スポーツ
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スポーツ 2018年09月27日 21時15分
Jリーグに浮上した外国人枠の拡大 逆手に取るのも面白い?
現行のルールでは、「試合にエントリーすることができる外国籍選手は、1チーム3名以内とする」と決められているJリーグの外国人枠。これが来季から変更される可能性があることが、複数メディアによって報じられている。 報道によると、今回の一件は25日のJリーグ理事会で議論され、実現となれば5名まで外国人枠が拡大されるという。また、この件に関連して、現在外国人枠と併設されているアジア枠(1枠)や提携国枠(制限なし)の改正や、地元選手の登録を義務とする“ホームグロウン制度”の導入なども合わせて検討されているようだ。 “補強や戦術に幅が広がる”、”対峙する日本人選手が鍛えられる“といったメリットの一方、“資金力の違いによってクラブ間格差が広がる”、“若手選手の出場機会が奪われる”といったデメリットも考えられる今回の一件。これを受けてネット上は、賛否両論の様相を呈している。 資金力のあるチームにとっては追い風に、そうでないチームには向かい風になりそうなこの新ルール。ただ、個人的には、後者のチームも方針次第では改定の恩恵を十分に受けることができるとも感じている。具体的に言うならば「外国人枠の不使用」だ もし報道通りに来季から新ルールが施行されるなら、枠のフル活用を目論むクラブは当然出てくるだろう。ただ、この弊害として、思うように出場機会が与えられない選手も増えることになる。 一方、中には“飼い殺し”を防ぐために、不遇の若手選手を他クラブへレンタル移籍させたいクラブもあるはず。そんな状況の中、もし「ウチは外国人枠使ってませんよ、若手の日本人はみんなウェルカムですよ」といった方針を掲げるクラブがあったらどうなるか。チャンスを求める選手が数多く入団し、結果的に戦力アップに繋がることにはならないだろうか。 一朝一夕の努力では、なかなか資金面での差は埋まらない。それならば、ルールを逆手にとった“逆転の発想”をしてみるのも面白いのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月27日 17時45分
オリックス中島宏之「ファンが喜んでくれたら自分も嬉しい」連敗止める逆転打!
オリックス 3-2 北海道日本ハム(24回戦)※オリックス12勝12敗▽26日 京セラドーム大阪 観衆 18,868人 オリックスが中島宏之の逆転打で終盤に試合をひっくり返し、連敗を4で止めた。 オリックス先発の榊原翼は、“神童”山本由伸と同じく高卒2年目の今年8月に二十歳を迎えたばかりの期待の若手。プロ初先発をした前回登板となる17日の日本ハム戦(札幌ドーム)では5回を無失点に抑える好投を披露し、チームやファンに新たな希望を与えた。 先発2戦目となるこの試合。対戦相手は同じ日本ハムだが、本拠地での先発は初めてとあって「かなり緊張した」という。2回には「高めを狙って投げた球が失投になった」球を清宮幸太郎に捉えられタイムリー三塁打を浴びると、渡邉諒に犠牲フライを打たれて2失点。「立ち上がりは力みがあって変化球がストライクにならなくて苦しんだ」ようだ。しかし、「榊原に勝ちをつけさせよう」というチームメイトの気持ちが強く、榊原も「(福田)周平さんに助けられた」と話すように味方の好守備にも助けられて、日本ハム打線にこれ以上の得点を与えることはなかった。 しかし、榊原の登板中に打線が援護してあげることが出来ず、榊原は前回より1イニング長い6回まで登板し、96球、4安打、3三振、2失点の好投。福良監督も「前回より変化球に苦しんでいたけど、6回2失点は十分やないですか。勝ちをつけさせてあげたかったけど、来年に繋がるピッチング」だったと高評価。榊原は「6回2失点で試合が作られたのは大きかった。(清宮の第3打席で三振を奪ったときにガッツポーズも出たが?)ストレートの高めがあって、フォークが生きたと思います。あそこは終盤に入るところで点を取られちゃいけないなって、気持ちが入りました。