スポーツ
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スポーツ 2019年01月17日 21時30分
『KNOCK OUTアワード2018』フライ級王者“格闘技界のプリンス”石井一成が二冠
キックスロード『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』▽16日 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST 観衆 672人(超満員札止め) ブシロード傘下のキックスロードが主催するキックボクシングイベントKNOCK OUTは、2018年に活躍した選手や試合を表彰する『KNOCK OUTアワード2018』授賞式を16日に開いた。 授賞式は、本戦に向けた実験興行『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』渋谷TSUTAYA O-EAST大会の中で開催。ファンクラブの投票と関係者の意見を参考に選考した結果、年間MVPはKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメントを制した石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)が受賞した。 優秀賞は前ライト級王者の森井洋介(ゴールデングローブ)、女子部門で不動のレギュラーを勝ち取った小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)、引退を撤回した町田光(橋本道場)が受賞。殊勲賞は初代スーパーライト級王座決定トーナメントを制した不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS)に決定。ベストバウト賞は12.9両国国技館大会で行われたKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント決勝戦、石井一成対大﨑一貴(OISHI GYM)戦が選ばれ、ベストKO賞は6.8後楽園ホール大会で小笠原瑛作をKOした江幡塁(伊原道場)が受賞している。 年間MVPとベストバウトの二冠を達成した石井一成は映画『キングスマン』の主人公が着用しているオレンジのタキシードを再現して登場。生地にもこだわったタキシードは成人式でも着用したといい「目立ちました」と笑みを浮かべた。受賞に関しては「去年は絶対に勝ち続けないといけない年だったので、MVPという結果になってうれしい。みなさんのおかげで飛躍と成長ができた年だと思っています。感謝しかないですね。チャンピオンとしてKNOCK OUTを盛り上げて、またすごい試合を見せて成長していきたいと思います」とコメントした。 ベストバウトに選ばれた大崎戦に関しては「お互い一歩も引かず、試合をしていて楽しかった」と振り返っている。さらに「10代の選手が出てきてるので、自分はもっと先に行かなきゃいけない。待ってないので、みんな早く上がって来てもらいたい。僕は世界一を目指してますが、まずはアジアトーナメントをやってもらいたいですね」と10代の選手の台頭を認めつつ、自分自身も高みを目指すと宣言。チャンピオンベルトを地元に持って帰り「みんな喜んでくれて恩返しになった」という。今年は世界との闘いで強さを証明していく考えだ。 小野寺力プロデューサーは「MVPは満場一致で決まりました。石井くんは2月に他団体に出ますが『KNOCK OUTのチャンピオンとして必ずベルトを獲ってきます』と言っていた。次は4月の大会に出場します。アジアトーナメント?もちろん、検討していきたいと思います」と、MVPの願いを尊重する方針を明らかにしている。 プロレスに例えるならジュニアヘビー級の選手がMVPとベストバウトを獲ったようなもの。石井が持つスター性は、同い年の“神童”那須川天心にも引けを取らない。今年はさらなる躍進に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月17日 17時30分
引退稀勢の里の横綱昇進が、決して間違いではなかった理由
