スポーツ
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スポーツ 2018年11月13日 17時45分
今年で18年目のプロ野球トライアウト 各球団の獲得人数は?
福岡・タマホームスタジアム筑後を舞台に、本日13日に行われるプロ野球12球団合同トライアウト。2001年の創設から、今年で18年目の開催となった。各球団によって、その獲得人数が異なるトライアウト。その内訳が一体どのようなものとなっているのか、獲得人数が少ない順に以下に記していきたい。 獲得人数が2人となっているのは、広島、中日、日本ハム、オリックス(近鉄時代は獲得無し)の4球団。過去17年間で2名しか獲得していないことから、この4球団は非常に厳しい評価基準を設けていることが伺える。 獲得人数が4人の球団は巨人と西武。2011年のトライアウト後に巨人に入団した石井義人は主に代打として活躍し、2012年のCSファイナル(対中日)ではMVPも獲得した。 DeNA(横浜時代含む)、阪神、ロッテの3球団は、過去に5名の選手を獲得。怪我により2003年にロッテを自由契約となった代田建紀は、怪我が癒えた後に受験した翌2004年のトライアウトを経て再びロッテに復帰するという数奇な道のりを辿っている。 楽天は全体3位となる8名を過去に獲得。この内で“掘り出し物”となったのが2005年のトライアウト後に再契約した小倉恒で、翌2006年は「58試合・6勝7敗4セーブ・防御率2.18」という素晴らしい成績を残した。 全体2位の獲得人数10名となっているのがソフトバンク(ダイエー時代含む)。なお、2004年の井出達也以外は育成選手としての獲得で、その後支配下に昇格したのは2013年の細山田武史の1名だけとなっている。 唯一の2ケタ台となる14名を獲得し、全体1位となったのはヤクルト。萩原淳(2007年)、森岡良介(2008年)、鵜久森敦志(2015年)といった面々が渋い働きを見せており、昨年獲得した田代将太郎も今季自己最多となる73試合に出場。12球団で一番上手くトライアウトを活用しているといっていいだろう。 以上が、昨年までの各球団の獲得人数となっている。47名(執筆時点)が受験する今年のトライアウト終了後、これらの数字はどのように変化することになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月13日 17時00分
ウラ巨人の星 ★松井秀喜が巨人監督「2年後内諾」
日米野球開催に先立って行われた11月8日の巨人vsMLBオールスターのエキシビションゲームで、MLB選抜のベースコーチを松井秀喜氏(44)が務めた。この試合は3度目となる巨人監督に就いた原辰徳監督(60)の再々デビュー戦。“ポスト由伸”を競った両雄の丁々発止の動きに、取材陣の注目が集まった。「日米野球は4年ぶりの開催で、それも読売新聞社主催であるにもかかわらず、松井氏は10月末まで日米野球に距離を置いてきました。弟分的存在の高橋由伸前監督(43)が事実上の解任となり、後任監督のオファーを拒んだことで、巨人との関係がギクシャクしていたからです。それが急遽、笑顔で来日し、原監督や選手と握手を交わすなど友好ムードに…。それを見て、“ある情報”が流れました」(スポーツ紙デスク) 10月23日、原氏は’21年までの3年契約を締結。これで「次期監督候補の筆頭」と目されてきた松井氏の巨人監督就任は、早くて’22年のシーズンからとなった。 一方、原監督の甥で巨人のエース菅野智之投手(29)は、’21年シーズン途中で海外フリーエージェント(FA)権を取得する。順当なら翌’22年シーズンからメジャー移籍が可能になる。 ところが、日米野球のベンチ裏では「ともに1年前倒しする」と囁かれているのだ。