(勝ち星はつかなかったけど、チームに点が入ったときはかなり喜んでいたが?)チームが勝つのは自分の中で嬉しいので。で、いずれ勝ち負けがつくと思ってます。まずはチームの勝利が優先ですね。シーズン終盤になりますけど、来シーズンに向けていいピッチングになりました。(力んだ後に立ち直ったが?)高山投手コーチからもベンチに戻って、修正するアドバイスをもらって、力むとリリースポイントが後ろになってしまうので、もう少し前で投げるようにと言われました。(イニング数は前回より1イニング増えたが?)最後まで行く気満々だったので、もっと投げたかったですね」と2度目の先発マウンドを振り返った。 6回まで日本ハム先発の加藤貴之にわずか1安打に抑えられていたオリックス打線だが、7回にロメロ、吉田正尚の連打で加藤を捕らえると2死を取られ、安達了一を迎えたところで、日本ハムは加藤から浦野博司に交代する。しかし、安達は浦野からタイムリーを放ち1点差に迫ると、8回にはプロ野球通算最多HP達成がかかっているセットアッパー宮西尚生がマウンドへ。宮西を苦手としているオリックス打線だが、この日の宮西は球が荒れており、先頭の伏見寅威を四球、2死からロメロが申告敬遠、吉田も死球で塁に出て、2死満塁のチャンス。ここで中島宏之がチャンス強さを発揮して、2点タイムリーで逆転。最終回は“守護神”増井浩俊が8日振りに登板。無失点に抑えて、トップのソフトバンク森唯斗に1セーブ差に迫る33セーブをマーク。4番手の澤田圭佑が4勝(0敗)目をあげている。 同点タイムリーの安達、逆転タイムリーの中島は揃って「前回に続いていいピッチングをしてくれた榊原に勝ちをつけさせてあげたかった」と悔み、さらに安達は「申し訳ない気持ち」と榊原を気遣った。タイムリーに関して、安達は「相手の投手が変わってくれて、割り切って、チャンスだったので初球から行けました」と語ると、中島は「ひょっとしたら回ってくるんちゃうん?と思いながらベンチにいました(笑)。逆転できて良かったです。(チャンスに強い秘訣は?)秘訣?うーん。わからない。打ったろと思っている部分がいい結果になっているんじゃないですかね。榊原がこの前より長いイニング投げてたから、投げているうちに点を取って、少し間を置いてから増井に繋ぎたかったですね。(ヒーローインタビューのときにファンから声援が降り注いでいたが?)ファンが喜んでくれたら自分も嬉しいので。うん。嬉しいですね」と最後はスーパースター感溢れる笑顔で話してくれた。 この日勝ったことで、日本ハムとの戦績はイーブンに。27日の同カード最終戦は勝ち越しをかけた戦いとなる。オリックスは東明大貴、日本ハムは上原健太が予告先発で発表されている。18時試合開始予定だ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月27日 17時15分
敵地の方が多い?現行のプロ野球における“優勝決定地”
広島・マツダスタジアムで26日に行われた広島対ヤクルトの一戦。優勝マジックを「1」としてこの試合を迎えた広島は、10‐0でヤクルトに大勝。球団史上初となる、セ・リーグ3連覇の偉業を達成した。 23日のDeNA戦に勝利しマジック「1」とするも、その後は2連敗で足踏みが続いていた広島。マジック対象チームのヤクルトを直接破り、“3度目の正直”で優勝を果たしたことで、ようやく1つの山を越えたと言っていいだろう。 ところで、今回の広島の優勝は、27年ぶりの本拠地優勝でもある。晴れの優勝を地元で飾りたいというのは、どのチームも同じ気持ちだろうが、これまでの両リーグの優勝球団は本拠地と敵地、一体どちらで優勝を決めているのだろうか。12球団が現行の陣容になった2005年以降を対象に確認していきたい。 2005年から昨年までに、本拠地で優勝が決まったのは10回(セ6回・パ4回)。つまり、今回の広島はセでは7回目、全体では11回目ということになる。ちなみに、2009年の日本ハム及びに2013年の巨人は、本拠地での試合中にマジック対象チームが敗れたことにより、試合終了を待たずして優勝が決まっている(どちらも試合は勝利)。 