー打撃に登板した(3月11日)。この時期、二軍球場のスタンドが沸くのは珍しい。上原がマウンドに上がるのと同時に約300人(推定)のファンが拍手と声援を送り、異様な雰囲気のなかで「実戦登板」に向けた調整が開始された。「43歳(4月3日の誕生日で)が投げる球じゃないです。球種が分からなかったら、絶対に打てない」 対戦したベテランの亀井善行(35)が報道陣にそう答えている。 変化球を交えて約40球、ヒット性の当たりは5、6本といったところ。初のフリー打撃登板としては合格点だろう。亀井など4人のバッターを苦しめたのは、メジャーリーグで上原の代名詞ともなったスプリット。「ストレートに近い球速で小さく落ちる変化球」だが、上原のそれは“変化の幅”が大きい。メジャーリーグ中継の解説も務めるプロ野球OBによれば、「上原には2、3種類のスプリットがあって、投げ分けていた」という。この変化球が上原の投手生命を長くさせたのだろう。 上原はそのスプリットを投げるとき、胸のあたりに小さく右手を前後させ、予告していた。フリー打撃に登板する投手が味方選手に球種を教えるのはよくあること。それでもタイミングが取れずに呆然と見送る、あるいは、空振り。力のないゴロ打球が転がるのを見せられると、上原が、頭数も足らない巨人救援陣の救世主に思えてくる。しかし、他球団のスコアラーはそうは見ていなかった。 「もともと器用な投手だったから、今日の時点でも『それなりの精度』で投げていたけど、実戦で通用するボールを投げるには、もうちょっと時間が掛かりそう」 さらに詳しく聞き直すと、メジャーリーグから帰還した日本人投手には「一つの難題」が課せられるという。 メジャーリーグに挑戦した日本人選手は、米国仕様のボールに悩まされる。“感覚”もあるようだが、アメリカのボールは日本よりもやや大きく、少し重いという。投手はしっかり握れないため、本来の球速を出せない。バッターはジャストミートしたつもりでも凡打になる…。こうしたボールの違和感を乗り越えられるかどうかが、成否を分けるという。日本帰還の選手は、今度はその反対の違和感を解消しなければならないのだ。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。「日本のボールがアメリカ使用球よりも小さくて、軽いということは変化球の曲がり方にも影響します。軽いので曲がりすぎることもあり、投げている本人からすれば、この程度の調整で、もう、変化球を実戦レベルまで上げられたんだなと勘違いしてしまう…」“曲がり幅”が大きすぎるということは、プラス要素だけではないようだ。 また、日本とアメリカはマウンドの感触も違う。日本のマウンドは軟らかい。アメリカで成功した日本人投手は「高くて硬いマウンド」が自身にフィットしたからで、軟らかいマウンドに合わせ直すのはけっこう時間が掛かるという。これは、レジェンド黒田博樹も広島帰還時に苦しんだそうだ。 こうした日米野球の違いを聞かされると、上原が本来の力を発揮するのは、球宴戦後かもしれない。「上原って、腕を振り切った後、あんなふうに飛び跳ねていたかな? そういうクセはなかったと思う」(前出・他球団スコアラー) 軟らかいマウンド、小さくて軽い日本のボールに違和感があるから、昨季と違う投げ方をしているのか…。 上原はオープン戦終盤で実戦登板する予定だ。当面は“顔”と“貫禄”で抑えられるだろうが、完全に調整の終わっていないペナントレース序盤戦でアテにしすぎると、高橋監督は痛い目に遭いそうだ。
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スポーツ 2018年03月13日 06時30分
「伝説になる」「緊張するのは凡人」 6歳の天才ゴルファーの発言に賛否両論
11日放送の『ジャンクSPORT』(フジテレビ系)に6歳の少女ゴルファー須藤弥勒選手が登場。その言動と振る舞いが、賛否両論となっている。 弥勒選手は母親と一緒に出演。まず紹介されたのが、親が子の才能に惚れ、自宅の隣に660坪の土地を購入し、専用の練習場を購入したエピソード。 MCの浜田雅功が「はあ?」と声を上げるなか、広大な土地にバンカーやパターなどが用意されたゴルフ練習場が紹介される。そして、自宅内のパター練習場、ガレージ内の雨天練習場も映し出され、スタジオは驚きの声を上げる。 また、母親がゴルフを始めたきっかけについて、東大卒の夫がボールを打つ弥勒選手を見て、「天才だ」と叫び、お金をかけて育成する気になったことを告白。浜田が「お金かかってるわけですよねえ」と声をかけると、「この一言でついつい乗ってしまいました」と発言した。 そして、父親が独学で勉強した練習法を弥勒選手が実践していることを紹介。本人に内容について質問すると、練習については、苦しいと思ったことはなく、楽しいとのこと。 さらに、弥勒選手に浜田が「夢はなんですか」と聞くと、「世界ジュニアを何度も取って、メジャーを取って最終的にはマスターズを優勝して伝説になります」と将棋棋士で神武以来の天才といわれた加藤一二三九段のような早口で高らかに宣言。 浜田の「緊張しないんですか?」と質問には、「緊張するのは凡人です。私はゴルフの神様の子供なんで、緊張はしません」と断言した。 一連の弥勒選手の様子に、ネットユーザーは賛否両論。「世界を目指すならあれくらいの気持ちが必要」「子供だし許容範囲内」「可愛かった」という好意的な声もあったが、「謙虚さが感じられない」「態度が悪い」「プロになれなかったらロクな人間にならないと思う」など否定的な意見も存在。 また、親についても「のびのび育てている」「子供をサポートして凄い」という声と、「親バカすぎる」「道楽が過ぎている」「人間教育がなってない」などの否定的な意見もあり、ネットでは議論となっている。 様々な声がある弥勒選手だが、親も含めて世間を黙らせるためには、今回の宣言通り、世界ジュニア選手権とマスターズを優勝するしかないだろう。 右も左も分からない6歳は、今回の番組出演によって、重い「宿命」を背負ってしまったのかもしれない。少々重たすぎるようにも思えるが、「伝説のプロ」になるには、そのくらいのプレッシャーが必要ということか。
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