巨人が海外FAを待たず、球団初となるポスティング移籍を容認。菅野を’21年シーズン開幕前にMLBへ送り出し、移籍先は松井氏がGM特別アドバイザーを務めるヤンキース…。 「巨人がポスティング移籍を認めようとしているのは、菅野が’11年に日本ハムからのドラフト1位指名を拒否し、翌年、巨人に入団した経緯と関係があります。この“浪人1年”をカウントすれば、’20年シーズンオフには海外FAに必要な9年を満たすことになるのです。実は入団の際、8シーズンを終えた時点で海外移籍を認めるとの密約を交わしていたと言われています。巨人のために浪人した論功行賞でしょう。問題は当時の密約を認めるかどうかですが、巨人は鹿取義隆GMの後任を置かず、原監督が編成面のトップも兼任。しかも、入団時の経緯を誰よりも知るのが原監督です。粛々と進む可能性があります」(ベテラン巨人担当記者) 菅野は今季、勝利数(15勝)、防御率(2・14)、奪三振数(200)でセ・リーグの投手3冠。史上5人目となる2年連続の沢村賞にも選ばれた。その菅野に対し、球団は1億5000万円増となる推定6億円の新年俸を用意しているというが、今後、これ以上を払っていくのは難しい。巨人の歴代最高年俸は松井氏の6億1000万円(’01年)。それを上回れば、歯止めが利かなくなるからだ。 だが、ポスティング移籍容認で、この問題は解決される。原ファミリーに詳しい球界関係者が明かす。「原監督の契約は3年だが、実は2年で身を引き、松井氏にバトンを渡すことを考えているようだ。理由は、菅野をMLBへ送り出すため。エースの米球界転身は巨人にとって大きな損失だが、’20年オフならポスティングによる20億円の移籍金が入ってくる」 原監督が2年で身を引くもう一つの理由は、ファンのため、待望の「ゴジラ監督」を誕生させることにあるという。原氏が早々にユニホームを脱ぐことで松井監督誕生の流れが出来ると考えているというのだ。 「第3次原巨人が短期政権となるのは、陣容を見れば明らか。宮本和知氏(投手総合コーチ)、元木大介氏(内野守備兼打撃コーチ)、鈴木尚広氏(外野守備走塁コーチ)、相川亮二氏(バッテリーコーチ)など6人が新任で、うち4人は指導経験すらない。ヘッドコーチ・GMが不在で監督が兼任するなど、今の時代にはまさしく自爆行為。要するに原監督は試合の勝敗だけでなく、人事の責任まで取らなければならない。選手のスキャンダルが発覚する可能性もあり、グラウンド内外でどのような問題が生じても責任は原監督という立場に望んで身を置いている」(前出・球界関係者) 来季は、例え最下位でも続投は約束されているが、2年目に結果を出せなければ、即座に「原おろし」が始まるだろう。これまで球界では、ヘッドコーチに詰め腹を切らせてもう1年というのが常套手段だったが、今回の原政権ではそのカードは使えず、自ら責任を取り潔く退陣となる。入れ替わりに松井氏が監督に就き、ヤ軍への置き土産に菅野が海を渡る―。そんな噂が日米の記者の間で流れたのだ。 だが、これでは原氏1人が割りを食う形だ。それでも算盤勘定は十分に見合うと、球界関係者は続ける。 「25歳でヤンキース入りした田中将大の契約は年平均23億円。そこから換算しても、31歳でヤ軍入りする菅野の年俸は20億円超となると見られています」 年俸6億円から20億円超へ…。菅野のことを思えば、自分の退任と引き換えに夢を叶えてあげたいというのが叔父の本音だろう。まして、原氏には自民党筋から政界入りの誘いがあり、スポーツ大臣就任への道も開けているという。 予定を1年前倒しするからには、三者三様にメリットがあるのだ。
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スポーツ 2018年11月13日 07時00分
オリックスが来年の春季キャンプ日程を昨年より約3週間早く発表!宮崎へ密航せよ!
