スポーツ
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スポーツ 2018年04月12日 17時30分
投手陣がネック?5連敗の巨人が6年ぶりの単独最下位に転落
前夜に続き“魔の8回”となってしまった。 4月6日のヤクルト戦から4連敗中と低空飛行が続く巨人。11日に行われたDeNAとの試合でも敗れ、あえなく5連敗となったチームは、6年ぶりの単独最下位に転落することになった。 吉川光夫を先発に立ててこの試合に臨んだ巨人。6回表にその吉川がDeNAの主砲筒香嘉智に2ランを被弾するも、6回裏に坂本勇人・亀井善行のタイムリーや阿部慎之助への押し出し四球ですぐさま逆転。連敗阻止へ打線が奮起を見せた。 しかし、3‐2で迎えた試合終盤の8回。巨人は澤村拓一をマウンドに送るが、2アウト後に5連打を浴び4失点と、まさかの背信投球でスコアは3‐6に。その後、9回裏にDeNAのクローザー山崎康晃を攻め、2アウト満塁まで行ったものの、最後の打者大城卓三が空振り三振に倒れ、ジ・エンドとなった。 前日の試合では8回に登板した上原浩治が0.1回・3失点と炎上し、先発山口俊の7回1失点の好投をフイにする逆転負けを喫していた巨人。2試合続けて同じような展開で敗北し、みすみす連敗を“5”に伸ばしてしまったダメージはそう軽いものではないだろう。 また、前日まで巨人と同率の5位だった中日が勝利したことで、チームは6年ぶりに単独最下位へ転落することにもなっている。2012年は最終的に日本一に輝いているとはいえ、投手陣が失点を重ね続けている現状では、6年前のような都合のいい結末が訪れるとは考えにくい。 今季のチーム成績からも、投手陣がチームのアキレス腱となっていることが伺える。今回の試合を含めた巨人のチーム防御率は5.40(12球団ワースト)だが、一方でチーム打率は.279(12球団トップ)と対照的。単独最下位の要因は投手陣か、それとも野手陣か。このデータを見れば一目瞭然であろう。 開幕して日の浅い今の内に、しっかりとした対応ができればよいが、このままズルズル行くと、1975年以来2度目のリーグ最下位も現実味を帯びてくる。高橋由伸監督をはじめとした、巨人首脳陣の手腕が問われている。
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スポーツ 2018年04月12日 16時00分
持っている日本ハム・清宮幸太郎「4番DH」一軍デビュー(2)
しかし、清宮には「幸運の女神」が付いていた。病気離脱、そして先輩・中田との競争に敗れたことが、すべてプラスに転じつつある。 まず、中田は打撃好調だ。去就問題で揺れた昨年オフ、残留を決めた後、栗山監督は奮起を促す意味で「主将」に任命した。そこに加えて、清宮との競争だ。オープン戦は3本塁打と爆発した。開幕カードは「やってやる」との思いが空回りしたようだが、首脳陣も「調整の範囲」とさほど心配しておらず、「中田中心の打線」というビジョンは変わらない。 「清宮はキャンプインしてすぐに、スローイングの修正を課せられました。こちらはまだまだといった感じでしたが、肝心の打撃面では、病気がむしろ幸いしたようです。余計な力が抜け、スイングスピードも増しています」(同) 守備が一軍レベルに達するのはちょっと先になりそうだが、打撃面は早く仕上がりそうである。ならば、「一塁・中田、DH・清宮」というスタメンも十分に考えられる。 「新球場問題も清宮の追い風となりそう。確保できる土地の広さで北広島市への移転を決めたとのことですが、同市の人口は約5万9000人で現本拠地の札幌市は約195万人。地元の青年団は駅前で札幌残留の署名運動を続けていました。