「横綱として皆様の期待に沿えられないということは非常に悔いが残りますが、私の土俵人生において一片の悔いもございません」。現役引退の記者会見を、16日に開いた横綱稀勢の里。2017年3月場所13日目(対日馬富士)で、大けがを負ってから約2年。ついに現実のものとなってしまった人気力士の引退に、ネット上でも数多くのコメントが寄せられている。 勝利数や休場などで横綱ワースト記録を残したことを理由に、「昇進は間違いだった」というコメントも散見されるネット上。しかし、ここまで一挙手一投足を見守ってきた一相撲ファンとしては、こうした論調には疑問を抱かずにはいられない。 稀勢の里が横綱に昇進したのは「14勝1敗」で、初優勝した2017年1月場所後だが、その直前の2016年11月場所は「12勝3敗」(3横綱撃破)で優勝次点。横綱審議委員会(横審)が定める、「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という内規からは外れていない。 加えて、稀勢の里は大関在位中に「332勝133敗・勝率.714」という成績をマークし、2016年には「69勝21敗・勝率.767」で年間最多勝も獲得。さらに、横綱昇進後の2017年3月場所では、負傷する13日目まで負けなしの12連勝を飾ってもいる。昇進に値する強さが備わっていたということは、これらの記録を見ても分かる通りだろう。 昇進に関しては「2場所連続優勝で昇進させるべきだった」、「日本人横綱を作り出すために無理やり昇進させた」という批判も少なくないが、過去の横綱(年6場所制定着以降)を見ても、現役の鶴竜を始めとして、直前1場所の優勝のみで横綱となった事例は多く、直前2場所で1回も優勝せずに昇進した力士(柏戸、三重ノ海など)もいる。昇進後は不運だったが、昇進に関しては幸運だった。ただそれだけの話なのだ。 あの時の大けがが想定外の出来事であったことを考えると、後出しで「間違いだった」というのは少々酷。今となっては“たられば”だが、怪我がなければ、横綱の名に恥じぬ姿を見せてくれていたのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月17日 17時00分
菊池雄星マリナーズ入団 パ・リーグが画策する日米交流戦
ポスティングシステムで、米メジャーリーグ挑戦を表明していた西武の菊池雄星投手(27)のマリナーズ入団が新年早々に決まった。菊池に対してはレッドソックスを筆頭にジャイアンツなど数球団が獲得に動いていた。シアトル・マリナーズと言えばイチローが所属し、日本人にも馴染みの深い球団だが、実は今回のチョイスから見えてきたのが、パ・リーグが画策する“日米交流戦の導入計画”なのである――。 ア・リーグ西地区には、菊池にとって花巻東高の後輩、大谷翔平がプレーするエンゼルスも所属している。両チームの対戦カードは日本でも注目されるところとなった。しかも、マリナーズは3月に日本での開幕戦が決まっており、菊池が凱旋登板する可能性も出てきた。 契約は、最初の3年が総額47億3000万円。’22年以降は菊池と球団の双方に契約を更新する権利があり、最大で7年総額119億9000万円(金額は推定)。これだけ大きな契約となったのには理由があるという。「西武、マリナーズ両球団が『採算がとれる』と判断したからでしょうが、同時に透けて見えるのがパ・リーグとMLBア・リーグ西地区とのマルチな業務提携構想です。巨人が実質的な実権を握るセと違い、放映権などをリーグが一括所有するパは、MLBと連携しやすい。将来的に、パは日本のNPBとア・リーグ入りの“二刀流”を視野に入れているとの情報もあります」(スポーツ紙デスク) 現在、MLBは両リーグとも東、中、西の地区優勝チームとワイルドカード(勝率の高い2チーム中の勝者)でリーグ優勝を争い、ワールドシリーズへ進むシステムを取っている。それをア・リーグはワイルドカードをやめ、パの優勝チームが加わるというプランだ。「その実現の橋頭堡として、比較的移動が容易な西地区との公式戦交流戦を行おうとしているのです。大谷が日本ハムからエンゼルス入りしたのも偶然ではないでしょう」(同) この日米提携が実現すれば、日本で大谷、菊池のメジャー公式戦を見ることができ、パ・リーグ各球団の観客動員に繋がる。そのタクトを握るのは、今年からオーナー会議議長に就任した楽天の三木谷浩史氏で、ソフトバンク孫正義オーナーが後押しという構図だ。「これまで三木谷氏はFCバルセロナからイニエスタを獲得するなどサッカーびいきが著しかった。しかし、今年は楽天が携帯電話事業に新規参入することもあり、コペルニクス的転回を思い描いているというのです」(大手広告代理店) それが画期的な日米交流戦――。菊池のマリナーズ入りは願ったり叶ったりか。 平成が終わり、プロ野球も大きく様変わりする。
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スポーツ 2019年01月17日 12時15分
「鉄の心臓が必要」元広島・北別府氏、カープファンが妻に浴びせた心ない言葉を紹介し大瀬良投手にエール