オリックスは12日、来年の春季キャンプ日程を発表した。期間は2月1日から3月3日、場所は宮崎市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)だ。休日は2月6日(水)、12日(火)、18日(月)、22日(金)の4日。オリックスは宮古島からキャンプ地を移した2015年から5年連続(2軍は4年連続)の宮崎キャンプとなる。 昨年の日程発表は12月6日で、今年は約3週間早く明かされる形となった。日程を早く決めておきたい“遠征組”のファンからは喜びの声が上がっている。宮崎市もオリックスの春季キャンプを全面バックアップしている。シーズン中にはイベント試合が行われる。宮崎・都城高出身の“神童”山本由伸には宮崎マンゴーが贈呈され、延岡出身の福良淳一前監督も宮崎のPR活動に積極的だった。今シーズンはKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で主催試合も行うなど、関係性を深めている。 シーズンオフ、就任が決まった西村徳文新監督も宮崎県串間市出身。宮崎とゆかりのある監督になったのは、宮崎市にとっても喜ばしいことだろう。キャンプ中は宮崎市内でキャンプを開催している巨人、ソフトバンクの3球団の球場を結ぶシャトルバスが運行されるのもファンにとってはうれしいところ。 年を重ねるごとに、清武がバファローズタウンとして進化しているのも見逃せないポイントだ。球団が企画するフェリーを使ったキャンプツアーも好評を得ており、大阪から宮崎に行きやすい環境ができている。週末には球団公式ダンス&ボーカルユニットBsGirlsや、球団公式マスコットのバファローブル&バファローベルが野外ステージでパフォーマンスを披露。今年はバファローズのポンタもサプライズで登場し、ファンを喜ばせた。 一軍と二軍が合同で使用するブルペンは圧巻。また、まるでテーマパークのキャラクターのように、バファローズタウン内のいたるところで選手によるサイン会や写真撮影が開かれるのもキャンプの特徴だ。現在、秋季キャンプが行われている高知でも西村監督や選手が積極的にファンサービスに応じているが、宮崎ではケガ人を除く全選手、全スタッフが参加する。ファンにとっては夢のような時間を味わえるはずだ。 キャンプでレギュラーや先発ローテーションを狙う選手、ルーキーの練習を両方見られるのはファンにとってはうれしいところ。春は宮崎キャンプに“密航”することを推奨したい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年11月13日 06時15分
サッカー高校・強豪校がまたもラフプレー?サッカーファンの間で賛否両論
現在行われている第97回全国高校サッカー選手権・福岡県予選の東福岡高校の試合がネット上で波紋を呼んでいる。 話題となっているのは、10日に行われた2次予選決勝。東福岡高校と筑陽学園の試合が行われ、延長戦の末に東福岡が逆転勝ち。東福岡は全国大会への進出が決定した。東福岡は6年連続20回目の優勝となった。 しかし、ネット上では試合中のあるプレーが撮影された動画が流出。動画の中では、東福岡の選手と筑陽の選手ふたりがピッチの外に出そうになっているボールを追いかけている場面が収められていたのだが、結局、ピッチの外に出てしまったボールを手にした東福岡の選手はスローインの前に、争っていた筑陽の選手の背中にボールを投げつけ。筑陽の選手は驚いたように東福岡の選手を見たあと、抗議をするように選手本人を指さす場面もあった。 実は東福岡高校、先月20日に行われた対飯塚高校の試合でも、コーナーで飯塚高校の選手の腕を持って足を踏みつぶし、2人がかりで背中を強く押し転倒させたシーンが収められた動画がツイッター上で流出。「悪質過ぎる」といった批判のほか、今年5月の日大アメフト部問題を彷彿させるといった指摘も噴出していた。 前回の騒動があっただけに、今回の動画に対してもサッカーファンからは、「1人のサッカー選手としてやってはいけない」「ドッジボールじゃないんだから…」「スポーツマンシップがないの?」といった批判の声が殺到する事態となっている。 