スポーツ
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スポーツ 2018年04月01日 06時37分
【DeNA】ここが変わった!2018年横浜スタジアムリポート
横浜スタジアムは2020年のフルリニューアルオープンに向けて、段階的に工事を行っている。今年は、人工芝の張り替え、メジャー風にベンチを改良、内野席にネットを設置、シートの色を全席ブルーに、の4点は、既にご存知のファンも多いだろう。ここではそれに伴うその他の変化をリポートしたい。☆チケットブースが移動 今までJR関内駅から横浜スタジアムへのスクランブル交差点を渡ると、スロープの左下にあったチケットブースが、センターバックスクリーン方向の遊具公園脇へ移動。日本大通り駅からは近くなったが、関内駅からは遠くなった。関内駅利用で、3塁側で観戦する場合は大きく導線が外れるので、早めの到着をオススメしたい。☆ベイビアガーデン部分が駐車場に 工事の影響で、球場内駐車場が縮小。それに伴い、玉突き的に去年までのベイビアガーデンエリアが駐車場として利用されてる。待ち合わせに利用していたファンは注意が必要。☆BAY SIDE(1塁側)入場ゲートまでの道のりが変更 1塁側スロープ閉鎖に伴い、ゲートまで大回りして行くことになる。これも関内駅利用のファンは時間がかかることになる。逆に中華街方面からは近くなるので、試合前、試合後に食事を楽しむには便利になった。☆駐輪場が閉鎖 1塁側スロープ脇にあった駐輪場が閉鎖に。これも工事の影響により、通路が狭くなることで、駐輪場スペースが確保できなくなったため。自転車で通うファンは注意が必要。☆BAY STORE NAIYA前の場外トイレが閉鎖 内野外周スペースの球場正面、元「YYパーク」、奥のトイレが閉鎖。裏手にあり、かつ地下に降りる仕様のトイレで目立たなかったため、穴場的トイレであったが、こちらも工事の影響で閉鎖に。ギリギリの状態で、こちらに向かわないように注意。 以上のように、主にリニューアル工事の影響が多少なりにもあるようだ。東京五輪野球競技開催に支障をきたさないように、2020年に完成させるためには、仕方ない部分もあるだろう。一部通路の狭い場所などもあるが、譲り合って安全に観戦してほしい。リポートは3月25日現在の情報です。変更点がある場合もありますので、ご了承下さい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月31日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ビル・ロビンソン」日本で初めて外国人エースに君臨した“人間風車”
最近ではベビーフェイスの来日外国人レスラーも珍しくはないが、かつて力道山の時代においては、外国人レスラーといえば悪役であることが当然だった。世界最高峰であるNWA王者のルー・テーズともなると、さすがに露骨な反則は行わないが、それでも力道山の攻撃をすかすなどして、観客の怒りを買うようなファイトを見せていた。 世界的なベビーフェイスだったミル・マスカラスでさえ、日本プロレスへの初来日時には“悪魔仮面”というニックネームが冠されたものだった。 明らかに悪役ではない外国人となると、その嚆矢は新日本プロレスの旗揚げでアントニオ猪木と対戦したカール・ゴッチになるか。猪木の師匠格とされた“プロレスの神様”は、その乗り越えるべき壁であり、猪木とゴッチの闘い模様は、それまでの善玉vs悪玉という定番とは異なるものとなった。とはいえ、日本人エース=猪木の引き立て役には違いなく、その役割は悪役レスラーと同質のものといえる。 では、日本人の当て馬ではない純粋な外国人ベビーフェイスとして、最初の成功例は誰かといえば、おそらく“人間風車”ビル・ロビンソンであろう。 “スネーク・ピット(蛇の穴)”ことビリー・ライレー・ジムで身につけた華麗なテクニックで、日本マットでも大いに人気を博したロビンソンは、1968年4月、国際プロレスで初来日を果たしている。 その前年に設立された同団体は、当初、デビューから2年足らずのグレート草津をエースに擁立する予定だった。しかし、草津は大事な旗揚げ戦でルー・テーズの持つTWWA王座に挑戦するも、バックドロップで失神KO負けを喫してしまう。 