16日、元広島東洋カープ投手の北別府学氏が自身のブログで、タレントとの結婚を発表した大瀬良大地投手に関連し、「カープファンから選手の妻に投げかけられる厳しい言葉」に言及。その内容が物議を醸している。 北別府氏は16日午前、結婚を発表した大瀬良投手を祝福した上で、 「戸惑う場面もありますが、しっかりとした家庭を築けば更に活躍できるようになりますからね。その代わり、結婚して成績が落ちて行くとそれは辛辣な意見をダイレクトに貰いますからそこは力を合わせて乗り切っていかないといけないな」 と、野球選手と結婚について語る。そして、同日夜「鉄の心臓」という記事を更新し、 「活躍しないと本当に買い物や食事に行った際ダイレクトに(文句を)言われることもあります」と明かし、自身の妻が広島市内を訪れた際、心ないファンから、 「昨日のあんたんとこの旦那がしゃんとせんけえ負けたじゃろが!」と声をかけられたことを告白。 その際、北別府氏の妻は「ホンマですね〜いけませんね〜」と答え、大笑いしていたそうだが、野球をよく知らないため、「よく意味がわかっていないのではないか」と分析。そして最後に、 「結婚が決まったばかりの方には酷かもしれませんが、広島で暮らす野球選手の家族は鉄の心臓が必要かも?」 と持論を展開。ただし、「昔と違い今のファンの方は優しいから大丈夫でしょう」とフォローも忘れなかった。 このように野球選手の妻に心ない言葉を投げかけるファンは、広島だけではなく、阪神タイガースなどでもあると聞く。有名な話では、元阪神の掛布雅之氏が結婚後不振に陥り、ファンから酷い言葉を投げかけられたことを明かしている。 現在は妻が一般人の場合、顔を明かさないことがほとんどだが、大瀬良投手の妻はタレント。心ない言葉を浴びせられやすい環境といえる。北別府氏は“今は違う”と言うが、鈴木誠也選手が1月放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)内で、「広島では外に出られない。集まってくるので好きなところもいけない」と明かしており、広島県内でカープの選手が特別な存在であることは今も昔も変わっていない様子。 丸佳浩選手への異常とも思えるバッシングを考えれば、不振で心ない言葉をかけられる可能性は高いと言える。 3連覇を達成し黄金時代に入ったとも言われるカープ。「勝利が当たり前」と思うファンも増えつつあるだけに、「結果の出ない時」が心配になってしまう。心ない言葉を掛ける行為は、やめてもらいたいものだ。記事内の引用について北別府学の公式ブログより https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/
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スポーツ 2019年01月17日 06時00分
アジアカップ16強進出の日本 ラウンド16で対戦が想定される5か国との相性は?
13日に行われたアジアカップグループF第2節で、オマーンを1−0で下した日本。審判の判定に助けられた面は否めないものの、最終節を残した段階で決勝トーナメント進出を確定させた。 17日に予定されるウズベキスタンとの一戦が、グループ首位通過をかけた戦いとなる日本。順位が違えば、当然その先のラウンド16で相対する国も異なってくるが、対戦が想定される国との相性はどのようなものとなっているのか。過去のアジアカップでの対戦例を対象とし、首位通過、2位通過に分けて以下に見ていきたい。 ■グループ首位通過の場合 17日の試合に勝利すれば、得失点差で上回るウズベキスタンを逆転することができる日本。仮に首位で通過となった場合は、ラウンド16でグループEの2位(カタールorサウジアラビア)と対戦することになる。 サウジアラビアとの対戦成績は「4勝1敗」、カタールとは「1勝1敗2分」となっている日本。相性の善し悪しを考えると、サウジアラビアの方が組みしやすい相手といえるかもしれない。 ■グループ2位通過の場合 ウズベキスタン戦で引き分け以下の結果に終わると、グループ2位でのラウンド16進出となる日本。この場合はグループBの2位(オーストラリアorシリアorパレスチナ)と対戦することになる。 この3か国との対戦成績は、オーストラリアが「1勝1分」、シリアが「2勝0敗」、そしてパレスチナが「1勝0敗」となっている。過去の激闘や現在の力量を考えると、この段階でオーストラリアと激突するのは回避したいところだろう。 9日のトルクメニスタン戦、そして13日のオマーン戦と共に勝利こそ収めたものの、攻守両面で課題を指摘されてもいる現在の日本。ただ、以上で述べた内容やその先の戦いのことを考えると、やはり2位よりは首位の方がやりやすくなることは明白。「2勝0敗」とアジアカップでは負けなしのウズベキスタンを相手に勝利し、首位通過を決めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月16日 21時30分
「天心をリスペクト」“ヤンチャ男”篠塚辰樹、2.3後楽園で18戦無敗選手と対戦決定!
