スポーツ
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スポーツ 2018年11月02日 17時30分
プロ野球「DTCの乱」 ★与田中日で勃発した松坂大輔「次期監督」密約への内紛
中日は10月15日、新監督に与田剛氏(52)の就任を発表。白井文吾オーナー(90)は中日新聞本社が推す山本昌を筆頭候補に山﨑武司、立浪和義ら“生え抜きスター選手”の擁立を示唆していたが、再建を委ねたのは極めて意外な人物だった! 引退後の与田氏は'15年までNHKの野球解説者として活躍。その間、指導歴は故・星野仙一氏の求めに応じて楽天の一、二軍コーチを3年務めたくらい。それだけに、「意外な抜擢」と関係者を騒がせた。 だが、中日はヘッドコーチに西武、ロッテで監督を務めた伊東勤氏(56)を起用することが判明。伊東氏は西武で4年間指揮を執った後、解説者、韓国野球のコーチを経て、昨年までロッテで5年間監督を務めた。 6年連続Bクラスに終わった中日だけに、伊東氏の指導能力にチームの指揮を託した形だが、ならばヘッドコーチではなく監督起用の方が常識的に映る。 「伊東氏と西武時代にバッテリーを組み、兄貴的存在だったのが森繁和前監督。森氏は現場から身を引くのとバーターで伊東氏の監督就任を白井オーナーに訴えたようです。しかし、中日本社サイドは“次期監督はドラゴンズOB”で譲らず、ヘッドでの入閣で事態を収拾させたのです」(地元テレビ局幹部社員) 確かに与田新監督はチームの功労者には違いないが、「落合―森」を主流とする現在の中日にあって、亜流の感がぬぐえないのも事実だ。中日出身の野球解説者が舞台裏を明かす。 「ここで本命の山本昌が監督に就けば、この先10年は立浪、山﨑も監督となり、球団首脳が青写真を描く『松坂大輔監督』誕生の目がなくなるからだ。中日は松坂を獲得する際、実は“将来の監督”の約束手形を切っており、その経緯を誰よりも知るのが森さん。フロント入りした立場を使って、脱線しかかった軌道を修復させたのだろう」 森前監督と与田新監督(木更津中央高)は、同じ千葉県の出身。伊東ヘッドと松坂は西武時代にバッテリー組んだ仲と、3人は人脈的にもつながっている。 2、3年後、松坂が現役を引退すると同時に中日監督に就き、伊東ヘッドが引き続きチームを支える。その際、与田氏にはGMポストを用意するという構図だ。 観客動員力を背景に、松坂も将来の中日監督に意欲を見せている。だが、厄介なのは将来の監督候補のOB3人が3人とも「中二階」に追いやられ、不満分子になりつつあることだ。 白井オーナーは、黄金時代を築いた落合元監督に今なお全幅の信頼を寄せており、「森監督の次は小笠原道大二軍監督と考えていた」という。その次が、やっと生え抜きの森野将彦二軍打撃コーチ。これでは落合、谷繁元信、森と外様監督だらけになり、ファンの猛反発が予想されていた。 そこで山本、山﨑、立浪の3氏は「ドラゴンズの再建はドラゴンズ出身監督で」というファンの声を武器に、大島宇一郎中日新聞社長ら若手幹部を味方に付けて外様政権にピリオドを打つことに成功したのだ。 しかし、その生え抜き監督に、自分たちではなく、落合氏に近い与田氏が抜擢されたのは大誤算だった。次は松坂政権が透けて見えるだけに、それを阻止すべく、共同で内紛の火種を物色しているという。「与田監督はWBC代表のコーチ経験こそあるが、プロ野球の指導経験はたった3年。それも今年は二軍投手コーチです。結局、実務は伊東ヘッドに丸投げと思われ、求心力を保てない。禊は済んでいるが、過去には不倫妊娠騒動も起こしている。監督という表舞台に立ったことで、新たなスキャンダルが発覚する可能性もある」(スポーツ紙デスク) それに関連してか、中日は5人の現コーチと来季の契約を結ばないことを発表。そして来季の投手コーチには、与田監督の亜細亜大学時代の1年先輩で、現巨人三軍コーチの阿波野秀幸氏の招聘に動いている。 一方、与田監督と松坂は、前人未到の1000試合登板を果たし、今季で現役を引退したチームの大功労者、岩瀬仁紀氏(43)の取り込みを計っているという。 