「そもそもこのタイトルは国際プロが設立したもので、草津に勝たせて“箔付け”するためにルー・テーズを初代王者に認定していた。だから草津が負けるなど、団体としてはまったくの想定外でした」(スポーツ紙記者) 海千山千のテーズならば“上手な負け方”などお手の物だったろうが、新人に毛が生えた程度の草津が相手では、そのプライドが許さなかった。 困ったのは旗揚げ早々にエース候補を潰された国際プロで、ほかにもキャリア十分の豊登やアマレスの実力者だったサンダー杉山らはいたが、これは国際の試合を放映するTBS側が、「いずれもずんぐりむっくりとした体形でテレビ映えしない」と乗り気ではない。そんなタイミングで来日したのが、ロビンソンだった。 英国紳士然としたルックスに抜群のレスリングテクニック、そして日本初披露となった必殺のダブルアーム・スープレックス。すべてにおいてハイレベルであり、また欧州ではアメリカほどプロレスが盛んではなかったため、スケジュールを押さえるのにも都合がよい。エース不在となった国際にとって、日本人ではないという点さえ目をつぶれば、まさに願ってもない存在であった。 「ロビンソンら欧州勢のブッキングを橋渡ししたのが、その頃、アマレス界のトップだった八田一朗氏でした。その顔を立てる意味もあったのでしょう」(同) 初来日で豊登と杉山を相手に、自身の所持するヨーロピアン・ヘビー級王座の防衛戦を行ったロビンソンは、同年11月に再来日を果たすと、第1回ワールド・チャンピオン・シリーズで優勝。国際の看板タイトルとしてIWAが新設されると、ヘビー級の初代王者に認定され、'70年5月まで約1年半にわたって王座を守り続けた(サンダー杉山にリングアウト負け)。 この間はタッグでも日本人選手と組み、日本陣営のエースとして闘った。その後、アメリカに主戦場を移すと、AWAエリアで主要選手として活動することになり、国際プロのリングからはフェードアウト。'75年にカール・ゴッチの要請に応じて新日本プロレスへ参戦すると、猪木とのシングル戦で歴史的な名勝負を繰り広げた(60分3本勝負、両者1本ずつ取っての時間切れ引き分け)。 その翌年にはAWAと全日本プロレスとの関係から、ロビンソンも新日を離れて全日へ移籍。最初こそは、ジャイアント馬場の持つPWF王座に挑戦して敗れたものの、以降は全日のUN王座をジャンボ鶴田から、PWF王座をキラー・トーア・カマタから奪取するなど、やはり国際時代と同様に外国人エースにふさわしい扱いを受けた。 普通、プロレス入りする選手は、もともとプロレスが好きだったり、他競技からの転向だったり、動機はさまざまあれど、いずれにしても“プロレスラーになる”と覚悟を決める瞬間があるものだろう。 しかし、ロビンソンの場合は、ただ強者を目指してレスリングの稽古を積んでいく中で、いつの間にかプロになっていたという珍しいパターンである。 ヒールかベビーかという意識が薄かったために、ロビンソンは“日本でエースを張る”という特異な形をすんなり受け入れることができたのだろう。ビル・ロビンソン1938年9月18日〜2014年2月27日。英国マンチェスター出身。身長185㎝、113㎏。得意技/ダブルアーム・スープレックス、ワンハンド・バックブリーカー文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年03月30日 21時45分
「大阪弁でワァーと言ったろと思った」WWEアスカ、世界一を証明する闘い
WWEの年間最大のイベントにして、プロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア34』(日本時間4月9日、ルイジアナ州ニューオリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードーム)まで10日を切った。先週、先々週とWWE王座に挑戦する日本人スーパースター、中邑真輔のロングインタビューをお届けしたが、今週はスマックダウン女子王座に挑戦する日本人女子スーパースター、アスカのインタビューをお届けしたい。 2015年9月にWWEと電撃契約を結び、ファームブランドNXTから主力ブランドのロウに昇格してからも連勝街道をひた走るアスカは、中邑に先だって歴史に名を刻み続けている存在だ。日本では華名というリングネームだった。各団体を転戦し、華名がチャンピオンになった団体は来場者数が増える現象が起こっていたことから「女子版レインメーカー」の呼び名を持っていた。