“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)の父・那須川弘幸氏が会長のTEPPEN GYMに所属し、天心や“キック界の王子”白鳥大珠らとともにTEAM TEPPENの一人である“ヤンチャ男”篠塚辰樹の2019年初戦が、キックボクシングの『RISE130』2.3後楽園ホール大会で行われることが決定した。プロ18戦無敗で、昨年8月にはRIZIN名古屋大会にも参戦したRyuki(RKS顕修塾)と対戦する。 Ryukiは、6歳から格闘技を始め、アマチュア時代には130試合を戦い、J-netスクールウォーズ58kg優勝とMVP受賞、K-3大阪大会の優勝と多くのタイトルを獲得している。14年にK-1甲子園に出場するも、準々決勝で敗退。15年にホーストカップでプロデビューし、初戦白星を飾る。RIZIN.1にも出場した元RISEウェルター級王者のブラジリアンファイター、ダニロ・ザノリニが主催するファイトドラゴンで連勝を重ね、17年に中国で行われた『英雄伝説2017』60kg級でホイ・フェイに判定勝利しアジア王者に輝く。プロデビューから18戦無敗をマークしている大阪出身の22歳。キックボクシングの新鋭だ。 先日、成人式を終えたばかりの篠塚だが、「早くカードが決まってほしい」と昨年11月のRISE両国国技館大会以来となる試合を心待ちにしていた。「Ryuki選手は、蹴りもパンチもうまい選手で強いと思います。けど、まあ自分の(ほう)が強いかなって(笑)。カッコよくKOします!」と強敵相手にKO宣言した。 プロボクシングからキックに転向し、昨年2月にデビューした篠塚だが、デビュー2戦目で現RISEフェザー級王者工藤政英(新宿レフティージム)にKO負けを喫し、早くもキックの洗礼を浴びている。「あの試合は考えが甘かったなと。でもあの負けがあったから今の自分があると思います。だから工藤さんには感謝していますね。でも負けたままじゃ終われないので、必ずぶっ倒します」と振り返り、リベンジを誓っていたが、工藤戦以降は3連勝中。無敗のまま工藤のベルトに挑戦するには、この試合も負けられない。 プロボクシングではA級まで上り詰めた篠塚だが、なぜキックボクシングに転向したのだろうか? 「もともと友達を介して天心と仲良くなったんですよ。ボクシングでなかなか試合が組まれない時に、キックの大会を観に行ったら、演出も派手だし目立てるから。俺みたいなタイプはキックのが自由に楽しめるなと思って、天心に相談したら『来ちゃえよ』って(笑)」 キックに転向するキッカケを作ってくれた同い年の天心が、昨年大晦日に臨んだフロイド・メイウェザー戦は客席から観戦した。 「メイウェザーの入場、カッコよかったですね(笑)。でもボクシングの経験がある人間として、あのメイウェザー相手に前に出る天心の姿は、すごくカッコよかったし、リスペクトしかないですね」と“世紀の一戦”を振り返る。 TEPPEN GYMでは兄貴分的な存在である白鳥は、篠塚と同じくボクシングの経験を持つ。「ボクシングテクニックがキックの他の選手に比べると、飛び抜けてるのは分かると思うけど、ここ最近の練習で蹴りの技術が上がってきてる。キックボクサーとして今までよりも一段階上での試合が見られると思いますよ」と篠塚を評している。 篠塚は「デビューしてからは充実した1年だった。キックの洗礼も受けて、いろんな経験ができ成長した1年だったと思います。キックに転向してから、体幹も強くなったし、筋肉が足腰にもついたからパンチ力が上がりました。ただもっと蹴らなきゃダメですね」と笑みを浮かべていた。那須川会長は篠塚のヤンチャな性格には手を焼いているようだが「キックをやり始めてからのほうがパンチは強くなってる」と篠塚の成長に目を細めていた。 工藤が保持しているベルトを「1日でも早く獲りたい」篠塚にとって、やっておかなければいけない相手がいる。昨年11月の両国大会で対戦予定だった森本“狂犬”義久(BRING IT ON パラエストラ葛西)だ。この試合は直前に狂犬が負傷し流れてしまったが、狂犬に勝てば今大会でタイトル挑戦の可能性もあった。本人にとっては「遠回りした」意識も強く、両者は篠塚のデビュー後から舌戦を繰り返してきた。両国大会の試合後には、控室に戻る前に客席の狂犬のもとに出向き挑発している。 「骨が折れようが試合する選手だと思ってたんですけどね。ああいうタイプはRISEに2人もいらないでしょ?早く試合して、キャンキャン吠えてるアホ犬を黙らせたい。