スポーツ
-
スポーツ 2019年01月21日 06時00分
新日本YOSHI-HASHIが3ヶ月ぶりに復帰!「コケたらまた立ち上がればいい」
新日本プロレスCHAOSのYOSHI-HASHIが5日、後楽園ホール大会でサプライズ復帰した。 YOSHI-HASHIは昨年の9.23神戸ワールド記念ホール大会で、棚橋弘至対オカダ・カズチカの試合後に乱入し、棚橋とオカダを急襲したジェイ・ホワイトの暴挙を止めるべく、花道をダッシュしてリングに向かったが、リング手前で足をすくわれる形となり転倒。頭部と肩を負傷しリングに上がるも、ジェイに一蹴されてセコンドの肩を借りて控室へ退場。そのまま病院に直行し長期欠場となった。YOSHI-HASHIが運ばれた後に外道が現れ、ジェイに加担。ジェイと外道、そして翌月には邪道もCHAOSを脱退し、バレットクラブに合流することとなった。 9月シリーズでYOSHI-HASHIは、棚橋から「俺のとこに来いよ」と勧誘を受けていた。オカダとのタッグでも誤爆を繰り返し、リングにオカダを残して1人で退場するなど、ジェイとは違う意味でCHAOSの中で不穏な動きをしていた。あの時、棚橋を救いたかったのか、オカダを救いたかったのかは定かではない。しかし、YOSHI-HASHIが欠場している間に、話は急展開。ジェイの暴挙がキッカケとなり、棚橋とオカダ、新日本本隊とCHAOSがいったん休戦し、バレットクラブと対峙することとなった。 「俺があの時コケてなかったらこのタッグは実現していない」 YOSHI-HASHIはこのように話し笑っていたが、唐突に発表された復帰戦では、YOSHI-HASHIの脇を棚橋とオカダがしっかりと固めていた。これがYOSHI-HASHIが当初から描いていた狙いだったとするならすごいことである。 復帰戦では左肩にテーピングをガッチリ巻いていたが、復帰戦とは思えぬ動きを披露。棚橋とオカダも6人タッグの実戦が増えてきたこともあり、連携もスムーズ。2人がYOSHI-HASHIをしっかりとお膳立てしていたのが印象的だった。試合はジェイのブレードランナーでYOSHI-HASHIが3カウントを奪われたが、YOSHI-HASHIは充実した表情を見せた。 「復帰戦、負けだったけど、神戸のときと一緒で、コケたらまた立ち上がるだけだから。また、これからまた、始まるから。まだまだこれから」 試合後、インタビュールームに現れたYOSHI-HASHIは新たなる闘いに向けて目を輝かせていた。『G1クライマックス』ではケニー・オメガから勝利した実績もあるだけに、棚橋とスムーズ絡んだことが、自身のステータスをさらに押し上げるキッカケになればいいと思う。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2019年01月20日 17時30分
野球ニュースの主役は巨人よりも吉田輝星、根尾昂!
どの球団が野球報道の「主役」を務めるのか。それは、1月の自主トレと新人合同練習で決まるようだ。 「ストーブリーグ(オフ)の主役は巨人でした。原辰徳監督の3度目の指揮官就任という珍しさも目を引きましたが、フリーエージョント補強で丸佳浩、炭谷銀仁朗の獲得に成功し、その後の人的補償でも『誰が引き抜かれるのか』と、アンチ巨人ファンも注目していました」(ベテラン記者) 人的補償で巨人を去ることになった内海哲也、長野久義は、ドラフト会議で他球団の指名を蹴ってまで“ジャイアンツ愛”を貫いた生え抜きだ。その生え抜きをプロテクト名簿から外し、プロ野球ファンに大きな衝撃を与えた。 そんなオフの野球報道をけん引してきた原巨人だったが、自主トレシーズン突入と同時に、主役の座を明け渡した。 日本ハムの吉田輝星、中日の根尾昂。2人は巨人に集まっていた野球記者やTVカメラを、自身のほうに向けさせた。 吉田について、こんな評価もある。 「普段、野球にあまり関心のないテレビ視聴者でも『去年の夏、甲子園で活躍した金足農のピッチャー』ということは分かりますからね。その吉田がプロ野球生活をスタートさせたことは、分かりやすいニュースと言えます」(ワイドショースタッフ) かつて、日ハムが斎藤佑樹を指名したときも同様の声が聞かれた。「分かりやすい」「人物像やプロフィールを説明する必要がない」ことは、「どの出来事を紹介するか」を常に考える番組サイドにとって、非常に重要なポイントとなる。 その“分かりやすい”の視点から言うと、巨人と阪神は失敗したようだ。 「巨人1位の高橋優貴、阪神1位の近本光司は、それぞれのすごさを説明しなければなりません。