スポーツ
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スポーツ 2018年09月21日 17時00分
稀勢の里ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤ「横綱相撲」土俵裏①
ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤの連続。横綱ワーストの8場所連続休場し、進退をかけて秋場所(東京・両国国技館)の土俵に上がっている横綱・稀勢の里(32)。その懸命な相撲に、連日、大きな悲鳴が上がっている。果たしてこの力士生命の大ピンチを切り抜けることができるのか。その舞台裏に迫る! 大相撲人気は相変わらず健在だ。この秋場所の入場券も、発売日当日に15日分全部が、たった1時間で売り切れた。幕内の取組に懸かる懸賞の事前申し込みも2273本。これは去年の夏場所に記録した史上最多の2219本を50本以上も上回る。これには協会上層部もご満悦だ。 「今場所は、先場所休場した3横綱が揃って出場し、御嶽海の大関取りもあって見どころは豊富。お客さんはよく相撲を知っていらっしゃる」 だが、決して手放しで喜んではいられない。現場の親方たちは、こう言って警鐘を鳴らしている。「確かに入場券はよく売れている。しかし、ファンの熱気というか、盛り上がりは、1年前に比べると明らかに冷めてきている。このままでは先行きが心配です」 先細りムードがチラつき始めた相撲人気を、1人で支えているのが、唯一の和製横綱の稀勢の里だ。 去年の春場所、左胸を負傷しながら奇跡の逆転優勝をして日本中を沸かせたのを最後に1年半、稀勢の里は低迷に低迷を重ねてきた。この秋場所は今年に入って5場所目だが、ここまでにあげた勝ち星は、初場所2日目、北勝富士を寄り切ってあげたわずか1勝だけ。次の春場所からは3場所連続全休し、まるで「給料泥棒」のような日々をすごしてきた。 しかし、そんな稀勢の里をファンは見捨てなかった。 19年ぶりに誕生した日本人横綱・稀勢の里の復活を期待するファンが前売り券売り場に殺到し、両国国技館に押し掛けたのだ。7日目には全米オープンで優勝し、一躍ヒロインになった女子テニスの大坂なおみや、アメリカの人気俳優、スティーブン・セガールらの姿まで見られた。 これらの熱い後押しに応えようと、稀勢の里も必死だった。「やれることは何でもやる」とばかり、酷暑に見舞われた今年の夏巡業も初日から参加。手抜きが目立つ上位陣の中で汗まみれになって稽古に励んだ。 ただ、場所直前の稽古は出来、不出来の波が大きく、いま一つ。8月末、横綱審議委員会の稽古総見では鶴竜や栃ノ心らを相手に4勝4敗の五分だったし、その4日後の豪栄道との申し合いでは3勝8敗と大きく負け越した。これを見たNHK解説者の北の富士さん(元横綱)は、こう言ってクビをひねっていた。「ダメだ。後ろに下がったら残れない。非常に苦しい」 しかし、稀勢の里は、あくまでも強気。「悪くはない。修正すべきところはしっかり修正してやっていきたい」 そこには、「やるしかないんだから、今さらあそこが悪い、ここが不安だ、と言ってもしようがないじゃないか」といった開き直りともいえる気持ち、つまり腹をくくっていたのだ。
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スポーツ 2018年09月21日 06時45分
【DeNA】祝150号!これからも“アニモ“ホセ・ロペス
