スポーツ
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スポーツ 2019年01月11日 17時30分
ピンチ!イチローと菊池は日本開幕戦が見納めの声
45歳のレジェンドに「3試合目」はあるのだろうか。 シアトルマリナーズのイチロー外野手がマイナー契約を交わしたのは既報通り。マリナーズは3月20、21日に東京ドームで開幕戦を行う。チーム編成権を預かるジェリー・ディポトGMは日米のメディアを前に、その日本での開幕戦を指して、こうコメントした。「開幕2連戦で7安打すれば、3試合目の機会があるだろう」 MLBが海外で公式戦を行う場合、ベンチ入りメンバーを通常の25人から28人まで拡大できる。この拡大枠を使って、イチローが出場すると目されている。だが、ディポトGMに聞きたかったのは、「イチローはシーズンを通して、選手としてやっていくのかどうか」。額面通りに捉えれば、同GMの言う「7安打」は、現役続行のノルマとなる。 しかし、真意はそうではないようだ。 「マリナーズは今オフのチーム補強にあたって、多くのベテラン選手を放出しました。世代交代を急ぐためですが、そうなると、チームのまとめ役がいなくなります。イチローにその役目を託し、現役選手として残すつもりなのでは?」(米国人ライター) 二塁手のカノ、守護神のディアス、捕手のズニーノ、遊撃手のセグラ、左投手のパクストンも放出してしまった。高額年俸の選手を一気に整理した感もあるが、たしかに、チームリーダーが務まりそうな年長者も見当たらなくなってしまった。 「2試合7安打」は同GMのユーモアであって、やはり、「それくらいの活躍を収めて、チームをまとめてほしい」という意味合いだったのかもしれない。 もっとも、昨季まで17年連続でポストシーズンマッチに進出していない現状を指して、「イチローを厚遇している余裕はない」とドライな見方をするメディアもあった。ここまで選手を入れ換えるということは、チームは危機的状況にあるわけだ。 だが、心配のタネはイチローだけではない。新たにマリナーズの一員となった菊池雄星もアブナイという。「菊池は例年よりもハイペースでの調整をすると話していました。メジャーに移籍して1年目なので、オープン戦で結果を残しておかないと先発ローテーションに生き残れないと思ったのでしょう。マジメな彼らしい決意です」(スポーツ紙記者) しかし、ハイペース調整が好成績につながるとは限らない。18年シーズン、菊池は「前年以上の好成績を!」と意気込み、早めの調整を行っていたが、その代償からか、5月上旬に左肩の痛みを訴え、約3週間の二軍調整を余儀なくされた。「慌てず、自分のペースで調整しろ!」と進言するプロ野球解説者も少なくない。しかし、夢のメジャーマウンドに立てる喜びからか、ハイペース調整論を変えようとしない。 日本のメディアの予想だが、マリナーズは開幕2連戦に菊池を先発させると見ている。イチローと菊池、日本のファンを意識した集客作戦だが、ハイペースの菊池が18年シーズン同様、“パンクしてしまう”のではないだろうか。「イチローが日本開幕戦後も『現役選手』として残れるとしても、4、5番手の外野手扱いでしょう。スタメン出場は少ないと思われます」(前出・米国人ライター) イチローを観たいとする日本のファンは多い。しかし、集客アップに利用されるだけなら、話は別だ。やはり、2試合7安打をマークし、控え外野手の評価を覆してもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年01月11日 17時30分
巨人が松井秀喜監督断念「ポスト原」にイチロー浮上②
報復”だった内海の移籍… プロテクト枠から外れた選手の中には、同じく功労者である阿部慎之助内野手、長野久義外野手の名前もあったと噂されており、GMを兼任している原監督への風当たりは強い。「それも覚悟の上でしょう。思い出して欲しいのは、内海・阿部・長野の3人は原監督の前政権末期、ヤンキースでコーチ修行をしていた松井秀喜氏と密かに通じ、巨人監督就任を呼びかけた中心的選手でした。原監督もその動向を察知しており、三たび監督に返り咲いたことで報復に出たのでしょう。投手陣のリーダーだった内海は、原監督の甥っ子である菅野智之にとって目の上のたんこぶ。