しかし、一方では「怪我させるための意図的なスライディングより大したことない」「これがダメならファールは全部叩かれる対象になる」「プレー切れた後だから反則ではないし、強く投げてるわけではないから問題にならない」という擁護の声も。また、「最初に筑陽が押しているのでは?」と、筑陽の選手が東福岡の選手に接触しているという指摘もあった。 強豪校なだけにフェアプレーを過大に求められるという面もあるが、「今まで闘ってきた敗者たちの気持ちも背負ってる分、軽率なプレーはしてほしくない」というサッカーファンからの厳しい声も。身体の接触が少なくないスポーツであるものの、スポーツマンシップを忘れてほしくないというサッカーファンの願いが多く寄せられていた。
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スポーツ 2018年11月12日 19時00分
「根尾を使う!」与田監督の一存で中日内野陣は全コンバートへ
スーパースターの育成は難しい。それも、プロ入り前から素質を認められた高卒新人となると、周囲からの軋轢も考えなければならないようだ。 「二塁(の守備)にも挑戦してほしい」中日ドラゴンズの指揮官となった与田剛監督(52)が取材陣とのやり取りの中で、そう発した。昨年の新人王で、2季連続で規定打席に到達した遊撃手の京田陽太(24)に対するコンバートを示唆したのだ。 与田監督の発言は今秋のドラフト1位・根尾昂(18=大阪桐蔭)に関する質疑の中で出たもの。11月4日、12球団最速となる仮契約を済ませた大物新人は、「プロではショート一本で勝負したい!」と訴えた。だが、中日には正遊撃手・京田がいる。“守備位置が重複すること”は分かったうえでの根尾指名であったが、早速、その根尾と京田の両方を生かす難しさに直面したのだ。 「プロ野球界で一流スターになる選手の大半は、ルーキーイヤーから試合に出ています。中日も球界を代表する選手に育てるつもりで根尾を指名しましたが…」(スポーツ紙記者) 根尾をショートで起用すれば、1988年の立浪和義以来となる。そういったファンの期待も分からなくはない。「根尾の守備の広さ、肩の強さは甲子園大会で立証済み」(前出・同) しかし、その根尾をショートで使うとなれば、現・正遊撃手の京田を引っ込めるか、どこかにコンバートしなければならなくなる。与田発言は決定ではなく、根尾、京田を起用するための選択肢を広げるための“仮提案”だが、京田を二塁に動かすとなれば、他選手にも影響が出る。二塁には今季好成績を残した高橋周平がいる。高橋は好打のスラッガーであり、ベンチスタートではもったいない逸材だ。その高橋も生かすとなれば、三塁コンバートも考えられるが、三塁には福田永将がいる。福田には一発の魅力がある。一塁には首位打者・ビシエドがいる。根尾を一年目から起用するとなると、“犠牲者”が出るというわけだ。 関西地区を担当し、根尾を高評価していた在京球団のスカウトがこう言う。 「プロの世界でショートのレギュラーを狙うのなら、根尾クンはもうワンランク上を目指さないといけません。グラブの使い方に柔らかさがないんだよね、まだ…。現時点では京田のほうが明らかに上」 中日スカウトも現時点では「京田のほうが上」と見ているだろう。 「守備面での至らなさも覚悟してショートを使うか、それとも、別のポジションで使うか。あるいは、一年目は代打や途中出場で経験を積ませるのか、その選択は与田監督次第ですよ。岡田彰布氏が阪神監督だった04年、新人の鳥谷敬を育てるため、前年の正遊撃手だった藤本をセカンドにコンバートし、ショートで使い続けました。失策による失点が増えるのも覚悟のうえでした。その鳥谷の今日があるのは、岡田氏がブレなかったこと。使うと決めたら、途中で方針を変えなないこと。その覚悟は並大抵ではありません」(プロ野球解説者) 高卒の根尾がショートを守れば、京田とのレベルの違いが出る。ミスが生じれば、ムッとした表情で睨み付ける投手も出るだろう。投手を宥め、ベンチの雰囲気も悪化させない努力をしていかなければならないのだ。 与田監督にその覚悟があっての「京田の二塁コンバート」発言だったのか否かは分からない。いずれにせよ、中日の内野陣は“総シャッフル”となる可能性も高い。 根尾は特別視されてのチーム合流となりそうだ。ごく普通に、自然な形でチームに合流できたら…。その意味では、与田監督は軽率な発言をしてしまったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年11月12日 18時20分