☆ジャイアンツからベイスターズへ 2013年に来日し、ジャイアンツの一員となったホセ・ロペス。初年度から日本の野球にアジャストし、打率.303の高打率を残すも、翌年は.243と数字を落とし、オフに自由契約に。そこに目を付けたのがベイスターズ。即アプローチし、12月12日には契約に至った。☆超優良助っ人の軌跡 2015年はレギュラーとして140試合に出場。ホームラン25本、打点73と来日後最高の数字を残し、オールスターにも出場した。 翌年は更にパワーアップ。ホームラン34本、打点は95と活躍。怪我による約1か月の離脱がなければ、もっと数字は伸びたはずで、不調の時期も少なかっただろうが、終盤の大活躍でチームを初のCSに導いた貢献度はピカイチで、翌年度から2年の複数年契約を結んだ。 "複数年契約の外国人の1年目は働かない"のプロ野球あるあるの心配をよそに、2017年もロペスは暴れまくった。"3割30本100打点"をクリアし、2年連続のゴールデングラブ賞も受賞。チームを日本シリーズにまで押し上げた中心選手として、存在感を示した。 今年は交流戦前までに15ホームラン、打点41とリーグトップの活躍を見せていたが、交流戦開幕戦に右太股のハムストリングスを痛め、2回の登録抹消。それでも7月20日に戦列復帰すると、ここまで打率は3割をキープ。ホームランも22本放っている。☆チームでの存在感 今シーズンベイスターズは打撃不振に陥った。それはロペスの不在に依るところが大きい。ロペスの存在感はバットだけでは無く、守備だけでも無い。今年入団し大ブレイクしているネフタリ・ソトには献身的なアドバイスを送り、成功に導き、キャプテン筒香嘉智とはちょっかいを出しては出される間柄で、お互いを、そしてチームをいい意味でリラックスさせている。19日のジャイアンツ戦でも、7回2アウトまでパーフェクトピッチングを続けていたルーキー東克樹が、マギーにホームランを打たれると、真っ先にマウンドに向かい勇気付ける言葉をかける。"チームの為に"を体現する助っ人。それがホセ・ロペスという男だ。 勝負が掛かる、痺れる瞬間の続く大混戦のセ・リーグCS争いに、“チャモさん(スペイン語でやんちゃ坊主)”の活躍は欠かせない。これからも“アニモ(頑張れ)!”取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年09月21日 06時15分
ラグビーワールドカップの通常チケットが受付開始 一方で転売価格も…
日本での開幕まで、あと1年となったラグビーワールドカップ2019。今か今かと待ちわびる人も多い中、通常チケットの一般抽選販売の受付が19日から開始されている。 同日の午前10時から受付が始まった今回のチケット販売。大会公式サイトには専用のフォームが設けられているが、先着制ではないにも関わらずアクセスが殺到しており、確認時点では申し込みの順番待ちが約1万人となっている状況だ。 販売されているチケットは各試合・席種ごとに様々な価格が設定されており、決勝トーナメント以降は全て万単位の値段となっている。それでもチケットを求める人が多いということは、来年の大会に向けて非常にポジティブな傾向といえるかもしれない。 一方、こうした熱の高まりは、少々よろしくないものにも影響を及ぼしている。それが“転売”だ。分野に関わらず、大規模なイベントが行われる際に必ずといっていいほどつきまとう問題だが、例によって今大会も先行抽選販売されたチケットが転売に出されている。 とある転売サイトに目を通してみると、大会開幕戦である日本対ロシアの「カテゴリーD」が約4万5000円で販売されている。この席種の公式価格は1万5000円なので、約3倍もの高値がつけられていることになる。 また、決勝戦のチケットともなると価格の跳ね上がり方も強烈で、10万円の「カテゴリーA」が約22万円で、19万円の特別チケット「プレミアムシート」が約74万円で売りに出されている。もはや“ぼったくり”の域まで来ているのが現状だ。 大会公式サイト上のチケット規約には「本規約に違反して、第三者に転売され、提供され、処分され若しくは入手され又はこれらの行為がなされる可能性があるとJR2019が合理的に判断した場合、当該チケットの払戻しをすることなく、当該チケットを失効させることができるものとします」との記載もある。無用なトラブルに巻き込まれないためにも、観戦希望の方々には公式を通じてのチケット入手を強くお願いしたい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月20日 21時15分
棚橋弘至初主演映画『パパはわるものチャンピオン』公開で、棚橋の知名度が爆上げ中!