与田監督はNTT東日本、岩瀬氏はNTT東海の出身。ともに大学を卒業後、社会人野球を経てプロ入りした共通点もある。「松坂の次は岩瀬監督」を口実に岩瀬氏を陣営に引き込むことで、ドラゴンズの主導権を握れると期待しているのだ。 だが、新聞販売店からは山本昌、山﨑、立浪の監督就任を望む声が強く、これらの声も無視できない。今季6勝を挙げた松坂が来季は活躍せず、7連続Bクラスとなれば内紛勃発は必至だ。 「次の監督を目指す松坂にとって、一番の脅威は中二階の3人ではなく、実は岩瀬。指導経験がないとはいえ、中日本社も販売店もOB、ファンの誰もが一番の功労者と認めている。もし、与田監督が早期に退陣するようなことになれば、ポスト与田の一番手は松坂ではなく、岩瀬が本命に躍り出る。そうなると先の3氏が猟官運動に動き出す…。お家騒動は避けられそうにない」(前出・野球解説者) ひとまず「生え抜きドラ一監督誕生」で急場をしのいだ中日。だが、舞台裏では火種が渦巻いている。
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スポーツ 2018年11月02日 17時15分
ネット上には感心の声 阪神ドラ1・近本光司が3安打で勝利に貢献
先月25日に行われたプロ野球ドラフト会議で、阪神から1位指名を受けた社会人・大阪ガス所属の近本光司。ゆくゆくは虎の未来を担うかもしれないこの23歳が、プロ入りを前にその存在感を発揮した。 大阪・京セラドーム大阪で2日に行われた社会人野球日本選手権1回戦大阪ガス対鷺宮製作所。この試合に「5番・中堅」で先発出場した近本は、2回裏1死で迎えた第1打席でいきなりツーベース。その後の得点には結びつかなかったが、最初の打席からいきなり快音を響かせた。 すると、この一打で勢いがついたのか、近本はその後4回裏2死の第2打席で内野安打、6回裏無死の第3打席でライト前ヒットを記録。8回裏無死の第4打席では空振り三振を喫したものの、9回裏1死1、3塁の第5打席では相手に申告敬遠を選択させ、その後のサヨナラ劇を呼び込んだ。 猛打賞となる3安打を放ち、「6‐5」のサヨナラ勝ちを決めたチームに大きく貢献した近本。この活躍を受け、ネット上には未来の所属先である阪神ファンを中心に「近本選手、普通にいい選手やな」、「どれも内容ある打席だった」、「ドラフト後にしっかり結果出してるのはいいね」といった感心の声が寄せられている。 また、中には「叩いてるファンも多いけどプロ入り後も期待してるよ」、「ドラフトにいちゃもんつける人を結果で黙らせてほしい」、「批判してる奴らに一泡吹かせてやれ」といった声も。藤原恭大(大阪桐蔭/ロッテ1位)、辰巳涼介(立命館大/楽天1位)を逃した末の外れ外れ1位の選手であることを理由に、懐疑的な目を向けるファンも散見される近本。その現状を、自らの手で覆してほしいと願うファンも多いようだ。 見事初戦を突破した近本と大阪ガスの次なる日程は、8日に行われる2回戦(沖縄電力対ホンダ鈴鹿の勝者と対戦)。果たして近本は初戦に続く活躍で、チームの勝利を再び演出することはできるのか。阪神ファンは要注目の一戦となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月02日 06時15分
サガン鳥栖・トーレスが厳島神社を参拝 一方で移籍説も…
サッカーJ1・サガン鳥栖に所属する元スペイン代表MFフェルナンド・トーレスが、10月31日に自身のインスタグラムを更新。広島・厳島神社内で撮影された写真を投稿している。 「Beautiful Japan」という一文と共に投稿されたこの写真。そこには、厳島神社のシンボルである大鳥居をバックに、精悍な顔つきで遠くを見つめるトーレスの横顔が映し出されている。 日本の観光地で撮影された写真をしばしばインスタに投稿している、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)とは異なり、これまで観光地での1枚を披露してはいなかったトーレス。