長野がチームを離れれば、同じ外野手のイチローには好都合で、広島が丸の補償で獲得する可能性もあります。阿部は炭谷の獲得で第三の捕手に転落、先発出場など構想にありません」(ベテラン巨人担当記者) 原監督の最大の狙いは、V奪還と菅野を中心としたチームの再編成だ。巷間伝えられるような長期政権構想はなく、むしろスムーズな監督禅譲を望むという。「渡邉恒雄さん、長嶋茂雄さんという両重鎮がともに体調を崩したことで、『何が何でも次は松井秀喜監督』という声はフェードアウト。松井氏にその気がなく、イチロー巨人監督にシフトしてきている」(同) 原監督としても、外様のイチローなら禅譲しやすい。というのは、菅野はいずれMLBに転身するため、その際にもっとも理解を得やすい人物がイチローだからだ。米野球の情報入手やアドバイスも期待できるというメリットもある。「それらを考え合わせると、今季の一軍首脳が宮本和知投手総合コーチ、水野雄仁投手コーチ、元木大介内野守備兼打撃コーチ、鈴木尚広外野守備走塁コーチという、原監督にとってのライフワークである化粧品・健康食品会社が後援する野球教室のメンバーで構成された理由も明らかです。つまり、球団上層部が“お友達内閣”を容認したのも、すべてはイチローが帰還し、ヘッド格で内閣を締めてくれると計算してのものだったのです」(同) 内海の放出は「原・イチロー連立」の最初の一歩か。23日に「日本でやることはないと思います」と話したイチローの「思います」が意味深長だ。
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スポーツ 2019年01月11日 11時15分
元・日馬富士、久々にテレビ出演 大絶賛&大ブーイングが上がった理由とは
10日放送の『直撃!シンソウ坂上SP』(フジテレビ系)に元横綱・日馬富士が出演。好意的な意見が寄せられる中で、批判の声も上がった。一体どんな“賛否”だったのか。 「番組は、元貴ノ岩への暴行事件を理由に引退した後の知られざる1年間に『独占密着』、さらには『事件の思いを初告白』という触れ込みでスタート。インタビュアーが『相撲の神様から時計を戻してあげると言われたらどこに戻りたい?』と質問すると、元日馬富士は『あの夜ね……』と事件当夜について語り、『口で彼(元貴ノ岩)が理解するまで説明してあげられたらいいなと思います。行動(暴力)に移すんじゃなくて』と振り返りました」(芸能ライター) だが、番組ではこの後20分にわたり、彼がモンゴルに昨年開校した小中高の一貫校「新モンゴル日馬富士学園」の紹介VTRに。理事長の立場である彼は登校時間に玄関に立ち、生徒1人ひとりに挨拶。授業では「いただきます」「先輩・後輩」「おはようございます」といった礼節を重んじる日本語を学ばせているほか、柔道、剣道、空手などの日本式教育を多く取り入れていると語った。 また、校章には富士山と太陽があしらわれているという。そして彼は、「モンゴルの子どもたちが日本と言う国を理解して、いい絆・いい人間・いい社会人を作ってあげたいなと思います」と決意を述べた。 だが、彼が再び“過去”について触れたのはラストのわずか数分。親方など多くの周囲の支援があったにも関わらず、「引退して本当に申し訳ない」と謝罪し、「人生に消しゴムはない」と語って終わった。 この放送内容に、SNS上は「やっぱり素敵な人」「今やモンゴルに学校まで建ててすごい。かっこいい」「やっぱり最高の横綱だー」と彼の人間性を評価する意見が続出。 ただ一方で、「日馬富士は学校作る前に貴ノ岩に対してしなきゃいけないことあるやろ」「引退した日馬富士の今を良い風に伝えているだけ」「事件のシンソウを教えて!」など、「事件の思いを初告白」と事前に打ち出しながら、暴行事件について深く語らなかった本人、さらにはそんな番組構成を非難する声もあった。 良いようにとれば、犯してしまった罪は残るものの、過去を振り返らず前を向く姿勢ということなのだろうが、事件を知りたい視聴者にとっては不満だったようだ。いつか本当の「シンソウ」を聞ける日を待ちたい。
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スポーツ 2019年01月10日 21時30分
【DeNA】今年のルーキーは個性派揃い!?高級マットレスに抱き枕…お気に入りグッズ持っていざ入寮!