新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至が初主演を務める映画『パパはわるものチャンピオン』(21日から全国主要映画館で公開)の公開を記念して、22日にTOHOシネマズ新宿で公開記念の舞台あいさつを行うことが決定した。棚橋の他には、共演した木村佳乃、寺田心や藤村享平監督、主題歌を歌う高橋優も登壇する予定だ。 この映画で、棚橋はプロレスラー・大村孝志役を演じる。人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだったが、膝に大ケガを負って試合から長期離脱してしまう。それから10 年、かつての強さを取り戻せないでいる孝志は悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。妻の詩織(木村佳乃)は変わらず応援してくれるが、孝志は自分の仕事を9歳の息子・祥太(寺田心)に打ち明けられずにいた。 だがある日、偶然祥太に“正体”を知られ、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう。しかし孝志に、名誉を取り戻すチャンスが訪れる。かつて、孝志に憧れていたトップレスラーのドラゴンが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。自らのプライドと家族への愛のために、全く勝ち目のない戦いに立ち上がる孝志。果たして、孝志が決意したすべてを懸けた危険な技とは?そして息子との絆を取り戻すことはできるのか?関係者によると「『大事なのは勝つことだけじゃない』と訴えかける作品」に仕上がっているという。 棚橋が主演を務める他、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、大谷亮平、寺脇康文の他、大泉洋も特別出演するなど共演者も超豪華。新日本からもオカダ・カズチカ、内藤哲也、真壁刀義、天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学、田口隆祐、KUSHIDA、パレッタ、後藤洋央紀、石井智宏、矢野通、YOSHI-HASHI、高橋ヒロムが出演する予定。どんな登場の仕方をするのか注目だ。 原作は「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」(ともに岩崎書店)の2作。板橋雅弘作、絵は吉田尚令が描いている。監督と脚本は35歳の藤村享平氏が務めている。 棚橋は『G1クライマックス28』の最中も移動日に初主演映画の「全力プロモーション」を積極的に展開している。棚橋の夢は「街に現れたら人だかりができて動けなくなるぐらいの存在になること」「プロレスをもっと広めること」。棚橋にとって今回の映画はその布石を打つチャンスだ。 フジテレビ系の『僕らの時代』では先輩の長州力、天龍源一郎と語り合ったり、地上波のバラエティー番組や雑誌など、メディアへの露出が続いている。関係者によると「映画公開後もしばらくメディア露出は続く」そうだ。また『パパはわるものチャンピオン』は『いきなりステーキ』や『安楽亭』ともコラボレーションしており、店内には棚橋のポスターが張られている。 今回の舞台挨拶も試合の前日に行うというハードスケジュール。23日に神戸ワールド記念ホールで、オカダを相手にIWGPヘビー級王座挑戦権利証の挑戦を受けるのだ。棚橋の活躍が映画のヒットとリンクするのは言うまでもないが、夢を叶えるためにも来年の1.4東京ドーム大会までは負けられない。映画主演で露出が強化されたことで、世間からの棚橋弘至の知名度は爆上げ中。風はやはり棚橋に吹いているようだ。取材・文 / どら増田写真 / ©︎2018「パパはわるものチャンピオン」実行委員会
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スポーツ 2018年09月20日 17時45分
大関昇進の夢遠く…関脇御嶽海が痛恨の5敗目
19日に行われた大相撲9月場所11日目。中日8日目から3連敗の東関脇御嶽海は、この日も魁聖(西前頭筆頭)に敗れ4連敗。これで今場所の通算成績は「6勝5敗」となり、場所後の大関昇進がかなり厳しい状況となった。 昇進目安である「三役での直近3場所33勝」をクリアする「11勝」に向け、後が無くなっていた御嶽海。嫌な流れをなんとか断ち切ろうと、この日は立ち合いから左への変化を選択した。しかし、対戦相手の魁聖が難なく対応したことにより、この選択は完全に裏目。一気に体勢不利となった御嶽海は、207kgの体重を誇る巨漢の圧力をモロに受け、最後は寄り倒しであえなく負けた。あまりにも痛すぎる5敗目に、国技館は大きなため息に包まれた。 初日から7日目までは「6勝1敗」と、大関昇進へ着実に歩みを進めていた御嶽海。しかし、それまでの姿がまるで嘘のように、8日目の勢(東前頭筆頭)戦からまさかの大崩れ。さらに、この間には白鵬、鶴竜の2横綱にも土をつけられてしまっている。数字・内容が伴っていないことを考えると、冒頭で用いた“かなり厳しい”という表現は“絶望的”という表現に置き換えてもいいかもしれない。 同日に白鵬が無傷の11連勝を飾ったことにより、2場所連続優勝も露と消えた御嶽海。その心情は察するに余りあるが、あまり落ち込んでいる暇もない。“終わりよければ全て良し”とするために、残る4番を精一杯取り切ってほしいところだ。 また、残り4日の成績次第では、次場所の九州場所に大関取りの望みがつながる可能性も出てくる。仮に今日の12日目から全勝を飾るとすると、場所後の最終成績は「10勝5敗」。「13勝2敗」だった先場所と合わせると合計勝利数は「23勝」となり、九州場所は2ケタ以上で目安クリアとなる。 一度は賜杯を手にした力士だけに、歯車が噛み合えば再び本領を発揮できるはず。今回の敗戦をきっかけに、いい意味での“開き直り”を見せてくれることを切に願いたい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月20日 17時15分
