この日、諏訪魔、河野真幸と組み、太陽ケア、鈴木みのる、高山のGURANTAIと6人タッグに臨んだ武藤。7・5金沢大会の世界タッグとの前哨戦となったこの試合、ケアとのグラウンドの攻防から一転、立ち上がると天を指差し、三沢さんのフィニッシュムーヴでもあったエメラルドフロウジョンを発射した。
試合後、武藤は「いろいろあった後の、(全日本で)初っ端の試合。以前三沢社長とやった時に練習した技。なんか出して見たくなった」と哀悼の意を捧げる意味で出したことを明らかにした。
また、無我ワールド・プロレスリング(当時)時代にノアの日本武道館大会で藤波辰爾と組み、三沢&潮崎豪と対戦した西村修は「いつまでも泣いてちゃいけない。肉体は滅びても(三沢さんの)魂は生き続ける」とコメントしていた。