ベイスターズ期待のルーキー達が年明け間もない6日と7日、希望を胸に「青星寮」に入寮した。 ルーキー達はそれぞれ“お気に入り“や“こだわり“の品を持参して入寮するが、その一部を報道陣に公開するのが恒例となっている。未知のルーキーの隠れた一面を垣間見ることができる最初の機会ということで、楽しみにしているファンも多い。ここではそれぞれの持ち物チェックをしてみたい。 “真面目”な一面を見せたのが、ドラフト2位指名の伊藤裕季也(立正大)だ。言わずと知れた名将・野村克也氏の著書「野球論集成」を持参。感想は「新鮮だった。相手ピッチャーの考え方など、しっかり考えるようになった」とのことで、立正大の坂田精二郎監督から、春のリーグ戦に贈られてから、既に2回繰り返し読んだとのこと。セールスポイントのバッティングと甘いマスクの他に、“知性”も併せ持つようだ。 仲間との絆を大切にするタイプは3位指名の大貫晋一(新日鐵住金鹿島)。職場の仲間、30〜40人のエールがビッシリと書かれたのぼりを持って入寮。これは鹿島を離れる際に、サプライズで渡されたそうで、「感動した。部屋に飾ります」と、嬉しそうに語った。中には先輩の“飯は俺がおごる”のユニークな一文もあり、前職場でも人気者であったであろうとの想像が容易につく。 ドラフト1位・上茶谷大河投手(東洋大学)と、6位・知野直人内野手(新潟アルビレックスBC)は、睡眠に関わるグッズを持参した。 上茶谷は東京西川の高級マットレスを背負って登場。東洋大学の同級生、甲斐野央(ソフトバンク・ドラフト1位)に「縄文時代モノ?」といわれたペラペラで固いマットレスに別れを告げ、「甲斐野は知らないが同じモノ」に買い替えたと笑顔で明かした。「大学では2〜3人部屋だったので、ひとり部屋は変に寂しい」と語ったが、新しい睡眠の相棒を得て、いい新生活のスタートが切れそうだ。 知野が持参したのは“抱き枕”。中学1年から使用し、カバーを代えてまで愛用しているこだわりの一品。「ニトリのこれが一番フィットする。姉貴にもらったリラックマの長いのは最悪だった」と、唯一無二の存在と語った。フォトセッションでは、頬は枕に付け足を絡めて“いつも寝ているポーズ”も披露。サービス精神溢れるルーキーの掴みはOKだった。 高卒の3人も、なかなかユニーク。4位・勝又温史(日本大学鶴ヶ丘高)はウクレレ、5位・益子京右(青藍泰斗高)は書道道具、育成1位・宮城滝太(滋賀学園高)はプロテインと、バラエティに富んでいる。 去年のルーキー達は、1位の東克樹こそ“土屋太鳳”のサイン色紙と異彩を放っていたが、他の選手はスパイク、グラブ、バットやボールなど、野球にちなんだ物が多かっただけに、今年のルーキーのユニークさが際立つ。彼らはグラウンドでも“個性”を出せるのか!?既に始まっている新人合同自主トレから注目していきたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年01月10日 17時40分
ソフトバンク選手がファンに苦言「マナー悪い」 サインおねだり集団の”行き過ぎた行動”とは?
プロ野球・ソフトバンクの武田翔太、大竹耕太郎が、共に自身のインスタグラムを更新。マナーの悪い一部のファンに対し、要望交じりの苦言を呈している。 インスタの「ストーリー」を更新した武田は、自主トレ中に撮影されたと思われる写真を投稿。しかし、そこには写真だけでなく、「あと今日は帰りの時、一部のサイン貰いに来てた人のマナー悪かった」、「他の人に迷惑かかるから考えてもらいたい、少なくとも俺らはそう感じた」、「今後同じ状況が続くのであれば少し考えます」といった文も添付されていた。 武田と同様に「ストーリー」を更新した大竹は、自身の右手にサインペンのインクがつけられた写真を投稿。「こんな感じで手についたり、服についたりするので、サインはペン先を向けないで頂けると助かります。人が多いときは特に」と、マナーの改善を切実に呼びかけていた。 ネット上に寄せられた現地ファンの投稿によると、この他にも「サインをもらうために嘘をついた」、「1人の選手を大勢で取り囲み、身動きを取りにくくした」、「選手が乗った車を囲み、道を遮った」人がいたという。選手のことを考えていないこれらのマナー違反には、当然少なからず批判の声が寄せられている。 今回の一件に限らず、しばしば問題視されている一部ファンの暴走。恐らく本稿をご覧の皆様の中にも、そうした場面を現地で目撃したという人は多いことだろう。このような話が出るたびに、一プロ野球ファンとしては非常に悲しい気持ちになる。 また、昨今では現実のみならず、ネット上で悪質な行動・言動を目にすることも少なくない。書くのもはばかられるような誹謗中傷を浴びせたり、プライベートの写真を勝手にアップしたり、選手のみならず他のファンにまで矛先を向けたり…。こうした連中を、筆者は決して同じプロ野球ファンと認めたくはない。 “自分がよければそれでいい”などと考えている一部の人間には、今一度節度や自覚といったものを見つめ直してもらいたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月10日 17時30分
アジアカップ白星発進のサッカー日本代表 グループ突破率は100パーセントに?