一方、敵地で優勝が決まったのは14回(セ6回・パ8回)で、意外にも本拠地優勝より多い。中でも西武ドーム(メットライフドーム)の回数は多く、8回中4回は同球場で優勝が決まっている。今シーズンの西武は今現在パ・リーグ首位に立っているが、このまま優勝を果たし近年の鬱憤を大いに晴らしたいところだろう。 なお、今回の対象期間内には、試合の無い日に優勝が決まっているケースも2回ある。それは2010年の中日と2012年の日本ハムで、前者は阪神が広島に、後者は西武がロッテに敗れたことによりそれぞれ優勝が決定している。 以上が、2005年から昨年までの優勝決定地である。最後に補足だが、中日の本拠地であるナゴヤドーム、オリックスの本拠地である京セラドーム大阪では、どのチームの優勝も決まってはいない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月27日 12時40分
親友だった2人に何が? 野茂英雄氏が元近鉄のチームメイト佐野氏を借金返済問題で提訴
26日、『週刊文春オンライン』(文藝春秋社)が、近鉄バファローズやロサンゼルスドジャースなどで活躍した元メジャーリーガー・野茂英雄氏が、元チームメイトで友人関係にあったとされる現野球解説者・佐野慈紀氏を提訴したと報道。野球ファンから驚きの声が上がっている。 同誌によると、野茂氏は2003年9月、佐野氏に対し年0.3%の利息で3000万円を貸し付け。10年後の2013年までに返済する約束だったが、期限までに返した金額は、たったの434万5000円だったという。 野茂氏は返済するよう求めていたが、佐野氏は全く応じなかったようで、連絡も途絶えていた模様。しびれを切らした野茂氏が提訴し、9月20日に東京地裁が訴えを認め、佐野氏に対し2565万5000円とそれに付随する利子を支払うよう命じた。 現役時代、親友関係にあると言われた2人に何があったのか。SmartFLASH(光文社)が佐野氏に取材したところよると、金を借りた理由について「2003年にお金が必要となり、野茂が助けてくれた」という。そして、同氏は「厚意を裏切ってしまった。詳細はプライベートなどで控えさせてほしい」「投資に失敗したとかそういうことではない」と話しているという。 また、『週刊文春』の取材には「ここ何年かは返済できなくなっていた」などと説明している。なお、借金問題が浮上した後、佐野氏側から野茂氏に連絡を取るようなことはなかったとのこと。これについて佐野氏は「連絡が取れなくなった」と釈明した。そして、2人は2005年以降会っていないだのだという。 現役時代、野茂氏と佐野氏が所属した1990年代前半の近鉄バファローズは、吉井理人現・日本ハム投手コーチ、光山英和現・横浜ベイスターズ・バッテリーコーチ、鈴木貴久氏(故人・2004年逝去)、石井浩郎氏(現・参議院議員)など、個性的なメンバーが揃っていた。そして、打倒西武と「シブチン」の近鉄球団への反発心で団結していたと言われる。 中でも、野茂氏と佐野氏は親友として知られ、蜜月の関係として認知されていた。そんな2人の降って湧いた「金銭トラブル」に驚く人は多かったようだ。 「野茂氏は色々と言われていますが、現役時代から表裏のない性格。当時の個性派揃いの近鉄でも愛されていましたし、良くしてくれているチームメイトに恩義を感じていたと聞いています。 仲間を大事にすることでも知られる野茂氏ですから、佐野氏のピンチに一肌脱いだのでしょう。ところが、佐野氏はそんな野茂氏の心を裏切った。 現役時代莫大な金額を稼いだ野茂氏にしてみれば、佐野氏に貸した3000万円は大した金額ではない。 むしろ、お金を貸したあと佐野氏が距離を取り、連絡をよこさなくなったことや、解説活動やイベントでピッカリ投法を見せて沸かせていることに「裏切り」を感じたのでしょう。佐野氏の不誠実な対応が、野茂氏を怒らせてしまったのだと思います。恩を仇で返すとはまさにこのことでしょう」(野球関係者) 不誠実な対応で手を差し伸べた親友を裏切る形となった佐野慈紀氏。現役時代「火消し役」だった彼だが、今回はまさしく炎上してしまった。 この火を佐野氏はどう消していくのだろうか。