フリーノックダウン制にしてレフェリーストップではなく、あいつが立てなくなるまで殴ってやりたい」と話す篠塚は、うっ憤を全てぶつけるつもり。狂犬も「クソガギを黙らせる」と受けて立つと明らかにしているだけに、危険な試合になるのは必至である。 「プライベートですか?友達と遊んで好きな音楽を聴いてます(笑)。いつもこんな感じなんですよ。夢は遊んで暮らすことなんで、とりあえず試合に勝ち続けて、稼いで好きなことをやりたい。ファンのみなさんには、試合はもちろん、プライベートのオレも見てほしいですね。一緒にレゲエのイベントに行こう!と書いておいてください(笑)。あと最近はみんな歌ってくれるようになったんですが、入場のとき、導楽さんが作ってくれた入場曲の『LIFE GOES ON』をみんなで歌いましょう」 自他ともに認める「飽きっぽい」性格。髪型の変化も激しい篠塚だが、「自分が目立つためには最適な舞台」とキックには真面目に取り組んでいる。篠塚に勝っている工藤もパンチは「速くて見えなかった」と試合後に語っていたほど、スピードとパワーを兼ね備えているだけに、対戦する選手にとっては脅威だ。 白鳥と同じく、会場では女性ファンの黄色い声援が飛んでいるが、ヤンチャなキャラが浸透していくにつれ男性ファンも増えてきた。こういうタイプの選手は“有言実行”が厳命されるだけに、今回のRyuki戦、そしてその先に組まれるであろう狂犬戦は負けられない。成人しても「大人になる」気持ちが「サラサラない」のが篠塚の魅力。今年の目標である「タイトル奪取」まで突っ走ってもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月16日 17時30分
広島・鈴木誠也、巨人好きで“なんでダメなの?” 丸佳浩を叩くカープファンを痛烈批判し物議
広島東洋カープの鈴木誠也選手が、自身のInstagramライブでカープファンを痛烈に批判し、物議を醸している。 問題の動画は、広島の同僚・坂倉将吾選手が運転する車の中で録られた。和やかなトークの中、一般ユーザーが「巨人は嫌」「巨人行くの?」とコメント。これを見た鈴木選手は、「『巨人行くの』ってめっちゃ来るんだけどなんで? なんで俺が巨人行くみたいになってんの?」と疑問を投げかけた。 坂倉選手が「『ジャンク(SPORTSがきっかけ)』じゃないんですか?」とテレビでの発言が原因なのではと聞くと、「好きなユニフォームって言われたらさ、そりゃお前だってロッテでしょ。地元じゃん。広島好きな人がカープ好きなのと一緒でさ、俺、東京好きだからジャイアンツ好きなの、いいじゃん。なんでダメなの? 意味分からん。それ言っただけで『巨人行き、巨人行き』(と)なるじゃん。分からんわ」と不快感をあらわに。 巨人に移籍した丸佳浩選手を批判する一部カープファンについては、「彼の野球人生だからそれはいいんじゃないですか? 全然いいと思う。それで嫌うとか失礼。ありえん」と批判しつつ、「丸(佳浩)さん(に)も頑張ってほしいんですよ」とエールを送った。 鈴木選手は「丸さんが抜けたのは寂しい」とし、巨人のユニフォーム姿は「似合っていた。なじんでいた」などと話す。そして丸選手のFA行使と移籍については、「FA権なんて全員が全員もらえるわけじゃないですから。一軍でずっとやってた人しかもらえない権利を使ったらボロクソに言われるなんて、俺なら発狂する。文句言われたら立ちションしまくる。丸さんかわいそう」などと私見を述べた。 続けて「7年間一軍でやってないと取れない権利なのに、それを取ったら文句を言われるとか…全員ヒザ蹴りしてやろうかな」と過激発言。坂倉選手が「炎上しますよ」となだめると、鈴木選手は「炎上するなあ、撤回」とすぐに発言を撤回した。 それでも「ユニフォームが変わったから嫌いになる意味が分からない」と丸選手を叩くカープファンを批判。その後「LINEニュースに乗るぞ」「炎上する」などのコメントが入ると意気消沈したのか、配信を切った。 この自由奔放な発言にネットユーザーは反応。カープファンからは「誠也は間違っていない」「正しい」「正論」など理解する声もあったが、「やっぱり誠也も巨人入りを望んでいそう」「江藤・金本・新井・丸などカープは選手を取られ続けて暗黒時代を迎えた。そのトラウマがファンにあることも理解してほしい」「ファンのことも考えるべき」「カープファンが嫌いって言うことはよく分かった」などの声も出た。 一方、巨人ファンからは「ジャイアンツ愛を感じる」「これは巨人に来てくれるね」「自分がFAする際の予防線」など、将来的なFA移籍に期待する人が続出。それを見たカープファンが不快感を示し、論争をするネットユーザーも散見された。 広島では一部ファンが丸選手に対するバッシングを展開しており、それに憤りを感じた鈴木選手がInstagramライブのコメントに煽られ、つい「想い」が口に出てしまった様子だ。 その論理はおおむね人々の理解を得たようだが、Instagramライブで物議を醸すようなことを口走ることはリスクが高い。とろサーモン・久保田のように取り返しのつかない炎上を招く可能性もある。SNSの使用方法には気をつけたほうがいいだろう。