当時からマイクアピールで使っていた関西弁(大阪弁)をWWEでも構わず使ったことも話題になっている。 レッスルマニアで勝利を収めればブル中野以来、日本人女子で2人目のWWEシングル王座獲得の快挙となるが…。アスカが現在の心境について話してくれた。−−アスカさん、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。−−女子初のロイヤルランブルを制しましたが? 「私が世界一の女子選手だと証明する」とWWEに入団するときに言ったんですけど、私にとってWWEにスカウトされて入団することがゴールじゃなくて、所属したことで、はじめて「世界に証明する切符を手に入れた」という感じだったんですよ。それから無敗連勝記録とか、女子王座の防衛記録など、歴史的な記録を数多く手にすることができて。いろいろと整ったところで「史上初の女子ロイヤルランブル」というチャンスがめぐってきた。 史上初、ただ1人の勝利。永遠に名前が残るので、ヒストリーメーカーの私としては参加するだけじゃなくて、結果も必要だと感じてましたね。ロイヤルランブルで勝利すれば、レッスルマニアでタイトルマッチに挑戦する権利を手にすることができる。こんなにもいろいろな好条件が私の前に成立するなんて。運命が私の手を引いてくれてるような感じでした。−−ロイヤルランブルという形式に難しさはありましたか? やっぱ…難しいですよね。1対1じゃなくて、他の選手が組んで私を落としたりできますから。気が気じゃないというか…。いつどこで何をされるか分からないので、ちょっと大変でしたね。負けなかったのは実力と運命の両方(があったの)だと思います。−−ロイヤルランブルで優勝して、ロウかスマックダウン女子王座、どちらに挑戦するのか、すぐに決めなかったのはなぜですか? それはやっぱり「様子を見ていた」というところですね。まだ時間がありましたし。すぐに答えを出さずに様子を見ていました。−−その後、なぜシャーロット・フレアーのスマックダウン女子王座に挑戦しようと思ったんですか? シャーロットか私が、現在のWWE女子のナンバーワンだと思ってます。WWEもクイーンか?エンプレスか?というので…。この一戦の勝者がWWE女子の「テッペン」になると思ってます。シャーロットはリック・フレアーの娘で、身体能力に優れている。お互いのプライドを懸けた闘いになりますし、その舞台がレッスルマニアで本当に良かったなと思います。−−シャーロットの攻略法は? 彼女は背も高いし、体もしっかりしてるし、飛んでもくる。男子と同じぐらいの体格なんで。私も日本ではいろんな男子選手と闘ってきましたから、男子選手と試合してて良かったですね。−−歴史を作ることに関してプレッシャーは感じますか? そんなに感じてないですけど。ゴールドバーグの連勝記録を超えてからずいぶん勝利を重ねまして、今では何連勝か分からないんですよ。先月見た公式情報では240勝を超えたようですし、今後も超されない勝利数まで行きたいというのが本音です。−−NXTからロウに昇格してどうですか? 全く変わりましたね。特にライフスタイルの変化がすごくて。毎週金曜に飛行機で出発して、金曜から日曜までハウスショーをこなして、月曜日のロウの生放送というのが基本的な流れです。その中で連戦と移動とトレーニングをしながら、体調管理もしなきゃいけない。最初は大変だったけど、今はもう慣れました。日本にいたときも全国を飛び回って、年間130試合ぐらいしてましたけど…。週4回の上に、車の移動がすごい。3〜4時間は普通なんで。それぐらいの距離は遠く感じなくなりましたね。−−オフの日は大好きなゲームをする時間はありますか(笑)? はい。今はモンハンをやってますね(笑)。−−そちらで対戦している巨漢のナイア・ジャックスに関してはいかがですか? ナイアは…ホンっとに大変なんですよぉ(笑)。マジでホンマに体が壊れちゃうのかなっていうぐらい。交通事故に遭ったような感覚を何回も味わいました。ヘビー級の男子と同じ体なので、どうしたら倒せるのか、毎回相手の動きを見ながら1回1回考えながら確かめている感じですね。−−レッスルマニアでシャーロットに勝てばチャンピオンとして日本公演に凱旋となりますが? ねぇ(笑)!できればベルトを獲って、ベルトを日本のユニバース(ファン)のみなさんにお見せしたいと思います。