全国ネームの知名度を持つアマチュア選手を獲るだけが『ドラフトの成功』ではありませんが、営業的な要素を重ねて考えると、高橋が先発する、近本が開幕スタメンを勝ち取ったとなっても、お客さんは増えないでしょう」(前出・同) キャンプ、オープン戦と進んでいくにつれ、露出度が増えそうなのが、中日の根尾だ。立浪和義氏以来となる高卒新人野手の開幕スタメンに向け、地元名古屋のファンは大きな期待を寄せている。18年シーズンに同じポジションのショートを守った京田陽太との争いは見物で、与田剛新監督の決断にも注目が集まっている。 「『実力主義で京田を使うべき』との声もあれば、将来を考え、チームを活性化させる意味で根尾の起用は『冒険する価値がある』と言う人もいます」(地元紙記者) もっとも、主役の座を明け渡した巨人だが、開幕カードは“因縁の広島”だ。丸対広島投手陣、長野対原ジャイアンツは興味深い対立図となるが、一挙手一投足が気になるわけではない。巨人から、吉田、根尾にメディアが乗り換えたのも当然だ。 今季、巨人は優勝戦線に食い込むことができなければ、野球報道で「その他大勢」扱いされるという屈辱も味わうことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年01月20日 17時10分
広島 長野が今オフFA行使で移籍する球団名と黒幕
巨人がFAで獲得した丸佳浩外野手(29)の人的補償で広島移籍が決まった長野久義外野手(34)に関して、今オフ、FA権を行使して横浜DeNA入りするとの情報が浮上。長野の妻は、テレビ朝日の下平さやかアナ。一家で広島入りすることができない事情に中畑清氏が助け舟――。 「3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。ジャイアンツと対戦することを楽しみにしています」 巨人がプロテクトした28人枠から外され、同じ外野手・丸佳浩の人的補償で広島入りが決まったベテラン長野久義。しかし、編成権を握る原辰徳監督に対し恨み節は一切言わず、殊勝にこう話して男をあげた。 しかし、これを額面通りに受け取る球界関係者はまずいない。 ご存じのように、長野の妻は、テレビ朝日の下平さやかアナウンサー(45)。現在も同局の看板番組『ワイド! スクランブル』をはじめ、『じゅん散歩』のナレーション、さらにインターネットテレビのMCなど、多くのレギュラー番組を抱える売れっ子アナだ。生放送も多々あるため、’14年に広島の堂林翔太内野手と結婚したTBSの枡田絵理奈アナが同局を退社して広島に移住したように、夫婦で広島移住とはいかないのだ。 それでも、長野が泰然自若としていられるのは、自身がすでに海外FA権を取得しているからに他ならない。今オフにFAを宣言しさえすれば、古巣復帰も含め再移籍が可能だからだ。 図らずも、長野が広島を終の住処と考えていないことが、カープでの新背番号により分かった。 「球団は、昨シーズンまで丸がつけ、緒方孝市監督も現役時代につけていた『9』を提示したのに、長野は辞退しました。『9』は将来、成長した若手がつけるべきだと。そこで選んだのが『5』。セの代打本塁打記録を持つ町田公二郎氏や4番も務めた栗原健太氏がつけていたが、存在感は薄い。腰掛けとなる可能性があるため、重い背番号を拒んだのです」(地元テレビ記者) 今オフ、巨人は丸のほかにFAで西武から炭谷銀仁朗捕手(31)を獲得。この人的補償で、内海哲也投手(36)が西武に移籍した。内海も国内FA資格を有しており、FA宣言すれば、巨人復帰が可能だ。 内海について、巨人の石井一夫代表取締役社長は、「巨人に戻ってくれることを期待しています」と言わずもがなの発言をし、物議を醸した。内海がFA宣言すれば、復帰を受け入れることを暗に認めたのだ。 長野についても球団の方針は同じだろう。とはいえ、長野は例え今オフにFAを宣言したとしても、巨人に復帰することなど念頭にないという。巨人OBの野球解説者が裏事情を明かす。 「長野はジャイアンツ愛の象徴的な選手。ひたすら巨人軍入団を願い、’06年の日本ハム、’08年のロッテと2度の指名を拒否した末に、’09年になってようやく巨人にドラフト1位で入団した経緯がある。しかし、今回は事情が違う。自分がFAで巨人に戻った場合、今度は別の巨人選手が人的補償で犠牲になる。それを考えると、後輩思いの長野が古巣復帰を考えることはない」 一方の広島サイドは、今オフの長野のFA流出は想定内だという。 丸の抜けた穴が大きいことから、大物外野手が必要と考え、年俸2億2000万円を承知で長野を獲得した。