今回の動画で高木氏は、今季中にFA権を取得する選手たちについて複数の名を挙げながらトーク。2012年から2013年にかけコーチとして所属したDeNAでは、三塁手・宮崎敏郎やリリーフ・山崎康晃に流出の可能性があると推測した。
問題となっているのは、同球団の捕手でプロ10年目・27歳の高城俊人に対する発言。高城は今季順当にいけば国内FA権を取得する見込みだが、高木氏は「(FAしようと手を)挙げたら俺が殺す」と過激な言葉を口に。
続けて、「だってDeNAに助けてもらったわけじゃない」、「(だから)挙げたら『何調子こいてんだ』っていうことになるよね」と、これまで世話になっているDeNAを裏切るべきではないと主張した。
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今回の動画を受け、ネット上には「何てこと言ってるんだ、冗談でも言っちゃダメな言葉だぞ」、「気持ちは分からなくも無いが『殺す』は言い過ぎ、『怒る』ぐらいに留めておくべきだった」、「DeNAを裏切るなっていう主張は理解できるけど言い草がちょっと過激じゃない?」といった反応が多数寄せられている。
「2011年ドラフトで2位指名を受けDeNAに入団した高城は、翌2012年から2018年7月まで同球団でプレーした後にオリックスにトレードで移籍。オリックスでは一軍出場5試合とほとんど出場機会がないまま2019年限りで戦力外となりましたが、同年オフにDeNAから声をかけられ復帰した経緯があります。高木氏もこうした経緯を踏まえてコーチ時代の教え子でもある高城にFA権を行使すべきではないと主張したのだと思いますが、『殺す』は冗談でも言い過ぎではないかと考えているファンも少なくないようです。なお、高城は現時点(19日午後5時半)では、FAについて何らかのコメントをしたとは特に伝えられていません」(野球ライター)
高城はDeNA復帰1年目の昨季、「23試合・.190・3本・5打点・8安打」といった数字にとどまっている。そのため、一部からは「この成績だと買い手もつかないだろうしFAは考えにくい」という声も挙がっている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