それだけに今回の1枚は大きな話題を呼んでいるようで、この投稿には11月1日午前9時現在、20万件を超える「いいね!」がつけられている。 また、投稿下部から確認できるコメント欄にも、世界中のファンからのコメントが殺到。「トーレス男前!」、「トーレス選手がプライベートを載せるのは珍しいですね」、「ぜひ日本を楽しんでください」、「自分が住んでる国にも来てほしい」といった声が寄せられている。 7月15日の来日から、約3か月が過ぎたトーレス。もちろん、サガン鳥栖ファンとしては今後も末永くチームに籍を置いてもらい、日本を満喫してもらいたいところだろう。 ただ、トーレスが所属するチームであるサガン鳥栖は、現在「8勝13敗9分・勝ち点33・得失点差−7」という成績で16位に沈んでいる。もし、残り試合やその後のJ1昇格プレーオフを経てJ2降格ということになれば、他の国内・国外クラブから食指が伸びてくることは想像に難くない。 また、チームに関しては大口スポンサーである「サイゲームス」が撤退するという報道もあり、これが事実ならば残留したとしても資金繰りは苦しくなる。さらに、一部メディアからは、オーストラリアのチームが獲得に興味を示しているとも伝えられている。 トーレス及びチームの行く末は、果たしてどのようなものとなるのか。インスタの内容と合わせて、今後も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月01日 21時15分
64歳のチャンピオン藤波辰爾、パートナーTAMURAの復帰祝いにベルトを腰に巻く!
プロレスリングHEAT-UP『障がい福祉青少年育成チャリティー大会〜川崎炎上シリーズ とどろきの乱〜』▽10月31日 川崎・とどろきアリーナ 観衆 1,060人(満員) 「写真撮った?」 王座防衛に成功しバックステージに現れた藤波辰爾は、報道陣にこう問いかけた。 HEAT-UPユニバーサルタッグ王者チームの藤波&TAMURAだが、腰のヘルニア発症でTAMURAが緊急入院。今大会の出場も危ぶまれたが、「8週間かかる」と医者に言われたところを、4週間でリングに戻ってきた。なお、TAMURAは田村和宏からリングネームを変更している。 練習中「怖い」と話す場面もあったTAMURAだが、練習を見る限り動きは戻っていた。2年ぶりとなるとどろきアリーナでのビッグマッチを成功させたいという団体の社長としての思いが、TAMURAをリングに戻したのは言うまでもない。 挑戦者チームは、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケと、GOING-UPの成長株・大谷譲二の強力タッグ。現在のスタイルのサスケに恐らく初めて遭遇したであろう藤波は序盤、戸惑いを見せていた。ただ、ケガ明けのTAMURAをフォローすべく、サスケと大谷の2人の足を捕まえて、2人まとめてダブルのドラゴンスクリューで倒すなど奮闘した。 サスケと大谷はTAMURAに狙いを定め、攻撃を仕掛けていくが、TAMURAも欠場前と変わらぬ立体殺法で、サスケ組を翻弄。最後は藤波がサスケをドラゴンスリーパーで捕らえている間に、TAMURAかトップロープからムーンサルトプレスを見事に決めてカウント3。藤波&TAMURAが2度目の防衛に成功した。 サプライズが起こったのは試合後のこと。藤波がTAMURAの復帰祝いとばかりに、ベルトを腰に巻いたのだ。試合後、藤波は「まさかこの歳でベルトを腰に巻くとは思わなかった」という藤波だが、それもそのはず。藤波はベルトを“腰に巻く”ことへのこだわりが人一倍強いのだ。 過去にはWWF(WWE)インターナショナルヘビー級王座のベルトについて「長州(力)からフォール取るまで巻かない」と言ったり、IWGPヘビー級王座のベルトも「(アントニオ)猪木さんに勝つまでは巻かない」と言い、60分フルタイムドローに終わった試合後、猪木が藤波の腰に巻いた経緯がある。IWGPタッグ王座や、KO-D無差別級タッグ王座にも輝いているが、入場時は手に持ち、勝てば肩にかける場面が多かった。 