“神童”打たれたり!オリックス先発、東明好投もまさかの逆転負け
オリックス ●3-6〇 東北楽天(23回戦)※オリックス8勝14敗1分け▽19日 京セラドーム大阪 観衆 24,311人 オリックスは、セットアッパーの“神童”山本由伸がまさかの乱調で、前夜とは反対に逆転負けを喫してしまった。 オリックス先発の東明大貴は今シーズン最長となる7イニングを投げて、90球、4安打、4三振、1失点とテンポが良い好投を見せる。この東明の好投に打線も応えて、楽天先発の辛島航から4回にはロメロが23号ソロ、5回には中島宏之が4号ソロ、さらに若月健矢にもタイムリーが生まれて3点を援護する。東明は「先頭バッターを抑えることを意識してマウンドに上がりました。リズムよく投げられたと思いますが、最後の連打は反省しなければいけません。それでもゲームを作ることができてよかったです」と投球を振り返っている。 しかし、オリックスの生命線となっている“方程式”がこの日は崩壊。いつものように8回に登板した“神童”由伸は、先頭の今江年晶にヒットを打たれると、田中和基、八百板卓丸に連続四球を与えてしまい無死満塁のピンチを招くと、ウィーラーの叩きつけるような打球は内野を抜けてセンター前へ。これで同点に追いつかれると、銀次に5号3ランを浴びて“神童”がまさかのKO。試合はこの3点差を楽天のリリーフ陣が守り切り、前夜とは逆の展開で、オリックスが京セラドーム最後の楽天戦を後味の悪い逆転負けで終えた。 試合後、福良淳一監督は「東明は良かったですね。よく頑張った」と先発した東明の好投を評価。由伸に関しては「きょうはコントロールがねぇ…フォアボール出すピッチャーじゃないんですけどね」とまさかの乱調に首を傾げていた。最後は打線について、「強いて言うならなら6回ですかね。あの回に点が入っていたら流れが変わっていたかもしれない」と悔やんでいた。乱調だった由伸はマウンド上で自身も首を傾げる場面があったが、短期間で修正する力がある選手なだけに、新人王へ向けて“神童”の次回登板に期待したい。 次戦は22日に福岡ヤフオクドームでソフトバンクと対戦する。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年09月20日 06時15分
選抜絶望の金足農 その他の夏出場校の現状は?
エース・吉田輝星を擁し、今夏の甲子園で準優勝した金足農(秋田)。時の人ならぬ“時の高校”として、その名を馳せたことは記憶に新しいところだが、18日に行われた秋季秋田県大会準々決勝では、横手に3‐5で敗戦。残念ながら、来春に開催される選抜大会への出場は絶望的となった。 ただ、今回の敗戦を受け、ネット上では「夏は3年生固定だったからしょうがない」、「ここまで勝ち上がっただけでも十分すごい」、「冬を越してまた頑張ってほしい」といった激励のコメントが数多く寄せられている。偉大な先輩達に追いつき追い越すことは容易ではないだろうが、来年の夏に向けまた頑張ってほしいところだ。 ところで、第100回という節目の大会となった先の甲子園には、全国から56校が出場している。当然、どの高校でも新チームが発足しているのだが、18日終了時点での各校の現状は一体どのようなものとなっているのだろうか。 全56校の内、既に秋季大会の敗退が決まっているのは金足農を合わせ9校で、この中には愛工大名電(西愛知)や常葉大菊川(静岡)、敦賀気比(福井)といった過去の甲子園優勝校も含まれている。新体制発足直後の大会は、実績のある高校にとっても組し難い部分があるようだ。 選抜大会への切符を目指し、ここまで大会を勝ち上がっている高校は全体の半数となる28校で、今夏に史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭(北大阪)もその名を連ねている。我が世の春を現在進行形で謳歌する“絶対王者”は、どこまでその歩みを進めることになるだろうか。 一方、前述した37校とは異なり、まだ秋季大会で試合を行っていない高校も19校ある。各校が初戦でどのような戦いぶりを披露してくれるのか、こちらもまた要注目といえるだろう。 以上が、今夏に聖地の土を踏んだ56校の現状である。ちなみに、昨夏の甲子園に出場した49校の内、その後夏春連続出場を果たしたのは10校。果たして、今年はどれだけの高校が再び甲子園に戻って来るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月20日 06時10分
巨人・杉内投手引退でエースナンバー「18」はドラ1のあの投手!?