どちらかというと、ファイターズが移転してしまうガッカリ感はなく、反感は地元行政に向けられているようでした。よって球団の課題は、札幌市在住のファンにも北広島に造る新球場に足を運んでもらえるかどうかでしょう」(スポーツライター・飯山満氏) そう考えると、18歳の黄金ルーキーは札幌でデビューさせた方が都合がいい。 「“札幌の清宮”を印象付け、北広島でどう羽ばたいていくか」という図式を作れる。この点が、新球場の課題だろう。 「新球場は球団、関連会社などで立ち上げた新会社『北海道ボールパーク』が牽引していきます。その出資会社には、電通も加わっています」(飯山氏) 当然、金の卵を二軍に寝かせておくはずがない。 中田が好調なら、打線に多少の無理は利く。また、V戦線離脱となれば、日ハムの若手で唯一の4番タイプである清宮を、そこに据えて冒険することも可能だ。 清宮の誕生日は5月25日。その前に札幌在住ファンへの罪滅ぼしと、北広島市への客引きとして、“18歳の4番”という夢を演出してくるかもしれない。 「持っているオトコ」はすべてを味方に変えてしまう力を持ち合わせているようだ。
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スポーツ 2018年04月11日 21時30分
クリス・ジェリコWWE本格復帰?サウジアラビア公演出場を発表
新日本プロレスの東京ドーム大会(1月4日)でケニー・オメガと死闘を繰り広げ、敗れはしたものの強烈なインパクトを残したWWEのスーパースター、クリス・ジェリコ。翌5日の後楽園ホール大会では試合後の内藤哲也を襲撃し大乱闘に発展。その“続き”が注目されていた。 ジェリコの新日本マット登場は、WWEとの契約がフリーだったことから実現したのだが、ジェリコはWWEのビンス・マクマホン代表から新日本への出場許可をもらい、筋を通している。WWEの公式ホームページのスーパースターリストからジェリコの名が削除されることはなかった。新日本参戦後も、ロウの25周年記念大会に“出演”している。 そんな中、WWEは現地時間4月27日に開催するサウジアラビア公演『グレイテスト・ロイヤルランブル』にジェリコが出場すると発表した。新日本参戦以降、ジェリコがWWEの試合に臨むのはこれが初めて。 『グレイテスト・ロイヤルランブル』は50人のスーパースターが参戦し、時間差バトルロイヤルを繰り広げて優勝者を決める試合形式。今回、ジェリコとともにカート・アングルの参戦も決定した。 また、『レッスルマニア34』で、ジョン・シナを相手に電撃復帰を果たした“デッドマン”ジ・アンダーテイカーも参戦し、ルセフと棺おけマッチを行うことも決定。そして、WWEとの契約延長が発表されたブロック・レスナーは、ローマン・レインズと顔を合わせる。2人の対戦はスティール・ケージ・マッチ形式で、レッスルマニアの再戦となるユニバーサル王座戦だ。 紹介した以外にもジョン・シナ対トリプルHのスペシャルシングルマッチなど6試合を含め、合計9つのカードを発表した。中邑真輔もロイヤルランブルの覇者として参戦することが決まっている。この大会はWWEとサウジアラビア王国が長期的なパートナーシップ契約を結んだことを記念して開催される。ロウやスマックダウンの垣根を越え、四大PPVに匹敵する豪華な大会になりそうだ。 そして、ジェリコはこれを機にWWEへまた本格参戦するのか?それとも真夏のトーキョーにやってくるのか?今後の動向が気になるところである。文・どら増田写真・萩原孝弘
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スポーツ 2018年04月11日 17時45分
オープン戦で酷評された大谷翔平が短期間で覚醒したワケとは?
