大阪での大森戦にわずか2分余りで敗れた大谷。試合後は完全に意識を失って病院に搬送された。医師の診断結果は「脳震とうと頭部打撲」。翌日、東京に帰京しての精密検査でも異常はなかった。脳に腫れや出血は見られず、1週間の安静が必要だが、その間に何も症状が出なければ試合復帰すも可能だという。「軽い練習は許可されているし、1週間何もなければ19日の新潟大会にも出る」と大谷は熱く語っている。
「医師が止めた方がいいという意見なら出ない。この業界にも悪影響を与えるので」とあくまで体調を最優先に試合の出否を決定することを明言する大谷だが、1週間での試合復帰に闘志を全開にしている。ただ、頭部の負傷だけに、ひと月の休養を要するのが通常。いくらレスラーが超人的とはいえ、客観的に見ると不安は拭い切れない。