藤波が繰り出すドラゴンスクリューの連発で何度も顔を歪めた吉江。右ヒザを執拗に狙われ、苦戦を強いられたが、最後はダイビングボディープレスで圧殺。初のシングルタイトルを獲得した。
吉江には気負いはない。「いつまでも藤波さんに頼れない。オレが引っ張っていく」と無我=藤波のイメージを払拭していくことを誓った。
12年の歴史に幕を下ろし、年明けから団体名も新たに再度の旗揚げ戦を行う無我。吉江は「新団体名は年内に発表します。もちろん再出発ですから、再旗揚げ戦も1月中にやります」と今後の方向性を示した。
さらに吉江は「月平均で5試合以上はやっていきたい。シリーズとして定期的に開いていけるようになれば」と西村修脱退の原因の一つでもある試合数の少なさの解消についても言及した。
吉江が新たなエースとして走り出した。