そこには「1年限定なら、費用対効果は十分に見込める」というシビアな計算があるという。 「緒方孝市監督と長野は、同じ佐賀県出身で実家も隣町同士。移籍に快く応じたのも、以前から交流があったからです。監督は、長野が家庭の事情で東京を離れられないことを熟知している。長野が帰京を願えば、希望通り送り出すでしょう」(スポーツ紙デスク) そこで、ちょっかいを出そうとしている男がいる。巨人OBでDeNA前監督の中畑清氏だ。 「内海に続いて今度は長野が…。巨人OBの1人として寂しくてたまらない。伝統や格式を口にする球団が薄っぺらになったな」 今回、長野を失った経緯について、原巨人をあからさまに非難しているのだ。そんな中畑氏には“ある思惑”があるという。 「中畑氏は、全権監督を託された原辰徳体制からはみ出した選手の受け皿となる勢力の旗頭になりつつあります。長野、内海をはじめ、今回の巨人のプロテクトリストから漏れたと思われる阿部慎之助、亀井善行、澤村拓一などと連動して、原巨人に対抗できうる軍団結成を目指しているのです。受け皿は、横浜を本拠地とするDeNAベイスターズです。今季はラミレス監督が引き続き指揮を執りますが、今オフには中畑氏が復帰する可能性がある。その手土産となるのが、米MLB転身が予想される筒香嘉智に代わる“スター選手”にして“主砲”の獲得です。惜しまれて巨人を去った長野なら同情票も集まり、中畑監督との相乗効果が見込めます」(前出・スポーツ紙デスク) 横浜なら都心から通勤圏内で、最愛の妻も仕事が続けられる。さらに選手層の薄いベイスターズなら人的補償で悩む必要もない。まさにいいことずくめだ。 長野がこのままカープに骨を埋めることはあるのだろうか。とはいえ、このオフ、FAで巨人に復帰することだけはなさそうだ。
-
-
スポーツ 2019年01月20日 06時00分
SNSで勃発した大崎兄弟とタネ兄弟の抗争は新展開へ!2.11大田区大会で弟対決が決定!
キックスロード『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』▽16日 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST 観衆 672人(超満員札止め)▼51.5kg契約(3分3R)<OISHI GYM / WMC日本スーパーフライ級王者>○大崎孔稀(2R 1分48秒 KO)タネ♡ヨシキ●<直心会>※3ノックダウン 弟・タネヨシホの飛躍を間近で見ながら、ヨシホのマネージャーに徹していた兄ヨシキは心境の変化を感じ、キックボクサーに復帰。KNOCK OUTに出たくて仕方がないと、ヨシキはツイッターで参戦を猛アピールした。 ヨシホは階級を変える意向も示していた。「ヨシホが実現できなかった石井一成戦と、敗れた大崎一貴への敵討ち」も望んでおり、これに「待ってました」とばかりに噛みついて来たのが一貴の弟、孔稀(こうき)である。 実は孔稀もKNOCK OUTに出たくて仕方なかった一人。2人は前代未聞のSNS上での抗争を展開。最終的には「俺が勝ったら兄貴とやらせろ!俺が負けたらヨシホとやらせたる」というヨシキのツイートで決着。一連の流れを見ていた小野寺力プロデューサーは「今どきだなぁ」と漏らしながらも「自分がKNOCK OUTに出るにはどうやったらいいのか?というのを考えた時に、今はSNSというコンテンツがある。それを2人はうまく活用していた。我々としては喜ばしいことで、カードを組ませてもらいました」と明かした。ヨシホがキッカケを作り、これに孔稀が乗っかったことを高く評価している。煽り映像でも両者のやり取りが流れ、超満員の会場は大いに盛り上がっていた。 孔稀には一貴が、ヨシキにはヨシホがセコンドに。試合前のルール確認では、タッグマッチでも行われそうなムードが漂っていた。試合は1R、両者ともに初のKNOCK OUTだったこともあり、緊張してしまったという。1Rはお互い様子見の状態でイーブンに。そして迎えた2R。インターバルの間にセコンドと話してリラックスできたという2人。孔稀は地に足がついた本来のスタイルを、ヨシキもヨシホと同じくトリッキーな動きを見せていく。しかし「前に行った」ヨシキを力で勝る孔稀が右ショート、相打ちの右ストレートで連続ダウンを奪うと、孔稀の前蹴りでヨシホはスリップして倒れてしまう。最後は左フックで3度目のダウンを奪い孔稀がKO勝ち。大崎兄弟は、タネ兄弟を相手に2連勝。しかし「全面戦争」はまだ終わらない。 