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スポーツ 2018年09月27日 06時15分
清宮の転機!遅れてきた怪物に「ホームランバッターではない」の声
存在感を増したことで、棚上げ状態となっていた「改造計画」が実施されそうだ。 9月24日のソフトバンク戦で、清宮幸太郎(19)が右翼席にホームランを叩き込んだ。高い放物線を描いた打球は、打った瞬間に「スタンドに入った」と分かるものだった。滞空時間の長い一発を放てるのは、天性の才能によるものであり、これからクライマックスシリーズを戦ううえでも大きなプラスとなるだろう。「好不調の波はまだ大きいですが、プロのスピードに慣れてきたというか、対戦チームも警戒しています」(プロ野球解説者) 試合には敗れたが、清宮の一発は「日本ハムは転んでもタダでは起きない」というしぶとさも相手チームに植えつけたようだ。「三塁手のレアードが故障離脱したため、清宮はシーズン終了まで一軍帯同となります。一軍ピッチャーとの対戦を積み重ね、このまま成長していけば…」(前出・同) だが、興味深い証言も得られた。清宮といえば、将来の主砲候補。いずれはホームラン・アーティストとして侍ジャパンの4番も務めると期待されていたが、日本ハムを始め、他の11球団は「異なる未来像」を描いていた。「どちらかといえば、数(ホームラン)よりも率(打率)を残すタイプになると思う」(球界関係者) 全ての球団に確認したわけではないが、ちょうど昨年の今頃、清宮の1位指名を狙って動いていた某スカウトも同じような話をしていた。「滞空時間の長い一発を打てるのは、天性のホームランバッターの素質です。だけど、打撃シーンの映像を見た打撃担当のコーチは『率を残すタイプだ』と話していました」 技術的な説明は割愛するが、清宮はボールをバットに当てるテクニックが長けているという。「清宮が力を抜いて、バットに当てることに徹したら、相当な選手になる」(前出・スカウト) この件は清宮が尊敬する王貞治ソフトバンク球団会長も同様の評価をしており、将来はホームランも打てる首位打者タイプとして育てていくべきだと話していたそうだ。「王会長は日本ハムのコーチに就任した緒方耕一氏と食事をし、清宮の成長ぶりを聞かされていました。昨年オフ、日本ハム入りが決まった直後も食事をし、どういうビジョンで清宮を育てていくのかと自分のことのように心配していました」(関係者) この時点で、日本ハム首脳陣も「率を残すタイプ」と自身と同じ評価をしていたことに、王会長は安心していたという。 その清宮が一軍投手のスピードに適応できるようになったことで、日本ハム首脳陣は育成の第2段階に入るという。その第2段階にはコンバートも含まれているそうだ。「早ければ、シーズン終了後の練習期間から三塁の守備テストをさせてみます。守備はもともと巧いほうではありませんが、なんとかなりそうなレベルにあるなら、来季は『三塁・清宮』でレギュラーを争うことになりそう」(前出・同) ここには故障離脱中のレアードとの残留交渉に備える意味もある。レアードは過去、本塁打王のタイトルを獲得するなどチームに大きく貢献してきたが、今季で契約がいったん切れる。親日家でチーム愛も強いが、残留となれば、大幅な年俸増となる。現在の推定年俸は2億5000万円、3億円を提示したとしても、レアード側は難色を示すだろう。よって、状況次第では、清宮がレアードに代わって、来季の三塁を守っているかもしれない。「清宮は二軍も経験し、また一軍に昇格しても試合に出られない日がありました。『試合に出る』ことに飢えており、試合に出るためなら、不慣れなポジションだって必死になって練習するでしょう」(前出・プロ野球解説者) 三塁転向案は清宮をブレイクさせるか、それとも成長の足かせとなるか。もっとも、清宮はホームランへのこだわりも強いだけに、周囲の「率を残すタイプ」なる評価を受け入れられないのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年09月26日 22時30分
酒酔い下敷き騒動のラグビー日本代表浅原選手、逆にパンクした車を持ち上げて助けたことも?