9日に行われたアジアカップグループF第1節。2大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表はトルクメニスタン代表と対戦し、3-2で見事に白星発進を決めた。 まず最初に試合を動かしたのは、アジアカップ初勝利を目指すトルクメニスタン。前半27分、左サイドでボールを受けたFWアマノフがペナルティエリア外から右足を一振り。GK権田修一の手を弾く豪快なミドルシュートを叩き込み、日本から貴重な先制点を奪い取った。 予想外の劣勢となった日本は、試合を振り出しに戻すことができないまま前半を終える。しかし、エンドが変わった後半11分、MF原口元気からのパスをペナルティエリア内で受けたFW大迫勇也が、巧みな切り返しからまずは同点の一撃。その4分後の同15分にも再びゴールネットを揺らし、一気に試合をひっくり返した。 後半26分にMF堂安律のゴールで3点目を奪った日本は、その後同34分にPKで失点を喫するも同点までは許さず。3-2でなんとか逃げ切り、初戦を白星で飾ることとなった。 FIFAランキングでは格下のトルクメニスタンを相手に、思わぬ苦戦を強いられた日本。今回の試合を受けたネット上には、「何とか逆転したけど不安が残るな」、「力関係を考えると無失点で勝つべきだった」、「守備陣このままで大丈夫かなあ」といったコメントが少なからず寄せられている。 ただ、過去の大会における初戦の結果を振り返ってみると、形はどうであれ勝ち切ったことは非常に大きな意味を持つ。日本は1988年大会から前回2015年大会まで8大会連続でアジアカップに出場しているが、初戦に勝利した1996年、2000年、2004年、2015年は全てグループリーグを突破。また、2000年と2004年の2大会に関しては、その後決勝トーナメントを勝ち進みアジアの頂点に輝いているのだ。 今試合の直後に行われたウズベキスタン対オマーン戦(2-1)の結果により、グループ首位に立った日本。過去の4大会と同じように、このままグループリーグを突破することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月10日 17時30分
巨人が松井秀喜監督断念「ポスト原」にイチロー浮上①
この年末になって本誌編集部に飛び込んできたのが、イチローが来年3月に行われるマリナーズの日本開幕戦後、巨人に電撃移籍するという怪情報だ。“ポスト原監督”を見据えての戦略と言われるが、そこには今オフのFA戦略の深謀遠慮が秘められている??。 原辰徳監督(60)が4年ぶりに指揮を執る巨人が、3月17、18日に東京ドームで米大リーグのマリナーズと親善試合を行う。その試合でマリナーズのイチロー球団会長付特別補佐(45)が選手として出場することで、物議を醸している。「マリナーズの日本開幕戦(3月20、21日)の対戦相手はアスレチックス。今季はア・リーグ西地区で2位でしたが、人気チームとは言い難い。それでも開催に至ったのは、開幕戦前に予定されている巨人との親善試合にイチローを出場させるため。その試合の後、電撃的に3月29日のNPB開幕に合わせて巨人入りさせる。元々、イチローはマ軍の支配下選手ではなく、練習だけ参加している球団幹部。日本球界入りしてもややこしい問題は起こりません」(スポーツ紙デスク) イチローが現在の“会長付特別補佐”という特殊なポストを与えられたのは、今年5月3日。以降、チームに帯同して若手を指導しながら、試合前の練習を続けてきた。それも、すべては巨人入りに合わせた行動だったというのだ。 原監督とイチローは、特別な関係にある。’09年のワールド・ベースボール・クラシックで監督と選手という立場で共闘し、世界連覇を果たした間柄。今年10月、監督に就任した原監督があえてヘッドコーチを“空室”にしていたのは、イチローをヘッド兼選手として迎える構想を温めていたからだ。 とはいえ、本来ならシーズンオフの早い時期に巨人入団を発表できたはずだ。