「無事初戦をKOで勝つことができたんですが、2月の大田区総合体育館、タネヨシホ選手、僕とやりましょう。小野寺さん、いいですか?」 試合後、勝った孔稀は「約束通り」にヨシホとの弟対決をアピール。小野寺プロデューサーが即答で許可すると、いったん控室に下がっていたヨシキが1人で現れ「俺と2月? 全然ええよ。しばき倒したるわ!俺はヨシキより強いから!」と連続KOを狙う孔稀を関西弁で威嚇。2.11に大田区総合体育館で行われる『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』で対戦することが正式に決定した。 インタビューブースで孔稀は「KOできてうれしい。ヨシキ選手は気持ちが強い選手だとやってみて分かりました。2月はお兄ちゃんも出るので2人で同じ日にKO勝利をしたい。勝ったらお兄ちゃんの敵討ち(石井一成戦)をしたいですね」と笑顔を見せた。 ツイッターでのやり取りに関しては「目にも鼻にもついたツイートを見たので、絡んだんですけど、僕もヨシキ選手と同じでKNOCK OUTに出たかったので良かったです」と振り返っている。 敗れたヨシキは「何も覚えてないんですよ」としばし呆然。「でも逃げずに前に行って負けたので、悔いはないです。あんなに強い選手はジュニア時代にKOされた那須川天心以来ですね。ああいう負け方もしたことがないので、また出直します」と前を向いた。 2月に孔稀との対戦が決まったヨシホは「兄貴と試合をしてる時、セコンドサイドから見てて、結果は兄貴の2R、KO負けでしたが、正直僕なら行けると思いました。2月は弟対決をしっかり勝つ。大崎の兄貴にはやられっぱなしになっているので、また試合してやり返したいですね」と抱負。「全面戦争はまだ終わらないですよ!3分5R、じっくりとど突きまわすので、期待しててください」と必勝宣言した。 小野寺プロデューサーは「きょうのベストバウトはこの試合でしょう。自分たちでチャンスをつかんで、いい試合をして、さらに次の展開にもつないでくれた。ヨシキ君も負けましたけど、まだまだチャンスは与えていきますし、石井君と一貴君を中心にフライ級戦線は回っていくと思っているんですが、こういう新たな選手がさらに活性化してくれるというのは、フライ級のトーナメントをやって良かったなと思います」と、SNSがキッカケでセミファイナルに組まれたこの試合を高く評価。昨年のベストバウトは石井と一貴の試合が獲得しているが、フライ級は若くてイケメンのスター性を兼ね備えた選手が多く、新たなファンの開拓にも貢献する可能性を秘めている。 今回のカード実現により、今後もSNSで参戦をアピールする選手が続出するのは必至。しかしタネヨシキも大崎孔稀もツイッターでのやり取りを加速させながらも、しっかり考えながら発信したからこそ、小野寺プロデューサーの目にとまり、今回のカードが実現したのだ。ただ発信して実現できるほど甘い世界ではないことは頭に入れておく必要があるだろう。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2019年01月19日 17時30分
やっぱり1位はあの球団?プロ野球新人王輩出球団ランキング
昨年のドラフト会議を経て、晴れてプロ野球選手となった指名選手たち。開幕一軍入りやその後の定着、さらには新人王獲得に向け、全ての選手が並々ならぬ思いを抱いていることだろう。 1950年の大島信雄(松竹)、荒巻淳(毎日)を皮切りに、ほとんどの年で受賞者が誕生している新人王のタイトル。そんな“ゴールデンルーキー”たちを、これまでに最も多く輩出したのは一体どの球団なのか。人数が少ない順に、ランキング形式で以下に見ていきたい。(いずれも前身球団を含む。現オリックスは阪急ブレーブス・近鉄バッファローズも前身となり単純比較できないので対象外。) 最も輩出人数が少なかったのは、2004年に新規参入した楽天の3名。8名のDeNA・阪神・ロッテ、9名の広島を含め、この5球団が輩出人数1ケタとなっている。 2ケタ10名を記録しているのは、ヤクルト・中日の2球団。なお、中日の新人王で現役は京田陽太(2017年)ただ一人だが、ヤクルトは石川雅規(2002年)、青木宣親(2005年)、小川泰弘(2013年)の3名が今なお現役としてチームに在籍している。 昨季の日本一球団であるソフトバンクは、11名の新人王を輩出。最も直近で新人王を獲得したのは、先日現役引退を表明した攝津正(2009年)となっている。 13名の新人王を輩出し、3位となったのが日本ハム。