冒頭に「写真撮った?」と聞いてきたのは、ベルトを巻くことに対するこだわりを持つ彼が今回、“レア”な場面を見せたことを報道陣に確認する意味もあったのだろう。 “レジェンド”藤波のサポートもあり、見事に復帰戦を終えたTAMURAは、藤波から「大丈夫?コーナーから投げられたりして、ヒヤヒヤしたよ。リングだとできちゃうところがあるからね。僕の人生もヘルニアとの付き合いだから」と声をかけられると「1ヶ月前に腰の手術をして、なんとか間に合うことができました。違和感はありましたけど、レスラーの回復力を見せたかったんです。ムーンサルトも出しましたけど、それが自分の覚悟」と復帰戦を振り返っていた。 「前回は試合の3日後にやったので、3日経つまでは安心できない」というTAMURAだが、初進出となる真冬の最強戦士決定戦『灼熱王2018トーナメント』(開幕11月24日、神奈川・宮前スポーツセンター大会)にエントリーする意向。兼平大介が保持するHEAT-UPユニバーサル王座への返り咲きも諦めていない。 藤波とのタッグに関しては「レジェンドとやりたい気持ちもあるんですけど、来年1月から『パワフルタッグトーナメント2019』がある。その優勝チームとやることになると思う」と今後のプランを口にした。なお、どちらのトーナメントも別ブランド・GOING-UP勢も含めて開かれる。 藤波は12月28日に65歳の誕生日を迎えるとあって、このまま日本人現役選手最高齢王者として年を越すことが確定。来年も藤波のベルト姿が見られそうだ。取材・写真 / どら増田写真 / T-サモハン
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スポーツ 2018年11月01日 17時45分
前日とは打って変わり…ソフトバンクが“鉄壁継投”で広島に連勝
福岡・福岡ヤフオク!ドームで10月31日に行われた「SMBC日本シリーズ」第4戦。広島を破ったソフトバンクが、対戦成績を2勝1敗1分とした。 ソフトバンクは3回裏、シリーズに入りバットが湿っていた上林誠知が先制の2ラン。その後4回裏にはアルフレド・デスパイネがソロ、6回裏には長谷川勇也がタイムリーを放つなど、着実に追加点を奪った。 一方、先発の東浜巨は初回一死一塁から丸佳浩にツーベースを放たれるも、野手陣の中継プレーに救われなんとか無得点。その後は5回までを鈴木誠也のソロによる1失点で乗り切り、リリーフ陣にバトンを託した。 「9‐8」の辛勝となった前日の第3戦では、6投手合計で「被安打9・被本塁打2・失点5」という成績だったリリーフ陣。しかし、この日は登板した4投手が「被安打0・被本塁打0・失点0」と鉄壁の投球で広島打線をシャットアウト。「4‐1」で勝利したソフトバンクが、シリーズ2連勝を飾ることとなった。 プロ野球新記録となる「日本シリーズ本拠地11連勝」を樹立し、広島に星の差1つのリードをつけたソフトバンク。今回の一戦を受け、ネット上には「ソフトバンクとしては完璧な勝ち方だった」、「やっぱり福岡では強いよね」、「今日はリリーフ陣がよく頑張ってくれた」といったコメントが寄せられている。 前述の通り、ソフトバンクが一歩抜け出したここまでの日本シリーズ。ただ、今後の戦いを考えると、これで五分の状況になったという見方もできる。 今季の広島は本拠地マツダスタジアムにおいて、レギュラーシーズンは「44勝24敗1分」、ポストシーズンは「4勝1分」と部類の強さを発揮している。それだけに、ソフトバンクは本拠地開催の第5戦をモノにしておかないと、敵地に移る第6戦以降の戦いが非常に厳しくなることは濃厚だ。 地の利を生かしたソフトバンクが一気に王手をかけるのか、それとも広島が勝利で本拠地への帰還を果たすのか。本日の第5戦は、今シリーズを左右する戦いとなるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月01日 17時15分
日本ハムが札幌ドームを離れ「新球場設立」を正式決定!来週会見で詳細発表へ!