「Sho Time」。メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平(23)の活躍に全米が沸いている。本拠地初先発となった4月8日(現地時間)のアスレチックス戦では6回までパーフェクト。被安打1、奪三振12、自責点ゼロ(7回)で2勝目を挙げた。「打者・大谷」も3本塁打を放っており、チーム開幕10試合までに2勝&3本塁打するのは99年ぶりの快挙だという。 しかし、分からないことがある。オープン戦とはあまりにも違いすぎるのだ。投手の成績は2試合(2回2/3)を投げて、自責点8、防御率27・00。バッターとしても32打数4安打(打率1割2分5厘)。米メディアの「高校生レベル」なるバッシングにも何も反論できないほどだった。オープン戦終了から開幕までの短期間で、なぜ、“別人”になれたのだろうか。 「2月19日、同僚たちとバット談義をしていました」(米国人ライター) 同日は野手組がキャンプに合流している。その様子は日本でも報じられたが、ここに衝撃的なデビューを飾れた理由が隠されていた。まず、大谷は日本ハム時代とは異なるバットを持ち込んでいた。材質は同じだが、長さが異なる。大谷は34インチのバットを愛用していたが、33インチと33・5インチに変えていた。 「リーグを代表するスラッガーの大半は34インチを愛用しています。でも、33・5インチを使っているバッターは愛着が強いというか、バットが若干短くなったことによる利便性を力説してきます」(前出・同) 大谷にそこまでのこだわりにないと思うが、バットを約1・3センチ短くしたのは、剛球や手元で揺れるメジャー独特のムービングボールに対応するためだろう。そう考えると、オープン戦終盤から着手した打撃フォームの改造にも合点が付く。右足を挙げていた従来のフォームから摺り足に変えた。大谷いわく、「無駄を省く」とのことだったが、要はメジャーリーグ投手のスピードに対応するためで、それがキャンプ、オープン戦を経て、開幕戦にようやく間に合ったということだろう。 「投手・大谷」のターニングポイントは3月24日のようだ。同日、マイナーの紅白戦が行われ(特別ルール)、大谷は計4回2/3を投げている。被安打2、失点2。格下のマイナー相手に失点した時点で、「降格」を覚悟した日本人メディアもいたが、エンゼルス首脳陣は“大胆な実験”を内々に行わせていたようだ。同日、大谷がマウンドで放った球数は、計85球。うち21球がスプリット系の変化球だった。 平たく言うと、スプリットとは球速の速いフォークボールのこと。また、大谷はフォークボールも投げる。投手出身のプロ野球解説者にこの大谷の変化球について聞いてみた。「大谷のスプリットは140キロ台で、フォークは120キロ台。前者を放られると、対戦バッターは『真っ直ぐがきた』と錯覚し、空振りしてしまうんです。大谷は160キロを越すストレートを投げますから、120キロ台のフォークボールが来ると、『緩急』がつけられてタイミングがあわないんです」 前出の米国人ライターによれば、紅白戦時の大谷は制球に苦しんでいるようにも見えたという。それは2ボールカウント、3ボールカウントでスプリット系の変化球を投げていたからで、エンゼルス首脳陣は「どんなボールカウントでも、スプリットを投げられるように練習しておけ」と指示していたわけだ。 「この紅白戦と前後して、エンゼルスのソーシア監督は先発枠を争っていた4人の投手にマイナー行きを宣告しています。彼らのオープン戦の成績は大谷よりもひどかったり、故障してしまったりと理由はさまざまですが、投手・大谷を使わざるを得ない状況にあったんでしょう」(特派記者の一人) そういうチーム状況を聞かされると、大谷は「持っているオトコ」とも言える。 現在の神掛かった活躍が続くとは思えないが、エンゼルス首脳陣は開幕に合わせて計画的に調整させてきたということか…。オープン戦の成績はアテにならないようだ。
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スポーツ 2018年04月11日 17時45分
W杯出場は“お預け”サッカー女子日本代表が日韓戦でスコアレスドロー