ちなみに、チームに初めて新人王が誕生したのは東映時代の1959年だが、この時にタイトルを獲得したのは球界のご意見番として知られる張本勲氏である。 その日本ハムを僅差で上回る14名を擁し、2位に入ったのが埼玉西武。新人王と共に最多勝も獲得した松坂大輔(1999年/現中日)のセンセーショナルな活躍が、強く印象に残っているファンも多いことだろう。 そして、19名を輩出し断トツの1位となったのが巨人。直近の獲得者は澤村拓一(2011年)と少々遡るが、それまでは山口鉄也(2008年)松本哲也(2009年)、長野久義(2010年/現広島)と4年連続で新人王を輩出し続けた。 以上が、新人王輩出球団のランキングとなっている。これから始まる新元号のシーズンで、これらの数字はどのように変化していくことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2019年01月19日 06時00分
「今まで倒したことがない技で倒す!」那須川天心、再起戦の相手はアルゼンチンの強豪
キックボクシング団体RISEは.10大田区総合体育館大会から開幕するRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』の対戦カード発表。17日に都内のホテルで会見を開きファンにも同時公開した。 注目は昨年の大晦日に行われた『RIZIN.14』(さいたまスーパーアリーナ)のフロイド・メイウェザーとのスペシャルエキシビションマッチで、初のKO負けを喫した“神童”那須川天心の再起戦。今回開催される8人参加の世界トーナメントは、天心がずっと提唱していた。昨年RIZINでの開催が企画されたこともあったが、堀口恭司戦、フロイド・メイウェザー戦といったイレギュラーなビッグマッチが組まれたこともあり、昨年初の世界タイトルを創設したRISEのリングで開催されることとなった。 -58kg世界トーナメントは、天心、志朗(以上日本)、ロッタン・ジットムアンノン、スアキム・PKセンチャイムエタイジム(以上タイ)、フレッド“The Joker”コルデイロ(ポルトガル)、フェデリコ・ローマ(アルゼンチン)、タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル)、そして後日発表とされていた最後の1枠にウラジスラフ・ミキータス(ウクライナ)が加わった。3大会でトーナメントを進め、世界6カ国、8選手が優勝賞金1000万円を争う。 天心の1回戦の相手は、アルゼンチンの強豪、フェデリコ・ローマに決定した。フェデリコはRISEに参戦しているイグナシオ・カプロンチと同門。WKN世界タイトルなどを獲得しており63勝4敗1分(31KO)の戦績を誇り、イグナシオの影に隠れていた実力者だ。RISEにはセコンドで常に来日しており、周囲の実力は把握済み。本人はトーナメント制覇へ自信満々だ。 天心とイグナシオは2017年11月に対戦。イグナシオが計量に失敗し、ペナルティーを課された中、天心がKO勝ちを収めた。フェデリコにとってはイグナシオの敵討ちをする意味でも負けられない。「私は“小さな巨人”と呼ばれている、WKN世界チャンピオンだ。パンチ、キック、ヒザのパワーは同階級には負けない。メイウェザーはパンチだけだけど私は全て使える。天心は覚悟して待っていてほしい。私は勝つために日本へ行くよ」とメッセージを送った。 天心は「ちょっと見たんですけど、フィジカルも強そうだし、久しぶりにサウスポーの選手だから戦い方が変わると思います。しっかり研究して、今まで倒したことのない技で倒したいと思っています」と必勝宣言した。 その他1回戦は、スアキム対タリソン、ロッタン対ブレッド、志朗対ミキータスの組み合わせ。天心にとってライバルとなるのは、昨年6月の幕張メッセ大会で、延長の末、何とか判定勝ちを収めたロッタンになるだろう。 ロッタンも「決勝で天心と闘って優勝したい」と名指ししており、天心も「全試合KOで勝つ」と話す一方で、「お互いに勝ち上がれば、ロッタン選手としっかり決着をつけたいので、ロッタン選手にKOで勝ちたい思いが一番強いです」と、過去に自身を最も追い詰めた男との再戦を改めて望んだ。 「今年は昨年経験したものを爆発させる年だと思っています。先日、成人式も迎えましたし、今年もいろいろチャレンジして、このトーナメントで集大成を見せたい。格闘技界にもう1回火をつけたい」 メイウェザー戦後、初の公の場となったが、「あの試合は盗めたこともあったし、良かったことしかない」と“世紀の一戦”に関する雑音を一蹴した。天心の父でTEPPEN GYMの会長の弘幸氏は「天心の力はまだまだ発揮されていない」と語っている。この言葉を証明するには、今回のトーナメントを圧倒的な強さで制し、世界一の称号を胸に次のステージへ進むしかない。今度はトーナメントで優勝して悔し泣きではなく、嬉し泣きをしてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