しかし、それをあえて封印していたのは、マリナーズとの親善試合の目玉にする思惑だけでなく、今オフに進められた巨人の超大型“フリーエージェント(FA)戦略”に、その意図が込められていた。「入団契約を結んでしまえば支配下選手登録する必要があり、FAの人的補償に波及します。いい例が上原浩治でとった“裏技”です。シーズン終了後に左ひざのクリーニング手術を理由に一時自由契約とし、人的補償から“避難”した後で、再契約を結びました。『規則破り』との声もありますが、野球協約には抵触しない。イチローの場合もまたしかり、ということです」(放送関係者) このオフ、巨人はFAで丸佳浩外野手と炭谷銀仁朗捕手を獲得した。巨人のプロテクト枠は、それぞれ28人。事前にイチロー獲得を発表していれば、有力選手を1人、プロテクト枠から外さざるを得ない。FAの人的補償問題が片付いた後で電撃入団というのが、当初からの目論みだったのだ。 今回のFA補償で、巨人一筋15年、通算133勝を挙げた左腕・内海哲也投手をプロテクト枠から外し、西武は炭谷の人的補償として指名。そのまますんなり移籍は決まったものの、投手陣の精神的支柱だった内海の突然の移籍は、ファンばかりでなく、選手、OB連の間でも波紋を呼んでいる。(明日に続く)
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スポーツ 2019年01月10日 06時00分
新日本退団のKUSHIDA、ラストマッチは棚橋弘至と1.29後楽園でシングル対決!
新日本プロレスは今月末での退団を発表していたKUSHIDAのファイナルマッチの相手に棚橋弘至を選んだと7日、発表した。29日、後楽園ホール大会で対戦する。KUSHIDAと棚橋がシングルで対戦するのは初めてとのこと。 「僕がライガーさんを両国に連れて行きます!」 新日本ジュニアの象徴、獣神サンダー・ライガーをベスト・オブ・ザ・スーパーJr.(BOSJ)公式戦で破ったKUSHIDAは、かつてBOSJの決勝の舞台だった両国国技館で、再び決勝を開催するとライガーに誓った。そして今年、ようやくBOSJの決勝が6.5両国大会で開催されることが決定した。 その両国大会にKUSHIDAはいないことになるが「今年、ようやく両国国技館で決勝戦ができるということを初めて聞いた時はメチャクチャうれしかったです」と話す。 「数年前、『スーパーJr.』を優勝して『明るい未来に連れて行きます』と僕は言いました。この両国国技館になることだけが明るい未来だとは言いませんし、僕一人がこのまま新日本プロレスで闘っていく立場であれば『俺が両国まで連れてったんだぞ』と言うかもしれませんけども」と前置き。「今の率直な気持ちを言わせていただくと、これだけジュニアが上がってきたのはいろんな選手の頑張り、盛り上がり、ジュニアへの想い、これが形になって会社が動いた結果だと思います」とBOSJの両国進出がジュニア全員の努力の結晶であると語っている。 KUSHIDAは師匠のTAJIRIの仲介でハッスル、SMASHを経て、2010年から新日本に参戦。翌11年にSMASHから新日本へ円満移籍をした。IWGPジュニアヘビー級王座を6回獲得し、ヘビー級転向直前の飯伏幸太やケニー・オメガから王座を奪還するなど、新日本ジュニアの中心として長きに渡りけん引してきた。 新日本退団後は「海を渡りプロレスを隅から隅までもっともっと自分の目で見てみたいと。知ったかぶりとか、見て見ぬふりじゃなくて、この目で見ていきたいなと思っております」と話しているが、アメリカの世界最大のプロレス団体WWEと契約することが濃厚。もし実現すれば新日本からWWEに移籍する日本人選手は、ヨシタツ、中邑真輔に続いて3人目となる。師匠・TAJIRIを世界的なプロレスラーに押し上げた世界一の舞台でKUSHIDAがどんな活躍をするのか注目だ。 