−−入団したロンダ・ラウジーとの対戦については? 面白いと思いますよ!まだ入団したばかりで、試合を見てないですけど、いずれ絡んだら面白いと思います。−−話題になっている関西弁についてはいかがですか? はじめから英語で流ちょうにしゃべろうとかは全くなくて、とにかく自分の伝えたいことが伝わればいいと。なんやったら、大阪弁でワァーと言ったろと(笑)。大阪弁はグローバルランゲージ。ホンマに、大阪弁でワァーと言ったら、お客さんは意味、分からんだろうけど、ウワァ〜ってなるんですよ!伝わるんですよ、これがまた!ホンマ大阪人に生まれて良かったなと(笑)。−−レッスルマニアとはどんな舞台ですか? 私だけじゃなくて、レスラーがみんな憧れる舞台。そんな舞台に立てるというのは信じられないですね。−−最後にレッスルマニアの意気込みをお願いします。 WWEに入団してから一度も止まることなく、ノンストップでレッスルマニアまでたどり着きました。しかも、チャンピオンベルトを懸けて、シャーロットとシングルマッチになるので。おそらく二度とこのようなシチュエーションで試合ができる選手はいないと思います。どうぞ楽しみにしててください。 日本人の夢はロイヤルランブルに続いて、中邑とアスカの日本人男女スーパースターによるシングル戴冠。アスカは華名としてブル中野の引退興行にも出場しており、今思えばあのとき、ブルからWWEマット進出の伝承が済んでいたのかもしれない。レッスルマニアという最高の舞台で世界一の女子選手であることを証明できるのか?しっかり勝って中邑にバトンを渡してもらいたい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.3】取材協力・WWE JAPAN写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年03月30日 21時30分
“何かが起こる?”春の両国!新日本4.1両国大会全カード決定
新日本プロレスは4月1日に両国国技館で開催する『SAKURA GENESIS 2018』の対戦カード全9試合を発表した。 メインイベントではオカダ・カズチカが、『ニュージャパンカップ2018』(NJC)優勝者、鈴木軍のザック・セイバーJr.を相手に、IWGPヘビー級王座11度目の防衛戦に臨む。オカダはこの試合で王座を防衛すれば、棚橋弘至が持つ最多防衛記録に並ぶ。ザックはTAKAみちのくをマネージャーに付けてから勢いが止まらず、NJCでは内藤哲也、飯伏幸太、SANADA、棚橋をいずれも関節技で下している。 オカダは2016年6月の大阪城ホール大会で内藤から王座を奪還すると、初防衛戦でプロレスリング・ノアの丸藤正道を退け、ケニー・オメガ、鈴木みのる、柴田勝頼、バッドラック・ファレ、ケニー(60分フルタイムドロー)、Cody、EVIL、内藤、SANADAを相手に10度の防衛に成功している。オカダにとっては4度目のチャンピオンロードだが、いずれの試合もハードな試合だったイメージがある。あまりにも強すぎると、強すぎるがゆえのブーイングも多い。これはかつての絶対王者だった故・橋本真也氏に対するファンの反応とかぶるところがある。 絶対王者は意外な選手に土を付けられるものだ。棚橋の記録を止めたのは、レインメーカーショックで凱旋帰国したばかりのオカダだった。これは今に例えると、ザックがオカダに勝ってしまうのと似たような事件だった。毎年何かが起こる4月の両国大会だが、「JUST TAP OUTショック」は起こるのか?注目だ。 セミファイナルでは、先日の新日本プロレス・ロサンゼルス大会(詳報は後日掲載予定)で、ヤングバックスとの39分にもわたる死闘を制したケニー&飯伏のゴールデン・ラヴァーズが、Cody&ハングマン・ペイジと「バレットクラブ清算タッグマッチ」を行う。ケニーはバレットクラブとゴールデン・ラヴァーズの二刀流を目指す考え。飯伏は超党派の立場として、チェーズ・オーエンズや、高橋裕二郎、オリジナルメンバーと言ってもいいバッドラック・ファレらサモア勢ともそつなくタッグを組んでいる。バレットクラブのケニー派はゴールデン・ラヴァーズにも好意的なイメージを持っているのだ。 態度が明らかになっていないヤングバックスは、オープニングマッチで、裕二郎&オーエンズとのカードが組まれた。