9月23日未明、東京府中市の路上で、ラグビー日本代表の浅原拓真選手(東芝ブレイブルーパス)が、酒に酔って路上で寝ていたところを車に轢かれ、軽傷を負った。現場にいた同僚の選手らが車を持ち上げ、難を逃れたという。 捜査関係者によると、40代男性が路肩に駐車していた車を発進させたところ、何かに乗り上げる違和感を感じ、確認すると浅原選手が車の下敷きのような状態になっていたのだとか。現場にかけつけたのは、22日に東京・秩父宮ラグビー場で浅原選手と一緒に試合を行ったラグビー日本代表キャプテンのリーチ・マイケル選手らチームメイト数人。直前まで一緒に酒を飲んでおり、すぐに助けにきたという。彼らが車を持ち上げ浅原選手を救助した。 浅原選手は、腹部を痛めるなどしたが、大きな外傷はなし。24日に始まった日本代表候補合宿を「コンディション不良」という名目で辞退した。 この一連の事件について各局が報道したのだが、『めざましテレビ』(フジテレビ系)などでは、視聴者から提供された現場の写真を放送。ネットでは「思ったよりがっつり下敷きになっていた」「何かいろいろとすごいニュースだな」などと非現実的な展開に驚く一方で、一部では「写真を撮った人もテレビで流す人の気持ちもわからない」と批判の声もあった。また、浅原選手は何かと車に関連する騒動に巻き込まれることが多いという。 「2017年、浅原選手がスーパーラグビー日本代表(ヒトコム サンウルブズ)でニュージーランドへ遠征に行った際、路上でタイヤがパンクしてしまった車を選手ら数人で持ち上げて救助したことがありました。今回は“救助される側”になりましたが、こんな体験したのは浅原選手くらいではないでしょうか」(スポーツ系ライター) 運転手が発進前に周囲を確認しなかったのが事件の引き金になったわけだが、過失は浅原選手にもある。お酒を飲んで気持ちをリフレッシュするのも大切なことだが、飲みすぎには注意してほしいものだ。来年にはワールドカップもスタートする。今回の事件を機に“まさか”の注目を浴びてしまった浅原選手の活躍に期待したい。記事内の引用について東芝ラグビー部公式ウェブサイトより https://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm
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スポーツ 2018年09月26日 21時15分
「見ておいたほうがいいっすよ」TEPPEN三銃士のイケメン長男、白鳥大珠に注目せよ!
格闘技界の“神童”那須川天心が所属するTEAM TEPPEN(TEPPEN GYM、那須川弘幸会長)のキックボクシングマットでの勢いが止まらない。この勢いをけん引しているのが、那須川天心、篠塚辰樹、白鳥大珠の「TEPPEN三銃士」だ。 16日に後楽園ホールで開催された『RISE127』では、TEAM TEPPENから篠塚と白鳥を含む4選手が出場し全勝した。篠塚と白鳥は1RKO勝ち。2018年のRISE最後のビッグマッチ、11.17両国国技館大会へ向けて弾みをつけた。 遊び心を持ちながらも真面目で強さを追求する天心、ビックマウスでヤンチャなキャラが魅力の篠塚、普段はクールで超イケメンの白鳥と、三銃士はそれぞれキャラやカラーが異なるのが特徴的。年齢は天心と辰樹が20歳の同級生で、白鳥は3学年上だ。三銃士に限らず、弘幸会長をはじめ、TEAM TEPPENの全員が共有しているのは「キック界、格闘技界を広めて盛り上げる」ことである。 三銃士では「長男」のような存在である白鳥は、空手時代から地上波のテレビに出演していた。その後、キックでデビュー。高校3年生でWPMF日本スーパーフェザー級王座を獲得。2015年にはプロボクサーに転向し、8勝3敗(5KO)の成績を残して、今年6月にキックのリングに戻ってきた。 181センチの長身に甘いマスクの白鳥を、モデル業界が放っておくはずもない。彼はモデルの仕事もこなしている。これに関して白鳥は「モデル活動は今後もぜひ、お話があれば継続していきたいですね。こういう活動で外の方に少しでも知ってもらえれば、キックにもプラスになっていく」と語る。