やはり最後の一手は現ナマ攻勢に限る。世間ではサッカーくじで日本宝くじ史上最高額となる6億円のチャンスとあって、日本国中が大熱狂。多くの人が売り場に殺到してしまったためシステムがダウンし、結果発表が遅れる事態が起こった。結局、またしも的中はなく、繰越金はついに14億円を突破したばかりだ。
やはり人の心は大金の前では移ろいやすいということか?TARUが小島勧誘に超高額マネー投資を予告している。
VM勧誘に心を揺らす小島と佐々木健介とのシングル戦に乱入したVMは、ラリアート、投げっ放しジャーマン、ノーザンライトボムと畳み掛けられて敗北寸前だった小島を救出し、無効試合にしてしまった。
そして、そのままなだれ込んだ武藤敬司&太陽ケア&ハワイアン・ライオンvsTARU&近藤修司&“brother”YASSHIによる6人タッグ戦で敗れたVMが、腹いせに武藤らをリンチしてるときに、再び姿を現した小島は結束を求めるVMを蹴散らして武藤を救出。しかし、武藤の握手も拒否すると無言で控え室に消え、小島はまたも態度を保留した。
心を揺らしながらも小島はいまだVM入りを迷っている様子。敗北寸前の健介戦から救い出したにもかかわらず、思わぬ攻撃を受けたTARUだが、「元気があってよろしいやないか」とますます小島の評価を上げている。5000万円入りのアタッシュケースを手にTARUは「これはあくまで豪腕の手付金やで」とニヤリ。「VMに加入するんやったら、この2倍、3倍、いや10倍でも払ったる。VMには金はいくらでもあるんや」とVMとの“契約”を結べば、5000万円に加え、最高で5億円の現ナマ支給までする考えを示唆している。