この日、ホドリゴ・ダムと対戦した光岡映二は、右フックで体勢を崩すと、パウンドを連打。一瞬のスキをつきチョークスリーパーで絞め上げで勝利。五味とのタイトルマッチに一歩近づいた。
その後も、北岡悟の31秒殺をはじめ、横田一則、廣田瑞人と日本人全員が勝利。舞台裏では早くも駆け引きが始まった。
試合後のリング上で約4年間同棲している女性の存在を明かした光岡が、準決勝での希望対戦相手を問われ「試合終わったばかりだし、雑誌とかに書かれると戦極さんに組まれそうなんで、言いません」と口を閉ざした。
また、横田が対戦要求をしていることを聞かされた北岡は「誰とでもやりますけど、指名される筋合いはない」と突っぱねた。
準決勝に向け、早くも心理戦がスタートしたライト級戦線。このレースを制するのは誰か。