白鳥にとってのキック再デビュー戦となった『RISE125』6.17幕張メッセイベントホール大会や16日の後楽園ホール大会でも、白鳥は女性ファンからの黄色い声援を受けていた。 16日の試合は、キックでは初の後楽園のリングだった。入場時の声援は「力になった」という。また「ボクシングのときより応援してくれる人が増えた。もっとファン層を増やしたい」と新規ファンの開拓にも意欲的だ。 「ファッションは基本的に黒が好きでストリートファッションを好んでますね」とKO勝利の後に話した白鳥は、インタビューが終わると、その言葉通り黒の帽子、Tシャツ、ロングパンツ、スニーカーに着替えて、TEPPEN勢を応援。試合後の会場でもファッションへのこだわりを見せた。その姿はキックの会場ではいい意味で異彩を放っている。やはり華がある選手である。 篠塚は、自身と同じくプロボクシングを経験した白鳥を「(白鳥)大珠君はボクシングの良いところとキックの良いところを兼ね備えたハイブリッド型キックボクサーですね」と分析してくれた。白鳥はそんな篠塚や天心を「2人ともしっかりしてるし向上心が高い。自分としてもすごくいい空間。オンオフがはっきりしている。でもまだまだ子どもな部分もあるし(笑)。まあそれはオレもか」とほほ笑んだ。 次なる闘いの舞台は11.17両国大会。「両国では強い選手とやりたい。僕より輝いていて上の選手なら誰でもいい」とアピールした。「(現階級の)スーパーフェザー級で気になる人は正直いない。上だったら、RISEライト級王者で、KNOCK OUTスーパーライト級王者にもなった不可思選手。ほんとギラギラしてるじゃないですか。僕はまだ名前はないけど、輝いた選手になりたいので」と不可思の名前を出した。今年はタイとシンガポール合宿に臨み「蹴りの技術を実感した」そう。16日の試合では左ハイキックが決まった瞬間「決まったなと思って、逆に冷静になれた」という。それだけ自身の打撃に自信を持っているということだろう。 「きれいに倒す。侍のような一瞬で決まるような戦いを目指す」。ハイブリッド・キックボクサーの理想は高い。 「試合後に『最高だよ!』って喜んでもらったけど、すぐ11月の試合に向けて『2日で切り替えろ』と言われました」と会長からの言葉を明かしてくれた白鳥。再デビュー前から弘幸会長の期待は高く「こいつはすぐにトップになりますよ」と近未来のエースに目を細めていたのを思い出す。 「チャンピオンになってからがスタート。それまでに負けたら終わりという気持ちでやってます。今、いろいろなスター候補がいるけど、白鳥大珠!見ておいたほうがいいっすよ!」大珠は目を輝かせながら話し、控室に戻った。天心とは違う方向性だが、RISEから世間に通用するスターになれる高い潜在能力を持っているだけに、どんどん世間に売り込んでもらいたい。取材・文・写真 / どら増田【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.24】
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スポーツ 2018年09月26日 17時45分
「3年間のチームの責任は私の責任」オリックス福良監督辞任で気になる後任監督
オリックスの福良淳一監督が今シーズン限りで辞任する意向を1週間前に球団首脳陣に伝えていたことが25日、明らかになった。24日の試合後、今シーズンの負け越しが決まったことについて、私がコメントを求めると「全部自分の責任やないですか。そこは!」といつもより重い口調で話していたので、もしや?という予感はしていた。この発言もあり、一部スポーツ紙では「福良監督今季限りで退任、球団に辞意を伝えていた」と報じたことから、京セラドーム大阪には朝早くからマスコミが詰めかけた。 福良監督が球団に辞意を伝えたことを認めたため、長村裕之球団本部長が急遽会見を開くことになった。会見が行われたドーム内のインタビュールームにはテレビカメラも含め多数のカメラが並ぶ中行われた、長村本部長の会見では、福良監督が9月初旬に辞意を伝えていたこと、球団はCS進出の可能性もあり、残り試合も20試合以上残していたことから、「まだ時間はあるので前向きに考えていきましょう」と翻意に努めたことが明らかになった。 しかし、福良監督の「3年間のチームの責任は私の責任です」という考えは揺るがなかった。