2016年に表面化した北海道日本ハムファイターズの本拠地球場問題について、日本ハム球団が10月31日、現在の札幌ドームから日本ハム球団が保護地域としている北海道内に「新球場」を設立し移転するプランを正式決定したと発表した。決定に至った経緯や詳細に関しては5日に記者会見を開くとしている。 日本ハムが「新球場建設」に動いた主な理由として、球場使用料や諸経費負担で約13億円の賃貸料を支払って本拠地にしていることが挙げられているが、近年では、各球団が本拠地球場の運営権、または関連会社が運営する自前の球場を買収などの形で所有することで、利益を上げることに成功している。ソフトバンク、ロッテ、オリックス、DeNAなどはその筆頭と言ってもいいだろう。 日本ハムはグッズの売り上げなども一部を、施設を運営管理する第3セクターの株式会社札幌ドームや、施設を所有している札幌市に払っており、行政が間に入っていることで、ファンサービスなどの遅れにも影響を及ぼしていることから、球団は「新球場設立」に傾いて行ったとされている。札幌ドームは札幌市から撤退されることを恐れて、慰留に努めたが失敗に終わったようだ。今後、しばらくはサッカーのクラブチーム、北海道コンサドーレ札幌による試合(サッカーの試合開催時には外から天然芝が入る仕組みになっている)と、コンサートなどイベントが主体となり、札幌市は大きな収入源を失うことになる。 その結果、今年3月に球場設立の候補地は、札幌市に隣接する北広島市の「きたひろしま総合運動公園」に決定。新球場は2020年5月着工し、2023年3月に開業予定。周辺にホテルや温浴施設などの商業施設を配置した「ボールパーク」を整備するとのこと。新球場は屋根が開閉式のドーム球場になる予定で、もちろん芝は天然芝が採用される。一度公開された「完成“予想”図」はファイターズタウンの名に相応しい夢を感じるテーマパークのようなスタジアムだった。 日本ハム球団は「2016年12月19日に公表しました“新球場建設構想に関するタスクフォースの設置について』および2018年3月26日に公表しました『新球場建設構想における候補地の決定および準備会社の設立に関するお知らせ』にてお知らせした通り、日本ハムグループに設置した協働体制のタスクフォースにおいて、建設候補地の選定、新球場の基本設計および事業としての実現可能性の検証など、建設に向けた具体的な取組みを進めてまいりました。最良のプレー環境と先進技術を駆使した設備にもたらされる臨場感あふれる空間と、食とスポーツを融合させたエンターテイメントを体験できる場を提供することで、ファン・顧客の満足度向上はもとより、地域社会の活性化やグループ独自の取組みである食とスポーツを柱とするCSR活動のさらなる推進が可能となります。正式決定に至るまでの検討の経緯や、建設計画などの詳細につきましては近く開く記者会見の場で説明する予定です」としている。 関係者によると、会見では「新球場建設の正式決定について」「行政機関との協定締結について」「新球場計画について」の3点について、北海道庁、北広島市、日本ハム株式会社、株式会社北海道日本ハムファイターズ、株式会社北海道ボールパークの関係者が出席し、説明するとのこと。 数々のスーパースターを輩出する全国的にも人気球団が、ついに自前の球場を持つことになる。発表が楽しみだ。取材・文 / 増田晋侍写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年11月01日 06時15分
生まれ変わったアルビレックス新潟 残り全勝へ向けて
アルビレックス新潟の勢いが止まらない。10月28日の町田ゼルビア戦に2−0で勝利、これで9試合に渡り負けなし。9月・10月の2か月間では、5連勝を含む7勝2分けの成績を記録し、J2リーグを席巻している。 シーズン中盤までの不調から一転、いまや手がつけられないほどの勢いで強さが増しつづけている。そして勝利のシーンは何人もの主役たちによって彩られてきた。■ベテラン、若手がひとつになってここ2か月の間、勝利した7つのゲームでは多くのプレイヤーから劇的なゴールが生まれている。 5連勝の始まりとなったホームでのFC岐阜戦、5対0の勝利の立役者はハットトリックを達成したFW河田篤秀。アルビレックス新潟シンガポールから移籍2年目、チームのエースとして挑むも、低迷が続いた今シーズンの鬱憤を晴らすような鮮やかなゴールラッシュを繰り広げた。 