Cody、ペイジとともに「Cody派」とされるマーティ・スカルは、ウィル・オスプレイが持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦。NEVER無差別級6人タッグ王者チームのファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロアのサモア勢は、真壁刀義&マイケル・エルガン&田口隆祐の「タグチジャパン」の挑戦を受ける。 バレットクラブ絡みのカードはどれも見逃せないが、日本時間4月8日のアメリカROHのビッグマッチで、ケニー対Cody、飯伏対ペイジの2大シングルマッチを行うことが決まっている。両国大会セミファイナルのタッグマッチは、ROHの前哨戦となる。バレットクラブの内紛はまだ収まるまで時間がかかりそう。人間関係が複雑すぎて、結末がまったく見えてこない。 IWGPジュニアタッグ選手権は3月6日の大田区大会で行われた3WAYマッチの再戦。金丸義信&エル・デスペラードに、YOH&SHO、BUSHI&高橋ヒロムが挑戦する。先シリーズから抗争が激化している内藤とみのるも登場。内藤は3月30日の後楽園ホール大会から復帰するEVILとSANADAのIWGPタッグ王者チームを、みのるはランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.のK.E.Sをしたがえ、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンと全面対決する。みのるは内藤との一騎打ちを早く決めたいところだろう。 棚橋は、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレーとトリオを結成し、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀、IWGP USヘビー級王者のジェイ・ホワイト、YOSHI-HASHIと6人タッグに出陣。フィンレーはヤングライオン時代に生活をともにしたジェイのUS王座に挑戦するとぶち上げており、この2人の闘いが軸になるだろう。後藤のベルトがガラ空きなのが気になるところだが…。その他、石井智宏&矢野通が、飯塚高史&タイチと対戦。矢野と飯塚の元パートナー対決は注目である。 “何かが起こる春の両国”、今年は何が起こるのか?はたまた何も起こらないのか?チケットは既にほぼ完売。両国の次のビッグマッチは、ゴールデンウィークの福岡国際センター2DAYSだ。桜を散らす東京の風で、福岡を吹き飛ばすくらいの熱い闘いに期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 広瀬ゼンイチ
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スポーツ 2018年03月30日 18時00分
日本女子フィギュア界が迫られる“4回転”への選択
ロシアの新星、アレクサンドラ・トゥルソワ(13)が、3月10日までブルガリアで行われた世界ジュニア選手権で2度の4回転ジャンプを決めたことで、女子フィギュアスケート界は“新時代”に突入したが、日本勢は独自の路線を歩み出す。 「女子の4回転成功は2002年の安藤美姫以来。海外メディアは、トゥルソワのジャンプの入り方が羽生結弦に似ているとも報じています」(体協詰め記者) 安藤が14歳で成功させたように、女子選手も本気で習得しようと思えば、4回転はできなくはないという。やらなかったのは、ジャンプの加点となるGOE(出来栄え点)が少ないためで、“失敗のリスクを取るよりも演技構成でしっかり得点を”となり、加えて成長過程のジュニアにとっては危険として、禁止する大会もある。 「羽生たちが五輪や世界選手権で4回転で加点されていることが女子にも影響を及ぼし、今回、トゥルソワがジャンプでも加点をもらえる演技構成を披露したというわけです。こうなると、身体能力で劣る日本勢はついていけなくなるでしょう」(同) トゥルソワが新時代を開いたこのジュニア世界選手権には、日本勢も参加していた。15歳の紀平梨花は3回転を決めたが、トゥルソワの出現によって完全にかき消されてしまった。4回転を練習してこなかった日本の女子選手は、この先、かなりヤバいのだ。 「10代前半の選手は4回転が跳べる練習に切り換えてもまだ間に合いますが、本田真凜など16歳以上になると厳しい。ただ、先の平昌五輪では、日本勢の表情の豊かさを評価する声も聞かれました」(関係者) 平昌大会での日本勢はひと昔前と違って、緊張感を楽しんでいた。何事にも明るく、楽しむ世代なのだ。 今後、日本の女子勢は「芸術点を追求し続ける」か、あるいは「ジャンプで加点を取る」の二択となる。次世代で期待の本田にとっては厳しく、4回転と芸術点のどちらを選ぶにしてもロシア勢は遥か先を進んでいる…。