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スポーツ 2019年01月16日 17時00分
阪神 矢野監督「最大の敵」となる掛布SEAの現場関与
昨季、最下位に沈み、巻き返しを図る阪神タイガースのキーマンは、掛布雅之氏(63)となりそうだ。虎ナインに対し、今も強い影響力を持っているからだ。それが明らかになったのは、昨年末だった。「鳥谷敬と個別に食事をしたことを明かし、’19年優勝のキーマンだと訴えていました」(在阪記者) 鳥谷は、チームに最も影響力を持つベテランだ。連続試合出場の記録は途絶え、昨季の打率は2割3分2厘。しかし、将来の幹部候補生であることに変わりはない。 今さらだが、阪神というチームは、OB会組織が強い発言力を持っている。負けが込んだときの圧力はキツく、特に外様監督は気苦労が絶えないとされてきた。生え抜きの鳥谷が掛布氏に取り込まれたとなれば、今季から指揮を執る矢野燿大新監督(50)も心中穏やかではいられないだろう。「有馬記念の行われた12月23日、阪神競馬場内で阪神OBの亀山つとむ氏が司会を務めるラジオ番組の公開収録があり、そこにゲスト出演した掛布氏が阪神再建案を披露したんです。キーマンに鳥谷と藤浪晋太郎を挙げ、拍手喝采を浴びました」(同) 鳥谷との会食についても、それを証明するかのごとく、「今、彼は断酒している」と語り、スタメンで使ったときの相乗効果も訴えていた。「金本知憲前監督時代、掛布氏は二軍監督として若手の育成に尽力しました。掛布人気は今も絶大です。だけど、『二軍監督・掛布』は忘れられつつあり、掛布氏の監督待望論も聞かれなくなりました」(同) 鳥谷との親密ぶりをアピールしたのは、虎ファンに一石を投じる目的もあったようだ。「有力OBの中には、矢野監督の誕生を聞かされていなかった者も少なくありません。金本前監督は事実上の解任。OBたちは『長くない』と見ていたようで、後任人事の相談があると思っていたようです。フロントが一気に矢野体制を決めたので…」(球界関係者) 掛布氏の阪神球団内における肩書は、シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)。オーナーの助言役である。その職責を与えたのは坂井信也・前オーナーだが、矢野監督とともに着任した藤原崇起・新オーナーがそれを引き継いだ。 また、掛布氏はメディア等での活動は「自由」とされている。つまり、フロント幹部、ファンに最も影響力を放つことのできるOBともなったわけだ。そんな掛布氏の力を知ってのことか、やはり昨年末、こんなことが起きていた。「12月1日にOB総会・懇親会が開かれました。そこで掛布氏は、年長のOBだけではなく、後輩たちにも挨拶をしていましたが、岡田彰布氏とだけは会話していませんでした。2人とも意識して避けていたのかもしれません」(同) 岡田氏は優勝を知る“最後の指揮官”でもあり、OB派閥内で最も力があるとされる吉田義男氏に可愛がられてきた。OB連中は、外様の矢野監督とは表面上のお付き合い。だが、掛布氏が強い権限を持つことに対しても、面白くない感情を抱くと見られる。「掛布氏は矢野体制において、SEAの肩書でキャンプ視察などを続けていきます。矢野監督は若手を育てていくつもりですが、鳥谷にあえてショートへの再コンバートを許したのは『死に場所』を与えるため。北條史也がショートのレギュラーを獲るとの意見が強いものの、このまま終わる男ではありません。鳥谷が復活した暁には、矢野監督と掛布氏の名前が挙げられるでしょう」(ベテラン記者) 大山悠輔、陽川尚将、中谷将大、髙山俊、江越大賀ら期待の若手は、少なからず二軍監督時代の掛布氏の影響を受けている。矢野監督の若手起用策が的中すれば、掛布氏の“1人勝ち”ということもあり得る。そのとき、OB会の最大派閥である吉田派の岡田氏は、どう打って出るか…。「矢野監督は監督就任にあたり、最初に相談したのが金本前監督です。