-
スポーツ 2019年01月19日 06時00分
2020東京オリンピック中止はあり得る? 過去の中止、返上例は
2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致に関して、汚職の疑いがあるとしてJOCの竹田恒和会長がフランス当局に取り調べを受けている騒動は尾を引きそうだ。 事態を受けて竹田会長は、1月15日に東京都内で記者会見を行い、汚職の事実を否定するも、調査中の案件もあるとして質疑応答は一切受け付けず、会見はわずか7分で打ち切りになった。これには、ネット上では「全然潔白主張になってない。かえって怪しすぎる」「これ数年前から捜査が進んでいるんだよね。もう詰み寸前じゃん」といった声が聞かれる。 今後の動向次第では、最悪の場合、オリンピックの開催地返上の可能性も出てきた。そもそも、オリンピックはこれまで返上、中止となった例はあるのだろうか。 最初にオリンピックが中止となったのは、1916年のドイツのベルリン大会である。第一世界大戦の混乱のため中止となった。 次に中止となったのは日本である。1940年の東京オリンピックと、同年に開催予定だった札幌での冬季オリンピックが中止になっている。この大会はアジアで初めてのオリンピックとして注目が集まっていたが、日本が軍事大国化を進め、諸外国との外交関係の悪化により、日本が開催権を返上する形で中止となった。夏はフィンランドのヘルシンキ、冬はスイスのサンモリッツ、さらにドイツのパルテンキルヒェンが代理開催地となるも、結局中止となった。翌1944年のロンドンオリンピックも第二次世界大戦のため中止となっている。同年にイタリアのコルチナ・ダンペッツオで開催予定だった冬季オリンピックも中止となっている。 戦後において唯一の返上例が、1976年にアメリカのデンバーで行われた冬季オリンピックである。決定直後から地域住民から激しい反対運動が起こり、さらに、当初から懸念されていた資金難も現実のものとなったため、最終的に反対運動派が起こした住民投票の結果、オリンピックの返上が決定した。代理開催地はオーストリアのインスブルックとなった。デンバーは1970年に決定し、開催権が返上されたのは1972年10月であり、開催の4年前である。 2020年の東京オリンピックの場合、再来年に開催が迫っているため、さすがに開催地返上の可能性は低いといえるが、過去2度のオリンピック中止は日本で起こっているため、3度目の可能性もありそうだ。
-
スポーツ 2019年01月18日 21時30分
敵か味方か?矢野監督を悩ませるトラOB組織の動向
“外野の声”が、新指揮官の重荷にならなければいいのだが…。 去る1月15日、阪神のOB組織のひとつ「天地会」の新年会が開かれた。1985年の日本一と、87年の最下位の両方を経験した首脳陣、OBらによって構成されたグループであり、それをまとめているのが当時の指揮官だった吉田義男氏だ。 「吉田氏は阪神OBの中で最も大きな組織をまとめていると目されています。不適切な言い方かもしれませんが、吉田派はOBの中でも最大派閥です。天地会のメンバー以外のOBを従えています」(在阪記者) 伝統球団にありがちな話だが、OB組織が現場に関与してくるのは珍しいことではない。特に阪神は監督人事でもOB幹部に意見を仰ぐことがあるとされるだけに、やっかいな存在ともなっている。 「故・星野仙一氏が阪神監督を引き受けた際、OB組織にものすごく気を遣っていました。外様監督になるので、OB組織を敵に回したら大変だと思い、先に手を打ったんです」(ベテラン記者) 矢野燿大新監督が選ばれた経緯だが、球団関係者によれば、OB組織には相談しなかったという。前任の金本知憲氏を切ると決めた時点で二軍監督だった矢野氏の昇格を念頭に置いていたからだ。 「金本、矢野と続けて外様監督となりました。矢野監督は解説者時代からOB組織とうまくやっていました。矢野監督がどうというのではなく、2期続けて外様の指揮官を据えたことに不満を持つOBもいないわけではありません」(前出・在阪記者) 最大派閥のドン、吉田氏は矢野監督に好意的なコメントを出している。