井納は登板2日前の15日、ジャイアンツ球場での練習中に頭部裂傷を負い数針縫うアクシデントに見舞われたと複数メディアが報道。病院で手当てを受けた後に練習に復帰したとのことだが、当初は打者が放った打球が直撃したのではと多くのファンから心配の声が挙がっていた。
ところが、続報によると井納はグラウンド内ではなく、建物に頭をぶつけて頭部裂傷を負ったとのこと。負傷の詳しい状況は不明だが、原辰徳監督が「恥ずかしくて言えないぐらい」と意味深なコメントを口にしたことも伝えられた。
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今回の一件を受け、ネット上には「数針縫うくらい頭ぶつけたってどういうこと?」、「離脱に至ってないのは安心だけど、なんで負傷したのか経緯が凄く気になる」、「恥ずかしくて言えないって一体どんな怪我の仕方なんだ」、「風呂場で滑って転んだとかそんなレベルなのか?」といった反応が多数寄せられている。
一方「他投手なら『大丈夫か!?』ってなるけど、井納だから『らしいな…』って感じで捉えてしまう」、「井納は奇天烈エピソードには事欠かないから、今回の負傷もなぜか納得してしまう」、「巨人に行っても相変わらずの宇宙人ぶりだな」といったコメントも複数見受けられた。
「今回話題となっている井納は昨季まで所属したDeNA時代に、“新人合同自主トレ中、突然グラブを2つ並べて『バナナのたたき売りだよ!』と叫び周囲が困惑”、“コーチに試合前『やるべきことは分かるな?』と激励されるも、『何かあるなら教えてください』と逆質問”、“愛車故障中に借りた代車を気に入り3週間で4000キロを走行”といった珍エピソードを複数残し、ファンの間では『宇宙人』とも称された選手。そのため、一見不可解な今回の負傷についても心配の声が寄せられるかたわら、『井納ならやりかねない』という感想を抱いたファンは少なくないようです。ただ、原監督としては2年総額2億円(推定)で獲得したローテ候補の予期せぬ負傷は頭が痛いところでしょうが…」(野球ライター)
長期離脱には至らず16日にも練習に参加したが、一部メディアでは開幕ローテ入りに暗雲が立ち込めているという見方もされている井納。今後の実戦登板で首脳陣の信頼を取り戻すことはできるのだろうか。
文 / 柴田雅人