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スポーツ 2018年03月30日 17時50分
14年ぶりの再興へ “20世紀最後の怪物”の努力が実った「二子山部屋」の復活
かつて角界に存在し、数多の名力士を輩出した名門である二子山部屋。2004年2月に部屋の名称が「貴乃花部屋」へと変わったことにより、「二子山」の名称は消滅していたが、この度14年ぶりに再興される見通しとなった。 29日に開かれた日本相撲協会の理事会。この中で4月1日付での二子山部屋の新設が承認されたことが複数メディアによって報じられた。また、部屋の師匠は二子山親方(元大関雅山)が務めることや、親方と共に6人の力士が藤島部屋から二子山部屋に移ることも合わせて伝えられている。 2013年3月場所を最後に現役を引退し、年寄名跡「二子山」を襲名、その後は自身が現役時代に所属していた武蔵川部屋の後継である藤島部屋で後進の指導にあたってきた二子山親方。一方で、2015年2月には藤島部屋で会見を開き独立の意向を表明するなど、将来的な二子山部屋の復活に意欲を見せていた。 独立に向けた二子山親方の取り組みは、昨年放送された『爆報!THEフライデー』(TBS系)でも取り上げられている。番組内では、部屋の設立に向けて節約生活を送りながらお金を貯めていることや、ツイッターを使用して新弟子を募集していること、さらには、「辞めた弟子たちに対して最大限の就職先を見つける一環」として焼肉屋のプロデュースにも励んでいることなどが紹介されていた。 こうした数々の努力が実り、晴れて部屋の新設に漕ぎつけることができた二子山親方。再興した二子山部屋をかつてのような活気のある部屋にするため、また、現役時代“20世紀最後の怪物”と呼ばれた自身を超えるような力士を育て上げるため、今後は師匠としてより一層忙しい日々を送っていくことになりそうだ。 ちなみに、前述の二子山親方のツイッターでは、今現在も新弟子募集のツイートがトップに固定されている。今回の正式な独立を機に、新たに二子山部屋の門を叩く若者も増えるかもしれない。
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スポーツ 2018年03月30日 17時40分
意外と早い?清宮が「4番スタメン」で一軍デビューへ
ひょっとしたら、一軍再合流はさほど遠くないかもしれない。「限局性腹膜炎」でリタイアした清宮幸太郎(18)が打撃・守備の練習を再開させたのは3月27日だった。とはいっても、軽めのティー打撃やマシンを使っての“試し打ち”で、翌28日も汗を流す程度の守備練習だけ。チーム関係者は「無理はさせたくない」としていたが、清宮の一軍合流は意外と早まりそうだ。「ペナントレースの展開によっては、清宮に4番を打たせるでしょう。高卒1位ルーキーの4番が見られるかもしれませんよ」(プロ野球解説者) 昨季のペナントレースが思い出される。北海道日本ハムファイターズは投打の中核だった大谷翔平(23)を怪我で欠き、シーズン中盤で完全に優勝圏内から脱落してしまった。この時点で、「来季に向けたチーム再建」に切り換え、栗山英樹監督(56)は若手中心の起用法に徹していた。「日ハムはチームの転換期にあります。今季は外国人選手と若手が明暗のカギを握っています。外国人選手、若手は爆発的な活躍をする可能性もありますが、その反対になることだって考えられます。シーズン途中で急に打てなくなることもありますし…」(前出・同) 今季の日ハムはたしかに、投打とも「やってみなければ分からない」といった状態。新エースとなるはずだった有原は故障で開幕に間に合わなかった。加藤、高梨、上沢、新外国人のマルティネスで先発ローテーションをまわしていくが、経験値が少ないだけに不安要素も多い。救援陣にしても、増井、マーティンが退団したため、こちらも新加入のトンキンを軸に考えているという。