続くツェーゲン金沢戦では、後半ロスタイム、18歳の本間至恩のゴールで接戦に決着をつけた。アウェー水戸ホーリーホック戦は、矢野貴章が倒れこみながら決勝点を奪い、さらに敵地に乗り込んでのファジアーノ岡山戦でも、終了間際の後半44分、中盤との好連携からFWターレスがゴールに突き刺している。10月最初の試合、ホームでのカマタマーレ讃岐との一戦では、ベテラン田中達也の右足から生まれたゴールで追いすがる讃岐を振り切った。■真の強さを取り戻したその先に引き分けを挟み迎えた10月21日の京都サンガ戦、後半早々のセットプレーを今季途中加入のカウエが頭で押し込む。さらには試合終了直前、MF戸嶋祥郎が長いドリブルから6人をかわして驚愕のゴール。もはや敵地だろうと、新潟が主導権を握りどこからでもゴールが生まれる、そんな雰囲気さえ伝わってくる試合展開だった。 そしてホームに町田を迎えた先日のゲームでは、渡邉新太が2得点を叩き出し、デンカビッグスワンスタジアムに歓喜を起こす。リーグ3位につける町田を粉砕したのは、チーム最多となる10ゴール目を挙げたルーキーだった。 負け知らずの9ゲームにおいて、相手にリードを許した試合はただの一つもない。それ故、控え選手を含め多くの選手に自信が感じられ、劇的なまでに生まれ変わったアルビレックス新潟は残り試合も全て勝利を手にするべく、未来へと繋がる戦いに挑む。 とある試合後、選手のコメントからこんな声が聞こえた。 「(他のチームが)今の我々に勝つことは決して簡単なことではない」 その言葉はきっと本当だ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2018年11月01日 06時00分
日本シリーズが“高視聴率”でサッカーファンが意味不明の嫉妬
10月30日に生放送されたプロ野球・日本シリーズ『ソフトバンク対広島』第3戦の平均視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)だった。 試合は4回裏、中村晃と今宮健太の適時打でソフトバンクが2点を先制し、一時は9対3と大きくリード。その後、広島が安部友裕のグランドスラムで1点差まで詰め寄る手に汗握る展開が繰り広げられた。しかし最後はそのままソフトバンクが逃げ切り、両チームの対戦成績は1勝1敗1引き分けに。 第2戦では9.8%と視聴率が一桁台に落ち込んでいたが、再び2桁台にアップしたことで、今後、もつれる試合展開になれば、さらなる高視聴率が期待できそうだ。 ところがネット上では、野球中継の視聴率が予想以上に健闘していることを受け、サッカーファンと野球ファンが“不毛”な罵り合いを始めてしまった。「匿名掲示板では、野球、サッカーそれぞれのファンを 『焼き豚』『サカ豚』と呼び合い、バトルを繰り返しています。正直、視聴率が高くても低くても関係なく、彼らは何かしら理由を付けて、相手を貶めるジャレ合いを繰り返しているだけなんです」(スポーツ紙記者) 実際に投稿されている発言を見てみると、《たかが10.1%で大絶賛って、サッカーだったらたたかれる数字》《やきうの視聴率となるとマスコミも甘くなるよね》《サカ豚ざまぁ。野球はまだまだ人気コンテンツ》《サッカー親善試合の方が視聴率が高いという現実をみんな知ってるのかな?》《やきうのせいで、中学聖日記の有村架純ちゃん見るのが遅くなっただろ》 などと、外野が恥ずかしくなるような罵詈雑言が飛び交っている。「巨人戦が毎日のように地上波で放送されていた時代を考えると、野球に“落ちぶれた”感があるのは確か。一方、サッカーは代表戦が確実に数字の取れるコンテンツに成長しました。しかし『Jリーグ』に関してはまだまだで、野球よりも人気とは言い難いですね」(同・記者) 野球とサッカーは、どちらも日本人にとってなじみ深く、スポーツの「二大巨頭」だ。それと同時に、「ネコVSイヌ」「きのこの山VSたけのこの里」といった感じで、永遠に平和協定を結べないネタでもある。 ここはひとつ、熱戦が繰り広げられている日本シリーズを“スポーツファン”として楽しんでみたらどうだろうか。
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スポーツ 2018年10月31日 21時15分
新日本Jr.タッグ、金丸&デスペ、BUSHI&鷹木が首位で終了も、決勝は3WAYの可能性?