長村本部長は「選手の早出に付き合ったり、常にチームや選手のことを考えている熱意ある監督だった」と評価していたが、球団は1週間前に決意が変わらないと判断。福良監督に了承する旨を伝えるとともに、「違った側面で協力してほしい」とフロント入りを打診しているという。 後任については「白紙」を強調し、「これからの作業」と長村本部長は語っていたが、最有力候補とされている田口壮二軍監督には「まだ伝えてない」と発言。田口二軍監督は「福良さんを胴上げしたい」と福良監督が監督代行から監督に就任した2016年シーズンからファームの指揮を執っている。就任時は福良&田口政権とまで言われ、福良監督と田口二軍監督はコミュニケーションを頻繁に取ってきたことは周知の事実。今シーズンの春季キャンプでは、一軍メンバー対二軍メンバーによる紅白戦も実現させて話題になった。球団から連絡をしていないとしても、福良監督は田口二軍監督に再びユニフォームを着させるために背中を押したとされているだけに、辞意を伝える段階で一報は入れているだろう。 福良監督がシーズン最後まで指揮を執るため、昨年のロッテのようにシーズン終了を待ってから新監督が発表されるかもしれない。ただ、今から諸々時間を要する外部から新監督が招聘される可能性は極めて低いと思われる。福良監督のもと、今シーズン台頭した“神童”山本由伸を始め、宗佑磨、福田周平ら若い選手たちを飛躍させてくれるような新監督と新体制に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月26日 17時40分
「相撲協会によるイジメはあります!」貴闘力超ぶっちゃけ発言
9月26日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、日本相撲協会からの電撃退職を表明した貴乃花親方と公私ともに親交が深かった元関脇の貴闘力が生出演。自身の体験談を交えながら貴乃花親方に言及した。 前日の25日に会見を開いた貴乃花親方は、内閣府に提出した告発状の内容を事実無根と認めるよう、日本相撲協会から圧力があったと暴露。これを受けて、貴乃花親方は相撲協会からの引退を決めたという。7月の理事会では、「全親方は5つの部屋のいずれかに所属しなければならない」というルールが決まったことも、貴乃花親方を引退に追い込んだ一つの理由と推測されている。 番組MCの加藤浩次は、「(貴乃花親方は)行き場所がなくなって辞めざるを得なくなるっていう状況を(相撲協会が)作ったように、僕は見えるんですけど?」と貴闘力に質問した。 すると貴闘力は「ありますよね。ありますよねって言ったらまた、みんなに怒られるかもしれないけど」と苦笑い。「怒られるって誰に?」と加藤が聞くと、「いろいろいるじゃないですか。協会の人間で。『お前、変なこと言ってたら、子どもいじめるよ』って。それ言われたら何も言えないじゃないですか」と、協会からの圧力を暗に認めた。どうやら貴闘力の発言によって、三男で幕下の納谷に危害が及ぶらしい。 この発言に加藤は「そんなことあるの?」と驚き、評論家の宮崎哲弥氏も「コンプライアンス上問題がある」と呆れ返っていた。貴闘力は続けて、「正直な話、クビになるときに理事全員いる前で、『お前、協会に不利益になること言ったら、子どもが相撲取りに入るんだから、ちゃんと静かにしておけよ』って言われて。それで今まであんまり言わないでじっと我慢していた」「そんなことがあるってことだから、協会が貴乃花に言うってことは日常茶飯事っていうことですよ」と、貴乃花に対する相撲協会の圧力を示唆した。 「このぶっちゃけ発言によって、息子・納谷を心配する声が続出しています。メディアが納谷への処遇を監視するため、さすがに問題ないだろうとの指摘もありますが、堂々と制裁を加えるのが相撲協会ですからね…」(スポーツライター) 貴乃花親方を擁護する人が、さまざまな“前科”のある貴闘力というのは心許ないが、この際とことんまでやり合ってほしい。
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スポーツ 2018年09月26日 17時15分
オリックスBクラス確定も、“何かを起こす男”ルーキー福田周平がプロ初ホームラン!
