北別府氏は16日午前、結婚を発表した大瀬良投手を祝福した上で、
「戸惑う場面もありますが、しっかりとした家庭を築けば更に活躍できるようになりますからね。その代わり、結婚して成績が落ちて行くとそれは辛辣な意見をダイレクトに貰いますからそこは力を合わせて乗り切っていかないといけないな」
と、野球選手と結婚について語る。そして、同日夜「鉄の心臓」という記事を更新し、
「活躍しないと本当に買い物や食事に行った際ダイレクトに(文句を)言われることもあります」と明かし、自身の妻が広島市内を訪れた際、心ないファンから、
「昨日のあんたんとこの旦那がしゃんとせんけえ負けたじゃろが!」と声をかけられたことを告白。
その際、北別府氏の妻は「ホンマですね〜いけませんね〜」と答え、大笑いしていたそうだが、野球をよく知らないため、「よく意味がわかっていないのではないか」と分析。そして最後に、
「結婚が決まったばかりの方には酷かもしれませんが、広島で暮らす野球選手の家族は鉄の心臓が必要かも?」
と持論を展開。ただし、「昔と違い今のファンの方は優しいから大丈夫でしょう」とフォローも忘れなかった。
このように野球選手の妻に心ない言葉を投げかけるファンは、広島だけではなく、阪神タイガースなどでもあると聞く。有名な話では、元阪神の掛布雅之氏が結婚後不振に陥り、ファンから酷い言葉を投げかけられたことを明かしている。
現在は妻が一般人の場合、顔を明かさないことがほとんどだが、大瀬良投手の妻はタレント。心ない言葉を浴びせられやすい環境といえる。北別府氏は“今は違う”と言うが、鈴木誠也選手が1月放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)内で、「広島では外に出られない。集まってくるので好きなところもいけない」と明かしており、広島県内でカープの選手が特別な存在であることは今も昔も変わっていない様子。
丸佳浩選手への異常とも思えるバッシングを考えれば、不振で心ない言葉をかけられる可能性は高いと言える。
3連覇を達成し黄金時代に入ったとも言われるカープ。「勝利が当たり前」と思うファンも増えつつあるだけに、「結果の出ない時」が心配になってしまう。心ない言葉を掛ける行為は、やめてもらいたいものだ。
記事内の引用について
北別府学の公式ブログより https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/