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酒酔い下敷き騒動のラグビー日本代表浅原選手、逆にパンクした車を持ち上げて助けたことも?

 9月23日未明、東京府中市の路上で、ラグビー日本代表の浅原拓真選手(東芝ブレイブルーパス)が、酒に酔って路上で寝ていたところを車に轢かれ、軽傷を負った。現場にいた同僚の選手らが車を持ち上げ、難を逃れたという。

 捜査関係者によると、40代男性が路肩に駐車していた車を発進させたところ、何かに乗り上げる違和感を感じ、確認すると浅原選手が車の下敷きのような状態になっていたのだとか。現場にかけつけたのは、22日に東京・秩父宮ラグビー場で浅原選手と一緒に試合を行ったラグビー日本代表キャプテンのリーチ・マイケル選手らチームメイト数人。直前まで一緒に酒を飲んでおり、すぐに助けにきたという。彼らが車を持ち上げ浅原選手を救助した。

 浅原選手は、腹部を痛めるなどしたが、大きな外傷はなし。24日に始まった日本代表候補合宿を「コンディション不良」という名目で辞退した。

 この一連の事件について各局が報道したのだが、『めざましテレビ』(フジテレビ系)などでは、視聴者から提供された現場の写真を放送。ネットでは「思ったよりがっつり下敷きになっていた」「何かいろいろとすごいニュースだな」などと非現実的な展開に驚く一方で、一部では「写真を撮った人もテレビで流す人の気持ちもわからない」と批判の声もあった。また、浅原選手は何かと車に関連する騒動に巻き込まれることが多いという。

 「2017年、浅原選手がスーパーラグビー日本代表(ヒトコム サンウルブズ)でニュージーランドへ遠征に行った際、路上でタイヤがパンクしてしまった車を選手ら数人で持ち上げて救助したことがありました。今回は“救助される側”になりましたが、こんな体験したのは浅原選手くらいではないでしょうか」(スポーツ系ライター)

 運転手が発進前に周囲を確認しなかったのが事件の引き金になったわけだが、過失は浅原選手にもある。お酒を飲んで気持ちをリフレッシュするのも大切なことだが、飲みすぎには注意してほしいものだ。来年にはワールドカップもスタートする。今回の事件を機に“まさか”の注目を浴びてしまった浅原選手の活躍に期待したい。

記事内の引用について
東芝ラグビー部公式ウェブサイトより https://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm

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