先ごろ、読売ジャイアンツのエースナンバー「18」を背負っていた杉内俊哉投手が現役引退を表明した。 背番号「18」といえば各チームのエースが付ける番号。巨人の長い歴史の中でも、過去にスタルヒン、前川八郎、中尾輝三、近藤貞雄、藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄、そして杉内と、たった8人しか背負ったことのない伝統のナンバーである。 「次の話題は『18番を誰が付けるのか』ということになってきます。今のところは、実績から言えばこの6年、フル回転で毎年二桁勝利を挙げている菅野智之投手になる可能性が大きい。しかし、桑田のときのように『期待の大型新人』に18番を与えることもある。すべてはシーズンオフに決まることですが、そのときは大きな関心を呼ぶことでしょう」(スポーツライター) 巨人の「18」番を背負う投手には、常勝が義務付けられる。 「特に巨人の18番は打者との真っ向勝負が求められる。やはり技術、勝負度胸、プロ根性からいって、菅野でほぼ決まりでしょう」(同・ライター) ネット上では、「もう18番は永久欠番にした方がいい」「18番にふさわしい投手は今の巨人にはいない」「生え抜きでマトモに活躍しているのが菅野しかいないからな」「今度のドラフト1位の投手が背負うのが自然だろう」などと書き込みが広がっている。 「チーム内部でもこの話題が囁かれ始めました。もしも金足農業高校の吉田輝星選手がドラフト1位で巨人に来たら、間違いなく18番を付けるだろうといわれています。まあ、本人がプロを志望し、巨人が指名したらの条件付きですが」(同) 巨人の18番は誰にとっても重いものだろう。来年、誰が伝統の番号を背にマウンドに立つのだろうか。
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スポーツ 2018年09月19日 17時45分
ペナントレース中断が決定!プロ野球は東京五輪で地方行脚
プロ野球界はオリンピック景気とは程遠いようだ。 プロ野球界は2020年東京五輪の開催中、ペナントレースを一時中断することを決定した(9月12日)。同年7月22日から8月13日までの23日間だが、予定では五輪閉会式は8月9日に行われる。あえて閉会から4日間も間隔を置いたのは、野球・ソフトボール競技に招集された代表選手たちに調整の期間も与えるためだという。「ペナントレースを一時中断させるということは、開幕日も例年よりも約一週間前倒しされます。20年の開幕ゲーム主催権を持つ楽天から要望があり、本拠地・仙台以外の球場で開幕ゲームを行うことも了承されました。3月20日ごろの仙台はまだ寒いので」(スポーツ紙記者) 日本シリーズも11月7日開幕となる。11月に日本シリーズが行われるのは、東日本大震災の影響を受けた2011年以来となる。プロ野球界が異例のスケジュール組んだ理由は「五輪に協力するため」だが、どの球団も大幅な観客動員数のダウンを覚悟しているそうだ。「東京五輪の関係で同年の神宮球場が長期間使用できなくなるのは、既報通りです。同球場を本拠地とするヤクルト球団にだけ負担を強いるわけにも行きません。神宮球場は高校野球、大学、実業団も使用するので各野球団体が協力しなければなりません」(在京球団スタッフ) 東京ドーム、横浜スタジアム、ZOZOマリンなどもアマチュア球界に提供する期間が出るという。2020年のプロ野球は例年以上に地方遠征の多いシーズンとなりそうだ。地方の球場は収容人数も多くない。しかし、収入減の理由はそれだけではなかった。「消化試合が増えましたからね…」 球界関係者がそう言う。消化試合とは優勝チームが決定した後、その文言通り、規定試合数を消化させるためだけに行われるゲームのことを言う。とくにセ・リーグは深刻で、広島が今、3年連続優勝のカウントダウンがされているようにシーズン半ばで結果が見えてしまう。一時期、クライマックスシリーズ制が導入され、Aクラス争い、つまり、143試合全てが終わらなければ、日本シリーズ進出権が分からなくなった。その時点では消化試合はなくなったと解釈されていたが…。「巨人が雨天で流した9月4日のDeNA戦を28日に組み入れ、緊急のチケット販売がされました。12球団で1、2位を争う観客動員数を誇る巨人が、その試合に限って『女性、中高大学生は500円』『小学生100円』なんて信じられないような安値で販売しているんです。ここに、優勝戦線から脱落した巨人の危機意識が強く感じ取れます」(前出・球界関係者) 同年のプロ野球界は、オリンピックに観客を奪われることにもなりそうだ。 野球ファンの流出を防ぐには、魅力のある試合を続けていかなければならない。広島の独走を食い止める手段はもちろんだが、地方遠征でファンを拡充するくらいの意気込みも聞こえてこないのは情けない限りだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年09月19日 17時15分
崖っぷちのオリックス、機動力と中継ぎ陣の好投で“苦手”楽天に逆転勝ち!