また、金本時代に頭角を現した若手にも期待しており、良好な関係にあるようだ。 しかし、こんな情報も交錯している。「吉田氏はキャンプ視察の際、ブルペンにも足を運ぶ」と――。 「吉田氏は85歳とは思えないほど活動的で、キャンプにも頻繁に顔を出してきました。矢野監督が指導する今年2月のキャンプにも顔を出すようですが、ブルペンを見たいと言っていました」(前出・関係者) 吉田氏のかつての視察はメイングラウンドが中心だった。打撃練習、内野の守備、連携プレーを熱心に見てきたが、自身の哲学からか、ブルペンには足を運んでいなかった。今季から、メッセンジャーが外国人枠を外れる。来日1年目で13勝を挙げた前中日のガルシア、望月、才木、小野、2ケタ勝利の経験を持つ秋山、3年連続の不振から復活を目指す藤浪など、今年の阪神の投手陣は“見どころ”が多い。「ブルペンを見たい」という吉田氏の気持ちも分かる。しかし、例年とは違う行動を予定しているとなれば、「ほかに目的があるのでは!?」と周囲も勘繰ってしまう。 「矢野監督も『何かあるのでは?』と思うでしょう。吉田氏が直接、若手投手に話しかける場面もありそう」(前出・在阪記者) 矢野監督がコケるようなことになれば、OB組織は一気に潰しにかかる。前任・金本氏も最下位転落と同時に、その組織パワーに泣かされたクチだ。 天地会の新年会は穏やかな雰囲気で終わったが、「何事も起こらなければ…」と懸念する関係者は少なくないようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年01月18日 17時30分
ネット上にも称賛の声 サッカー日本代表が3連勝でグループ首位通過
18日に行われたアジアカップグループF第3節。前節グループ突破を決めた日本は、首位通過をかけてウズベキスタンと激突した。 首位攻防戦となるこの試合を、まず最初に動かしたのはウズベキスタン。前半40分、右サイドからペナルティエリアに侵入したFWショムドロフが、マークをものともせず、ゴールネットを揺らした。 先制を許してしまった日本だが、すぐさま試合を振り出しに戻す。失点から3分後の前半43分、DF室谷成が上げたクロスにFW武藤嘉紀が頭で反応。ボールはゴールに吸い込まれ、前半は1−1とお互い譲らない展開となった。 エンドが変わって迎えた後半13分、日本は待望の勝ち越し点を奪う。コーナーキックのこぼれ球に反応したDF塩谷司が、ペナルティエリア外正面から右足を一閃。放たれたシュートは、勢いよくゴール右上に突き刺さった。 同点を狙うウズベキスタンの攻勢を最後まで跳ね返した日本は、2−1で見事に勝利。3連勝で勝ち点9とし、堂々のグループF首位通過を決めた。 今後の戦いを見据えて、前節からスタメンを10人変更していた日本。控え組主体でもきっちりと勝利を収めた今回の一戦を受け、ネット上には「今日出た選手たちはよく頑張ってくれた」、「ここで主力が休めたのは大きい」、「こういう勝ち方は勢いが出ていいね」といった称賛のコメントが数多く寄せられている。 グループFを首位で突破した日本はラウンド16でグループE2位と対戦する。18日行われたカタール対サウジアラビアの一戦で、サウジアラビアがカタールに0-2で敗れ日本の対戦相手となった。ちなみに、アジアカップでの対戦成績は、対サウジアラビア「4勝1敗」となっている。 2大会ぶりの王座奪還へ向けて、着実に歩みを進めている日本。果たして、今後次々に立ちはだかるアジアの難敵たちを退け、頂点に立つことはできるのか。注目のラウンド16は、21日に行われる予定だ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2019年01月18日 06時00分
WWE中邑真輔がUS王座リターンマッチ権を強奪!SD女子王者アスカはベッキーと舌戦!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、アラバマ州バーミングハムのレガシー・アリーナで主力ブランドのスマックダウンを開催した。同28日の次回PPV『ロイヤルランブル』では昨年同大会で優勝した日本人スーパースターの中邑真輔と、アスカがタイトルマッチを行う。開催が近づき、慌ただしくなってきた。 昨年12月にUS王座から陥落した中邑は、新王者ルセフを果敢に攻めた。王者がお祝いをしているところに乱入し、必殺のキンシャサでぶち壊す暴挙。さらに妻のラナを怪我させたことに怒り襲いかかるルセフに対しては、バックステージでキンサシャを放ちKO。