オリックス 5-8 福岡ソフトバンク(23回戦)※オリックス8勝15敗▽25日 京セラドーム大阪 観衆 19,351人 試合前、福良淳一監督が今シーズン限りで退任することが球団から発表され、3連敗中のチームは、比嘉幹貴、山崎勝己、武田健吾を登録抹消。ファームから青山大紀、齋藤綱記、飯田大祐の3選手を昇格させ大幅に入れ替えて臨んだ一戦。 しかし、首位の西武を6ゲーム差で追撃し、6連勝中と好調な状態で京セラドームに乗り込んできた2位のソフトバンクに対し、オリックス先発のローチが先頭打者の上林誠知に22号ソロを打たれ先制を許すと、柳田悠岐にもタイムリーを打たれ1回に2点を失う。オリックスも2回にソフトバンク先発の東浜巨から、大城滉二がタイムリーを放ち1点差に迫るが、5回、ローチがグラシアルのヒット、柳田のタイムリー三塁打、さらにデスパイネに二者連続タイムリーを浴びたところでKO。降板後、ローチは「なんとか抑えたかった」とコメント。きょうの内容次第では来季の契約も考えられただけに、ショックが隠せない様子だった。続く青山は高田知季に2点タイムリーを打たれ、送りバントの1つしかアウトを奪えず1死2、3塁のピンチを作って左腕の齋藤に交代。齋藤は上林を三振に、牧原大成を二ゴロに打ち取る好投でこの回を4失点で食い止めた。 オリックスはその裏2点を返すが、6回には吉田一将がデスパイネに27号2ランを打たれ5点差に。何とか意地を見せたいオリックスの心をへし折るかのような一発に京セラドームのオリックスファンからため息が漏れていたが、“何かを起こす男”福田周平が8回、左腕のモイネロからライトスタンドに飛び込むプロ初ホームラン。これには「福田は野球を知っている」とルーキーながらも評価していた福良監督も思わずニッコリ。試合後も「良かったですね。初ホームラン。(長打は)あまり期待してないんですけどね。ガハハ」と福田の初ホームランを祝福していた。 打線は最終回も五十嵐亮太を攻めて、大城のタイムリー三塁打で3点差まで迫り、ソフトバンクの守護神、森唯斗を引っ張り出したが、小田裕也が11球粘るもファーストフライに倒れて万事休す。チームは4連敗。CS(クライマックスシリーズ)進出の可能性が完全消滅。Bクラスが確定した。福良監督は「残り…ホーム4試合でお客さんに喜んでもらえるような試合をするしかない」と残り試合に対する気持ちを明らかにしている。 プロ初ホームランを放った福田は「打ったのは真っ直ぐです。打った瞬間に行ったと思いました。今シーズン終わるまでに、本塁打のところに数字を載せたいと思っていたので良かったです。ファールで切れるという感じはなかったですね。(コンパクトに打った?)コンパクトならホームランにならないでしょう。すべてが合わさってのインパクトでした(笑)。(記念の)ボールは実家に送っておきます(ニヤリ)」。いつでも平常心を保つことを心がけている福田だが、やはり嬉しかったのだろう。駐車場で改めて祝福すると白い歯を見せて喜んでいた。阪急OBの福本豊氏も福田を気にかけているようで、「福本さんの現役時代の映像は見たことがないんですけど、いらした時は走塁のアドバイスをいただいてます」という。福良監督が最後に残した遺伝子は来季さらなる飛躍を遂げるはずだ。取材・文・写真 / どら増田
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パンクラス 近藤有己が戦極参戦に向け武者修行
2008年08月28日 15時00分
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ノア 小橋建太が佐々木健介にリベンジ宣言
2008年08月28日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 天龍源一郎に長州力が食指
2008年08月27日 15時00分
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ゼロワンMAX 大森隆男が“旅人”に
2008年08月27日 15時00分
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IGF アントニオ猪木があの男に触手
2008年08月27日 15時00分
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五輪惨敗で混迷するWBC監督 野村監督の星野外しで古田就任!?
2008年08月26日 15時00分
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岡田ジャパン 「新黄金カルテット」の裏に北京ショック
2008年08月26日 15時00分
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戦極 横田VS北岡 因縁マッチ浮上
2008年08月26日 15時00分
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閉幕北京五輪 偽装と疑惑の世界新
2008年08月25日 15時00分
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スポーツ
北京五輪 閉会式でもまた口パク!?
2008年08月25日 15時00分
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男女マラソン“ニッポンお家芸”崩壊、2012年ロンドン五輪は帰化選手でメダル独占せよ
2008年08月25日 15時00分
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戦極 五味隆典にエース陥落の危機
2008年08月25日 15時00分
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戦極・ライト級GP日本勢4人が早くも心理戦
2008年08月25日 15時00分
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戦極 瀧本誠が引退示唆
2008年08月25日 15時00分
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北京五輪 美女部門金メダルは“中国のエリカ様”
2008年08月23日 15時00分
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北京五輪野球 星野ジャパン3つの大誤算、きょう銅かけラストゲーム
2008年08月23日 15時00分
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全日本プロレス 3冠、IWGP両王者に暗雲
2008年08月23日 15時00分
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ノア 石森太二が900秒殺予告
2008年08月23日 15時00分
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戦極 パウエル・ナツラが吉田秀彦との金メダル対決を熱望
2008年08月23日 15時00分