RIZINがメイウェザー対那須川天心について初言及!「今週中に明確なアナウンスを…」
総合格闘技イベントRIZINは10日、フロイド・メイウェザー対那須川天心の対戦をめぐるトラブルについて初めて言及した。 フロイド・メイウェザー対那須川天心のスーパーファイトの記者会見は5日に開催された。しかし、その後メイウェザーはインスタグラムで「直ちに中止にしなければならない」とコメントしていた。 RIZINは混乱を招いていることについて「メイウェザー選手自身のSNSより、試合を取りやめるとも読み取れるアナウンスがあり、混乱を来たしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「RIZIN実行委員長榊原信行は現在弊社とメイウェザー選手との間で締結された基本契約書を基に、実施に向けての話し合いを行っております」とした。RIZIN側は、改めて基本契約を交わしていることを明言、試合実現に向けてメイウェザー側と交渉を継続しているという。結論に関して今週中には「明確なアナウンスをさせていただければ」としている。 RIZINの公式HPを見ると、『RIZIN.14』(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードとして「メイウェザー対天心」は12日現在も掲載され続けている。周辺取材を続けているが、「これはメイウェザー側の駆け引き」と見る声も多く、おおむね「やるでしょう」との見解で一致している。いずれにせよ、メイウェザーの影響力の高さに巻き込まれている形ではある。 しかし、これが中止になれば社運をかけて勝負に出たRIZINが壊滅的なダメージを受けるのは必至。榊原実行委員長は「これからもめにもめるでしょう。今ももめてるしね」と話していただけに、メイウェザーのこうした行動を“想定内”と捉える見方も多い。ただ、会見に集まった一般紙や通信社、世界から駆けつけたマスコミからはメイウェザーの発言で“シラケムード”になっているのも事実だ。 1976年にアントニオ猪木との異種格闘技戦に臨んだモハメド・アリも試合当日まで「(条件を)飲めなかったら帰る」と、高圧的な態度で交渉を有利に進めたという“前例”があるが、当時はアリの言動がマスコミにとっての格好の“ネタ”となり、ファンは一喜一憂していた。アリはアリで当時世界では無名だった猪木との対戦を、“世紀の一戦”として盛り上げる狙いがあったのは間違いないだろう。 今回のメイウェザーに関しても、そんな狙いが見え隠れしているような気がしてならない。天心はまだ世界では無名な存在。しかしメイウェザーが中止をにおわせたことで、世界中のメイウェザーファンやボクシング関係者、そしてマスコミが「テンシンはどんなやつなんだ?」と騒ぎ始めた。今の時代、こうした戦略が吉と出るか凶と出るか分からないが、メイウェザーが再び「(交渉の)テーブルにつく」と言えば、世界の注目度は高まるのではないだろうか。 現在、天心は17日に両国国技館で行われる『RISE129』の内藤大樹戦へ集中している。この試合をしっかりクリアし、メイウェザーにメッセージを送りたいところ。RIZINの「明確なアナウンス」はこの試合を待ってからでも遅くはない。RIZINには「天心ファースト」で交渉を続けてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年11月12日 17時45分
【DeNA】背番号は歴史を紡ぐ!ドラフト1位上茶谷が“27”を継承