ルセフは中邑のリターンマッチを避けているかのように思えたが、中邑の執念が実る形で、両者のタイトルマッチが正式に決定。因縁を深めた2人は4月に開催される世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア』に向けて、『ロイヤルランブル』で対戦する。 スマックダウンのオープニングに登場したベッキー・リンチは「王座を取り戻すぞ!アスカが勝ったのは運が良かっただけだ」と王座奪還を高らかに宣言。するとそこにスマックダウン女子王者のアスカが現れ「ベッキーは話してばかりで針のない蜂のようだ。『ロイヤルランブル』の後は私の陰に隠れることになる」と逆に挑発し舌戦を展開した。ここでいつものように空気を読まないアイコニックスが登場。2人を挑発するとイラついたベッキーがペイトン・ロイスと対戦することが急遽決定した。 試合は実力差を見せ付けたベッキーがディスアーマーでペイトンからタップを奪い勝利。今度はアスカがビリー・ケイを捕まえて無理やり試合を始め、ベッキーに見せつけるかのようにディスアーマー、さらにアスカロックでビリーからタップを奪って完勝。結果的に2人そろって乱入したアイコニックスの2人を蹴散らし、実力を示した。最後、アスカとベッキーは睨み合ってからリングを後にした。ロウに所属しているロンダ・ラウジーの不可解な介入により、棚ボタ式で王者になったアスカだが、前王者であるベッキーはやっかいな相手。『ロイヤルランブル』での防衛戦も一筋縄ではいかなそうだ。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
-
スポーツ
石井慧 デビューに黄信号
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 諏訪魔 帝王との一騎打ちに向けて一歩前進
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司が追悼のエメフロ弾
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス GURENTAI ベルト独占宣言
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 荒谷大ハッスル
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
田代まさし 大谷の挑発受けた!!
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
球界因縁のライバル(18) 広岡VS森
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
野球 野村監督 あの手この手の駆け引きで球団フロントをKO!?
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
美姫さ〜ん ダイタ〜ン
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
ノア 三沢さんの棺に誓う 潮崎 きょう新日狩り
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 川田「信じられないままでいるんで」
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
みちのくプロレス 新崎社長「経営者としてお話がしたかった」
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
元川悦子のサッカー魔法陣
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
江川卓氏 来季ロッテ監督浮上の裏
2009年06月19日 15時00分
-
スポーツ
三沢さんの死をムダにするな!! 日本プロレス協会設立へ
2009年06月19日 15時00分
-
スポーツ
K-1 KID 狙いは魔裟斗超え
2009年06月19日 15時00分
-
スポーツ
ZERO1 大谷晋二郎が田代まさしを挑発
2009年06月19日 15時00分
-
スポーツ
ZERO1 田中将斗が王者奪還と火祭りV4宣言
2009年06月19日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス “野人”中西が秘密兵器解禁予告
2009年06月19日 15時00分