2019年にフランスで行われるW杯の出場権がかかった大会「AFC女子アジアカップヨルダン2018」に参戦中のサッカー女子日本代表。オーストラリア・韓国・ベトナムと共にグループBに入った日本は、7日のグループステージ第1節でベトナム代表に4‐0で勝利。10日に行われたグループステージ第2節では韓国代表と対戦した。 この試合に勝利すればグループステージの突破が確定し、大会上位5チームに与えられるW杯への切符を手にすることができる日本。8大会連続8回目の出場を確定させるため、前半で先制点を決め試合を優位に進めたいところであった。 しかし、迎えた前半は韓国ペースで試合が進み、日本は攻め込まれる場面が続いてしまう。DF陣の頑張りもあり得点こそ許さなかったものの、結局前半の日本はシュート“0”と先制点はおろかゴールを脅かす事も出来なかった。 後半17分、MF川澄奈穂美のコーナーキックに合わせたFW菅澤優衣香がヘディングシュートを放ち、日本はようやくこの試合で初のシュートを記録。これ以降は何度かチャンスを作った場面も見られた。 ただ、それでも韓国ゴールをこじ開けるまでには至らず、試合は0−0のスコアレスドローで終了し、W杯出場を確定させることは出来なかった。また、この結果により、グループリーグ第3節のオーストラリア代表との試合がW杯出場をかけた大一番になることになった。 現在、世界ランキングでは日本より上位に位置する“格上”との試合は、苦しい展開になることが予想され、ネット上でも「現状でオーストラリアに勝つのは厳しそう」、「今日の韓国戦で決めときたかった」、「もし負けたら一発勝負の5位決定戦に回るかも…」といった心配の声が多く見られた。 今日の引き分けで日本が苦しい状況に置かれてしまったことは事実だが、勝てば文句無しでW杯出場が決まることもまた事実。果たしてその結末はどうなるか、注目の一戦は13日に行われる。
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スポーツ 2018年04月11日 16時00分
持っている日本ハム・清宮幸太郎「4番DH」一軍デビュー(1)
本拠地移転の問題でも騒がれている北海道日本ハムファイターズが「開幕3連敗スタート」となった。それも、ダメージが残りそうな負け方で…。そのドンヨリとした空気を一新させるため、加速すると目されているのが、清宮幸太郎(18)の一軍デビューだ。しかし、それは単なる“顔見せ”では終わらないようだ。 「開幕戦最初のカードで想定外のことが起きてしまいましたね」(球界関係者) 栗山英樹監督(56)が開幕マウンドに送ったのは、新外国人投手のロドリゲスだった。制球力の高さはオープン戦でも一目置かれていた。二刀流の大谷翔平は、もういない。昨年10勝のエース候補・有原航平も故障で出遅れてしまった。しかし、生え抜きの中堅投手が他にいないわけではない。 「でも、先発投手の頭数が足りません。故障から復帰した者、伸び悩んでいる者も頼りにしなければならない状況」(スポーツ紙記者) 2戦目も新加入のマルティネスだったが、先に失点し(6回2失点)、期待に応えられなかった。頼みの両外国人投手がコケたとなると、今年も日ハムは厳しい戦いを強いられそうだ。 「まだ始まったばかり。チームを立て直すには十分すぎる時間があります。先発陣の不安定さもありますが、もっと心配なのがリリーフ陣です。こちらも新外国人のトンキンを中心に考えており、つまりは当たりと外れのあるギャンブル状態で、それを補うのがベテランの宮西尚生と経験値の少ない石川直也、田中豊樹など。増井浩俊、マーティンが抜けたブルペンは火の車になりそうです」(同) 昨季のチーム低迷の原因は、投打の主軸だった大谷を怪我で欠いたため。「大谷ロス」は今季も変わらないが、優勝圏内から脱落した時の日ハムは決断が早い。シーズン途中にもかかわらず、'17年は次年度以降を見据え、若手中心の起用に徹した。投手陣の立て直しが出来なかった場合は、「将来のため」に、清宮の一軍昇格が前倒しされるだろう。 「清宮は限局性腹膜炎でリハビリ中。首脳陣は健康面を考慮し、無理をさせないつもりです」(前出・関係者) 「無理をさせない」とは、一軍昇格を見送ったという意味ではない。本格的な練習を再開させるまでの間、「焦らすようなことはしない」ということだ。 「10歳以上も離れたオトナと野球をやり、何かと気苦労があったようですね。栗山監督は将来を見据えて、『一塁・清宮、DH・中田翔』でシーズンに望む予定でした。そういう期待に応えようとし、精神的に疲れてしまったことも病気の遠因となりました」(同)
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スポーツ 2018年04月11日 06時42分