金本氏と掛布氏の衝突も知っていますし、掛布氏の現場関与は面白くないでしょうね」(前出・在阪記者) これまではOB連中と現場の衝突だった。OB会も複雑な人間模様を見せてきた。毎度のお家騒動は新たなステージに進んだようだ。「メディア露出度の高い阪神OBは巨人の大型補強に批判的ですが、遠回しに矢野体制を支えるフロントへの当てつけとも言われています。阪神もジョンソン、ガルシア、マルテの新外国人選手のほか、FAでオリックスの西勇輝を獲得しています。生え抜きの野手を見てください。鳥谷以降、レギュラーを獲得した野手は出ていません。昨季、捕手の梅野隆太郎が規定打席に到達しましたが、生え抜き捕手としては’85年以来ですよ」(前出・ベテラン記者) 若手を使おうとする矢野監督だが、一方で大型補強にも手を出している。OBたちが心の底から応援できない理由はこのへんにある。もっとも、その若手が活躍すれば、最大派閥の岡田氏は面白くないわけだが…。 いずれにせよ、矢野監督が雑音を封じるには、勝って勝って、勝ちまくるしかないようだ。
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スポーツ 2019年01月16日 16時10分
松岡修造、引退の稀勢の里へエール 実は“すべてがネガティブ”なことも明かす
スポーツキャスターの松岡修造が16日、サントリー「C.C.レモン受験生応援イベント2019」を開催した。イベント終了後、報道陣から引退を決意した大相撲の横綱・稀勢の里について聞かれると「これからも稀勢の里さんらしく」とエールを送った。 松岡はこの日、学生服で登場。受験生応援イベントは今年で3回目ということで、集まった43名の受験生にいつものように熱くエールを送った。「人生の中でこんなにガンバレモンしてることないと思う。そのことについておめでとうって思いを伝えたい」と力説し、受験生に向けた特別授業を行った。 また受験生の悩みを直接聞いてアドバイスするコーナーもあったが、「この頃、人前で偉そうに話すのすげー苦手になってきた」と告白。「なぜなら、僕より君たちの方がよっぽど頑張ってるよ。ずっと勉強して毎日嫌なことたくさんあるじゃない?それを1つの形にしていくのは大変だと思う」と本音を吐露。 そして「勘違いしてるんじゃない?俺って前向きポジティブ野郎って感じするでしょ?全然だから。すべてネガティブに思ってる人だから。試合でも『勝てないじゃないかな』とかさっきも(イベント前)『できないんじゃないかな』って思った」と意外な一面を明かし、受験生を驚かせた。「毎年こうやって(イベントを)させてもらってるんだけど、一番力もらえる。色んな人見てるけど、本気の人って中々出会えない。この部屋のみんなは本気。それが僕のパワーにもなる」と真剣に語っていた。 イベントの最後には受験生の健闘を祈り神主さんとともに祈祷も行い、「全国の受験生のみんな、君たちはすべてをやってきた!だからこそ心を1つにがんばるぞー!信じてる!」と熱くメッセージを送っていた。
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スポーツ 2019年01月16日 12時21分
遂に現役引退の横綱稀勢の里 一方他の上位陣も…
進退をかけ臨んでいた大相撲1月場所で、初日から3連敗を喫した横綱稀勢の里。その去就が取りざたされる中、本日16日に遂に現役引退を決断し、各メディアによって大きく報じられている。 報道によると、稀勢の里から師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)に申し出があったのは15日夜のこと。その後30分ほどの話し合いを経て現役引退を決断し、16日午後の記者会見で自身の口から正式に表明する見通しとなっている。 何とか首の皮一枚繋がった昨年9月場所の再現とはならず、とうとう土俵を去ることになった稀勢の里。その決断の一因となったのが、初日からの3連敗であることは間違いないだろう。 ただ、3日目までの取組結果を見ると、上位陣で成績が芳しくないのは何も稀勢の里ばかりではない。今場所は昨年9月場所以来2場所ぶりに、白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱、豪栄道、高安、栃ノ心の3大関が揃って初日から出場しているが、星取表を見てみると、ここまで順当に3つ星を並べているのは白鵬のみ。それ以外の力士は「1勝2敗」が2人(鶴竜、高安)、「0勝3敗」が3人(稀勢の里、豪栄道、栃ノ心)と全員黒星が先行してしまっている。 