新日本プロレスの『Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』が29日、宮城・愛メッセみやぎ本館展示棟・展示ホールCで行われた。 シリーズの核と言えるスーパージュニアタッグリーグの公式戦は、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンのBUSHI&鷹木信悟が田口隆祐&ACHを破り、5勝2敗の勝ち点10で公式戦全7試合を戦い終えた。28日の福島・ビッグパレットふくしま大会では、IWGPジュニアタッグ王者チームの鈴木軍の金丸義信&エル・デスペラードも5勝2敗の勝ち点10で首位に並んでいる。金丸&デスペラードは獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクを相手に、マスクに手をかけるなど反則三昧で勝利を収めた。 ロスインゴチームは「これで金丸組にリベンジができる」と息巻いていたが、実はもう1組、決勝進出の可能性を残しているチームがある。SHO&YOHのロッポンギ3Kだ。ロッポンギは現在4勝2敗の勝ち点6。11月1日に静岡・ツインメッセ静岡南館で行われるKUSHIDA&クリス・セイビン戦に勝てば5勝2敗となり、首位に並ぶ。今リーグ戦の規約を読むと、「同点の場合は直接対決の勝敗で順位を決定する」とあるが、金丸組はBUSHI組に、BUSHI組はロッポンギに、ロッポンギは金丸組にそれぞれ勝利しており、優劣がつけられない。 「なお同点チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定する)を行う」 こんな一文も加えてある。ロッポンギ3Kが首位に並んだ場合は、3チームが3WAY戦や勝ち抜き戦といった形で決勝戦(11.3エディオンアリーナ大阪)が開かれる可能性が出てきた。現に新日本は金丸組にもBUSHI組にも“決勝進出”とは告げていない。11.3大阪大会の全カードは11.1のロッポンギの試合を受け、直前に発表することとなりそうだ。 ロッポンギが所属するCHAOSは、ジェイ・ホワイト&邪道&外道が造反し、バレットクラブ入りするなど、バタバタしている。それだけに、昨年度覇者のロッポンギとしては優勝し、来年1.4東京ドーム大会に向けて「いい風を吹かせたい」ところ。鷹木信悟という新日本ジュニアにとってモンスター的な存在が加わったことで、リーグ戦は各地で大いに盛り上がっている。決勝でもヘビー級の試合に負けないノンストップバトルに期待したい。 そのためにもロッポンギ3Kが決勝に割って入り、2人の華やかな戦いを大舞台で見せることは非常に大事。今年から同大会はトーナメントから総当りリーグ戦に変更されたが、最後の最後まで楽しめる展開になったのは、リーグ戦ならではの面白さである。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年10月31日 17時45分
巨人、阪神は本当に「ドラフト敗者」か?
今年のドラフト会議(10月25日)は、大阪桐蔭・根尾昂内野手の指名に成功した中日、同じく、報徳学園・小園海斗内野手の交渉権を獲得した広島が「勝者」と称されている。また、大学生、高校生投手を大量指名した千葉ロッテ、前評判の高かった大学生投手と高校生投手を1、2位で指名した埼玉西武に高得点をつけるメディアも多かった。 一方で、「ドラフト敗者」とされたのが、阪神と巨人だ。ともに抽選を2度外し、3度目の入札でやっと1位選手が決まった。“本命選手”を指名できなかったのは事実だが、ドラフト会議とは戦力の均衡化が目的である。一人の逸材に指名が集中すれば、獲得できる確率は「12分の1」。ギャンブルのような確率性に球団の将来を賭けるのではなく、現有戦力も考え、現場のニーズに合った選手を絞り込み、指名に臨むのがドラフト会議である。 ドラフト会議の最中、球団関係者の控室でこんな声も漏れていた。「よく、この順位で残っていたな…」 阪神が4位で社会人・Hondaの齋藤友貴哉投手(23)が指名されたときに出た言葉だ。齋藤は即戦力投手と評され、「1位指名の12人の中に入る」の声も出ていた。 その高評価の右腕が下位指名となった理由は定かではない。「23歳という年齢がネックになった」と予想されるが、先発投手のコマ不足に悩む阪神にとっては、ピンポイントで弱点を埋めることができた。 巨人も現有戦力とのバランスを考えた場合、プラス材料は少なくない。2度目の抽選も外した後、巨人は大学生左腕・高橋優貴(21=八戸学院大)に切り換えた。1位指名に関して言うと、阪神が一貫して外野手を入札したのに対し、巨人は「高校生内野手=根尾、大学生外野手=辰巳涼介(21=立命館大)、左投手」と“浮気”が続いた。遊撃手・坂本の後継者、外野手、先発投手と、補強しなければならない部分が多かったからだろう。「高橋は東海大菅生高から八戸学院大に進みました。八戸学院大の正村公弘監督は東海大OBで原(辰徳=60)監督の後輩です。東海大カラーが原監督の復帰でさらに強まりました」(球界関係者) 高橋は球速150キロ強を投げる。巨人の主な左腕投手といえば、内海、田口、今村、メルセデスらがいる。しかし、メルセデス以外は技巧派だ。ここに、スピード勝負のできる高橋が加わったことで、投手起用の選択肢も増えた。まして、4位で同じく150キロ強のストレートを放る高校生左腕の横川凱(18=大阪桐蔭)も指名している。