記録的なハイペース?ヤクルト・山田哲人が開幕から盗塁量産中
2016年、史上初となる2年連続の“トリプルスリー”を達成し高い打力を見せつけた一方で、2年連続となる盗塁王のタイトルを獲得するなど走力も折り紙付きのヤクルト・山田哲人。昨年はシーズン通算14盗塁という不本意な成績に終わったものの、今シーズンはその快足に輝きが戻ってきている。 8日に行われた巨人との一戦で決めた2盗塁を含め、今シーズンの山田はここまで7つの盗塁を記録。開幕からまだ9試合しか消化していないにもかかわらず、早くも昨年の半分に当たる盗塁数を稼いでおり、さらにその成功率は現在100%である。 今季からチームに加わっている河田雄祐外野守備走塁コーチの教えもあるのか、シーズン換算だと「112」という恐るべきハイペースで盗塁を量産している山田。もちろんペースは落ちることもあるだろうが、仮にこのまま「112」に到達すれば、盗塁に関する3つの記録を塗り替えることになる。 1つ目の記録は2004年に赤星憲広(当時阪神)が記録した“平成最多盗塁記録”の64個。2003年から2005年にかけて赤星は3年連続で60盗塁以上をマークしたが、この中で最も数が多いのが「64」だ。ちなみに、平成のプロ野球で赤星以外に60盗塁以上を記録した選手は1997年の松井稼頭央(西武、62個)と2011年の本多雄一(ソフトバンク、60個)の2名しかいない。 次の記録は1983年に松本匡史(巨人)が達成した“セ・リーグ最多盗塁記録”の76個。現役時代は“青い稲妻”という愛称で親しまれた韋駄天が残したこの記録は、達成から30年以上経つ現在も破られていない。 そして最後の記録は言わずもがな、1972年に福本豊(阪急)が打ち立てた“球界史上最多盗塁記録”の106個である。当時と違い投手のクイックモーションが確立した現代では、この記録は未来永劫更新することが不可能な“アンタッチャブルレコード”であるとも言われている。 果たしてこれらの記録の更新はなるのか。今後の山田にも要注目だ。
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スポーツ 2018年04月11日 06時30分
今回の日本で4か国目 アジアのW杯出場国で相次ぐ監督交代
異例の電撃発表となった。 2015年3月の監督就任以降、サッカー日本代表の指揮を執っていたヴァイド・ハリルホジッチ氏。その指揮官を9日、解任することを日本サッカー協会が発表した。 八百長問題への関与が疑われ、解任されたハビエル・アギーレ氏の後任として日本にやって来たハリルホジッチ氏。2014年のブラジルW杯でアルジェリア率いて同国初のベスト16に導いた実績を持つ監督の元、日本は2016年9月からおよそ1年間かけて行われたW杯アジア最終予選を首位で通過(6勝2敗2分・勝ち点20)。見事に6大会連続6度目のW杯出場を決めた。 しかしこの最終予選以降、チームは勢いを失った。3月のベルギー遠征でもマリに引き分け、ウクライナに敗戦を喫している。こうした状況を受け、最近では解任論を叫ぶ有識者やファンも少なくはなかった。 ただ、こうした声があったのは事実とはいえ、6月14日のロシアW杯開幕まで約2か月となった今のタイミングで監督解任に踏み切るのは異例。解任発表の際には協会の技術委員長を務める西野朗氏が後任監督となることが同時に発表されたが、もうほとんどないに等しい準備期間でどこまでチームを再構築できるのかは未知数であろう。 W杯出場に導いた監督を直前で解任した今回の監督人事。ただ、日本とともにロシアに乗り込むアジア諸国を見ると、実はその多くが監督を入れ替えている。 前述のアジア最終予選やその後の大陸間プレーオフを経て、ロシアW杯にアジアから出場することになった国は日本以外だと、イラン・韓国・サウジアラビア・オーストラリアの4か国。しかし、この中で監督交代と無縁なのはイラン代表のみだ。その他の3か国は全て予選・プレーオフ前後に監督の顔ぶれが変わっている。 それぞれ交代時期が異なるとはいえ、アジアのW杯出場国で監督人事に手を加えた国は今回の日本で4か国目。各国の決断は果たしてW杯にどのような影響をもたらすのだろうか。
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スポーツ 2018年04月10日 21時45分
アメリカでもパワハラ論争、WWE版 伊調馨vs栄監督はメダリストの勝利!
