番組では大谷がオープン戦に投手として登板し、3回6失点と打ち込まれた様子を紹介。張本氏はこの様子を見ると、大谷について、「四分六で成功しないと思う」と断言する。
その理由について、「下半身があれだけ浮ついておったら、この5年間走り込んでないもん。下半身で投げないとね。専門家から見てもそうなんですよ。怪我をしますよ、何回も言うようにね、ちょっと心配です」と厳しいコメントを行った。
11日の放送では、野球についてのゲストコメンテーターがいなくて、とくにツッコミも入らず次の話題に。ちなみに、2月25日の放送では、元千葉ロッテマリーンズでメジャーリーグ・ニューヨークメッツに所属した小宮山悟氏が「現在は問題がない」とコメントしている。
その時は特に何も言わなかった張本氏だが、今回は「走り込み不足」を指摘。ここは「投手の専門家」の意見がほしいところだったが、残念ながらスタジオにはいなかったため、聞くことはできなかった。ちなみに、張本氏は大谷が足首の故障でWBCを辞退した際に、「走り込みが足らないから」と喝を入れたことがある。
張本氏による「走り込み不足」の指摘に、ネットの意見は賛否両論。長年プロ野球を観戦している層からは、「投手は走り込みをして鍛えるもの」「張本氏に同意」などの声も出たが、「ウエイト・トレーニングなど別の方法で足の筋力を強化しているのでは?」「長時間走ることは身体に負担をかけることになる」「考え方が古い」など、否定的な声も出た。
走り込みが野球選手にとって、有益な練習方法であるか否かは意見の分かれるところだが、大谷の才能をメジャーリーグの球団がこぞって欲しがったことは事実。大谷には、二刀流で結果を出し、張本氏を見返してほしいものだ。