新人の西村、4年目の石川直、ベテランの宮西もいるが、「僅差での登板」となると、一抹の不安が残る。打撃陣にしても、こんな声が聞かれた。「中田翔(28)は順調な仕上がりを見せてくれました。でも、オープン戦が好調だったから、逆にアブナイんですよ。どのチームもデータを取るため、意図的に甘いコースを投げるのもオープン戦の光景ですから」(ベテラン記者) 期待の若手、中堅が活躍すれば、チームは勢いづく。だが、今季は経験値の少ない選手をアテにしなければならないため、連勝と連敗、どちらに転ぶか分からないのだ。後者の場合、球団は“決断”するという。「野手陣を見渡すと、3番タイプが多いんですよね。4番タイプは清宮だけです。昨季、優勝圏外に脱落してからは積極的に若手を登用してきました。今季もシーズン途中でコケれば、清宮を4番で勉強させてくることだって、十分に考えられます」(前出・同) 28日、清宮が軽めのノックを受けていたときのことだ。キャンプで修正した“正しいスローイング”を意識しすぎたのか、暴投も連発していた。先のプロ野球解説者がこう続ける。「清宮は上半身の力が強すぎるので、スローイングも『力任せ』になる悪癖があったんです。肩の故障にもつながりかねないので、早々に修正が入ったんです。でも、長年やってきた投げ方を急に変えることはできません。休んでいる間、新スローイングのコツを忘れてしまったんでしょう」 中田の打撃が好調なら、「一塁・中田、指名打者・清宮」と使い分けることも可能だ。 黄金ルーキーの一軍デビューを楽しみにしているファンも多い。チームが順調に勝ち進み、余裕ができたから「清宮にもチャンスを」という起用法になればいいのだが…。
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スポーツ 2018年03月30日 06時40分
【DeNA】いよいよ30日ペナントレース開幕!筒香キャプテン2018年の誓い!
横浜DeNAベイスターズは29日、横浜スタジアムで開幕前日会見を行った。 キャプテンの筒香嘉智が、新しい人工芝の輝くハマスタに現れた。晴れわたる空の下、開幕戦に向け抱負を語った。☆「順調に来ている」 筒香の一番の変化は、シーズンオフから取り組んでいる新フォーム。去年までのどっしりとしたフォームから、今年はゆったりとした自然体のフォームに変更した。キャンプ、オープン戦とマイナーチェンジを続け、25日の試合では猛打賞を飾り、本塁打も放った。開幕に向けて順調にステップアップしている。 筒香は「体の中の部分の意識」を重要視しているとよく口にする。言葉で伝えることは難しい、独特の感覚のようだ。フォームについては「簡単なうわべだけの変化は絶対にしない」と言い切った。手応えを感じている証拠だろう。☆キャプテンとして 筒香は今年のチームについて問われると「みんな技術がすごく上がっている。チームに対する意識も、野球に対する意識も上がっている」と満足げ。去年自分の調子が上がらないときでも、キャプテンとして常にチームを鼓舞してきた筒香。その姿勢がナインに浸透してきたようだ。 筒香は常に「チームの勝利のために」行動する。個人タイトルにも期待がかかるが「勝ちに向かって100%のパフォーマンスが出せたらいい」と、フォアザチームの姿勢を崩さない。☆プロのプレーを 開幕戦のヤクルト戦は「本当にいい戦いができたら」と、謙虚にコメント。去年はWBCが開幕前にあり、出場選手の中にはスランプになる者もいた。筒香も不調にあえいだひとり。ヤクルトの山田哲人も不振だった。「プロのプレーを子ども達にも届けたい」というのは、野球人口の減少に危機感を抱く筒香らしい言葉だ。☆11年振りの本拠地開幕 30日は11年ぶりに本拠地で開幕戦を迎える。もちろんDeNAとなって初めてのことだ。本拠地で開かれた2007年の開幕戦は三浦大輔が高橋由伸に初球ホームランを浴びて敗戦。勝ち試合となると、山下大輔監督時代の2003年に、吉見が井川に投げ勝って以来となる。 チケットは早々にソールドアウトした。去年は日本シリーズに出場した。ファンの期待は高まっているが、投手陣に故障者が相次ぎ、台所事情は苦しい。そんなときほど、キャプテン筒香が勝利のために「普通の」ホームランをかっ飛ばしてくれるはずだ。写真 どら増田文 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月29日 17時45分