現有戦力との兼ね合いを考えれば、高橋の指名は間違いとは言えないはずだ。「2位で増田陸(18=明秀学園日立高)を獲りました。根尾、小園ほど有名ではないが、高校生ではAランクの遊撃手です。打撃センスもあり、ソフトバンクの松田に似ています」(在阪球団スカウト) 今年のセンバツ大会に出場している。スローイングに「やや難アリ」の印象をもったスカウトもいたが、明秀学園日立高の監督は金沢成奉氏だ。かつては青森・光星学院(現・八戸学院光星)を指導していた名将で、教え子の中には、巨人・坂本、阪神・北條もいる。その金沢監督が太鼓判を押すスラッガーである。即戦力ではないかもしれないが、将来のクリーンアップ候補と見ていい。 元スカウトマンがこう言う。「ドラフト直前、新人選手と二軍指導者の関係も考えます。お目当ての選手がチームの気質に合わないと分かれば指名を見送ることもあります。人間同士だから、合う、合わないがあって当然。自分に合わない指導者の下では素質を開花できないので」 二軍指揮官として「シーズン163個」の盗塁新記録を達成させた矢野監督が、俊足の近本光司外野手(23)にホレ込み、原監督が東海大カラーを知る投手を獲った。元スカウトの「合う、合わない」の定義に基づけば、巨人、阪神の今年のドラフトはメディアの評価を覆す可能性もある。(スポーツライター・飯山満)
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北京五輪10大ニュース・男性編 競泳・北島康介2冠「何も言えねぇ!」
2008年12月19日 15時00分
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ハッスル 泰葉ドタキャン!?
2008年12月19日 15時00分
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Dynamite!! ホンマンがミルコを挑発
2008年12月19日 15時00分
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石井慧 UFC出撃報道の波紋
2008年12月18日 15時00分
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角界10大ニュース
2008年12月18日 15時00分
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ガンバ西野監督が日テレに怒
2008年12月18日 15時00分
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K-1 バダ・ハリみそぎプラン
2008年12月18日 15時00分
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ゼロワンMAX 永田裕志 世界ヘビーV2
2008年12月18日 15時00分
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新日本プロレス 蝶野正洋裏切りの背景
2008年12月17日 15時00分
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格闘技界10大ニュース
2008年12月17日 15時00分
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Dynamite!! 佐藤嘉洋が魔裟斗戦をにらみ“死神狩り”
2008年12月17日 15時00分
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WBC 原監督秘策 二刀流継投術
2008年12月16日 15時00分
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野球 小笠原道大が“3冠”宣言
2008年12月16日 15時00分
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プロレス界5大ニュース 1位は武藤敬司
2008年12月16日 15時00分
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戦極 光岡が王座奪取狙いゴリアエフ戦
2008年12月16日 15時00分
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戦極 秋山成勲1・4さいたま参戦浮上
2008年12月15日 15時00分
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戦極 吉田が石井慧と“合体”
2008年12月15日 15時00分
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全日本プロレス 高山迎撃の試金石 諏訪魔アジアタッグ獲りへ
2008年12月15日 15時00分
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全日本プロレス ダブル武藤F15度目防衛
2008年12月15日 15時00分