ラストマッチの対戦相手となる棚橋とはかつて、SMASH所属時にTAJIRIとともにタナスマを結成。また所属してからは選手バスが隣ということもあり、仲が良かった。会見に記者側で乱入した棚橋からの質問に「ズルイっすよ」と涙を浮かべる場面もあった。 KUSHIDAはCMLLとの合同興行『ファンタスティカマニア』への参戦も決まっている。29日までは新日本のKUSHIDAとして、全力で突っ走る考え。最後の棚橋戦は新日本のKUSHIDAの集大成を見せるにはベストな相手と言えるだろう。 タイム・スプリッターの新日本カウントダウンが始まった。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年01月09日 21時30分
WWE、ホーガンがオーカーランド氏を追悼、中邑はUS王座再奪取へ、アスカは防衛戦決定!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間8日に主力ブランドのロウ(アムウェイ・センター=フロリダ州オーランド)、9日にスマックダウン(ジャクソンビル・ベテランズ・メモリアル・アリーナ=フロリダ州ジャクソンビル)をそれぞれ開催した。 ロウでは、WWE殿堂者で“レジェンド”のハルク・ホーガンが登場。今月2日に76歳で亡くなった“ミーン”ジーン・オーカーランド氏を追悼した。WWEやWCWで実況、インタビュアーとして活躍したオーカーランド氏を偲んで追悼10カウントのゴングが鳴らされると、続けて長く親交のあったハルク・ホーガンがリングに登場した。 ホーガンは「“ミーン”ジーンはWWEユニバース(ファン)のみんなを大いに楽しませた。彼はいないがここにいる。愛しているぞ」と自身のハートを指し示し、追悼の言葉を送ると会場からは“サンキュー・“ミーン”ジーン”コールがわき起こった。またホーガンは“あの頃”を思わせるマイクパフォーマンスを再現。ホーガン流の感動的な追悼にユニバースは感動していた。ホーガンがWWEに登場したのは、昨年11月に開催したPPV 77クラウン・ジュエル』以来となる。 スマックダウンでは、US王者ルセフがリングに登場すると「先週、俺の愛する妻ラナが中邑のせいで怪我をした。中邑は一線を越えた。すべての骨を折って潰してやる!」と制裁を宣言。そこへ映像で登場した中邑は「あの怪我は俺ではなく、お前のせいだ」と先週の映像を見せ「ルセフ、お前がラナを怪我させたんだ」と反論した。 憤慨したルセフがバックステージの中邑を探しに行くと、中邑は機材ケースを使って不意打ちで襲撃。中邑はハイキックで倒れたルセフに罵声を浴びせると、最後はダメ押しのキンシャサでルセフを大の字に沈め、US王座再奪取をアピール。次回PPV『ロイヤルランブル』で両者の再戦が組まれることになりそうだ。WWEとの再契約問題が難航しているという話もあるが、これで『ロイヤルランブル』までの参戦は確定した。 スマックダウンのメインでは、アスカのスマックダウン女子王座への挑戦権を懸けて、ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアー、カーメラが3ウェイ戦で激突した。試合は終盤の必殺技を巡る攻防で、シャーロットのフィギュア・エイトをカットしてディスアーマーを決めると、これをカットしたカーメラをベッキーが再びディスアーマーで捕らえて大穴のベッキーがタップ勝ち。王座挑戦権を獲得した。 試合後、王者アスカがリングに登場すると、ベルトを見せ付けながら「これはワシのもんじゃ」とベッキーをにらみつけた。『ロイヤルランブル』に向けて対戦ムードが盛り上がっている。 『ロイヤルランブル』は日本時間28日に開催される。文・どら増田写真・©︎2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2019年01月09日 17時30分
「巨人にしか行かない」長野久義と内海哲也の放出で選手会が”異議アリ!”