オリックス 5-3 東北楽天(22回戦)※オリックス8勝13敗1分け▽18日 京セラドーム大阪 観衆21,900人 オリックス先発、松葉貴大は2回、楽天打線を相手に1死満塁のピンチを招くと、山崎剛に走者一掃の適時三塁打を打たれ3点先制されてしまう。3試合連続で四球からの失点に、松葉は「2回、フォアボール後の初球を痛打された場面は反省しなければいけません。それでも直後に野手陣が逆転してくれて、楽な気持ちで投げることができました。次のチャンスがあれば、もっと長いイニングを投げられるようにがんばります」と反省のコメント。 4回の打球処理の際に右股関節付近に違和感を感じたため、大事をとって5回で交代となり、大阪市内の病院に直行した松葉だが、受診の結果、エコー、MRI検査で特に異常は見られなかったとのこと。シーズン終盤になって先発投手陣の離脱が続いているだけに、心配である。 松葉のコメントにもあるように、打線は楽天先発の安樂智大を3回に捕らえて、先頭の若月健矢の三塁打に始まり、宗佑磨、福田周平、ロメロの3者連続タイムリーで同点に追いつくと、吉田正尚の四球を挟んで、中島宏之のヒットで無死満塁のチャンスを作り、T-岡田が「みんなに乗せられて打てました」という適時二塁打で、2点を追加。逆転に成功する。 6回から継投に入ったオリックスは、吉田一将、澤田圭佑、山本由伸、増井浩俊が無失点リレーで2点差を守り切り、オリックスが逆転勝ちを収めた。松葉は2勝目。“神童”由伸は札幌ドームの151キロに続いて、150キロのカットボールを披露し、久々にホールドポイントがつき、“守護神”増井もリーグトップを走る32セーブ目を記録した。 野手では、宗、福田、大城滉二、安達了一と、走れる選手がしっかり盗塁を決めて、福良淳一監督が求めている機動力野球が発揮された試合となった。特に“クールなルーキー”福田はバッティングも復調し、この日2安打の活躍で打率を.270に乗せている。 試合後、福良監督は「5点のイニングはいい攻撃ができた。1、2番がいい働きをしてくれた」と宗、福田を評価。続けて、「点を取られた後、すぐに反撃できて良かったです」と四球を挟む6連打で逆転した3回の攻撃を振り返っていた。また、松葉に関しては「5回3失点。ゲームは作ったんじゃないですか」としながらも、四球からの失点には渋い表情。継投に関しては「ウチは中継ぎ陣で勝ってきたわけですから、中継ぎ陣を信頼して6回から継投に入りました」と語り、「明日も取りに行きます」と最後はいつものように、気持ちを入れ替えていた。 現状、オリックスがCSに進出するには、引き分けがないと仮定すると、残り11戦を全勝した場合、勝率が.5144となり、3位の日本ハムが残り16試合を5勝11敗で勝率が.5142となるので率で上回ることができる。かなり厳しい状況であることに変わりはないが、オリックスが連勝すれば日本ハムに圧力をかけることができるのは間違いない。「そう簡単には決めさせない」という気持ちを見せるには連勝して行くしかない。文・写真 / どら増田、舩橋諄
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