2009年はベルト独占を狙う武藤だが、3日の東京・後楽園ホール大会でアジアタッグ獲りに失敗、4日の新日本プロレス東京ドーム大会ではIWGP王者から陥落してしまった。
12日のシリーズ最終戦で高山から対戦を要求され、「まだ(挑戦者として)資料が足りないよな。肌で触れ合って直接確かめてみたい」と呼応。現王者ムタの代理人として、次期挑戦者にふさわしいか査定することを決めた。
だが、ただの査定マッチで終わらせるつもりはない。「IWGPを落としてから、ムタに対してジェラシーを感じる。春にはチャンピオンカーニバルもある。武藤敬司を再構築していく」とタイトル戦線に再浮上するための再興ロードと捉えている。
「(挑戦者が)高山だけっていうのも気分が悪いよな。次のチャレンジャーが、いかにも高山で決まりみたいじゃないか。(挑戦権を)横取りするようなレスラーがいてほしい」と語り、挑戦権の強奪を狙う。