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新日本プロレス 天龍源一郎に長州力が食指

 26日の新日本プロレス、東京・後楽園ホール大会で長州力、天龍源一郎、蝶野正洋が一夜限定タッグを結成した。見事な黄金連携で勝ち名乗りをあげ、レジェンドの長州が一部で引退危機を報じられた天龍に共闘ラブコール。さらには「PREMIUMに欲しい」と獲得の意向も示した。

 90年代のセルリアンブルーのマットをけん引した3選手によるスペシャルタッグが結成されたのは、新日レフェリーの「レッドシューズ海野20周年記念興行」でのこと。長州&蝶野&天龍の大御所トリオは、セミファイナルでドヒール軍団GBHの真壁刀義&矢野通&本間朋晃を迎え撃った。
 試合では長州が「ゲンちゃんチョップ!」と掛声をかけるや、天龍が強烈な逆水平を繰り出すなど息ぴったり。それでも中盤にはGBHから呼び寄せられた助っ人ザ・グレート・カブキに苦しめられる一幕もあったが、最後はそのカブキが寝返って毒霧で勝利をアシスト。天龍の延髄斬り、長州がリキラリアート、蝶野がシャイニングヤクザキックを立て続けに決め本間をマットに沈めた。
 黄金連携でGBHを撃破した大御所トリオ。一部で引退危機を報じられた天龍は、試合後もダンマリだった。レジェンド2人からは引退の2文字が噴出した天龍に「やっぱりインパクトすごいね」(長州)、「馬力とかスタミナ、うまさも全然変わらない」(蝶野)と賞賛。かつてのライバル長州に至っては「PREMIUMに欲しい」と獲得意欲を示し、再合体に含みを持たせた。
 この日の海野レフェリー記念興行では初代タイガーマスクが25年ぶりに新日マットに登場し、平成維震軍も限定復活。往年のレスラーが大集結したばかりか、最後にはプロレスリングNOAH仲田龍氏からビデオメッセージのサプライズもあるなど、記念興行は盛況のうちに幕を閉じた。
 レジェンドからミスタープロレスへの共闘ラブコール。果たしてこの先、再び大御所トリオが交わることはあるのだろうか。

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