国内フリーエージェント制度に関するルールが改定されるかもしれない。 原巨人がFAによる大型補強に成功したものの、好捕手・炭谷銀仁朗を奪われた側の埼玉西武が人的補償で、ベテラン左腕の内海哲也を引き抜いた。チームの精神的支柱でもあった内海の一本釣りにファンは騒然とさせられた。また、年明けの1月8日、丸佳浩外野手の人的補償で長野久義が広島に移籍することが両球団から発表された。 両選手とも「巨人にしか行かない」とドラフトでゴネた経緯がある。その是非はともかく、チーム愛のもっとも強い投打のベテランを喪失してしまった。 「2年連続MVPの丸を獲ったのだから、巨人もそれ相応の出血は覚悟していました。でも、出してはいけない選手がいるんですよね。チームの雰囲気も悪くなっています」(スポーツ紙記者) 選手会がその人的補償に疑問を呈しているというのだ。 プロ野球選手たちの解釈では、FAは選手固有の権利。ドラフト会議で希望する球団があったとしても叶わないことのほうが多い。プロである以上、自身をより高く評価してくれる球団に行くのは当たり前で、また、出場機会の多くなる球団を選ぶのも当然の権利だという。だが、厄介なのはそれにともなう「人的補償」だ。 「選手が正当な権利を行使する上で、第三者を巻き込む現行のルールはおかしい、と。選手会はこの点での改善を要求していくと聞いています」(在京球団スタッフ) 内海に限らず、人的補償で移籍を余儀なくされた選手にすれば、「まさか、自分が!?」の心境だろう。請われて呼ばれたのだから、最後は割り切って移籍を受け入れる。野球協約によれば、選手にトレードなどの移籍を拒む権利はない。イヤなら、引退するしかないのだ。 「人的補償で移籍した選手が新天地で活躍するケースは少なくありません。人的補償での移籍を前向きに捉える声もありますが、今後、FA権を取得した選手が代わりに移籍する選手のことを考え、権利行使しにくくなるとしています」(前出・同) FAは93年オフに導入された。取得年数などの改定もされたが、これまで「米球界と異なる点」については議論されていなかった。 簡単に説明すると、メジャーリーグには2種類のFAがある。一つは所属チームとの契約期間が終了し、どの球団とも自由に交渉ができるもの。あるいは、どの球団にも所属していない選手のことを指す。もう一つは所属チームが他球団よりも同等以上の引き止めを行っているが、残留が難しいとなった場合、移籍先のチームは旧所属チームに次年度のドラフト会議の上位指名権か、移籍金を渡さなければならない。プロテクト名簿を作成し、それ以外の選手を一本釣りする人的補償のやり方を行っているのは、日本のプロ野球だけだ。 おそらく、選手会はドラフト指名権か、移籍金のみとするメジャーリーグ式への変更を求めるものと思われる。 プロ野球解説者が球団経営者側の立場をこう代弁する。 「主力選手を喪失する側の戦力ダウンは必至です。移籍金、ドラフト指名権をもらうよりも人的補償で代わりの選手をもらったほうが傷口も小さくて済みます。日本ハムは20代半ばが選手のピークとなるチーム編成をしていますが、他球団はそうではありません。選手会が人的補償の改定案を求めたとしても、スンナリとは決まらないでしょう。球団はせっかく育てた選手に対し、奪われ損だと思うのでは」 選手と球団では制度に対する考え方も違う。 現在、12球団の選手会会長は内海を移籍させた炭谷である。難病を抱える子どもたちへの支援活動にも積極的で、人望も厚い。17年12月に選手会長に選ばれたが、初めての大仕事が自身も関わったFAのルール改定となるとすれば、皮肉なものである。(スポーツライター・飯山満)
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ノア 力皇猛 山ごもり効果で万全
2009年06月09日 15時00分
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ハッスル モ軍 裏切り者・小路へ秘密兵器
2009年06月09日 15時00分
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パンクラス 北岡V1宣言
2009年06月09日 15時00分
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球界因縁のライバル(13) 張本VS王(上)
2009年06月09日 15時00分
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もう我慢の限界!? 真弓監督の強制休養説が浮上
2009年06月08日 15時00分
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ロッテ里崎が“空振り三振”したチアリーダーとの夜
2009年06月08日 15時00分
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策に溺れ、どツボにはまった野村監督
2009年06月08日 15時00分
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球界因縁のライバル(12)「巨人・イチロー監督VS阪神・松井監督のドリーム対決」
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田代まさしが強制収監! 地獄の虎の穴
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ザ・グレート・サスケが本紙へ緊急提言!
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パンクラス 荒鷲2世が大恥の86秒葬
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野球 野村衝撃告白
2009年06月06日 15時00分
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野球 中田崖っぷち
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DEEP 宮田本腰入れた
2009年06月06日 15時00分
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ユニオンプロレス ライガー参戦
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戦極 吉田が石井に宣戦布告
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ノア 秋山 レフェリー快諾しベルト統一戦要求
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ノア KENTA V2直後に大難題
2009年06月05日 15時00分
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元川悦子のサッカー魔法陣(23)
2009年06月05日 15時00分