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パンクラス 近藤有己が戦極参戦に向け武者修行

 パンクラスのエース・近藤有己が27日、東京・後楽園ホール大会で大堀竜二を相手にKO勝利。「戦極〜第五陣〜」(9月28日、国立代々木競技場第一体育館)で行われるミドル級GP参戦を表明した。以前から戦極サイドも勝利を条件に出場を要請しており、事実上決定したことになり、GP制覇に向けて武者修行を敢行する。

 現在2連敗中。とりわけ5・18「戦極〜第二陣〜」では、ホジャー・グレイシーの卓越したグラウンドテクニックの前になす術なく完敗した。
 そんな悪夢を払しょくすべく臨んだこの日は、1Rテークダウンを奪われ、2Rに入っても払い腰やタックルでグラウンドに持ち込まれたが、冷静に対処。逆に一瞬のスキを突き立ち上がると、強烈なボディーブローで悶絶させる。さらに顔面に蹴りを浴びせ、崩れ落ちた相手に容赦のないパウンドを連打。2分41秒、KOで沈めた。
 試合後には「戦極のトーナメントに出ようと思ってます」とリング上からアピール。國保尊弘広報も「勝てば近藤選手に出場してもらいたいと考えています」と話しており、ミドル級GPの切符を手にしたと見ていい。
 見事KOでの今年初白星だったが、「完勝じゃなかった」と内容には不満顔。GP1回戦まで残された時間はあと1カ月余り。
 「出げいこに行きたいですね。吉田道場だけじゃなく、いろんなところに」と、武者修行で完全復活を目指す。
 今大会前には週1、2度、吉田秀彦が主宰する吉田道場に出向き、瀧本誠や中村和裕らに「ぼんぼん投げられた」という。この出げいこで投げ技、関節技対策を練ることができた。今後も引き続き継続していきたいという。
 すべてはGP制覇のため。エースが戦極の舞台で失った“不動心”を取り戻す。

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