ベイスターズのドラフト1位、東洋大学の上茶谷大河投手が背番号27を背負うことが7日、ホテル横浜ガーデンで行われた仮契約の際に明らかにされた。 ホエールズ、ベイスターズの“27”と言えば、何といっても「カミソリシュート」で有名な平松政次が真っ先に思い浮かぶだろう。ジャイアンツキラーとして名を馳せた平松はホエールズ一筋で通算201勝を挙げ、名球会会員となったレジェンドである。 他にはロッテ・マリーンズから2000年にやってきた小宮山悟。一般入試で二浪の上、早稲田に入った理論派は、移籍2年目には開幕投手も任されるなどの活躍を見せたが、その年のオフにFAでメジャー移籍した。生え抜きではないが、後に“和製マダックス”と言われた投球術は、ベイスターズ投手陣に多大な影響を遺した。 最近では阪神タイガースからFAで2014年シーズンから移籍してきた“松坂世代最後の大物”久保康友。当時の中畑清監督から「DeNAベイスターズ初の2桁勝利ピッチャーになってくれ」との期待通り、初年度から12勝をマーク。ベイスターズ在籍は4年だったが、球界最速のクイックなど独自のピッチングスタイルで、野球ファンを魅了した。 その他、明治大学からドラフト1位入団の竹田光訓、剛球左腕田辺学、自由枠入団の左腕土居龍太郎など、期待のピッチャーが背負っていたが、突然ナイジャー・モーガンが付けた時はビックリと共に少々ガッカリしたものだ。一昨年もドラフト1位左腕の濱口遥大が“26”を付けた時はビックリしたファンが多かった。“26”番といえば、近藤和彦や田代富雄が背負い、その後佐伯貴弘が志願して付けた“スラッガー”のイメージの番号なのだから。思えば、“大エース”遠藤一彦の後に、“24”を西武から移籍の森山良二に渡したり、“大魔神”佐々木主浩がメジャー移籍の後、“22”をいきなり外国人ピッチャー、ラファエル・ベタンコートが付けるなど、どうもぞんざいに扱うイメージがある。 “継承と革新”をコンセプトにするDeNA。背番号に真新しいイメージを着けるのも、”革新”と捉えれば悪くは無いが、受け継がれてきた背番号の歴史の“継承”も大切にしてもらいたい。(文中敬称略)取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年11月12日 17時15分
ああ無情…“一人横綱”稀勢の里がまさかの黒星発進
勝負が決した瞬間、場内には落胆の声が響き渡った。 11日に開幕した大相撲11月場所。白鵬、鶴竜の2横綱の欠場により“一人横綱”として今場所を迎えた稀勢の里は、小結貴景勝に敗れ初日黒星となった。 先場所の対戦では勝利を収めたものの、貴景勝の馬力に立ち合いから終始防戦一方と苦しい相撲だった稀勢の里。相手の圧力をモロに受けないために、今回稀勢の里は立ち合いに張り手を選択した。 結論から言うと、この選択自体は吉と出る。“ファーストコンタクト”で貴景勝の左ほほを張った稀勢の里は、続く“セカンドコンタクト”で相手を退かせることに成功。先場所のように「あれよあれよ」と土俵際まで押し込まれる展開は防いだ。 しかし、誤算だったのはその後。そのまま廻しを掴んで土俵際へ追い込めればしめたものだったが、立ち位置を変えながらの突きに手を焼き、稀勢の里はなかなか貴景勝を組み止めることができない。なんとか突破口を開こうと、自らも手を出していった稀勢の里。だが、そうこうしている内に徐々に腰高となったことが仇となり、最後は貴景勝のはたきをまともにくらい土俵へバッタリ。自らの体、そして星取表に屈辱の土がつくこととなった。 進退をかけた先場所で「10勝5敗」の成績を残し、今場所は復活優勝を目指す稀勢の里。賜杯を争う上での難敵である2横綱が休場となったこともあり、その背中には場所前から大きな期待がかけられていた。 しかし、注目の初日に待っていたのはまさかの黒星。初っ端から星を落としたその姿を見て、期待より不安の方が大きくなったのは筆者だけではないだろう。稀勢の里は横綱として出場した7場所中5場所で初日黒星を喫しており、その内今回を除く4場所は全て途中休場。また、過去5年間の大相撲において、初日黒星から優勝を果たしたのは白鵬(平成28年3月場所)、照ノ富士(平成27年5月/当時関脇)の2名だけというデータもある。“完全復活”を期す人気横綱は、早くも土俵際に追い込まれている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月11日 17時00分
元貴乃花親方がちびっこ相撲“参戦” いつまでたっても先が見えない!
