星野総裁が韓国プロレス界の復興に“ビッシビシ”乗り出す。
この日、韓国メジャー団体のひとつ「AWF世界プロレス連盟」の興行に協力することを言明した星野総裁。同団体の「AWFタイトルシリーズ」ソウル大会(25日19時から、蚕室学生体育館)と龍仁市大会(27日16時から、明志大学校体育館)に新日プロから選手を派遣することを明らかにした。
参戦するのはジュニアのカリスマ金本浩二を筆頭に、GBHの真壁刀義や矢野通、ブラック・ストロング・マシンの4選手。対戦カードおよび開催概要については後日正式発表される見込みだが、同2大会ではAWFのタイトルマッチを行う可能性もあるという。
また、韓国の国営放送KBSで放送も予定されている。星野総裁は「再び韓国でプロレス人気に火をつけることに成功したら死んでもいい」と最後のロマンに懸ける熱い思いを吐露。さらには「ワクワクして寝れない。今回一回だけじゃなくて秋もやる。ビッシビシいくぞ」と燃えているのだ。
韓国プロレス市場参入に並々ならぬ決意を示した星野総裁だが、選手を派遣する新日プロも思惑がある。新日プロのフロント幹部によると「今回の試みが成功したら韓国サーキットをやっても面白い」とのこと。