騒動の陰で…元大関照ノ富士に迫る十両陥落の危機
このまま番付は下がる一方なのだろうか。 横綱鶴竜の8場所ぶりの優勝もさることながら、貴乃花親方の物議を醸す一連の行動や十両・貴公俊の暴行問題など、土俵外で話題を集めることも多かった今年の3月場所。一方、そのような話題の裏で、元大関の照ノ富士がまたもや番付を下げることになってしまっている。 昨年の9月場所で大関から陥落して以降、場所を追うごとに番付が下がり続けていた照ノ富士。迎えた3月場所は遂に幕内からも追われ、大受・雅山・把瑠都以来4人目となる“大関経験者の十両”として臨む場所となった。しかし、長年に渡る膝の怪我の影響はあまりにも大きいのか、この場所も6勝9敗で負け越し。1場所での幕内復帰とはならなかった。 溢れんばかりの怪力を武器に、2015年5月場所では賜杯も手にしている照ノ富士。この優勝を決定打に大関昇進を果たした際には、そう遠くない未来の横綱昇進を予想したファンも多かっただろう。ただ、同年の9月場所で右膝に怪我を負って以降、その強さはすっかり鳴りを潜めてしまっている。現に照ノ富士が最後に2ケタ勝利を挙げたのは昨年の5月場所が最後で、次の7月場所から今年の3月場所まで5場所連続で負け越しが続いている。 3月場所で負け越してしまったことにより、次の場所となる5月場所は十両中位から下位の番付になることが予想される照ノ富士。今後もこのような成績不振が続くようならば、幕下へ落ちるのも時間の問題だろう。ちなみに、大関経験者の名前が幕下の番付に載るということになれば史上初の出来事となる。前述した大関経験者の十両3人は、全員そのような状況になる前に現役を退いており、実際に幕下の番付に名前が載るということにはなっていない。 ほんの数年前までトップレベルの実力を誇っていた力士が、今や関取の地位も危うくなっているという現状はあまりにも寂しい。来場所は少しでも復調の兆しを見せてくれることを願うばかりだ。
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スポーツ 2018年03月29日 17時30分
早いが吉とは限らない?プロ野球“スピード優勝”チームの苦しいその後
いよいよ今月30日に開幕する日本プロ野球。今年も12球団がセ・パ両リーグに分かれて全143試合という長いペナントレースを戦っていく。各球団が目指すのは、もちろん「優勝」の2文字だろう。 一口に優勝といっても、その形は様々。最後の最後までデッドヒートを繰り広げた果ての優勝もあれば、シーズンを通して首位を独走した上での優勝もある。どちらの形がいいのかは観る人によるだろうが、贔屓のチームがあるファンにとっては、自身が応援するチームが早い段階で優勝するのに越したことは無いだろう。 日本プロ野球において、史上最速でリーグ優勝を決めたのは1990年の巨人で、日付は9月7日。そこから2016年広島(9月10日)、2003年阪神(9月15日)、2017年ソフトバンク(9月16日)、2015年ソフトバンク(9月17日)までがトップ5の記録だ。こうしてみると、ここ最近の広島やソフトバンクの優勝は、球史においても、なかなかのスピード優勝であったということが分かる。 一方で、スピード優勝は“消化した試合が少ないチーム”という見方もできる。年代によってシーズンの総試合数が異なるためだ。このような観点からシーズン最速優勝チームを選出すると、1位は1965年の南海(試合消化率.864)ということになる。2位以下のトップ5の顔ぶれは1990年巨人(.877)、2015年ソフトバンク(.888)、2002年西武・1972年阪急・1990年西武(.900 同率4位)という陣容だ。 それぞれのチームの“シーズンでの傑出度”を表しているこの2つのランキング。しかし面白いのが、このランキングに入ったチームの全てが、シーズンの勢いそのままに、日本一まで登り詰めているわけでは無いということ。この2つのランキングの中で、その後日本一に輝いたケースは1990年の西武と2015年・2017年のソフトバンクのみ。残りはクライマックスシリーズや日本シリーズで涙を呑んでいるのだ。 早すぎる優勝というのも考えものなのかもしれない。
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