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め)▼時間無制限1本勝負カート・アングル&○ロンダ・ラウジー(20分35秒 腕ひしぎ逆十字固め)トリプルH&ステファニー・マクマホン● 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間9日にメルセデス・ベンツ・スーパードームで『レッスルマニア34』を開催。この大舞台に元北京五輪柔道女子銀メダリストで、UFCファイターの顔も持つロンダ・ラウジーが登場した。WWEと契約を交わして迎えた初戦、ラウジーはカート・アングルと「オリンピックメダリストタッグ」を組んだ。2人はビンス・マクマホン代表から、現場監督としての権力を与えられた実娘、ステファニー・マクマホンと、マクマホンの娘婿、トリプルHと対戦した。 ラウジーはステファニーに柔道殺法の腕十字固めを決めて自身のWWEデビュー戦を飾った。絶対権力者との遺恨戦でデビューを飾ったロンダは「メダリストタッグ」で7万人超のファンを魅了した。 この抗争は日本のファンの間で、レスリングの伊調馨選手と日本レスリング協会の栄和人前強化部長との「パワハラ騒動」と重ねて見る向きが多く、SNSでも非常に盛り上がっていた。伊調選手と栄氏の「抗争」を耳にした人の中には「リングやアマレスマットで決着を付けたら?」という声も飛び出していたのには驚いた。しかし偶然のタイミングとはいえ、これからの活動に対して妨害を与えようとするマクマホン夫妻に対し、リング上でメダリストコンビが成敗した場面は痛快だった。 元プロレスラーの馳浩アマレス協会副会長あたりが日本でも同様の試合を画策したら最高に面白いのだが…。 実力的には申し分がないロンダには、レッスルマニアでシャーロット・フレアーに敗れた日本人スーパースター、アスカが興味を示している。マクマホン夫妻の「パワハラ」がこれで終わったとは考えがたいところも、日本のアマレス事情と似ている。皮肉なものだ。 日米ともに今後の行方が注目される。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月10日 21時30分
アンダーテイカー沈黙を破るもシナを168秒葬!メインはレスナーがレインズに完勝
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め)▼時間無制限1本勝負●ジョン・シナ(2分48秒 体固め)ジ・アンダーテイカー○※ツームストン・パイルドライバー “墓掘り人”“デッドマン”がレッスルマニアの舞台に再び蘇った。これまでジョン・シナの対戦要求に無反応を貫いていたジ・アンダーテイカーが、突如『レッスルマニア34』のリングに現れたのだ。 この日のシナは番組の冒頭から観客として来場している姿が映し出されていた。シナの前にどんな形でアンダーテイカーは現れるのか?はたまた、違うサプライズがあるのか?試合と試合の狭間に起こすシナのリアクションから目が離せなかった。 ここで、いったん事態を整理しよう。昨年のレッスルマニアでロマン・レインズに敗れたアンダーテイカーは引退を示唆していたが、今年1月に行われた主力ブランド、ロウの25周年記念大会に登場した。シナは2月のロウでレッスルマニアでのアンダーテイカー戦を希望し対戦要求。しかし、アンダーテイカーは無反応だった。その代わり、3月のダラス公演ではアンダーテイカーの弟・ケインにチョークスラムを決められてしまった。 いざ、レッスルマニアのリングにシナが登場すると会場がいきなり暗くなった。しかし相手として登場したのはアンダーテイカーではなくアライアス。会場は大ブーイング。シナはアライアスにアティチュード・アジャストメントを決めて蹴散らすとリングを降りてしまう。 シナのテーマ曲が流れていたが、ここで再び会場が暗転。鐘の音が鳴り響き、ついにアンダーテイカーが暗闇から現れた。アンダーテイカーはシナにクローズラインを決めると、スネーク・アイズからランニング・ビッグ・ブート、レッグドロップと流れるように攻め込んで右手を高く突き上げた。 一度はチョークスラムを回避してアンダーテイカーをダウンさせたシナだったが、アンダーテイカーはむくりと起き上がるとチョークスラムを炸裂させた。最後はアンダーテイカーが首を斬るポーズを決め、必殺のツームストーン・パイルドライバーでシナを葬った。退場しながら観客を見渡し、アンダーテイカーが拳を突き上げるとメルデレス・ベンツ・スーパードームに雷鳴がどどろいた。次に現れるのはいつの日になるのだろうか?▼WWEユニバーサル選手権試合<王者>○ブロック・レスナー(15分51秒 エビ固め)ロマン・レインズ●<挑戦者>※F5※レスナーが防衛成功 AJスタイルズ対中邑真輔のWWE選手権試合を従えて、メインイベントはユニバーサル王者ブロック・レスナーとロマン・レインズの頂上決戦がラインナップされた。試合は、F5を6発叩き込んだレスナーが王座防衛に成功し、今年最大の祭典の最後をしっかりと締めてくれた。 試合はゴングと同時にレインズに攻め込んだレスナーがスープレックス3発を決めると、レインズも反撃。しかし、レスナーがカウンターのヒザを叩き込むと流れが変わった。レスナーはF5を5発も繰り出すと、さらにグローブを取ってレインズを滅多打ち。残った力を振り絞りスピアー2発をレインズが繰り出すもカウント2で返されてしまい万事休す。最後はレスナーがこの日6発目のF5を決めるとレインズはキックアウトできなかった。 世代交代が期待されていた今回の対決だが、試合をしてみれば力の差は歴然。とはいえレインズのような選手がWWEを引っ張っていかなければ未来はない。1年後にもう一度見てみたいカードである。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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