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谷亮子 6大会連続メダルへ現役続行!?

 谷亮子(32=トヨタ自動車)は現役続行、狙うは08年ロンドン五輪金メダルと国民栄誉賞。五輪3連覇は成らなかったが、敗戦の弁の端々に未練をにじませた谷。すぐには結論を出しそうにないものの、ママでも戦えることは証明した。今後の去就は、本人の決断しだいと見てよさそうだ。

 ドゥミトル(ルーマニア)との準決勝、残り30秒での谷への指導。不可解な判定に見えた。谷自身も不満の表情をあらわにしたが、そうではないらしい。国際試合の判定基準に詳しい柔道関係者が解説する。
 「すでに両者に2度、指導を出してそれでも試合は動かなかった。3度目を出すとなると、どちらかひとりにしなければならない。谷は明らかに組むのを嫌っていた。これでは、わずかな差といっても審判は谷に指導を出すしかなかった」
 続けて、ドゥミトルに有利なことがあったと指摘する。
 「谷はディフェエンディングチャンピオン。攻め続けて当たり前と見られ、加えて舞台は反日感情が強い中国。ドゥミトルへの声援が圧倒的、審判が影響を受けたとしても仕方がない。それが、国際試合です」
 さらに、3連覇を課せられた世界の女王に重圧があったことは想像に難くない。試合前日、非公開練習を行ったのはまさしくそれ。五輪出場5度目にして、初めてのことだった。
 「周囲は『これまでにないくらい、調子がいい』と太鼓判を押していましたが、本人はナーバスになっていたのでしょう。日本の金メダル候補の1番手で登場して、期待に答えて当然と見られていたわけですから」
 そう言うのは、スポーツ紙デスク。プレッシャーは谷以外、知るはずもない。3位決定戦で本来の動きを取り戻し、1本勝ちで圧勝できたのは1度負けていたからだが、「あれは現役続行への意思表示。まだまだ、私は終わっていないというメッセージだったのではないか」(スポーツ紙デスク)

 谷には、何より働きながら子育てをする日本の同世代のお母さんからエールが送られていた。全国紙の家庭欄担当記者がこう言う。
 「法律が整備されたといっても、産休を取りにくいのが現実。谷が練習の合間を縫って、母乳で育てていると書くと同じ立場の女性から『頑張るように伝えてください』と、共感のはがきが来た。金メダル候補?1に支持されたのも、そんな背景があった」
 谷は、仕事と育児を両立させる女性の代表でもあるわけだ。
 帰国後、当分の間は休養することになるだろうが、生まれついてのアスリート。日本を代表する企業のバックアップを受けている。いつまでも態度を保留しているわけにはいかない。大手広告会社のアスリート担当はこう言う。
 「夫の巨人外野手、谷佳知(35)の言う『今後のことは、すべて本人に任せる』が、周囲の声を代弁しています。所属するトヨタ自動車も同じ。広告塔としての価値は落ちていないし、現役続行を表明すれば、また話題になる。1柔道選手として以上に、女性アスリートとして注目度?1の評価は変わりません」
 現役を続けるには、相応のモチベーションが必要だが…。
 「同一種目で5大会連続メダルは女性で3人目。しかし、6大会連続となると女性初。男性でも西ドイツ(当時)の馬術選手しかいない。谷はロンドン五輪のときは36歳になるが、練習の虫だけにメダルは狙える」(スポーツ紙デスク)
 女性初だけではない。もうひとつ、大きな目標がある。
 「国民栄誉賞です。アテネ五輪でマラソンの高橋尚子に贈られたとき、『どうして谷にも、やらないのか』と言われました。メダルの色にかかわらず表彰台に上れば6大会連続はオリンピック史上、女性初。どこからも文句はつかないでしょう」(同)谷には、何より働きながら子育てをする日本の同世代のお母さんからエールが送られていた。全国紙の家庭欄担当記者がこう言う。
 「法律が整備されたといっても、産休を取りにくいのが現実。谷が練習の合間を縫って、母乳で育てていると書くと同じ立場の女性から『頑張るように伝えてください』と、共感のはがきが来た。金メダル候補ナンバー1に支持されたのも、そんな背景があった」
 谷は、仕事と育児を両立させる女性の代表でもあるわけだ。
 帰国後、当分の間は休養することになるが、生まれついてのアスリート。日本を代表する企業のバックアップを受けている。いつまでも態度を保留しているわけにはいかない。大手広告会社アスリート担当はこう言う。
 「夫の巨人外野手、谷佳知(35)の言う『今後のことは、すべて本人に任せる』が、周囲の声を代弁しています。所属するトヨタ自動車も同じ。広告塔としての価値は落ちていないし、現役続行を表明すれば、また話題になります」
 現役を続けるには、相応のモチベーションが必要だが…。
 「同一種目で5大会連続メダルは女性で3人目。しかし、6大会連続となると女性初。男性でも西ドイツ(当時)の馬術選手しかいない。谷はロンドン五輪のときは36歳になるが、練習の虫だけにメダルは狙える」(スポーツ紙デスク)
 女性初だけではない。もうひとつ、大きな目標がある。
 「国民栄誉賞です。アテネ五輪でマラソンの高橋尚子に贈られたとき、『どうして谷にも、やらないのか』と言われた。メダルの色にかかわらず表彰台に上れば6大会連続はオリンピック史上、女性初。どこからも文句はつかないでしょう」(同)
 体調を崩した愛息、佳亮くん(2)を日本の病院で診てもらうために、帰国を早めるという。谷の決断は、佳亮くんが全快してからになりそうだ
 体調を崩した愛息、佳亮くん(2)を日本の病院で診てもらうために、帰国を早めるという。谷が決断するのは、佳亮くんが全快してからになりそうだ。

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