FEG系の大みそかイベント「Dynamite!!」への出場を回避したことで、今後の動向に注目が集まっている秋山に、もう1つのメジャー団体から勧誘メッセージだ。
この日の吉田道場の恒例行事「VIVA!JUDO」に来場した、戦極を主催するワールド・ビクトリー・ロードの広報で、J-ROCK代表の國保尊弘氏が、秋山について「面白い選手だと思います。戦極のリングに上がりたいと言って来れば歓迎します」と語った。
現時点では「FEGさんとの契約のことは分からないですし、年内のオプションとかも残っているとも思いますので交渉は全くしていません」という。ただ、秋山自身はブログ上で「来年にいろいろ契約の話をさせていただいて、どこのリングに上がるかわかりません」とコメントしているだけに、今後の交渉いかんでは来年以降の戦極参戦もあり得る。
早ければ2009年1月4日に行われる「戦極の乱」(さいたまスーパーアリーナ)に電撃参戦する可能性も否定できない。國保代表も「秋山選手は年末に向けてトレーニングしていたでしょうし、契約面などですべてクリアすれば、急きょ参戦という話もなくはない」と言及。急転直下のサプライズ参戦の可能性に含みを持たせた。
さらに、「戦極には因縁のある三崎(和雄)選手や、向こう(秋山)が戦いたいとアピールしている吉田(秀彦)選手もいますからね」とニンジンをぶら下げてみせた國保代表。戦極の柔道王の吉田を追っかけ、反骨の柔道王の秋山が、戦極リングに参戦することはあるのだろうか。