今年の締めくくりとなる九州場所が始まる。すでに番付発表も終わり、11月11日の初日に向けて力士たちは熱い稽古を繰り広げているが、この先どうするのか、いまだにはっきりしないのが、日本相撲協会を退職して1カ月余りが経過した元貴乃花親方(46)だ。 これまでも、噂や観測が数多く流れた元貴乃花親方。その中で有力視されたのが、来年7月の参院選出馬と解説者への転身だった。 現役引退して15年以上が経過しているにもかかわらず、現在もカリスマ的な人気を誇っているだけに、参院選に出れば当選確実。10月初めに永田町の馳浩元文科大臣を訪問したこともあって、一気に参院選出馬の噂が駆け巡ったが…。「まったくありません」 元貴乃花親方は、こう言って明確に否定。また、これまでの豊富なキャリアを活かした解説者や評論家転向説も、「ありえない」と断じてみせた。 では、何をするつもりなのか。元貴乃花親方は退職直後、今後も土俵には携わって生きていくと表明。宣言通り、貴乃花応援会の公式サイトでは次のように発表している。〈11月3日、4日は、引退後初めての田川ちびっこ相撲大会に伺います〉 どうやら、子供たちの相撲指導に主眼を置いていることは間違いなさそうだ。 それはそれで素晴らしいことだが、気になるのはそれで飯を食っていけるのか、ということ。子供たちの相撲指導は、ほとんど金にならないからだ。 元貴乃花親方は、15年前に先代から部屋を継承するとき、それまでいた有力な後援者との縁を切り、会費制のサポーター制度に切り替えた。当時は、いかにも貴乃花親方らしい斬新な経営策と言われたが、はっきり言って、これで部屋の経営を続けるのは厳しかった。 株式投資に大失敗したことなどもあって、貴乃花部屋は窮乏の一途をたどり、東京・中野区にあった前貴乃花部屋を手放す破目に陥っている。 「今でも、元貴乃花親方の懐は決して豊かではありません。今回の退職で相撲協会からは功労金を含め、1800万円前後の退職金が支払われたものとみられますが、とても一生、好き勝手なことをして暮らしていけるような額ではないですよ」(担当記者) 退職直後、お先真っ暗と言われた元貴乃花親方の未来予想図。そこには、現在も光が差していない。
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スポーツ 2018年11月09日 21時15分
新日本『ワールドタッグリーグ』吉田綾斗&海野翔太など魅力あるチームがズラリ!
新日本プロレスは次期シリーズ『WORLD TAG LEAGUE 2018』(17日から、開幕戦は神奈川・藤沢市秩父宮記念体育館)の出場チームを発表した。今年はなんと全14チームが総当たりリーグ戦で激突する。 来年1.4東京ドーム大会でカードが決まっている選手や、新日本が管轄するシングルのタイトル保持者はエントリーしていないが、天山弘世、小島聡、永田裕志、中西学の第3世代は久々に表舞台に登場。鈴木みのる率いる鈴木軍からは3チームがエントリーしている。K-DOJOの吉田綾斗が、ヤングライオン戦線でライバル心をむき出しにしながら対戦した海野翔太とタッグを組んでエントリーするなど、例年にも増してバラエティに富んだタッグリーグとなった。なお今年の夏に真壁刀義とタッグを組みながら、同リーグ戦出場を目標にしてきた本間朋晃の出場は残念ながら見送られている。もう少しコンディションを整えてもらい、来年の出場に期待したい、 エントリーしたチームは次のとおり。真壁刀義&トーア・ヘナーレ天山広吉&小島聡永田裕志&中西学吉田綾斗&海野翔太ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーマイケル・エルガン&ジェフ・コブ石井智宏&矢野通バレッタ&チャッキーTハングマン・ペイジ&高橋裕二郎タマ・トンガ&タンガ・ロア鈴木みのる&飯塚高史ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.ザック・セイバーJr.&タイチEVIL&SANADA 本命は現IWGPタッグ王者チームのタマ&タンガのトンガ兄弟だが、前年度覇者のEVIL&SANADA、さらにIWGPタッグ戦線に頻繁に絡んでいるアーチャー&スミスが優位に立っていることは実績を見る限り明らか。しかし、今年は番狂わせが期待できそうなチームが何チームもいる。最終戦の12月9日、岩手産業文化センターアピオ大会で行われる優勝決定戦まで息は抜けない。先シリーズ開催したジュニアのタッグリーグでは3チームが首位で並び、決勝は3WAY戦で行われる混戦となった。今回のヘビー級リーグも混戦必至だ。 IWGPタッグ王者チームのトンガ兄弟が優勝しなければ、優勝チームに1.4東京ドーム大会での挑戦権が優先的に与えられるのが慣例となっている。出場するチームにはドームの本戦出場を目指してアピールしてもらいたい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.31】
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2009年01月14日 15時00分