中でも、特に心配なのが大関陣。3日目は豪栄道(対御嶽海)、高安(対北勝富士)、栃ノ心(対妙義龍)共に敗戦し“大関総崩れ”となったが、これは13日の初日に続き今場所2度目。今後も不振が続いていくようならば、次場所では「全員がカド番」という異常事態が発生する可能性も否定できない。 一方、こうした上位陣を尻目に若手は充実。先場所優勝の関脇貴景勝(3勝0敗)を筆頭に、小結御嶽海(3勝0敗/2横綱1大関撃破)、平幕錦木(3勝0敗/1横綱2大関撃破)、同北勝富士(3勝0敗/3大関撃破)といった面々が世代交代の風を吹かす兆しを見せている。 まだ序盤戦も終わっていない中、稀勢の里が去り、他も苦戦を強いられている上位陣。果たして本日4日目以降に、意地の巻き返しを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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中西&天山がナイガイ来訪 戸田競艇PR
2009年06月19日 15時00分
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きょう自由民主党合同部会で緊急提案を行う馳衆議院議員を独占直撃
2009年06月18日 15時00分
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サッカー 岡田ジャパン 丸裸にされた
2009年06月18日 15時00分
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時間かけてでも覚えよう正しいアドレス
2009年06月18日 15時00分
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リアルジャパン 蝶野 初代虎に降伏
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
リアルジャパン 三沢光晴さんとテッド・タナベさんに追悼の10カウント
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
リアルジャパン 藤川京子が長州に花束
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
ライガー&サスケが伝説の祭典再現へ
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
流星仮面FIESTA 風香が覆面天使に
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
ボクシング ライカ しょっぱなから背水の陣
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
ドラゴマニアIV開催発表
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
渋谷淳の渾身のローブロー
2009年06月18日 15時00分
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スポーツ
三沢さんを偲ぶ 全日・渕取締役が三沢さんとの知られざるエピソードを語った
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
三沢さんを偲ぶ 大学の恩師が切実な思いを告白
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
新日・菅林社長が献花
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
リアルジャパン 今夜後楽園ホールで何かが起こる
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
“流星仮面”16年ぶり来日
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
野球 クルーン離脱で巨人大失速!?
2009年06月17日 15時00分
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スポーツ
球界因縁のライバル(17) 大沢VS広岡
2009年06月17日 15時00分