8日の八王子・京王プラザホテル大会で行われる白GHC戦に向け、王者と挑戦者それぞれが希望する条件を提示していた。
王者の橋誠からは「10分間はチョップ禁止、15分引き分けで王座防衛」という自分に有利なルール一方、腎臓がんから復帰後初のタイトル挑戦となる小橋からは「準(秋山)がレフェリーをやるべき」と管理委員長の出頭を命じていた。
秋山は2人の要求に対し「それはお受けしますということで、チャンピオンの橋にも小橋さんにも話しました」と特別レフェリーを務めることを明言した。
もちろんやるからには徹底的にやるのが秋山の信念。「小橋さんはチョップ、袈裟斬り、ローリング…ありとあらゆるチョップを禁止。当たらなくても振り抜いた時点でダメ。サッカーみたいに、イエローカードやレッドカードも用意しないと」とノリノリ。
さらに小橋から「ちゃんとレフェリングしろよ」と、クギをさされても「レフェリーは絶対。耳でもしっかり聞いて、当日あんな口をきいたら…」と初挑戦の小橋に、どこまでも厳しくあたるつもりでいる。
それだけではない。「白(ベルト)を作った元々の理由が(黒ベルトとの)統一だからね。一番の目標っていうか、小橋さんが獲ったらどこでもいつでもタイトルマッチが出来る。一番お客さんに近い(白)ベルトと崇高なる(黒)ベルト。統一されたら(白ベルトは)消滅するかもしれないし」。小橋との統一戦まで画策しているという。
この日は、小橋&谷口周平と組み、Dis Obey軍の力皇猛&モハメド・ヨネ&鈴木鼓太郎と対戦。DO軍の奇襲攻撃やイス攻撃などに苦しめられながらも最後は、エクスプロイダーで鼓太郎を葬り去った。
統一戦を行うためには、小橋がベルトを巻き、秋山が14日の博多大会で防衛するのが絶対条件。来たるべき日に向けて秋山は突っ走る。